【レビュー】一番新しいソニーのカメラ”α6400”開梱レポート&ファーストインプレッション
2月22日は“α6400”の発売日です。当店にも展示機が到着していますので、早速、開梱レポートをお届けしたいと思います。
短時間ではありますが、ロックオンAFから進化した「タッチトラッキングAF」や、新搭載のタイムラプス撮影機能、トラッキング瞳AF、ピーキング表示の新色カラーなど、新しい機能も一通り試してみました。
また、この機種でデジタル一眼デビューをされる方も多いと思いますので開梱レポートもたっぷりめでお届けしたいと思います。
こんにちは、店員佐藤です。
新型“α”の開梱レポートは昨年3月の“α7III”以来になります。1年ぶりのデジタル一眼カメラの開梱レポートでちょっと緊張しています。
“α6400”はAPS-Cセンサーを搭載したEマウントカメラの最新モデルとなります。上位機種としてフルサイズセンサー搭載の“α7”シリーズがありますが、フルサイズボディで始めるとフルサイズ対応のレンズが高額になるため、なかなか次のレンズに手が出ないところですが、APS-C用のレンズであれば買いやすい価格でそろえていけると思います。
そのままフルサイズにランクアップすることになってもマウントは同じなので、当面はそのまま手持ちのレンズを使いながらフルサイズに乗り換えていける、というのもソニー“α”シリーズのメリット。
入門用のカメラとして“α6400”でデビューすると、一番新しいソフトウェアを搭載したカメラで、APS-Cセンサーカメラのリーズナブルなボディ、レンズでスタートができます。ボディサイズもミラーレスカメラとしてかなりコンパクトですし「手軽なデジタル一眼カメラ」として使うのに、現時点では最高の選択になるカメラではないでしょうか?
そんなソニーの一番新しい“α”をまずは開梱&セッティングしていきたいと思います。
■“α6400”開梱レポート
当店の展示モデルとしてやってきたのはレンズキットではなくボディのみの「ILCE-6400」です。ソニーストア価格で109,880円(税別)で、キャンペーンにより15,000円もれなくキャッシュバックされます。AV商品10%オフクーポンと消費税を合わせて考えると91,800円相当で購入できるカメラになります。
同梱品は上記のものですべてです。
バッテリー1本とACアダプター、マイクロUSBケーブルが付属しており、これで本体内充電をします。ソニーの“α”は充電と撮影中の給電もマイクロUSB端子で行うことができます。携帯電話で使うポータブル電源を接続して充電することもできるので旅先で移動中に充電することも可能。
ただ、本体内充電をする必要があるので、旅館についてバッテリー充電をはじめてしまうと食事に持っていけなかったりします。
バッテリー1本だけというのも不安なので予備バッテリーを1本、どうしても欲しくなるところなのですが、その際にチャージャーとセットになった「ACC-TRW」というアクセサリーキットがあるので、こちらを購入しておくのがおすすめです。
価格は9,880円(税別)になっており、それぞれ単品でバラバラに買うよりも4,380円もお得になります。
こちらのパーツはなにかというとアイピースです。ファインダー部分に装着して使います。遮光性をよくするためのパーツですが、ひっかけて外れてしまう可能性もあります。ファインダーを使うことはない、という方は外したままで使ってもよいかと思います。
ファインダーを利用することが多い方は装着しておいた方がカメラを固定することができます。手振れを補正することができるので動画を手持ちで撮影するときもファインダーを使って撮影したほうが良いかも。
ショルダーストラップも付属します。これがあるので、撮影に必要な最低限のアクセサリーはすべて同梱になっていることになります。(メモリーカードは同梱になっていませんのでご注意ください。)
付属のストラップはおおよそ全長が100cmほどになっています。首にかけてショルダーストラップとして使うのであれば十分な長さがありますが、斜め掛けするのにはちょっと長さが足りないくらいの長さです。
斜め掛けをするのであれば「STP-XSR1」という細めのショルダーストラップが販売されているので、こちらがおすすめです。全体の長さは120cm以上あります。これなら斜め掛けが可能。カラーもピンク、ブラック、ホワイトの3色から選べます。
リバーシブルでコットン地と、革製の風合いが楽しめます。メーカー純正のアクセサリーですが、こんなに可愛いデザインのものがあるんです。価格も3,010円とお買い得です。
