Android搭載・ハイレゾ&バランス接続対応ウォークマンの高音質モデル『ZX500シリーズ』総まとめレビュー!
Android OSを搭載した2019年モデルのハイレゾ対応ウォークマン「NW-ZX500シリーズ」に関する当店のレビュー記事をまとめたページになります。機能や実機の様子などをご覧いただけます。
3.ZX500シリーズ実機レポート&ZX300シリーズとの違い
4.お問い合わせ頂いた疑問を解消!新型ウォークマンの気になるところ
5.「Amazon Music HD」でストリーミング楽曲を楽しむ
6.パソコン無しでもウォークマンに曲が取り込める!CDレコの使い方
7.ウォークマン購入前に!ソニーストアでの得な購入方法&おすすめサービス
■「NW-ZX500シリーズ」の機能まとめ
- DSDネイティブ再生(最大11.2MHz)や高出力に対応したフルデジタルアンプ「S-Master HX」
- AIが楽曲のタイプを解析、「DSEE HX」によりCDや圧縮音源をハイレゾ級の高音質へ
- ワイヤレスでもハイレゾ音質で楽しめる「LDAC」対応
- 快適な操作性を実現するAndroid 9.0搭載
- Wi-Fiネットワーク機能搭載
- 3.6型 HDタッチパネル液晶
- Google Play ストア対応
- ストリーミングサービス対応
- マスタークオリティの高音質コーデック「MQA」に対応
- •バランス出力用アンプにDMP-Z1で採用した高分子コンデンサ「FT CAP2」を4基搭載
- •アンバランス出力側コンデンサの体積8.2倍 4基のPOS-CAP容量47μF→100μF
- microSDメモリーカードに対応
- 高音質で再生するための仕組み「Master Volume」
- USB Type-C端子に対応
- 44.1kHz系と48kHz系のデュアルクロック搭載
- 高分子コンデンサーを5基搭載。引き締まった量感のある低音を実現
- アンプ部の電源に、上位モデルに搭載している「フィルムコンデンサー」を採用
- カセットテープをイメージした再生画面
■「NW-ZX500シリーズ」の主な特長
ウォークマン「ZX500」はウォークマンが長年培ってきたフルデジタルアンプの技術を結集した「S-Master HX」や、AI(人工知能)技術が再生中の楽曲をリアルタイムで解析し、最適にハイレゾ級の高音質にアップスケーリングする「DSEE HX(TM)」を搭載。
ウォークマンに転送した音源だけでなく、ストリーミングサービスなど、あらゆる音楽をウォークマンの高音質で楽しめるウォークマンの高音質モデルになります。
本体にはWM1シリーズの「NW-WM1A」と同様に総削り出しアルミシャーシを採用しており、音響効果と高剛性を両立しています。
また、筐体と基板の間に銅を切削加工し金メッキ加工を施したブロックを設置。インピーダンスを大幅に低減しているほか、バランス出力用アンプ部の電源に「DMP-Z1」で採用した高分子コンデンサ(FT CAP2) を4基搭載することで、ボーカルや楽器の伸び透明感が向上し、しまりのある力強い低音域を実現しました。
さらにはヘッドホン出力のはんだ付け部など音質的に重要な接点に、金を添加した「高音質はんだ」を採用することにより、伝送ロスを徹底的に排除しダイナミックなステージ感やスケール感を再現します。
同時発表のA100シリーズとは違い4.4mmのバランス接続に対応しているため、出力ジャックが2本あるのですが、それぞれで別のアンプを用意しているので1台でふたつの音質を楽しめる、というのも特徴になっています。
バランス接続ではDSDのネイティブ再生が行えます。従来はPWM出力に変換していたものを、今回の「S-Master HX」ではDSD信号を可能な限り加工せずに、PDM出力のままのDSDネイティブ再生を実現。最高音質を手軽に持ち出したい!ということであればZX500も魅力的なモデルに見えると思います。
ZX500のメモリは64GBとなりますが、Android OSのメモリー消費もあるため実際に使えるのはそれより少なくなります。とはいえ、メモリースロットが今回も搭載されており、microSDカードが使えるので好みに合せて容量を増やすことが出来ます。
