【Tips】ソニーストアのSIMフリースマートフォン『Xperia 1 II』のデュアルSIM切り替えの話
小ネタです。ソニーストアで販売が始まったSIMフリースマートフォン「Xperia 1 II」のデュアルSIMですが、簡単に切り替えを行う技を見つけたので紹介したいと思います。
こんにちは、店員佐藤です。
ドコモの「ahamo」に続いてソフトバンク、auも月間20GBの新プランを発表し3月にはキャリアでの通信プラン大戦国時代が到来しそう。もっとも価格が安くなるauの「povo」の2,480円も魅力だし、5分以内の通話無料と家族割引のカウントに含まれるドコモの「ahamo」も捨てがたいところ。
各キャリアで端末を購入している場合は、キャリアに対応した電波帯を使える必要があるため、キャリア製のスマートフォン端末をお持ちの方は、結局キャリアの縛りからは抜けられないのですが、ソニーストアのSIMフリー機は全キャリアの電波帯に対応しています。
Xperia 1 II | SO-51A | SOG01 | XQ-AT42 | ||
docomo | au | Sony SIMfree | |||
ドコモ、ソフバンのメインバンド | Band 1 | 2.1GHz | 〇 | 〇 | 〇 |
楽天のメインバンド | Band 3 | 1.7GHz | 〇 | 〇 | 〇 |
ソフバンのプラチナバンド | Band 8 | 900MHz | 〇 | ||
Band 11 | 1.5GHz | 〇 | |||
auのメインバンド | Band 18/26 | 800MHz | 〇 | 〇 | |
ドコモのプラチナバンド | Band 19 | 800MHz | 〇 | 〇 | |
Band 21 | 1.5GHz | 〇 | 〇 | ||
各社プラチナバンド | Band 28 | 700MHz | 〇 | 〇 | 〇 |
Band 41 | 2.5GHz | 〇 | 〇 | 〇 | |
Band 42 | 3.5GHz | 〇 | 〇 | 〇 | |
5G | n77 | 3.7GHz | 〇 | 〇 | 〇 |
n78 | 3.7GHz | 〇 | 〇 | 〇 | |
n79 | 4.5GHz | 〇 | 〇 | ||
n257 | 28GHz |
.
本当にキャリアの都合に振り回されず、自由にサービスを選べるのはSIMロックを解除したSIMロックフリーモデルではなくて、ソニーストアのSIMフリーモデルなんですよね。
現在は「楽天モバイル」と、ドコモの「ギガホライト」で運用している私の「Xperia 1 II」ですが、3月以降はどうしようかと、情報が出そろうのを待っているところです。同じ2,980円でそろってしまった楽天モバイルも通信エリアの狭さから、同じ料金では勝負できないでしょうし、どうなるでしょうね。がんばれ!楽天モバイル!
3月以降、ひとつのキャリアに戻すのも手なんですが、デュアルSIM仕様のソニーストアのXperiaの場合、このままデュアルSIMで二つの通信会社のSIMを入れておく、というのも一案です。
ご存じない方のためにご案内するとソニーストアで販売しているSIMフリーモデルの「Xperia」は「デュアルSIM」仕様になっています。SIMカードトレイに2枚のSIMが装着できるようになっていて、2nd SIMの方はマイクロSDカードに変更することもできるようになっています。
Xperia 1 IIの場合、キャリアモデルは内臓メモリが64GBになっているのですが、ソニーストアのSIMフリーモデルでは内臓メモリーが128GBに倍増されていて、よほどのデータを入れない限りSDカードの追加は必要なく運用できます。
なのでマイクロSDカードをあきらめて2キャリアのSIMカードを入れて使っても便利に利用ができます。
特に便利だったのは「楽天モバイル」を使っている場合です。楽天モバイルでは1.7GHz帯という通信速度は速いんですがつながりやすさでは今一つの周波数を使っています。自社回線がつながらないところはau回線をローミングして利用できるようになっているのですが、私の通勤エリアで試してみると、楽天モバイル回線にもau回線にもつながらないところがあったりします。
それが東武東上線、副都心線、有楽町線という3線が乗り入れている和光市駅というターミナル駅なのでたまりません。乗り継ぎが多いため停車時間が長めの駅になるんですが、ここで楽天回線もau回線もつながらない陸の孤島状態になるんです。
こういうときにメイン回線の楽天モバイルからドコモ回線に切り替えるとデータ通信が続けられる、という感じです。
