日曜日にうちから一番近い山「天覧山」へハイキングしに行ってきました。ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんがアニメ「ヤマノススメ」の舞台になっている山で思い切り聖地巡りをしてきました。
こんにちは、店員佐藤です。
今年の夏は富士山に3回行ってきました。(登頂はうち2回)。富士山登頂の前にはいろいろな関連番組を見て情報集めをしつつ気分を高めていきます。NHKで放送されていた「田部井淳子の山で元気に!」や「ブラタモリ」などを中心に見ていたのですが、アニメ「ヤマノススメ」というのもあって、こちらが埼玉県の飯能を舞台にしたストーリーになっています。
彼女達が通っているという設定の「聖望学園」というのは私も高校生の時に受験した学校だったり、飯能は学生時代に済んでいた街の隣だったので知っている景色がよく出てくるんです。
テレビで紹介されているところに行くとちょっと嬉しかったり、知っているところがテレビで紹介されるのも嬉しかったりしますが、アニメで描かれるとそれもまた特別な嬉しさがあったりします。そんなわけでいざ、飯能の街へ出かけてきました。
まず最初は飯能の「中央公園」へ。ここに駐車場があるのでクルマを駐めて周りを歩くことができます。中央公園にあるジャングルジムはアニメによく出てくるところ。
中央公園の向かいにはコンビニエンスストアのタイムズがあるのですが、ここもアニメに登場します。彼女たちがアイスをよく食べているのですが、ここで買っている設定なのかな?
店内にはなぜかアニメショップみたいな一角があり販売はしていないのですが「ヤマノススメ」の関連グッズが所狭しと置いてあります。彼女たちの等身大フィギュアなどもあり記念写真も撮らせてもらってきました。
ちなみに妻は主人公のあおいちゃんと同じ身長で同じ体重なんだそうです。
コンビニの脇には天覧山への入口があります。
こちらの案内図もアニメに登場したことがあるんだとか。あおいちゃんが最初の登山挑戦をしたのがここで遭難を心配しながら登り始めたのがここでのシーンなんだそうです。
天覧山への登山道を歩きます。アニメの足跡を探しながらゆっくり歩いているんですが、それでもこの山はあっという間に登り切ってしまえます。
途中にはこんな綺麗なお手洗いもあります。
お手洗いからちょっと行くと左右二手に分かれる道があるのですが、左にいくと16羅漢像と岩場が楽しめます。
こちらが16羅漢像。すごいところに仏様が並んでいます。
歩き始めて10分かからずに山頂へ到着。
この日はやや霞んでしまっていて見えませんでしたが富士山も見ることができる展望台です。
ガイドマップによると、初日の出も拝めるそうで元旦はそれなりに混雑するそうです。これだけ簡単に登れる山ですので、山頂での初日の出、いつか挑戦してみたいかも。
この天覧山の奥に行くと高麗峠や多峰主山(とうのすやま)に続くとのこと。今日はあおいちゃんが富士登山に失敗した傷心を癒やすためにひなたちゃんと歩いたという多峰主山へ行ってきます。
天覧山からあっという間に下山して多峰主山の入口へ向かいます。この「マムシに注意」の看板もアニメに登場しているそうです。
見返り坂です。「えらい人が何度もふり返りながら登った坂」という説明でしたが、確かに案内看板にそういうことが記載されていました。
山頂近くにはクサリ場もあって、アニメの通りなんですが、このクサリ場の左には階段のコースもあって、そちらで登った方が楽。登山の雰囲気を楽しむための演出なのか、昔はこちらしか道がなかったんですかね。
標高271mの多峰主山に登頂成功。
天覧山の山頂から20分ちょっとで到着。ミニ登山ですね。
山頂には狭いのですが広場もあってベンチもいくつかあります。飯能の街と、奥には日高の街がある見通しのよい絶景が楽しめます。
ベンチが空いていないので岩場でお昼ご飯の準備。
お得意のソーセージラーメンです。ここで30分ほど休憩。
