ハイレゾストリーミングするならウォークマン一択! おすすめ理由を徹底解説
ハイレゾ音源のストリーミングサービス「mora qualitas」をこの冬はたっぷり堪能しているところなんですが、ウォークマンでないと行けない理由が使っているうちにいくつも見えてきました。
ウォークマン「NW-A105」ですが、本体のアップグレード、mora qualitasのサービスのアップグレードのおかげで登場当時から比べると環境がかなり良くなっています。改めてそのメリットを紹介したいと思います。
こんにちは、店員佐藤です。
今月はハイレゾストリーミングサービス「mora qualitas」に加入していて、手持ちのウォークマンA100シリーズでハイレゾミュージックを聴きまくっています。
そういえば「mora qualitas」がサービスを開始した当初はPCでのみのサービスで、スマートフォンやウォークマンで楽しむことはできなかったんですよね。今はスマートフォン向けのアプリが出ていて楽曲のダウンロードにも対応しているので、オフラインで使うストリーミングウォークマンでもガッツリと聞くことができます。
ウォークマンA100シリーズは外部メモリーとしてマイクロSDカードを使うことができて、ここにmora qualitasのストリーミングデータをダウンロードすることが可能。
ハイレゾオーディオは容量的に破壊力満点でアルバム1枚で2~3GBくらいのデータを消費するため16GBとか32GBくらいのメモリーでは全然足りなくなるところですが、今はマイクロSDカードって激安ですからね。
私も1万円かからずに512GBのカードが買えたので、これをウォークマンに入れて使っています。この環境だと、ほぼ無限にダウンロードができる感覚です。
自宅にいるときにウォークマンでmora qualitasアプリを開き、楽曲を再生して聴きながら、聴きたい曲をダウンロードしていくんですが、ダウンロードの方法も1曲ずつとかではなく興味のあるアーティストのアルバムを片っ端からダウンロードとか、プレイリストの曲も全部ダウンロードとか、曲を購入してダウンロードするときとは取り込む曲の量が段違いになります。
ハイレゾ楽曲も一網打尽で、こういう使い方をしていると100GBくらいはすぐに使ってしまいますね。
先週もmoraならではというか、ウォークマンの発売年毎のプレイリストが紹介されていて1979年から2009年までのウォークマンモデルと合わせた楽曲プレイリストが楽しめると紹介しましたが、なんと、探してみたら2019年のウォークマンプレイリストとかも見つかってしまいました。
見てください、もうこれは現行機種ですよ。ウォークマンA100シリーズとZX500シリーズが並んで紹介されていました。アーティストもKing Gnu とかYOASOBIとかがずらり。全然懐かしくないんですが、ハードとソフトウェアの融合を感じられるプレイリストです。
そして、先日、YouTubeでLiSAが1億回再生を記録したことがニュースになっていた「THE FIRST TAKE」という一発撮りの歌唱動画がありますが、それのハイレゾ音源のプレイリストなども発見。
ソニーミュージックのアーティストがずらりと揃っていて、これらすべてがハイレゾ音源でダウンロードしてウォークマンで聴くことができます。
音源が充実してきて、まさにハイレゾ祭りになっている「mora qualitas」ですが、これらのハイレゾ楽曲がウォークマンでハイレゾ音源として聴けるようになったのはつい最近なんです。
2020年の5月28日にウォークマン本体のアップデートがあったんですが、このときにようやくハイレゾ音源のストリーミングサービスをハイレゾのままで聴けるようになったんです。
それまではウォークマンアプリだけがハイレゾ音源での再生に対応していて、ストリーミンクサービスの音についてはAndroid OSの制限により再生音質について制限がありました。Ver.2.0のアップデートによりハイレゾストリーミングサービスについてもAndroid OSの制約を外して、本来の音質で再生ができるようになっています。
ただ、設定は必要で設定メニューから音質設定で下記の設定を行う必要があります。
デフォルトはオフになっているのでスイッチをオンに切り替えて利用します。
これでハイレゾストリーミングサービスを100%楽しめる様になりました。
なお、ウォークマンには音質設定のアプリが搭載されていて、これを使うコトでハイレゾストリーミングサービスの音質も調整可能。2020年10月のアップデート「Ver.3.0」でBluetooth接続時の音質調整も可能になったのに加え、AI技術を使ったアップスケーリング機能「DSEE Ultimate」も搭載されました。
ウォークマンA100シリーズは発売された後に、このVer.2.0とVer.3.0の2回のアップデートによりかなり大きな機能追加をされているんです。
2019年秋の本体発売当時にはできなかったことが今は理想のハイレゾプレーヤーとしてアップデートされています。
スマートフォン「Xperia」シリーズもハイレゾ再生に対応はしていますが、内部回路の完全対応や、Bluetooth接続時の音質調整、アップスケーリング機能などまで搭載し、デジタルアンプで鳴らして最高音質でストリーミングサービスを楽しめるのはやはり「ウォークマン」ということになります。
なお、2019年の発売当時には「ウォークマン40周年記念モデル」として「TPS-2」という初代ウォークマンのデザインで作られた特製ケースが同梱になったスペシャルパッケージが発売されていて、ものすごい勢いでオーダーをいただいたのを覚えています。
私もこのときに40周年記念モデルとして買わせていただいているんですが、このケースがもったいなさ過ぎて使えずにいます。
そこで、自分で専用ケース「CKS-NWA100」を購入して「布プリ」に自作のウォークマンデザインをプリントしてオリジナルケースを作るというのを一時やっていました。
お客様も巻き込んで店頭で何回かワークショップも開催。
人気があったのは2代目ウォークマン「WM-2」デザインのケースでした。TPS-2よりもウォークマンとして大ブレイクしたのが「WM-2」で、私も初代ウォークマンというとこちらの「WM-2」の方を連想します。