マイクロSDカードは今は結構安価な価格で販売されていますので、ウォークマン本体のメモリはAndroid OSのアプリ置き場として残しておいて、楽曲はSDカードに入れて運用するという方法もありです。
■「NW-ZX500シリーズ」実機レポート&ZX300シリーズとの違い
こちらが製品版のNW-ZX507です。NW-ZX507は4.4mm標準バランス端子と3.5mmのアンバランス・ステレオミニ端子を搭載する高音質モデルのウォークマンです。
Android OSを搭載し、Wi-Fi機能も搭載しているのでストリーミングサービスにウォークマンだけで対応できるストリーミング・ウォークマンとして登場しました。従来は専用端子「WMポート」を採用していたウォークマンですが2019年モデルでは標準的なUSB type C端子を採用しています。
そのため、スマートフォンの充電ケーブルをそのまま挿して充電することができます。同梱品のケーブルもUSB type Cのものが付属していました。
ウォークマン本体には3つのキャップが挿してあります。4.4mmバランスと、3.5mmのアンバランス、それとUSB type Cのキャップです。どれもつけっぱなしで使っているとすぐに無くしてしまいそうなものばかりなので、先回りしてパーツ価格を調べておきました。
ジャックのキャップが100円と60円、そしてUSB端子のキャップが100円です。(それぞれすべて税別価格) なくしてしまった方は店頭でご注文いただければお取り寄せ可能です。
なお、当店は「キャッシュレス決済・消費者還元事業対象店」になっています。これらのソニーのパーツ取り寄せの際もキャッシュレス決済をしていただければ5%還元の対象でのお買い物になります。是非、ご利用ください。
「Music Center for PC」が2.2.0にバージョンアップしてウォークマンA100シリーズとZX500シリーズに対応していますが、その前に利用されていた「Media Go」で転送ができるか試したところ、特に問題もなく楽曲転送ができました。
手持ちの楽曲を転送して再生を楽しんでいますが、ハイレゾ音源でなくCD音源やMP3の圧縮音源のものでもウォークマンZX507は音を鳴らしきってくれますね。
パワーのある低域の音質はウォークマンZXシリーズならではのものです。
micor SDカードの挿入はスマートフォンのSIMカードみたいなトレー方式に変更されています。ZX100シリーズの時はフラップがパカパカになって外れてしまいがちだったのですが、こうしたトレー方式であればそういう心配もなさそうです。
ちなみに、このトレーですがなくすと大変なことになります。このトレーがひとつで1,400円(税別)します。安くはないパーツなので気をつけてお取り扱いください。ご用命いただければ当店でお取り寄せできます。カラーはブラックとシルバーがありますので色の指定もお願いします。
ご質問でいただいていたメモリーカードスロットに256GBのマイクロSDカードが使えるか、という件ですが手持ちの一番大きな容量の256GBのマイクロSDで試してみたところ、A100シリーズでもZX500シリーズでも認識をして再生することができました。
ATRACファイルの再生も同時に試してみましたが、やはりATRACフォーマットは認識をしません。昨日リリースになったMusic Center for PCの最新バージョン2.2.0にてAACもしくはFLACに変換して転送して再生することになります。
ここからはブラックカラーに変更して外観の違いを比較していきます。写真左がZX300、写真右が新型のZX500になります。ボディサイズはほぼそのままで、横幅が1.3mmほど大きくなっています。画面サイズはZX300が3.1インチ(800×480ドット)から大型化して3.6インチ(1280×720ドット)になっています。
W.MusicアプリのUIはウォークマンA100シリーズ同様で、従来モデルのウォークマンUIとほぼ完全に一致しています。
ボディ下部ではZX300(写真左)にはWMポートがあるのですが、新型ZX500(写真右)ではスッキリとしたデザインになっています。ストラップホールもボディ左側面に移動しました。
上面から見ると見分けはほとんど付かないほど同じデザインになっています。天面には3.5mmのアンバランス出力ステレオミニ端子と、4.4mmバランス標準端子が並びます。
