【レビュー】ソニーストア SIMフリー『Xperia 5』で使う「Rakuten UN-LIMIT」 楽天モバイルはどこまで使えるか実地レポート
ソニーストアで販売がスタートし、いきなり納期1か月待ちになってしまった、大注目のSIMフリースマートフォン「Xperia 5」ですが、誰でも考えるのがデュアルSIMを使って、現在のキャリアと1年間無料で通信し放題で利用できる「Rakuten UN-LIMIT」の両刀使いだと思います。
先着300万人限定で解約金なしで1年無料で使い放題の通信サービスが利用できるのは今だけ! 利用しないと損! この際「Rakuten UN-LIMIT」への乗り換えをしても良いかも! と、いう方もいらっしゃるかと思いますが「でも、楽天モバイルってサービスが始まったばかりだし通信エリアがすごく狭いイメージ。本当にどこでも快適に通信ができるのかな?」という不安をお持ちの方もいらっしゃると思います。
当店では4月8日のサービスインから約5か月、毎日の通勤で密かに楽天さんの基地局ウォッチを続けており、先週はやや広範囲に電波取得のロケもしてきました。ソニーストアのSIMフリースマートフォンで実際に楽天モバイルはどこまで通信できるものなのか、実地検証してきていますのでここでまとめてレポートしたいと思います。
楽天モバイルとキャリアをデュアルSIMで使う「Xperia 5」レビューレポートです。
こんにちは、店員佐藤です。
「料金プラン無料」という言葉に私はとても弱いです。今までもSo-netさんの無料通信プラン「0 SIM」のお世話になってきていました。毎月500MBまでのデータ通信が無料で、以降100MBごとに100円というお手軽な料金体系で、キャリアの通信プランで料金アップしてしまう瀬戸際のギリギリの時にはSo-netの0 SIMに逃げてキャリアの料金アップを避ける、ということをたびたびさせてもらってきました。
その、So-netの0 SIMも8月いっぱいでサービスが終了することになり、他にお手頃な通信サービスを探す必要があったんですが、4月8日から楽天モバイルが第4のキャリアとしてサービススタート。
データ使い放題、通話し放題で月々2,980円という低価格&わかりやすい料金プラン。しかも当初は1年間の通信料金を無料にしてくれるという超太っ腹キャンぺーンを開催しています。
例によって「ただし」というのがいっぱいつくのですが、1年無料というのは先着300万人までで、現在、100万人に到達したばかりとのことなので当面問題はないのですが、通信エリアとデータ通信量にはやや制限があります。
楽天の自社回線=自社基地局で通信をした分に関してはデータ通信使い放題なのですが、自社エリア外ではauさんの回線を使う「パートナー回線エリア」のサービスを利用することになり、こちらは月々5GBまでのデータ量制限があります。上限の5GBに達しても通信スピードが最大1Mbpsに制限されるだけで、割と高速なスピードでの制限なので実質上はそれほど問題がないとも言えます。
ただゲームをしたり動画配信を中心に利用しているヘビーユーザーさんからは「5GB制限はちょっと」という声もあるかと思います。
普段、動画配信などはモバイルで利用しない私も6月にVLOGCAMの「ZV-1」を使って動画のアップロードをして遊んでいたらたった数日で5GBを使い切ってしまいビックリしたことはありました。奥多摩湖に遊びに行っていたのですが山奥だと楽天回線はまだ整備されていなくてauのパートナー回線を使うことになります。
楽天回線エリア内で使うんだったらほぼ問題はないので、23区内在住の方はすぐにでも利用をされた方がよいかと思いますが、微妙なのはその楽天エリアの周辺地域にお住いの方。私も埼玉県から通勤していて、ちょっと微妙な立場だったんですが、楽天モバイルで用意しているサービスエリアマップを見ると我が家はギリギリ楽天回線エリアに入っていたんです。
これはラッキー♪ということで利用していたですが、いざ、利用してみると自宅ではauさんのパートナー回線での利用になっていました。
ちなみに楽天モバイルで用意されているサービスエリアのマップはこんなものになります。拡大していくと各地域エリアごとの通信マップが見られます。