表と思っていたボタン配置の部分は実は裏で、背面にカセットが見える窓があるため、TPS-2ケースとはちょっと向きが変わった形になります。
ちなみに窓から見えるカセットウォークマンの窓部分の画像は、なんとウォークマン開発者の佐藤氏からのプレゼントです。
修正しました。左右反転してました(^-^;
矢印も追加 pic.twitter.com/0AbcuamiHc— Hiroaki Sato (@Hiroaki59612632) February 18, 2020
すごいですよね。本物のウォークマンの開発者の方からの非公式画像です。自由にダウンロードしてウォークマンに入れて楽しんでください、とのことです。
その後も「WM-20」(私が高校生の時に買った初めてのウォークマン)やオートリバースモデル「WM-101」などのケースも作ってみました。
なんでもそうですが、回数を重ねて行く毎にこういうのは上達していくんですよね。(ケースの購入代だけでウォークマンが1台買えたという話もありますが) 「WM-101」の完成度は我ながらかなり良い感じで、このケースに入れて持ち歩くことが今まで一番多かったかも。
カバンに入れて持ち歩いているので、ケースにダメージが与えられるようなシーンはほとんどなく大事に使っていますが、1年使っても劣化はそれほどなく、今も良い感じで使えています。
こうした自作ケースで楽しむことができるのもウォークマンの楽しみです。
※当店デザインのプリントの元絵の公開をリクエストいただくことがありますが、ソニーさんのロゴやウォークマンのロゴを使っている事もあって公開は控えています。ご了承ください。
さて、これからウォークマンA100シリーズを購入しようという方に向けてモデル選びの点でちょっと注意していただきたいのが容量の話です。
40周年記念モデルは16GBメモリー搭載モデルがベースになっていたのですが、メモリーは16GBも使えません。私のウォークマンにはアプリは基本的に何も入れないようにして運用していて、現在は「mora qualitas」と「Spotify」「amazon music」「Sony Headphone Connect」しかインストールしていないのですが、もうこれがギリギリの運用になっています。
これで空き容量が20%程度になっています。空き容量2GBを切ると、動作が不安定になるため空き容量を増やしてください、というメッセージが表示されるんですが、そのギリギリ手前です。
ちなみにこちらは別のウォークマンA105で、初期化してすべてのアップデートを済ませたときの状態です。まだなにもアプリや楽曲を入れていない状態でも16GBメモリーのうちの67%が使われているのがわかります。システムが7.9GBを使っているので最初から半分しかメモリーは空いていないんです。
ここにアプリと楽曲をダウンロードして使うのはさすがに無理があります。楽曲についてはマイクロSDカードを追加して使うコトができますが、アプリのインストールは内部ストレージに入れる必要があります。
音楽を聴くためにはマイクロSDカードを入れる事が最初から前提になっているモデルなんですが、ウォークマンに音楽アプリ以外のものをインストールしてAndroid 端末として使うようであれば、16GBモデルではなく、32GBモデルのNW-A106、64GBのNW-A107を検討された方が良いと思います。
「WM-2」ウォークマンが発売されたのはちょうど40年前で、今年は「WM-2」の発売40周年記念イヤーになります。WM-2デザインのウォークマンにしたいと言う方はチャレンジしてみますか!?
ちなみに、当店のワークショップを開催したときにケーストップに貼るためのシールを大量に作っています。まだ残りが9枚ほどありますので「WM-2」ウォークマンを入手した際には店頭へお越しください。当店経由でウォークマンを購入いただいている方へプレゼントいたします。
それと「mora qualitas」のオリジナルケースもいくつかあります。当店にてウォークマンをお買い上げの方へプレゼントいたしますので、ウォークマンご購入の際は当店をご利用ください。(数に限りがありますのでプレゼントは無くなり次第終了します。)
ウォークマンAシリーズ NW-A100 シリーズ |
ソニーストア価格: 32,000 円+税~ |
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発売日 | 2019年11月2日 | メーカー商品情報 ページはこちら |
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延長保証 | 3年ワイド:4,000円+税 3年ワイド/5年ベーシック:2,000円+税 3年ベーシック:無償 |
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ 24回分割払手数料0%キャンペーン |
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テックスタッフ 店頭ご利用特典 |
10%オフクーポン(併用不可)プレゼント中 テックスタッフ店頭ご利用特典 |
ウォークマンA100シリーズ 専用ソフトケース CKS-NWA100 |
ソニーストア価格: 3,300 円+税 |
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発売日 | 2019年11月2日 | メーカー商品情報 ページはこちら |
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ |
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テックスタッフ 店頭ご利用特典 |
10%オフクーポン(併用不可)プレゼント中 テックスタッフ店頭ご利用特典 |
☆「mora qualitas」公式ホームページはこちらから
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