こちらは最初の電源投入時に案内される「高音質ガイド」です。
普通は読み飛ばしてしまうようなウンチク話に思えますが、ここにすごく重要なこと事が書かれています。
毎回、話題になりますが「エージング動作」と呼ぶ、慣らし運転をすることで音質が安定するということが説明されています。
ここでエージングには200時間必要があり、アンバランスとバランス端子とヘッドホンジャックそれぞれで行う必要がある、ということが書かれています。それぞれ200時間ずつで400時間の慣らし運転をする必要があります。
前回のZX300の時に店頭展示モデルをすぐにエージングして、その後、新品で購入されたお客様のウォークマンZX300と聴き比べをしたことがあるのですが、確かに低域の音質がフニャフニャした印象だったものがエージングすることでかっちりと鳴る感じがしました。効果はあります。
なお、従来モデルのZX300では設定画面の本体情報の中に、個体での再生時間表示があるため、エージング動作をするときにこれを目安に行うことができたのですが、ZX500ではその項目が見つけられませんでした。
しっかりとエージング時間を計りたい、ということでしたら、購入時にエージングを行って、8日間、音楽再生をし続ければ時間をしっかりと計れます。バランスとアンバランスで8日間ずつなので、購入してから16日間、2週間以上、使えないというのはちょっとした試練になりそうですね。
こちらはボディの右側面で再生停止やボリューム、電源のハードウェアスイッチがあります。一番下にホールドスイッチがありますが、ここのところにマイクが隠されているそうです。「OK google」をどこに向かって話せば良いのかというと、このホールドボタンの部分なります。
ZX300(写真左)とZX500(写真右)のぞれぞれの背面です。フラッシュの映り込みがあり、わかりにくくなってしまいましたが、ZX300ではNFCロゴが白で着色されているのですが、ZX500では彫り込みのみで着色はされていません。よりスッキリしたデザインになっています。
ZX300にあって、ZX500ではなくなってしまった機能もあります。ウォークマンA100シリーズ同様にBluetoothレシーバー機能が非搭載になっているのと、PCと接続してUSB-DACとして利用する機能がなくなっています。ZX500シリーズ自体がネットワーク対応になったので、これらの機能は不要、という考え方になります。
これらの機能をZX300で使っている方がZX500に乗り換える際はご注意ください。
蛇足ながらウォークマンA100シリーズとのサイズを比較するとご覧の通りです。画面サイズ3.6インチは同じですが高音質回路の搭載により、かなり大きさ、重さが異なってきます。
バランス出力とアンバランス出力の2系統の出力を持っており、さらに大容量コンデンサをそれぞれで用意しているなど、音質にこだわったモデルになっていますので、それが、このサイズの差となります。
ウォークマンZXシリーズと言えば、やはり2013年発売の「NW-ZX1」のインパクトがすごいですよね。すっきりとフラットだった歴代ウォークマンのデザインを、音質を優先させるためにあえて膨らんだボディデザインにしています。
従来のウォークマンに自分で高音質パーツにつけ改造して聴いていたソニー社員さんに、それを製品化したらどうなるの?ということでゴーサインが出て登場したモデルでした。ウォークマン本体の価格が7万円を超えたモデルは衝撃的で「7万円もするウォークマンを誰が買うの?」という声がある中、ものすごいセールスを記録したモデルになっています。
実はその後、登場した「ZX300」も128GBモデルの「ZX300G」と合わせて大ヒット。セールス的には初代「ZX1」に並ぶ大ヒットモデルになっているんだそうです。「ZX300」は手軽なバランス出力が楽しめるウォークマンとして登場しており、4.4mmバランス出力を体験してみたい、ということでヒットしたんでしょうね。
新型のZX500の音も短時間ですが楽しませてもらっています。ウォークマンA100シリーズ同様にウォークマンアプリでカセットテープ再生画面などの演出で楽しませてくれるのですが、最大の特徴はやはり、その音質です。