ちなみに電話回線に関しては切り替えをしなくても2回線ともに受けることができます。電話を発信する回線は自分で選びます。ショートメッセージも同様で、データ通信だけ事前に設定した回線を利用する、という使い方になります。
データ通信が途切れた時に、もう一方の回線に自動で切り替わる、という機能がついていると一番便利なんですが、ここは手動でしか切り替えができません。
で、この手動での切り替えがやや手間なんです。
画面上部から2回スワイプして設定ボタンをタップ、「ネットワークとインターネット」>「詳細設定」>「SIMカード」>「モバイル通信」を選択してやっと切り替え選択ができるようになります。ここまで数えてみると7アクションしていて、8アクション目でやっと切り替えができます。
なにかこれをボタン一発で切り替える方法がないかと探しているんですが、見つけられずにいたところ、先週末にお客さんから「ショートカット」を使えば?ということで、こんなアプリを紹介してもらいました。
その名もずばり「Shortcut Maker」です。無料で利用ができます。
使い方の説明がないので、最初は試行錯誤することになるのですが、先にこのアプリでアクションを選んでおいて、あとでショートカットを作成して画面に貼り付けておく、という流れになります。
「Shortcut Maker」のアプリを起動したら、上記の順にボタンをタップしていきます。
これでショートカットが完成しているので「このショートカットを試す」で、SIMカードの設定が開けばOK。ショートカットを画面に作成して完成です。これでなんと2アクションでSIMカード設定が呼び出せるので「モバイルデータ通信」をタップして、RakutenからDOCOMOに切り替えれば、これだけでデータ通信の通信キャリアが変更できます。
出来上がったショートカットはこんな感じです。ここから3タップでデータ通信の回線切り替えができるようになり、かなりストレスがなくなりました。
頻繁に操作する設定項目などがあるようであれば、これでショートカットを作ってホーム画面に置いておくと便利です。
それと、蛇足ながら「Xperia 1 II」の非接触のワイヤレス充電機能を便利に使えるグッズを見つけたので紹介します。写真は「Xperia 1 II」が発売されたときに同時に購入したエレコム製のワイヤレス充電器です。
通常「Xperia 1 II」は本体下部にあるUSB type C端子から充電を行うのですが、本体の中央部に非接触で充電ができるワイヤレス充電部を内蔵していて、接点がなくても本体を充電することができます。
充電台のちょうど真ん中に載せる必要はあるのですが、充電の確認が画面センターにマークが出るのと、充電台に赤いランプがともるので確実に充電はできます。
充電しておきながら、ちょっと調べ物があるときに手に取って調べて、すぐにまた充電台に戻すと充電の続きが始まります。いちいちコードをつないだり外したりしなくて便利です。
で、この便利さがもっと味わえる場所を見つけました。
車です。車載用のスマートフォンスタンドってたくさん販売されていますが、その中にワイヤレス充電対応のものがあり、これを使うと、スマートフォンをホールドするアームも電動で動くようになります。というのもシガーライターソケットから伸ばしてきた充電コードを、車載スタンドの方に接続するため、それで給電されるのでアームの開閉に電力を使える、ということみたいです。
載せるだけでアームがしまり、スタンドにあるボタンに触れるとアームが開くので、まるで未来の車みたいになります。車の電源を落としてもアーム開閉できるくらいの電力は貯めておいてくれているのでキーを抜いても1回だけスマートフォンをアームを解除してくれたりもします。
長めのアームがついていますので、これ、車だけではなく自宅のデスクとかに設置しても良いかもしれないですね。
最近手にした便利グッズの紹介でした。
【2021年3月1日にプライスダウンになりました】
Xperiaスマートフォン SIMフリー対応モデル Xperia 1 II |
ソニーストア価格: 108,000円+税 |
|||
発売日 | 2020年10月30日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ 24回分割払手数料0%キャンペーン 「nuroモバイル」キャッシュバックキャンペーン Xperia乗り換えキャンペーン |
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テックスタッフ 店頭ご利用特典 |
☆テックスタッフ店頭ご利用特典 |
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