なお、ストラップの通し方ですが、付属品はカメラ本体に装着されない状態で入っています。見れば、この通りに結んでください的にきれいに折り目もついています。
普通の方はこれをばらして、そのままもとに戻すような形でボディに装着すると思うのですが、これだと余っている部分がビロビロと飛び出してしまっていて、ちょっと邪魔になります。
ひと工夫すると、こんな風にループさせて余っている部分を中に折り返してしまうことができます。
ストラップを固定する環のところにボディ側から入れるのではなく、一度遠い方から内側に通すことでストラップを中にしまい込むわけです。
写真と言葉だけで伝えようとしても、ちょっと難しいのでわからない方は当店店頭までお越しください。そんなに難しいものではありませんので、その場で結び方をご案内します。
ショルダーストラップ以外にもリストストラップ「STP-WS1」などもソニーストアで販売されています。こちらは2,010円で販売されています。
ショルダーストラップだと手を滑らせてしまったときでもカメラを落とさずにすむメリットがある反面、カメラの可動域がストラップの長さ分だけになるというデメリットもあります。
リストストラップであれば体から離して撮影することができます。チルト液晶モニターを上に向けて地面ギリギリのローポジションで撮影をすることがある方には、こうしたリストストラップの方が楽に使えるかもしれません。
私もリストストラップがお気に入りで普段はこれを使っています。山歩きなど長時間持ち歩くときはショルダーストラップを使いますが、街歩きなどであればこの方がカメラをバッグに収納しやすい、というメリットもあります。
あとは取扱説明書が付属しますが“α6400”の取説はスタートガイドのみです。最初の電源の入れ方のみであとはWEB取説になっており、インターネットで詳細はご覧ください、になっています。PCのブラウザ、もしくはスマートフォンでブックマークをしておきましょう。
さて、こちらが“α6400”のボディです。ボディキャップがついていましたが、それを外すとCMOSセンサーが見えます。
昔のフィルムカメラであれば、ここにはフィルム面があり、そこに光を当ててネガに記録をしていました。1枚撮影するごとにフィルムを送っていって、常に新しい面を使っていましたが、デジタルカメラでは受光部はカメラの寿命がくるまで同じ面を使います。
ここにごみが付いたり汚れがあると、写真に写ってしまう可能性があります。普段はこうしてボディキャップを外してセンサーを露出させることはありません。レンズ交換の際にも最小限の時間での露出になるようにしてごみの侵入が起こらないようにします。
清掃をするとき以外はこうしてセンサーをみることはあまりなく、なにかしらのレンズを装着しておくことになります。
こちらはシルバーボディの“α6400”に高倍率ズームレンズキット付属の「SEL18135」を装着したときの外観です。
こちらのレンズは広角27mmから望遠202.5mmまでの撮影が1本だけで行えます。レンズ交換の手間がなくセンサーを汚す可能性を減らすことができるレンズ、とも言えます。
今回の“α6400”の当店のオーダーでは6割以上の方が選択されている一番人気のレンズキットです。
写真左の“α6400”に装着されているレンズはパワーズームレンズの「SELP1650」です。非常にコンパクトなレンズで、これで35mm判換算で24mm~75mmまでの焦点距離をカバーします。ズーム操作をレバーで行うことができるパワーズームレンズで動画撮影などにも向いています。
あるプロカメラマンさんの話によると、メインカメラはフルサイズセンサー搭載の“α7”シリーズを使っているのですが、予備のレンズとして「SELP1650」はかならず持ち歩いているとのこと。分刻みで移動するタレントさんの撮影時にレンズに不具合があるなどして撮影ができなくなる、というのを一番恐れていてカメラボディの予備も持ち歩いているのですが、大型のフルサイズ対応レンズの予備にはこの超小さなパワーズームレンズを使うんだとか。
普段、使うことはないので小さければ小さいほどよく、これでメインレンズの故障の際にも乗り切ってしまうそうです。
隣にあるレンズは望遠レンズの「SEL55210」です。ダブルズームレンズキットの際の望遠側のレンズになります。
500mmペットボトルくらいのサイズのレンズですが、“α6400”に装着して望遠いっぱいにするとこれくらいのサイズになります。
このコンパクトさで35㎜判換算・焦点距離315mm相当になるのはとてもありがたいところ。荷物を軽くしたい、というときもこれだったら2本持っていきたくなります。ダブルズームレンズキットも軽量コンパクトがウリです。
