Nianticの『Ingress Prime』×ソニー「LinkBuds S」でオーディオAR体験
先月末の話になるんですが、プレス発表の際に案内されていたNianticの位置情報ゲーム『Ingress Prime』でのオーディオARが解禁になり、Androidユーザーさんも街中で立体音響のオーディオARが体験出来るようになりました。
『Ingress Prime』というのは私もプレイしたことはないんですが、遊んでみましたので、その体験をレポートします。
こんにちは、店員佐藤です。
「LinkBuds S」は6月3日に発売されたソニーの一番新しいワイヤレスイヤホンです。ノイズキャンセリング機能を搭載したもっとも小型なモデルで、歴代モデルの中でももっとも「外音取り込み」の聞き取りやすさが良く「ながら聴き」という、常時装着したままでの使い勝手も非常に良いモデルになっています。
性能面ではフラッグシップモデルの「WF-1000XM4」の方が上とはなっていますが、装着感の良さなどバランスの良いモデルで、私もジョギングの際に利用させてもらっています。
「セーフリスニング機能」という、聴覚への影響を測定する機能を初めて搭載したソニーイヤホンで、音楽などはそうでもないのですがスマートフォンで映画やゲームをしているときについついボリュームを上げてしまって、耳へ負荷をかけてしまっている、というのも数値で見せてくれて、警告を出してくれる機能も搭載されています。
今後、発売されるソニーのヘッドホンにはこの機能が搭載されてくるんだと思いますが、いち早く使いたいモデルでもあります。
さて、その「LinkBuds S」に7月下旬から上記の案内が出るようになっているようです。穴あきイヤホンの「LinkBuds」の発表時にアナウンスがあったのですが、Nianticの位置情報ゲーム『Ingress Prime』がLinkBuds、LinkBuds Sに対応したという案内が出ています。
Nianticは「ポケモンGo!」で有名ですが、ポケモンGo! の大ブレイクの前にリリースしていたのが「Ingress」で、これをベースにして「ポケモンGo!」も開発されていると聞いています。
「Ingress」は位置情報を使った現実世界での陣取りゲームで、ポケモンGo!の様に現実世界を歩いて陣取り合戦をするゲームになるんですが、移動中にソニーの「LinkBuds」「LinkBuds S」を使うと「ポータル」と呼ばれる陣取りをするためのポイントが音だけで分かるようになるんだとか。
ということで、LinkBuds Sの専用アプリ「HeadPhones Conncet」のセッティングから行っていきます。
ソニーの「HeadPhones Conncet」アプリではLinkBuds シリーズ用の「サービス」タブが用意されていて、ここにIngress Primeの設定が用意されています。ここで設定を行えば「HeadPhones Conncet」の設定は完了です。
続いてはゲームアプリ「Ingress Prime」の設定をしていきます。アカウント作成ではFacebook、もしくはGoogleアカウントで作成をすることができるので、ここはGoogleアカウントにしておくと便利かも。
このあと、ユーザーネームを作成するのと緑色の「エンライテンド」にするか水色の「レジスタンス」にするか、チーム選択をします。私の近所では「レジスタンス」が圧倒的に多いみたいで、川を越えた向こう岸までいくと「エイライテンド」が多い、という地理的な特徴がありました。あとから変更ができないので、こういうのは完全に運みたいなので好きな色で選んで良いかと思います。
さて、始めたばかりのうちはまだレベルも低く、やれることは少ないようです。
ゲームの流れとしては水色なり緑色の自分のチームの陣地を増やすべく、敵の「ポータル」と呼ばれる拠点を攻撃したり奪ったりして陣地を広げていくんですが、低レベルのうちはまったく戦力にならず、敵を攻撃したりすることはできません。
敵でも味方でも「ポータル」に近寄って「ハック」(アクセス)すると、経験値とアイテムがもらえるので、ゲームの冒頭はこれを繰り返していきます。
そして、たまに水色でも緑色でもない白いポータルが見つかるので、ここに「デプロイ」と言って、空いているスロットに自分の「レゾネータ」というカセットみたいなものを入れていきます。これでも自分のレベルが上がっていきます。
これもなにか意味のあることなんでしょうけど、レベルが上がっていくとチュートリアルでいろいろ教えてくれるようになるはず。
と、いうことで、ゲーム冒頭ではこうして地図を見ながら「ポータル」のあるところまで実際に移動していき、そこでゲームプレイをする、というのを繰り返していきます。
モロに「歩きスマホ」になりそうなものなんですが、ソニーの「LinkBuds」「LinkBuds S」に搭載されているヘッドトラッキング機能を使うと自分の頭の向きを検知してくれて、ポータルのある方向を音で分かるように演出してくれます。
実際にプレイしてみると映画「ブレードランナー」みたいな感じで、ワンワンとした反響音のある世界で、機械音や英語で話す音がしてきて、これが「なんとなく」ポータルのある方向を示してくれています。マイクロソフトのSoundscape(iOS用音声地図アプリ)みたいなわかりやすさはないのですが、ゲームの演出としてはなかなかの盛り上がり。
Ingress Primeの設定で「ヘッドトラッキングを有効にする」のチェックを入れれば、立体音響によるオーディオARが楽しめます。
これでポータル探しをすると、本当にポータルのある方向がわかるのと、音量で距離もわかります。歩くときに重要なのが、LinkBuds Sの外音取り込みの設定で、これをオンにしておくことで、実際のリアルの街の音とミックスされて、ある程度の危険回避もできます。
「ながらスマホ」にならないように、目標ルートを決めたら、音だけを頼りのジョギングしていって、目的地についたら立ち止まってスマートフォンを確認して操作、というのを繰り返していきます。100~200mごとのダッシュを繰り返し行う感じです。
さて、レベルがあがるまで(私もまだ始めてから2日ほどしか経っていません)は、ポータル探しをして、ハックしてアイテムをもらってのレベル上げくらいしかできないんですが「ミッション」と呼ばれる、これらのポータル探しの旅を楽しくしてくれる仕掛けも用意されていました。
メニューを開いて「ミッション」を選択すると、スタート地点がここからどれくらい離れているのか、ミッションを行うのにどれくらいの時間がかかるのかが案内されたリストが表示されます。
このうちの一つを選んでみると。。。
こんな感じで、ポータルを順番に回っていくゲームが用意されているわけです。ミッションをクリアしていくとメダルがもらえてプロフィール画面でそれらが表示されるようになるそうです。
近所を無目的に散歩するのって大変なんですが、これを使って近所のミッションを全部クリアすると相当な距離を歩けそうです。
ということで、Nianticの『Ingress Prime』×ソニー「LinkBuds S」でのオーディオAR体験でした。英語が多いのと、独特の単語を使っているので、最初はなんだかわからないんですが、やっていることは(最初のうちは)単純なことばかりなので、使っているうちにルールがわかっていく感じです。
ソニーの「LinkBuds S」「LinkBuds」をお持ちの方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
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