バランス出力時に楽しめる締まりのある力強い低音域は、初代ZX1を彷彿とさせてくれます。そうそう、元々出てきたZX1の音のバランスが好みだった、という方はZX500もそれに通ずるバランス感があると思います。
カセットウォークマンの再生画面を見ながら楽しむウォークマンの音ですが、アナログアンプの音を再現する「DCフェーズリニアライザー」やアナログレコードの豊かな音質を再現する「バイナルプロセッサー」などのアナログエフェクトとも呼べるこれらの機能をすべて使って鳴らしたくなります。
当時カセットテープに入れて楽しんでいた音楽が、今はハイレゾで配信されているので、それらをあえてアナログの音にして聞いてみる、というのも良いかも。
■お問い合わせ頂いた疑問を解消!新型ウォークマンの気になるところ
さて、今回のモデルではAndroid OSが搭載されました。そこでGoogle アカウントを設定してSIMなしWi-Fi専用機のスマートフォンとしてのウォークマンの使用方法を考えてみたいと思います。ここでは同時発表されたウォークマンA100シリーズを使用しています。
搭載されているAndroid OSは最新バージョンのAndroid OS 9になっています。スマートフォンですとあとからOSのアップデートなどが期待できますが、ウォークマンの場合、OSアップデートによる互換性のチェックに手間がかかることから?OSのアップデートはあまり期待ができません。
それでも、最新バージョンのOS 9であればしばらくは使えますかね。
画面上からフリップするとクイック設定の画面が表示されるのですが、なんと、ここに「ノイズキャンセリング」や「外音取り込み機能」の設定アイコンが用意されていました。
スマートフォンだとここに設定があるのはWi-FiやBluetooth、機内モードなどの重要機能だけなので、ここはさすがウォークマンですね。
ボリュームに関しても通常のAndroid端末とは異なるシステムを搭載しています。通常のメディア音量の上に全てのボリュームを操作することができる「マスターボリューム」が用意されていて、こちらは音量を120段階で調整が可能。
ストリーミング音声やradikoやストリーミング音声を楽しむ際はメディアの音量を最大にして、マスターボリュームで調整をします。ちなみにウォークマン付属の「W.Musicアプリ」についてはメディア音量をバイパスする仕組みになっていて常に最大音量で鳴るようになっています。
ウォークマン本体のボリューム調整だけで最高音質が楽しめる作りです。
そして、最大の注意点がこちらなんですが、Android OS側でメモリーを大量に使用してしまいます。こちらはデフォルト状態のウォークマンのデータ容量で、16GBメモリー搭載モデルのNW-A105のものになりますが、これで認識している容量は7.03GBになっています。約9GBがシステムで最初から使われています。さらに空いている7GBのうち、2.57GBはインストールされているアプリなどで消費されているようで、使用可能な空き容量は3.75GBです。
なにかの間違い?かと思って、手元の音楽ファイル約30曲を入れてみたところ、音楽データが3.06GBで空き容量は708MBにまで減ってしまっていました。本当にこの容量で使わないといけないみたいです。
32GBモデルでは19GBほど、64GBモデルでは50GBほどの容量が使える様にはなると思いますが、16GBモデルを購入される際は要注意です。
アプリのインストールも本体容量の中でやりとりすることになるはずなので、内蔵16GBメモリーはAndroid OSのためだけに使う様にするのが良さそう。ウォークマンAシリーズではマイクロSDカードを挿して拡張メモリーとして使う事ができるので、手持ちのハイレゾ楽曲を持ち歩いて使いたい、という方はマイクロSDカードで容量をアップするのがベターです。
Google Playを使って気になるアプリをいくつかインストールしてみました。Android OSの必要条件と言うことでGPSとマイクは搭載していないといけないそうで、ウォークマンA100シリーズではGPS機能が使えます。
しかし必須条件ではない「カメラ」「スピーカー」機能が非搭載となっています。このうちのカメラ非搭載というのが割と影響が大きいのか、普段、Xperiaで使っているアプリのいくつかはインストールすることができませんでした。
