【レビュー】クラウドファンディング『Off-Ear(オフイヤー)ヘッドホン』開梱レポート&ファーストインプレッション

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クラウドファンディングで申し込みをしていた方も、もう忘れていたのではないでしょうか? 昨年11月に海外の「INDIEGOGO」で発表された、ソニーの「オフイヤー」ヘッドホンがついに週末に出荷になりました。

我が家にも届いていますので、早速レポートしたいと思います。

 

こんにちは、店員佐藤です。

海外でクラウドファンディングの発表があり、その週末には東京・麹町にある東京FMの社屋の地下にあるランナーズサイト「JOGLIS」で実機の特別展示をしていたのが昨年11月でした。

当時は秋開催予定だった東京マラソン2021が延期になったばかりで、まだコロナウイルス・インフルエンザ等感染予防が徹底されていた頃でイベント開催も勇気が必要だったと思います。翌年夏の出荷予定となっていましたが、その頃、感染拡大がどうなっているのか予想もできなかったので、自宅到着でオーダーをしていました。

ところが、海外サイトでの申し込みで、住所の記入とかちょっと不安があったんですが、どこでどう間違えたのか、住所記入は全然違うところになっていて(町名まではあっていたんですが丁目以下がでたらめな数字になっていました)、これでよく届いたな、という感じでした。

配達をしていた佐川急便さんが気を利かせて電話確認をしてくださったおかげで手にすることができた感じです。

日本でクラウドファンディングしてくれていたらなー、というところですが、ランニングに使うヘッドホンの市場というのは海外の方がはるかに大きいそうで、海外でのクラウドファンディングに挑戦したかった、というのがあったようです。それでも日本のファンのために、発送先はアメリカと日本にしてくれていたおかげで手にすることができました。

ちなみに発送元はアメリカではなく、日本のロジスティックセンターからでした。どこで住所記入を間違えたかナー。

箱を開けると、いつものソニーストア購入と同じ様な梱包なんですが、明細書がいつものソニーストアのものではなく、A4プリントの簡素なものでした。

ただ、パッケージを薄紙で包んでくれていて、なんか気持ちがこもった包装をしてくれています。

こちらがパッケージの外装です。

裏には印刷があり「SONY」のロゴも入っています。

製品名は「Off- Ear Headphone」で通っていますが、型名もついていて「WI-OE600」となっています。WIはネックバンドスタイルのヘッドホンの型番でOEはOff-Earの略でしょうね。

LinkBuds シリーズからこうして愛称で呼ばれるようになっていて型番での扱いをやめるスタイルになったようですね。

プラスチックを使わないパッケージになっているのは昨年夏発売の「WF-1000XM4」からですが、Off-Earヘッドホンも同様でした。すべて紙のパッケージになっています。

パッケージを開いていくと、出てきました。Off-Ear ヘッドホン本体です。

プラスチック包装をしていた時代は、外見上の見栄えが良いように、デザインが透明プラスチックの上から見える様に収納されていましたが、そういうパッケージをもう見ることはできないのかもしれないですね。

ということで、初対面の「Off-Ear ヘッドホン」がこちらです。

あの日、JOGLISで見た、完成予想のモックアップのままのデザインで、どこにもテープでの仮止めとかはされていない製品版です。

耳の後ろにかかるフック部にバッテリーや通信部、アンプなどが収納されていて、ヘッドホンドライバーは耳の穴に入れるのではなくて、耳の穴に向けて外部についているヘッドホンです。

これで音漏れは大丈夫?というところですが、これは電車の中で使うのでは無くランニング用です。外音を直接聞きながら、音楽や音声案内を楽しむヘッドホンになっています。

同梱品は本体の他に、短い15cm程度の長さのUSB type Cケーブルと、キャリングポーチ、そして取説類となっています。

こういう短いUSB type Cケーブルは何本あってもありがたいです。キャリングポーチもヘッドホンを入れるのにはやや大きめなんですが、そういう使い方は私はあまりせず、どこか旅先にカメラを持っていくときのアクセサリー入れにしてしまいます。このサイズだといろいろ使い回しができそうで助かります。

肝心のヘッドホンの持ち歩きのときにはどうするのかといえば、これはオフイヤーヘッドホンです。電源をいれていなくても装着して行ってしまえば良いわけです。

充電端子はカバー付きで右のキャビネットにあります。本体は防滴仕様ですが、ここの端子部は防水仕様にはなっていないので、使用時はキャップをはめて使ってください、ということになっています。

操作部分も右側にあり、3つのボタンで操作をします。真ん中ボタンの長押しで電源のオンオフ。さらに長押しでBluetoothペアリング、短く押すと曲の再生停止。あとは短押しでボリュームの調整、長押しで曲送り戻しとなっています。

電源ボタンの2度押しで通話が可能になるなどの機能も搭載しています。

ペアリングについてはAndroidの「Fast Pair」などには対応していないため、スマートフォンなどの機器接続設定から、Bluetoothの新規接続設定からつなぐ必要があります。