山頂からちょっと下ったところにバイオトイレがあります。富士山みたいですが、ここは処理能力がそれほど高くなくても大丈夫そうですね。
多峰主山からまたあちこちに行くルートがあるみたいなのですが、私たちは飯能河原へ向かって下って行きます。
5分も歩くとすぐに視界が開けてきます。このミニサイズ感は高尾山よりもすごい。登山初心者の方は高尾山よりもこちらの方が楽に登山気分が味わえますよ。
下山してきました。ふり返ると、真ん中の盛り上がっているところが多峰主山です。この達成感の無さはすごいですね。
鳥居をくぐったら一般道をちょっとだけ歩きます。標識が完備されているのも良いところで、分岐点にはかならず次の行き先がわかるように案内されています。
一般道から河原に下って行きます。
吾妻峡というところに到着。流れている川は入間川です。
「ドレミ橋」という、ここもアニメに登場する橋。川が増水すると渡れなくなります。
この河原沿いに歩くことができるそうですので、下って行きましょう。9月に入ってしまいましたがこの日は気温も30度まで上がっていて、泳いでいる人もチラホラ。
アニメには登場していないというか、本当はここで川遊びをしようとしてたんですが天気が悪くて遊びにいけなかった、という設定だった河原でした。
ここからは一般道を歩いて飯能市街を目指します。
この蔵造りの家もアニメに登場したそうです。
ここの木材の会社も出てました。
この木材の前も歩いているシーンがあった、と、充分、アニメの後追いをできています。
入間川を渡るのにこんな面白そうな堰が利用できます。アニメには登場していませんが、ここも特徴のある景色です。
このあたり一帯が「飯能河原」ということで、売店ではバーベキューグッズの貸し出しなどもしています。9月に入ってすぐですが、すでにシーズンオフ状態ですね。
ここから坂を上がっていくとおなじみのお寺に到着します。
こちらが観音寺です。学校帰りによくここでアイスを食べたり、クレープ食べたりしているシーンで登場します。
ここの絵馬の9割くらいはヤマノススメ絵馬になってるみたいです。ここのお寺は駅から近いこともあり、私たちがいた間にも、聖地巡礼をされている風の方たちが数名。
ということで、ぐるっと1周。ヤマノススメ聖地巡りハイキングでした。
今回のコース図がこちらです。お昼ごはんに30分ちょっとかかっていますが、ゆっくり回って全部で3時間ほどのコースになっています。
ミニミニ登山道ですが、山道になっているところ、岩場もちょっとだけあります。トレッキングシューズでお出かけになることをおすすめします。
さて、今回の旅はデジタル一眼カメラ”α7 II”と、単焦点レンズ「SEL85F18F」で撮ってきました。(多峰主山山頂でだけ広角レンズSEL1224Gを使ってます)
キットレンズで用意されているSEL2870と違って、絞り値をF1.8まで開けることができて、ズームレンズでは撮れないような被写界深度が浅い写真が撮れます。
広角レンズを使っているシーンと違って、ピントが合っている前後が大きくぼけて、とても立体感のある写真になっていると思います。そこにちょっとアニメっぽい雰囲気を残したくて、”α7 II”のクリエイティブスタイルを「ビビッド」にして、ちょっと鮮やかでコントラストのある写真にしました。
ホワイトバランスも「太陽光」に固定しているのでシーンによって色のバランスが変わってしまうというのも防いでいます。アニメの聖地巡礼にもデジタル一眼カメラ”α”があると、より楽しい写真撮影ができます。
“α7 IIは”10月15日まで「αプレミアムキャンペーン」でボディのみなら2万円、キットレンズなら1万円のキャッシュバックがもれなく受けられます。
キットレンズでαデビューをするも良し、なんですが、せっかくデジタル一眼カメラを買うんですから、デジタル一眼カメラならではの写真を撮ってみたいですよね。今回ご紹介した「SEL50F18F」ならそれがすぐに楽しめますよ。