インストール出来なかったアプリとしてはランニング系のアプリや、MESH、IFTTT、Officeモバイル、YAMAP(山アプリ)、PayPay、LINE Payなどです。対応端末ではない、という表示だけなので、どの機能が足りなくてインストールができないのか不明ですが、割と非対応アプリは多い印象です。スマートフォンの様には使えません。
カメラ機能は搭載していませんが、ソニーのデジタル一眼“α”、サイバーショットからのNFCタッチで画像転送ができる「Imaging Edge mobile」は利用可能。これがあればスマートフォンのカメラ代わりにしてFlickrやInstagramもできそうです。
ソニー製アプリでは「Video & TV Sideview」が対応していました。プラグインをインストールすれば、ソニーBDレコーダー、nasneからの番組転送も可能です。
ここ最近のウォークマンは動画転送自体に対応していなかったため、こうしてウォークマンをビデオプレーヤーにして使えるというのは朗報かも。
蛇足ながら、現在、激ハマリ中の「ドラゴンクエスト・ウォーク」も試しにインストール。このアプリは劇的に動作の重いアプリで発熱もすごいのですが、ウォークマンA100シリーズには負荷が重すぎるようです。表示もカクカクで、遊ぶのはちょっとつらいかも。
Google Play からインストールができて一番嬉しいのは「Sony Headphones」アプリかもしれません。スマートフォンと連携するとリスナーの状態を検知してノイキャン、外音取り込みを自動コントロールする「アダプティブサウンドコントロール」が利用できるのですが、ウォークマンA100シリーズでもこれが使える様になります。
従来、ウォークマンA50と接続すると単なるノイズキャンセリング・ワイヤレスヘッドホンとしてしか使えませんでしたが、これで歩いたり走ったりすると外音取り込み、電車の中ではボイスズーム、静止している時はノイズキャンセリング、という切替を自動で行うことができるようになります。
WH-1000XM3との接続では、高音質フォーマットの「LDAC」で接続されます。
せっかく搭載しているデジタルアンプなので有線ヘッドホンで聴かないともったいないんですが、お気に入りアーティストのハイレゾ音源を買って、初めて聴くときは有線接続で、通勤時は気軽にワイヤレスヘッドホンで、という使い方でもメリットは大きいですね。
■「Amazon Music HD」でストリーミング楽曲を楽しむ
★「Amazon Music HD」サービスのご案内はこちらから
さて「ストリーミング・ウォークマン」というネーミングで登場した新型ウォークマンです。実際にストリーミングサービスを試してみようと思うのですが、せっかくなのでハイレゾ音源を楽しみたいところ。
探してみると、amazonでは「Amazon Music HD」というハイレゾ音源のストリーミングサービスをいち早くスタートしていることが分かりました。
amazonプライム会員がそのままAmazon Music HDサービスに加入すると1,780円で利用ができるそうです。(プライム会員でない場合は1,980円)
ファミリープランというのは5人のアカウントまで利用ができるプランです。1人で楽しむ分には個人プランで良いかと思います。
こちらが専用アプリを開いたところです。この「ULTRA HD」という表示があるものがCD音源を超えるフォーマットになっているハイレゾ音源のメニューのようです。
アルバム一覧やアーティスト一覧などのメニューがない代わりにプレイリストやオススメランキングなどでのレコメンド表示が中心になっています。
面白いところでは元SMAPの3人の新ユニット「新しい地図」のプレイリストなどもあったりします。こちらは「HD」という表示になっていますが、HDというのはCD音質での44.1kHz/16bitによる配信です。
従来のストリーミングサービスが圧縮音源だったことを考えるとCD音質以上+ハイレゾ音源の配信がされていて、聴き放題ってすごいことですね。月額1,780円はハイレゾアルバム1枚分よりもはるかに安い価格です。それにもかかわらず、「ちょっと試しに聴いてみたい曲」がまるまる全部ダウンロードして聴けるんです。こんなに自由にハイレゾ音源を聴けることがあったでしょうか?