一度セットすれば、あとはOff-Earヘッドホンの電源を入れるだけで接続します。

開梱してからすぐに近所の公園へ持っていって、試走してきました。

ランニングに使うヘッドホンだと着地したときの衝撃で「ドシンドシン」という音が聞こえてしまうのが気になるという方は多いと思いますが、どうやらあれはイヤホンが自重でかかる耳の穴との摩擦で出る音みたいですね。

Off-Earヘッドホンでは耳の穴にドライバーを入れるスタイルではないので、そういう音は一切しません。軽減されているとかいうレベルではなく、まったく衝撃音はしません。

見れば、こうして耳からは離れたところにドライバーがあるので、まったく衝撃音はしないんですね。

これは非常に快適です。

それと、音楽を再生したときの音質ですが、おそらくランニングに使うヘッドホンの中では最高のものになると思います。

ヘッドホンとして音質だけを比較すると重低音が足りない感じにはなるのですが、全体の音質は非常にクリアで、左右の分離感も高く、また耳の外から鳴っているので、音場が頭の中にできてしまう感じはなく、オーバーヘッドタイプのヘッドホンみたいな開放感のある音がなります。

普段、骨伝導ヘッドホンを使っている妻からは「やけに音が良い」という評価をいただきました。

骨伝導ヘッドホンではこめかみ部分に振動部を密着させる必要があるため、やや強い力で圧迫してくるんですが、Off-Earヘッドホンではそれはなく、いつまででも装着していられる感じです。

音質については比較するレベルではないというか音楽用ヘッドホンと通話用ヘッドホンくらいの違いになっているかと思います。

音楽だけではなく、音声アナウンスも聞きやすかったです。

ランニングをしている方でヘッドホンで音楽を楽しむためにスマートフォンを使っている方でしたら、そのほとんどの方がランニングアプリを使っているかと思います。ランニングアプリはGPSや各種センサーを使って、走行距離からペースやピッチ、ストライド幅などまで記録を取ることができます。それらのデータを元に走行中のランナーに時間と距離、そして現時点の速度ペースなどを音声で伝える機能があり、それを聞きながらトレーニングをしています。

やや音楽の音量を落として、アナウンスの音声を流してくれるんですが、音量が小さめでも音質が良いので、アナウンスが聞きやすく感じます。

オフイヤーなので周りの音もすべて聞こえます。後ろから自転車が追い越してくるときも、ちゃんとその音は聞こえているので安心してランニング、ジョギングすることができます。

LinkBuds Sでも強力な外音取り込み機能で、ある程度外音は聞こえるのですが、生の音にはかないません。衝撃音もします。

穴あきイヤホンの「LinkBuds」も生音は聞こえるんですが、耳の形に制約があり一部、形が合わないという方もいらっしゃるのですが(私も右耳は形があいませんでした)、Off-Earヘッドホンは、そうした耳の形などの合う、合わないはありません。

今まで使ってきた中で、最強のランニングヘッドホンがやってきた感じがします。

 

さて、個人的な話になりますが、来月「東京レガシーハーフマラソン」というのが開催され、それに当選していて出場させてもらう予定でいます。

「東京レガシーハーフマラソン」は今年の開催が第1回目になります。本来、東京で開催されるはずだったオリンピックのマラソンコースを走ることができるハーフマラソンの大会で、スタートとゴールはなんと国立競技場というイベント。10月16日に開催されるんですが、そのときまでのトレーニングに使える、超強力な武器がやってきた感じです。

音質がここまで良いと、走っているときのテンションがあがるんですよねー。w 新しいプレイリストを作って、初開催の東京レガシーハーフマラソンにチャレンジしてきたいと思います。

 

「Off-Ear ヘッドホン」はクラウドファンディングの製品が出荷になったばかりですが、これからのマラソンシーズンに向けて、おそらく製品版としてソニーから発売があるかと思います。

製品版の発表がありましたら、是非、ご検討になってみてください。Off Ear ヘッドホンは当店店頭で近日中に展示をしたいと思います。

 

☆INDIEGOGO「Off-Ear Headphones -for comfortable running -Sony」

☆半蔵門ランナーズサイト「JOGLIS」 Sony「オフイヤースタイルヘッドホン」体験会開催

 

【レポート】クラウドファンディング『オフイヤーヘッドホン』実機レポート

 


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ソニーストア価格:
26,400 税込
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発売日 2022年6月3日 メーカー商品情報ページこちら
延長保証 5年ワイド:3,300円
3年ワイド/5年ベーシック:2,200円
3年ベーシック:無償
ソニーストア
購入特典
ソニー提携カード決済で3%オフ
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店頭にて実機展示しています
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ソニーストア価格:
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発売日 2022年2月25日 メーカー商品情報ページこちら
延長保証 5年ワイド:3,300円
3年ワイド/5年ベーシック:2,200円
3年ベーシック:無償
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