メモリーカードは底面のバッテリーフラップの中にあります。別売りのSDカードを入れればこれで撮影準備完了です。
■一番新しいソニーデジタル一眼“α6400”の新機能をチェック
ここからは“α6400”の新機能を紹介していきます。まだすべてではありませんが、前回のショールームで紹介ができなかった点などもいくつかありますので、改めてご案内していきます。
まずは撮影時の縦横比なんですが、ここに「1:1」画角が加わりました。従来もサイバーショットのRXシリーズなどに設定がありましたがデジタル一眼カメラ“α”では初めてです。
スクエアフォトもそうですが、やはり一番の目的はInstagram用の撮影ができるのがメリット。3:2と16:9でもそうですが画角が違うとフレーミングも変わってきます。特に1:1だと後から切り出す際にかなり大きくトリミングしなければいけないのですが、最初から1:1のフレームで撮れるのはかなり写真の撮り方が変わりそうです。
“α6400”はNFC、Wi-Fi、Bluetoothを搭載しています。撮影した写真をすぐにスマートフォンへ転送することができます。スマートフォンでも写真は撮れますが、人よりも高画質で最初から1:1画角でフレーミングした写真なら、人よりもかなり差をつけた写真が撮れるかも。
“α9”などの上位機種ではなくなってしまったモデルもありますが“α6400”には美肌効果も残してくれています。
これは弱、中、強から選べるのですが顔認識をした人間の肌をツルンとした仕上げにしてくれる機能です。女性に向かって「これ、美肌効果機能があるからちょっと綺麗に撮れるよ」と説明すると失礼にあたるので、だまって美肌効果機能を使って撮ってあげるのがマナーです。
撮影した写真をプレゼントしてあげれば、綺麗に写真を撮ってくれる人、として認識されると思います。私は家族写真を撮るときはいつも機能をオンにしています。これもインスタ映えを狙える機能かも。
“α9”以降、Camera App機能が搭載されなくなってしまいました。おそらく新しいBIONZ Xの搭載でプログラムが対応しなくなっているんでしょうね。タイムラプス撮影のためのアプリなども使えなくなってしまったので、プログラム機能を搭載したレリーズリモコンなどを使って撮影をしていましたがα6400では機能を内蔵しました。
α9やα7R3、α7IIIのファームウェアアップデートがこの春から夏にかけて予定されており、そこでもインターバル撮影機能が搭載されるとなっていますので、α6400のインターバル撮影機能がそのまま利用できるようになると思います。
私もよく利用する機能なので早速試してきましたが、α6400のインターバル撮影機能はアプリを使うのではなく、本体の機能の一部となっているため、撮影設定がそのまま反映されるというのが非常に便利です。
Camera Appのタイムラプスアプリでは、カメラOSを起動し直したが如く、それまで使っていた設定値は何も引き継がれずイチから設定項目を作り上げなくてはいけなかったのですが、α6400では撮影モードのひとつとして用意されているので、動画、写真撮影をしている設定そのままインターバル撮影に移れます。
撮影間隔は1秒から60秒の間で1秒間隔で設定が可能。撮影枚数は最大で9999枚まで撮れます。カメラアプリのときの10倍の撮影が可能。長時間の撮影時もポータブル電源からの給電をしながらの撮影ができるので、どんな撮影でも対応ができそうなカメラになっています。
基本的なテストをしてみたかったので、ここでは1秒間隔で900枚の撮影を試してきました。
露出追従の感度も設定ができるなどCamera Appでできたことは全部できます。撮影時にサイレント撮影を指定することもできるので撮影時は無音で撮影をできます。(1秒間隔での撮影時にシャッター音が消せないと、非常にやかましいんです)
撮影したデータはソニーのPlayMemories Homeで4K動画に加工しています。無料で静止画から動画に変換できます。USBメモリーに入れて4Kブラビアに挿せば4K再生が可能。感動します。
「サイレント撮影」というのはシャッター幕を使わずに電子シャッターだけで撮影するモードです。バシャッという音を出さずに完全に無音で撮影ができます。
ライブ、音楽演奏の際や、集中力を要するスポーツシーンで活躍しますが、それだけではなく、お店で食事をするときのグルメ撮影でも無音で撮れると気を使わずに撮影ができます。