懐かしいですよね。20年以上前ですが携帯電話のサービスやPHSのサービスが始まったばかりの時はカタログに絶対にこうした地図が掲載されていて、何月頃までにここまでエリアが広がるとか説明が必ず載っていましたね。懐かしいあの感じが、今、楽天モバイルで繰り広げられているんです。
このピンクの濃い色のところが楽天モバイルの自社回線のエリアです。薄いピンクのところがパートナー回線のエリアでauの通信網を利用します。どちらでも楽天モバイルのSIMで通信ができますが、データ使い放題なのは濃いピンクのエリア。薄いピンクのエリアでは月間5GBまでのデータ量制限が発生します。
docomo | au | SoftBank | Rakuten | |||
ドコモ、ソフバンのメインバンド | Band 1 | 2.1GHz | ◎ | ◎ | ◎ | |
楽天のメインバンド | Band 3 | 1.7GHz | ◎ | 〇 | ◎ | ◎ |
ソフバンのプラチナバンド | Band 8 | 900MHz | ◎ | |||
Band 11 | 1.5GHz | △ | △ | |||
auのメインバンド | Band 18/26 | 800MHz | ◎ | ◎ | ||
ドコモのプラチナバンド | Band 19 | 800MHz | ◎ | |||
Band 21 | 1.5GHz | △ | ||||
各社プラチナバンド | Band 28 | 700MHz | 〇 | 〇 | 〇 | |
Band 41 | 2.5GHz | △ | △ | |||
Band 42 | 3.5GHz | △ | △ | △ |
こちらの表はキャリア毎に使っている周波数帯をまとめたものになります。他の3大キャリアでは複数のバンドを使って通信するのですが、楽天モバイルでは自社回線は「Band 3」しかなく、しかも周波数が高いため建物などの入り組んだところには弱い回線となります。
そこをauのプラチナ回線、メインバンドのBand 18/26で補完しているわけで、なかなかいい関係ではあります。
ちなみにソニーストアのSIMフリースマートフォン「Xperia 5」はどちらのバンドにも対応をしています。ドコモやソフトバンクのSIMロックを解除した端末で楽天モバイルを利用しようとすると、auのBand 18/26は利用できないのでご注意を。ドコモ、ソフトバンクのSIMロックフリー端末だと23区内の濃いピンクエリアでしか通信ができない端末になります。
いざ、楽天モバイルの回線を使ってみると埼玉県の我が家から職場のある新橋まで、やや通信が途絶するところがあるものの、大体の通信は可能。mora qualitasのハイレゾ音源配信も、YouTube動画もたまにしか途切れずに楽しめます。 地下鉄を利用しているときもauのパートナー回線がうまく捕まえられるので、普段使っているドコモ回線と同じくらいの感覚で使えます。
ただ、一部、通信ができないエリアもあって、私の場合は東武東上線の和光市駅と、山手線の新宿駅で途絶していました。その駅の前後は通信できているんですが駅のホームに入ると楽天回線もau回線もつながらず通信が途絶します。他にもそういうエリアがチラホラあるみたいなんですが私が気が付いたのはその2駅です。
基地局が周りにないはずはありません。どんなことになっているのかな?と、調べ始めたときに非常に具合のよいアプリを見つけました。
「Network Signal info pro」というアプリです。これはモバイル通信、WiFiなどの無線通信の詳細データを表示してくれるアプリなんですが、通信している基地局の場所をマップに表示してくれるという他にはない機能が利用できます。無料版と有料版があり私は使い込むつもりで有料版にしていますが、無料版でもほぼ同じことができます。
当初は楽天モバイルの自社回線とau回線のどちらで通信しているのかを調べるだけだったんですが、マップに表示されるのは楽天回線だけでau回線は不明の基地局ということでマップ表示されないことが判明。
純粋に楽天基地局だけの基地局マップが作れるアプリなんです。これをドコモのスマートフォンと一緒に持ち歩くと、ドコモ回線の基地局マップも作れます。