ということで、ウォークマンにもアプリをインストールしました。「Amazon Music」アプリをインストールするためにはGoogleアカウントを作ってAndroid OSをセットアップする必要があります。Wi-Fi通信の設定までするとGoogle Playが利用できる様になるので、それで「Amazon Music」アプリをインストールします。
先ほど契約した「Amazon Music HD」のamazonアカウントをアプリに設定すれば、これで「Amazon Music HD」を利用できるようになります。ハイレゾ対応専用のアプリなどがあるのではなく、プライム会員が使う従来の「Amazon Music」アプリがそのままハイレゾ音源対応になります。
アプリの設定がデフォルトではハイレゾ音源のダウンロードはできません。設定メニューを開いてミュージック設定が「Amazon Music HD会員」になっていることを確認し、保存先をSDカードに変更します。保存先が端末内のメモリーでも良いのですが、ハイレゾ音源は容量を食いますからね。256GBのmicro SDカードを挿して使いたいところです。
そして「ダウンロード設定」というものもあります。こちらもデフォルトでは「標準」になっていて、せっかくのハイレゾストリーミングもCD音質にダウンコンバーとして聴くことになってしまいます。「再生可能な最高音質」に設定を変更するとハイレゾ音源のダウンロードができるようになります。
楽曲再生中に「HD」マークや「ULTRA HD」マークをタップすると、音質表示があります。ウォークマンZX507の端末性能は「24bit/48KHz」までOKということになっています。あらら、音源は96kHzになっているのにやや音質は落ちるみたいです。
なお、いろいろ試したのですが、オフラインライブラリーは一度記録したら、そのカードを抜いたところで再生ができなくなってしまいます。
楽曲の出し入れでメモリーカードを抜き差ししてて判明したのですが、一度抜いたらライブラリーを全曲削除して、オフラインライブラリーをまた作り直さないといけないようです。そのため、「Amazon Music HD」を使い始めたらメモリーカードは入れっぱなしで使うのが良いみたいです。
それを踏まえると、512GBくらいのマイクロSDカードを用意してさくさんダウンロードできるようにしておいた方が良いと思います。
■パソコン無しでもウォークマンに曲が取り込める!CDレコの使い方
「CDレコ」というのはIOデータさんの製品で、PCを使わずにスマートフォンと有線、もしくは無線でつながって直接、音楽CDのデータをリッピングするというものになります。他社製品なんですが、ソニーストアのウォークマン購入ページで一緒に購入することが出来ます。
「CDレコ」のドライブですはCDジャケットよりも一回り大きなサイズです。
トレー式のドライブに音楽CDを入れて閉めます。
ウォークマンにはあらかじめ「CDレコ」アプリをインストールしておきます。無料でインストールすることができるので、どなたでもアプリを試すことはできます。
CDドライブがディスクを読み込むとgracenoteにデータを問い合わせに行きます。
しばらくすると該当するアルバム情報がみつかり、その候補があげられるので、そこから該当するCDアルバムを選択します。
すると楽曲データが表示されるので、これであとはリッピングするだけ。画面の右上に設定メニューがあるので設定メニューを開きます。
設定項目の中に保存先ディレクトリの指定項目があるので、ここを開きます。
「保存先の設定」で保存先をSDカードにする、という項目があるので機能を「ON」にします。これで「CDレコ」の取り込み先が本体からSDカードになりました。
あとは「取り込み開始」ボタンを押すだけです。CDリッピングがウォークマン本体と「CDレコ」だけでできました。PCを介さなくても曲名データなども全部ついているしジャケットの写真もついてきます。
その後、ウォークマンにプレインストールされている「W. Music」アプリを開いて設定メニューからデータベースの更新をすれば、再生リストに登場します。
アーティストで検索したところ、それまで入っていなかった平井堅さんが登場しています。