欠点としてはプロジェクターの投射映像などを撮影すると縞模様がみえてしまったりする点。また極端にスピードの速い撮影時には歪みが出てしまいます。サイレント撮影をしてみて、なにか映像が変?と、思ったら、試しにサイレント撮影を止めてみると解決することがあります。
α6500までの機種にも搭載されている機能ですがα6400では秒3コマ→秒8コマにサイレント撮影時の連写スピードが大幅向上しています。
人間の顔を認識して、さらには瞳にオートフォーカスを合わせる「瞳AF」機能も「リアルタイム瞳AF」として進化しました。
従来αではどこかのボタンに「瞳AF」機能をアサインして、そのボタンを押している間だけ瞳AFが効く、という仕様だったのですがα7R3からはシングルAFのときだけ、シャッター半押しだけで瞳AFが使えるようになっていました。α6400ではシングルAFだけではなくコンティニュアスAFでもシャッター半押しで瞳AFが作動します。
さらに、左右の目のどちらに合わせるのかを自分で設定することもできます。左右の瞳選択ボタンをどこかのボタンにアサインしておくと、そのボタンを押すたびに左目、右目が入れ替わります。構図を決めてのポートレート撮影の際にはどちらの瞳に合わせるのかを自分の意思で決めることができます。
実際に店内で試してみましたが、瞳の検出精度も大幅にあがっていて、上記の写真の様に小さな被写体でもすぐに見つけて、しかもこのサイズ(ブラビアのカタログの北川景子さん)でちゃんと瞳を検出しています。
動作しているところをキャプチャーして動画で記録したものがこちらです。検出精度の高さを是非ご覧ください。ちなみに手振れがひどいんですがわざとです。コンティニュアスAFにしているので被写体をゆらしてもちゃんと追ってくれているのがわかります。
そして、瞳AFとともに大きく進化しているのが高追従のリアルタイムトラッキングです。
デジタル一眼“α9”からタッチパネル搭載になり、当初は「タッチフォーカス」しか対応しませんでしたが、その後、シャッターが切れる「タッチシャッター」対応になり、“α6400”では「タッチトラッキング」を搭載しました。
従来モデルでは「ロックオンAF」と呼ばれていた機能が進化して「リアルタイムトラッキング」になっています。画面をタッチするだけで「リアルタイムトラッキング」が利用できます。
こちらは画面キャプチャーをしている関係でタッチトラッキングが使えないため、スポットAFトラッキングを使っています。捉えたい被写体が来たところでフォーカスポイントを使って図形を認識させると、あとは画面の中にいる間はずーっとその被写体を上記の緑の枠で表示して追従してくれます。
ちょっとコツがいるんですが列車の撮影の場合はスポットAFを使ってトラッキング機能を利用し、望遠側で連写して数枚撮影。
その後、ワイド側にしてから再度トラッキング指定をすれば1回に2度の撮影をすることが可能になります。
こうした鉄道写真はちょっと前までは「置きピン」にしておいて、予定しているポイントに列車が来たときにシャッターを切る、という事をしていましたが、これなら一度で複数カットが撮影できます。
当店店内にも即席でリアルタイムトラッキングの体験コーナーを作りました。おなじみプラレールミニなんですが、グルグル走っている副都心線の10000系の撮影に挑戦。
この場合はトラッキングスポットAFにして、電車のやってくる位置で先頭車両にロックオンさせます。
リアルタイムトラッキングで追従している間はこうして緑の枠が表示されます。
実際に撮影したカットがこちら。秒8コマの連写モード「Hi」で撮影しています。全部が全部ドンピシャにはならず、やや甘いのも正直言ってあるんですが、次のコマではまたしっかりと追従してくれていて、歩留まりはかなり高いかと思います。
これをタッチトラッキングでやろうとすると、触る位置によっては電車を追ってくれないことがあるので、練習してタッチするポイントの慣れは必要になりそうです。
なお、こちらの撮影はSEL18135を使っています。かなり距離が近く、その割にスピードは速いのでカメラにはやや厳しい条件に思えるんですがさすがですね。
このタッチトラッキングは動画撮影時にも利用ができます。動画撮影時にタッチパネルで被写体を触ると、被写体を認識して追い続けてくれます。グルグル回る電車の場合、図形が途中で変わってしまうのでずーっと追い続けてはくれないのですが、そのたびにタッチパネルで電車を触り続けると、そのたびに追い続けてくれます。
こうなるとなんでも撮影をすることができそうです。
こちらはダブルズームレンズに付属するSEL55210で撮影してきた写真です。これもタッチトラッキングを使って撮影しています。