新橋界隈を歩いてみて、できたマップがこちらです。
左が楽天モバイル、真ん中がドコモ、そして右がこの2つのマップを重ねて合成しドコモ基地局をグレーに、楽天基地局をイエローにして表示したものになります。(うちのお店が地図のど真ん中に位置しています)
こうして、新橋エリアだけで比較してしまうと、楽天回線の基地局がものすごく少なく見えるかもしれませんが現時点ではほとんど問題なし。だって、ドコモユーザーさんと楽天ユーザーさんの数の違いは多分、この基地局の数以上に差があります。
4月にスピードテストをしてみたときはウチのお店で100Mbps越えの送受信を記録したこともあります。
ちなみにこちらはリクエストをいただいていた西新宿方面のマップです。月曜日に車で巡回してエリアの大体の基地局を拾ってきました。歩きではなく自動車からの測定で割と早いスピードで流れているのでドコモさんの基地局は全部拾い切れてはいないと思いますが、楽天基地局は全体的にまんべんなく広がっています。
おそらく23区内はこうして良い感じに基地局は配置されていると思われます。
で、この5か月で私が拾った楽天基地局のマップがこちらです。楽天モバイルの通信エリアマップに重ねてみました。なんだスカスカじゃん、というところですが、私のマップは行ったところの基地局しか表示されません。未調査エリアだらけなんです。
なので基地局が置いてないエリア、というのもこれだとわかりません。ですが、ここにドコモの基地局を重ねると楽天の基地局がない場所がわかります。
それが↓こちら。
グレーのポイントがあるところは私が足を運んだ場所で、そこに黄色いポイントがついてない、ということは楽天の基地局が、そこにはない、ということになります。
あくまで楽天モバイルの推奨機種ではないau版のXperia 1と、ソニーストアのSIMフリーモデルのXperia 5での測定結果なので参考程度の資料にしかならないんですが、自分で測定していてわかったことがあります。
それが↓これ。
先ほどの地図に県境と23区境の線を入れてみるとわかるんですが、23区内だけ最優先で基地局が設置されているんです。
すごくわかりやすくて京浜東北線に乗っていると赤羽を過ぎて荒川を渡ると楽天回線はなくなるし、甲州街道を走ってて西東京市に入った瞬間にau回線に切り替わるし、東武東上線も成増駅を出発すると間もなくして楽天回線がなくなります。
わかりやすく23区内だけ基地局が設置されている様子がわかります。ちなみに↑この地図の右上に一直線で伸びているラインがありますが、これ、京浜東北線でお盆明けに乗った時に記録しました。お盆休み前にはなかったラインで、この期間に基地局が一気に設置されたのかも。
23区の外を走るJR武蔵野線は全域楽天回線は見つからないし、多摩川の外を通るJR南武線も全滅状態です。
全滅状態と言ってもau回線は使えるので通信ができないわけではなく、月間5GBの通信料を消費しますよ、というだけの話なんですけどね。
こちらは京葉線による千葉の湾岸エリアです。楽天マップではこの辺りは濃いピンクで楽天回線エリアとなっていますが、au回線を使うケースが多いようです。
ちなみにディズニーシーにお盆休みに遊びに行かせてもらってきましたが、ドコモの基地局はディズニーシーの中も張り巡らされまくっていました。楽天基地局は舞浜の駅の向こう側に1局あるのみで、au回線を利用することになります。
こちらは横浜地区です。当店と長くお付き合いいただいているお客様が相鉄線に就職されたとのことでお祝いを兼ねて?乗車してきました。が、相鉄本線のエリアでは楽天回線はみつからず、横浜のみなとみらい地区、中華街までしか基地局はないようです。
石川町の駅を過ぎると基地局は見つかりません。
面白いのはJR鶴見線で、関東の秘境駅「海芝浦駅」まで行ってきたのですが、鶴見線エリアには楽天基地局がなぜかあります。
こちらは我が埼玉県エリアです。先ほど紹介した通信途絶する和光市駅は23区域から出てすぐのところです。こうした都境にあるエリアは要注意かもしれません。
そして広く大宮を中心にしてピンクの楽天エリアが広がっているのですが、私が測定したところでは浦和から大宮まで、全然、楽天の基地局は見つかりませんでした。このピンクのエリアは「ここまで楽天の基地局があるエリアです」ではなくて「ここまで楽天の基地局だったらいいな」というエリアなのかも。