曲の詳細データを開くと、保存先ストレージもSDカードとなっていました。これは確かにPCが要りませんね。というわけでご自宅にパソコンがない方でもウォークマンにCDから曲を取り込むことは出来ます。ご安心下さい♪
■ウォークマン購入前に!ソニーストアでのお得な購入方法&おすすめサービス
「ウォークマンA100シリーズ」の購入に際して、メーカー直販ソニーストアで購入すると大きなメリットがあります。
それはメーカー直販ならではの長期保証サービス、ワイド保証サービスの利用ができる点です。
ヘッドホンははっきり言って消耗品です。使用頻度が高ければ高いほど断線や落下による破損などの可能性が高まります。ソニーストアでは対策として通常1年のメーカー保証を3年に延長する「3年ベーシック保証」を無償でつけてくれています。
さらに商品価格の5%にあたる+2,000円で「3年ワイド保証」にアップグレードできます。
ワイド保証では通常使用範囲内での故障だけではなく、外傷がある落下による破損などについても無料で修理をしてもらえます。
修理回数や修理金額の上限などはなく何度でも利用ができる非常に強力な保証がついてきます。持ち歩くことが多い、ウォークマンで、こうした保証が使えというのはかなり大きな魅力になるかと思います。
なお、当店店頭では3年ワイド保証を半額にするクーポンを期間限定で店頭にてプレゼントしています。+1,000円で3年ワイド保証にアップグレードができます。
ソニーストアを普段から利用されている方でしたら多く方がワイド保証付きで購入されています。3年ワイド保証付きで購入するのがソニーストア購入でのお勧めです。
また本体購入時に「My Sony ID」というソニーグループで使えるIDを取得すると、その場で10%オフにできるクーポンが発行されます。ゲスト購入するよりも10%お得に購入出来るので、おすすめです。
購入前にまずはMy Sony IDの取得からどうぞ!
■テックスタッフ店頭購入特典
また、東京、新橋にある当店テックスタッフでは、店頭にてソニー製品のご購入相談を頂いた方へ様々な特典をご用意しております。特典内容は上記リンクからご覧いただけます。
時期によって特典内容も変わってきますので、ぜひお得にお買い求め下さいませ!
ウォークマンZXシリーズ NW-ZX507 |
ソニーストア価格: 80,000 円+税~ |
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発売日 | 2019年11月2日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
延長保証 | 3年ワイド:8,000円+税 3年ワイド/5年ベーシック:4,000円+税 3年ベーシック:無償 |
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ 12回分割払手数料0%キャンペーン |
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テックスタッフ 店頭ご利用特典 |
10%オフクーポン(併用不可)プレゼント中 テックスタッフ店頭ご利用特典 |
ウォークマンAシリーズ NW-A100 シリーズ |
ソニーストア価格: 32,000 円+税~ |
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発売日 | 2019年11月2日 | メーカー商品情報 ページはこちら |
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延長保証 | 3年ワイド:4,000円+税 3年ワイド/5年ベーシック:2,000円+税 3年ベーシック:無償 |
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ 12回分割払手数料0%キャンペーン |
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テックスタッフ 店頭ご利用特典 |
10%オフクーポン(併用不可)プレゼント中 テックスタッフ店頭ご利用特典 |