ハシビロガモが手前にいて、手前にはアシがあって、それ越しに撮影をしています。奥にはカルガモが2羽いて、普通だったら構図を作ってスポットAFを当てていきますが、タッチトラッキングで一度ハシビロガモをロックオンさせれば、あとは構図を自由に作って撮影タイミングを待てます。
被写体を見失うこともなく完全に追い続けてくれていて、ハシビロガモがアクションするのをひたすら待つだけ。グワッと一度だけクチを開いてくれたので、そこを連写で撮影しました。
くちばしの中をみると歯ではないのですが、歯ブラシみたいな繊毛が生えているのが見えます。これで口にはいった水の中から食べ物だけを選別して食べているんですね。
リアルタイムトラッキングの使い方を覚えると、撮影の方法がガラッと変わりそうです。
これらの「リアルタイム瞳AF」や「リアルタイムトラッキング」は3月に“α9”ファームウェアアップデートで“α9”にも搭載される予定です。“α9”では測距タイミングが最高秒60回もの正確なフォーカスをとっています。
今日、プライスダウンが発表になり398,880円になりましたが、“α6400”でのこれらの性能を試しちゃうと“α9”も欲しくなっちゃうかもしれませんね。
最後はピーキング色の新色追加の話です。
ピーキング表示というのは主にマニュアルフォーカスの際に使う機能なんですが、フォーカスが合っているところ、コントラストが高くなっているところを検出して、そこにフォーカスが来ていますよ、というのを画面表示上でわかるようにしてくれる機能です。
従来モデルでは白、黄色、赤の3色が選べたのですが明るいシーンでは白と黄色は判別が難しく、赤を使うことが多いのではないでしょうか? フレーミングしているときの被写体の色味なども変わって見えてしまうので赤とか派手めの色というのもちょっと使いにくい感じがありましたが、それに新しいカラーとして「ブルー」が加わりました。
実際に試してみると、これはなかなか良い感じかもしれません。緑が多いネイチャー風景では目立たないかもしれませんが、花などでも反対色になるのでわかりやすいかも。
それほど全体の色味が変わった感じもしません。細かい進化ポイントですが、地味に便利そうです。
その他、α6000系シリーズで初めて4K HDR(ハイブリッド・ログ・ガンマ)記録に対応しました。ピクチャープロファイル10が使えてガンマカーブに「HLG」設定ができます。
これはこれでまた試してみたいと思います。
“α6400”と合わせて使いたいレンズも何本かありますが、これもまた次の機会に。
■スタートアップスプリングキャンペーンでオトクな“α6400”
さて、当店では展示レンズがすべて揃っているのでボディのみの「ILCE-6400」を展示していますが、製品パッケージとしては4種類のセットで販売されています。
3つのレンズキットが用意されていてボディとレンズをそれぞれバラバラに購入するよりもお得な価格設定になっています。それぞれのレンズセットの価格比較は下記の様になります。
ストア価格(税別) | セットレンズ | オトク度 | |
ILCE-6400 ボディのみ |
109,880円 | なし | - |
ILCE-6400L パワーズーム レンズキット |
119,880円 | SELP1650(32,190円) | 22,190円 |
ILCE-6400Y ダブルズーム レンズキット |
139,880円 | SELP1650(32,190円) SEL55210(33,600円) |
35,790円 |
ILCE-6400M 高倍率ズーム レンズキット |
149,880円 | SEL18135(64,630円) | 24,630円 |
ボディのみ価格の109,880円にレンズ価格を足したものからソニーストアでのセット価格を引いたものが「オトク度」の価格になります。
単純に考えるとダブルズームレンズが一番オトクになります。パワーズームレンズキットと高倍率ズームレンズキットのお得度は2,000円ほどの違いに見えますが、“α6400”の発売記念として「αスタートアップスプリングキャンペーン」が開催されています。
★ソニー『αスタートアップスプリングキャンペーン』のご案内はこちらから
さらに5月6日まで開催されている「“α”スタートアップスプリングキャンペーン」に応募すれば、ILCE-6400Mだと2万円のキャッシュバックです。ILCE-6400Lだと1.5万円に設定されているので、さらに5,000円オトクになります。