ただ、大宮を過ぎて2駅の土呂駅の周辺にだけ楽天基地局が陸の孤島のごとく広がります。ここに何があるかというと、おなじみ「りすの家」です。
シマリス撮影の時は楽天回線が使えますので、シマリスの写真や動画をアップロードし放題です。
こちらはおまけ。お盆休みの時に富士スバルラインをロードバイクで登るのに挑戦してきたんですが、その時も、わざわざ楽天回線のスマートフォンと、ドコモのスマートフォンの2台を持って電波測定しています。
ドコモの基地局の位置がちょっと怪しいというか、大沢崩れの中に基地局はないだろう、と思えてしまうんですが、データ的にはご覧の状況。楽天基地局はないし、au回線を使ったパートナーエリアでもエリア外になるところがいくつもあります。
楽天モバイル+Xperia 1による通信ですが、スバルライン(富士山山頂の北のところにある道路)からは全域で通信ができました。
さらにこちらもおまけ第2弾。これは福岡の様子です。短時間でしたが福岡空港と福岡市内を移動する機会があり、そのときも基地局をゲットしてきています。
基地局の位置がちょっと怪しいんですが、それでも3ポイントゲットしてきました。
楽天基地局がなくてもauのパートナー回線で接続してくれるので地方都市でも通信自体は普通にできるイメージです。
こちらのマップは4Kサイズの画像ファイルです。調査したいエリアを拡大してみてみたい、という方がいらしたらご利用になってみてください。
通勤路をあちこち変更して少しずつ調査しているのですが5ヶ月の時間差があるので、現在は基地局が増えているというエリアもあるかと思います。あくまで参考程度にご利用ください。
「Network Signal info pro」にはマップのログ機能だけではなく電波強度の測定モニターもついています。
こうしたグラフを見ると電波の強さだけしかイメージしないと思いますが、これは基地局からの電波の強さを示しているだけ。その下にある「LTE RSRQ」というのは基地局の込み具合を示します。「-3dB」だと他に接続している人もいない最強状態で「-10dB」だと割と混んでいて遅さを感じる状態。「-16dB」あたりになるとラッシュアワー状態という目安。
「LTE RSSNR」はノイズとのSN比です。-12dB~40dBで推移していてマイナス数字になっているときは条件がかなり悪い、という見方をします。
上のものは今朝、有楽町駅でドコモ回線で取得した数値です。「LTE RSRQ」は-6dBなのでほぼ混雑なしでつながっているところ。「LTE RSSNR」も28dBなのでかなり条件がよさそうです。
こちらは楽天モバイルで計測したところ。「LTE RSRQ」は-14dBでだいぶ混んでいることになります。「LTE RSSNR」も-10dBと条件はかなり悪い状況。
通勤時間帯だと基地局の少なさがこんな風に影響してきます。4月頃はまだユーザー数が少なかったので混雑している感じはまったくありませんでしたが、今は、それなりにユーザーが増えてきているんですね。
こちらは新橋5丁目にある当店店内にて計測した通信速度です。「LTE RSRQ」は-7dB、「LTE RSSNR」は17dBです。通勤時間帯の電車の中でなければこれくらのスピードも出るし、快適に利用ができます。
と、いうことで、なんかここまで楽天モバイルの記事になってしまっているんですが、ここからはソニーストアのSIMフリースマートフォン「Xperia 5」の話です。
楽天モバイルの通信サービスが都内を中心に生活している人であれば、割と使い勝手があることがご理解いただけたと思います。メイン回線として使ってもauのパートナー回線が利用できる限りは、地方へ行っても普通に利用はできます。
それでも、まだちょっと楽天モバイルに乗り換えるのは不安、という方は現在利用しているキャリアと併用して利用するという方法ができます。
それがソニーストアで販売しているSIMフリースマートフォンなんです。
ソニーストアで販売が始まったSIMフリースマートフォンは「デュアルSIM」仕様になっています。通常のキャリアモデルではSIMカード1枚とマイクロSDカード1枚を挿して利用するところですが、マイクロSDカードの代わりに2枚目のSIMカードを入れて使うことが可能。
この場合は白い楽天モバイルのナノSIMカードと、青いドコモのナノSIMカードを挿して使っています。
通信設定については主な通信サービスについては最初からXperiaに入っていて、ドコモのSIMについても、楽天モバイルのSIMについてもAPN情報は登録されていました。
なので、この2枚のSIMカードですが挿すだけで使えるようになります。
初期設定のセットアップ途中でモバイルデータ、通話、SMSの設定でどちらのSIMカードを使うか聞いてくるので、そこでそれぞれ選択すれば、データ通信は楽天モバイル、通話はドコモ、SMSもドコモ、などの設定ができます。
データ通信についてはここで設定したSIMカードでのみ行います。
楽天モバイルのSIMカードで通信ができないエリアでは自動でドコモ回線に切り替わる、ということはなく、あくまで自分で設定した通信サービスでの利用となります。知らないうちに希望しているのと反対のSIMカードのデータ通信をしてた、ということは起こりません。
d払い利用の際にたまにありますが「Wi-Fiを切ってSPモード回線で通信してください」という状況になった際は、設定画面から切り替えることができます。
「設定」>「ネットワークとインターネット」>「SIMカード」を開くとSIMカードの選択画面が出るので、ここで楽天モバイルのSIMカードをオフにして、Wi-Fiを切れば、ドコモのSPモード回線での通信になる、というわけです。
初期設定で選んだモバイルデータ通信のSIMカード選択もここでできるので、必要に応じてここで切替を行います。
電話の発信の際はデフォルトで選択したSIMカードを使うことになりますが、かかってくる電話についてはどちらでも取ることができます。切替の必要なしです。
電話を発信するときも「SIMを変更」というボタンをタップすると、それだけで楽天回線とドコモ回線を切り替える事ができます。たった1タップで発信する回線を変更することができます。
ただし、楽天モバイルの無料通話は専用アプリ「Rakuten Link」を使う必要があるので、Xperiaの電話機能を使ってしまうと料金がかかってしまう可能性があります。ご利用の際はご注意を。
以上が「Xperia 5」をデュアルSIM仕様でドコモ回線と楽天モバイル回線で使った時のレビューレポートでした。
今回はJRの「青春18きっぷ」を使って首都圏広域を移動して基地局マップを作ってきました。「Network Signal Info Pro」のデータはまだXperiaに入れているので、今後も出かけるたびに基地局マップを充実していきたいと思います。
ソニーストアのSIMフリースマートフォン「Xperia 5」と比較検討すると言ったら、フラッグシップモデルの「Xperia 1」との比較になると思います。
主な違いを比較すると下記の様になります。
Xperia 1 | Xperia 5 | |||
ソニーストア SIMフリー |
キャリア仕様 | ソニーストア SIMフリー |
キャリア仕様 | |
発売日 | 2020.8.28 | 2019.6 | 2020.8.28 | 2019.10 |
ストア価格 | 79,000円 | 69,000円 | ||
OS | Android 10 | Android 10 | ||
CPU | Qualcomm Snapdragon 855 | |||
DISサイズ | 6.5インチ | 6.1インチ | ||
DIS解像度 | 3840×1644 | 2520×1080 | ||
RAM/ROM | 6GB/128GB | 6GB/64GB | 6GB/128GB | 6GB/64GB |
ベースHWバリアント | デュアルSIM | シングルSIM | デュアルSIM | シングルSIM |
バンド対応 | 3キャリア網対応 | 各キャリア | 3キャリア網対応 | 各キャリア |
おサイフケータイ | 非対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
テレビ機能 | × | 搭載 | × | 搭載 |