当店でのオーダー状況を見ても一番人気は高倍率ズームレンズキット「ILCE-6400M」となっていて、ソニーショップの取り寄せルートでもすでに「ILCE-6400M」は4週待ちになる一番人気モデルとなっています。
149,880円の価格設定になっているILCE-6400Mですが、My Sony ID会員になってAV商品10%オフクーポンを使えば10%オフで購入可能。ソニーストアで25万円以上の購入履歴がある方だと3年ワイド保証の無料クーポンをお持ちだと思います。それを使えば6,000円の3年ワイド保証も無料になります。(※ワイド保証無料クーポンをお持ちでない方は当店店頭へお越しいただければ3年ワイド保証を半額にするクーポンをプレゼントできます)
ボディのみとレンズ単体で買うよりも相当オトクに買えますね。
本日発売の”α6400”です。是非ご検討ください。
リアルタイムトラッキング、タッチトラッキングの性能を試してみたい、という方は東京・新橋のソニーショップテックスタッフへお気軽にお越しください。
APS-Cセンサー搭載 デジタル一眼カメラ α6400 ILCE-6400 |
ソニーストア価格: 109,880円~+税 |
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発売日 | 2019年2月22日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
延長保証 | 5年ワイド:11,000円+税 3年ワイド/5年ベーシック:6,000円+税 3年ベーシック:無償 |
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ |
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テックスタッフ 店頭入特典 |
2月22日より店頭展示開始 AV商品10%オフクーポンプレゼント 3年ワイド保証半額クーポンプレゼント テックスタッフ店頭ご利用特典のご案内 |
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☆当店blog 2019.1.19「“α6400” ショールーム展示実機レビューレポート 」
☆当店blog 2019.1.16「3分でわかる“α6400”プレスリリース」
【ILCE-6400MとセットになっているSEL18135のご案内はこちら】
APS-Cズームレンズ SEL18135 |
ソニーストア価格: 64,630円+税 |
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発売日 | 2018年2月2日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
長期保証 サービス |
5年ワイド:7,000円+税 3年ワイド/5年ベーシック:4,000円+税 3年ベーシック:無償 |
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ |
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テックスタッフ 店頭入特典 |
10%オフクーポン(併用不可)プレゼント中 AV商品10%オフクーポンプレゼント テックスタッフ店頭ご利用特典のご案内 実機店頭展示中 |
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★当店ホームページ「最初の一本はコレ!APS-Cサイズのミラーレス一眼”α”におすすめな高倍率ズームレンズ【SEL18135】完全レビュー」
★当店blog 2018.4.9「”α6500”+高倍率ズームレンズ「SEL18135」で撮る『奥多摩湖の桜』」
☆当店blog 2018.2.2「SEL18135で撮る上野のシャンシャン(先着整理券編)」
☆当店blog 2018.1.17「APS-Cズームレンズ『SEL18135』ショールーム展示レポート」
☆当店blog 2018.1.17「『SEL18135』ソニーストアにて先行予約販売開始!」
☆当店blog 2018.1.13「APS-Cズームレンズ『SEL18135』国内発表で2月2日発売」
☆当店blog 2018.1.6「海外にてAPS-C専用Eマウントズームレンズ『SEL18135』が発表 」
☆ソニープレスリリース「小型軽量ながら高倍率・高画質を実現したAPS-Cズームレンズ『E 18-135mm F3.5-5.6 OSS』を発売」