本体重量 | 178g | 164g |
当店経由のオーダーをカウントすると。。。実は「Xperia 1」をオーダーされている方はとても少なくて、圧倒的に「Xperia 1 mark II」と「Xperia 5」に偏っています。
やはり「おサイフケータイ」の対応が大きいんでしょうね。私も通勤にモバイルSuicaを使っているので、おサイフケータイ機能は必須。モバイルSuicaがなければ、今はEdyを使うこともほとんどないし、d払い、PayPay、LINE PayなどのQRコード決済ならSIMフリー「Xperia 1」でも使えるので支障はないんですけどね。
それと、まだ使い始めて間もないのですがアプリや写真データ、動画データなどを収納するストレージ容量が128GBになっているというのはスゴい便利です。今はマイクロSDカードの512GBカードでも1万円を切る位なので大容量データカードを手軽に持ち運べますが、動画データをそんなに持ち歩くというのでなければ128GBもあれば充分。大量のアプリをインストールしてもストレージに余裕があるし、キャリア版を超える性能に大満足です。
こんなことなら3月にau版のSIMロックフリー機なんて買うんじゃなかった、というところですが、あ、そうか。昨年、キャリア版が出たときにフラッグシップモデルとして購入した「Xperia 1」から乗り換える方が多いのかもしれませんね。
「Xperia 1」ではソニーモバイルオリジナルの日本語入力システム「POBox」が搭載されていますが「Xperia 5」は非搭載となっておりGoogleの日本語入力システムになっています。
POBoxは一度入力した単語を記憶してくれるので、一度でも「テックスタッフ」と入れて置けばすぐに予測変換で候補としてもってきてくれます。ながらくソニーの携帯端末をお使いでこの快適さを求めるなら「Xperia 1」を選ばざるをえないと思います。
ちなみに5ヶ月前にXperia XZ1からXperia 1に乗り換えたときに一番驚いたのがゲーム機能。今時のスマートフォンってすごいことになっているんですね。PlayStation 4バリのレーシングゲーム「アスファルト」というのがプレインストールされていて、それを試したコトがあるんですが超滑らかグラフィックで、こんなにも今のスマートフォンってパワーアップしているのか!と、驚かされました。
21:9の超ワイドディスプレイ、使い始めるととても楽しいです。
以上「Xperia 5」の楽天モバイル+ドコモのデュアルSIM仕様マシンのレビューレポートでした。
今後もソニーから、こうしてキャリア版よりもパワーアップしたスマートフォン「Xperia」がメーカー直販で発売されるようであれば、これがこれからの携帯電話端末の買い方になるんでしょうね。
携帯電話の新しい生活・買い方が2020年夏から始まりましたよ♪
【2021年2月1日に値下げになりました】
Xperiaスマートフォン SIMフリー対応モデル Xperia 5 (J9260) |
ソニーストア価格: 59,000円+税 |
|||
発売日 | 2020年8月28日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ 24回分割払手数料0%キャンペーン 「nuroモバイル」キャッシュバックキャンペーン Xperia乗り換えキャンペーン |
|||
テックスタッフ 店頭ご利用特典 |
☆テックスタッフ店頭ご利用特典 |
【2021年2月1日に値下げになりました】
Xperiaスマートフォン SIMフリー対応モデル Xperia 1 (J9110) |
ソニーストア価格: 64,000円+税 |
|||
発売日 | 2020年8月28日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ 24回分割払手数料0%キャンペーン 「nuroモバイル」キャッシュバックキャンペーン Xperia乗り換えキャンペーン |
|||
テックスタッフ 店頭ご利用特典 |
☆テックスタッフ店頭ご利用特典 |
【2021年3月1日に値下げになりました】
Xperiaスマートフォン SIMフリー対応モデル Xperia 1 II (XQ-AT42) |
ソニーストア価格: 108,000円+税 |
|||
発売日 | 2020年10月30日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ 24回分割払手数料0%キャンペーン 「nuroモバイル」キャッシュバックキャンペーン Xperia乗り換えキャンペーン |
|||
テックスタッフ 店頭ご利用特典 |
☆テックスタッフ店頭ご利用特典 |
☆ソニーストア スマートフォンアクセサリーのご案内はこちらから
【レビュー】SIMフリースマホ『Xperia』で使った各社通信エリアの実値計測レポート
8月末で料金無料だった楽天モバイルの1G以下通信ですが、私も8月31日に解約をしました。正式運用が始まったのが2020年4月だったので2年ちょっとお世話になりましたが、その間にあちこち出かけるたびに基地局の記録や、通信可 […]
【レポート】OS11にアップデートしたSIMフリースマホ『Xperia 1 II』で外部モニター機能搭載
先々週になりますが、ソニーストアで販売しているSIMフリースマートフォン『Xperia 1 II』のOSアップデートがあり、Ver.11になりました。待望だった外部モニター機能が搭載されました。 簡単に新機能を紹介したい […]
αユーザーさん注目! SIMフリースマホ『Xperia 1 II』の外部モニター利用の話
今月になってから再びヒット中のSIMフリースマートフォン「Xperia 1 II」。3月1日にプライスダウンがあり16,000円の値下げになっています。 現在、お問い合わせ急増中の“α”のモニター利用としての使い方をご案 […]
『Xperia 1 II』が16,000円の大幅プライスダウン
ソニーストアで販売されているSIMフリースマートフォン「Xperia 1 II」が16,000円のプライスダウンになり新価格108,000円での販売に切り替わりました。
【レビュー】4K HDRモニター&5Gストリーミング『Xperia PRO』発売前ショールーム実機レポート
本日よりソニーショールーム/ソニーストア銀座にて展示がスタートしたプロフェッショナル向け5G対応SIMフリースマートフォン『Xperia PRO』の実機を取材させていただいてきました。 α7S3と接続してのモニターディス […]
【Tips】ソニーストアのSIMフリースマートフォン『Xperia 1 II』のデュアルSIM切り替えの話
小ネタです。ソニーストアで販売が始まったSIMフリースマートフォン「Xperia 1 II」のデュアルSIMですが、簡単に切り替えを行う技を見つけたので紹介したいと思います。
『Xperia 1 II』がOS11バージョンアップで外部モニターアプリなど新機能搭載へ!
本日より、au版の「Xperia 1 II」でAndorid OS 11へのバージョンアップが始まっています。この後、ドコモ版やソニーストアのSIMフリーモデルのバージョンアップもスタートすると思うのですが、OSのアップ […]
SIMフリースマートフォン『Xperia 1 II』でドコモの5G通信に挑戦
ソニーストアで販売開始になった5G対応のSIMフリースマートフォン「Xperia 1 II」で、ドコモの5G通信にやっと成功しました。 11月になったときにドコモショップへ行って、それまで使っていた4G SIMの契約を5 […]
ドコモから20GB・2,980円のコースプラン『ahamo(アハモ)』発表
今日のトップニュースはなんと言ってもこれではないでしょうか? ドコモから新しい「コース」発表があり、来春から月間20GBのデータ量で月額2,980円の「ahamo」が発表になりました。 菅総理から相当な圧力がありましたが […]
これがスマートフォン改革! ソニーストアのSIMフリー『Xperia 1 II』詳細レビューレポート
何度かに分けてご案内してきたソニーストアで購入できるようになったSIMフリースマートフォンのご案内ですがフラッグシップモデル『Xperia 1 II』の本体機能と、SIMフリーモデルを購入することのメリットについて、今回 […]