【Ultra HDR】”α9 III”とXperia 1 VIで撮る「ソニーショップキャンペーン褒賞旅行 in 札幌」
昨日までお休みをいただいて札幌へ行ってまいりました。当店でのお買い物をいただいたお客様のおかげで、ソニーさんから褒賞旅行をいただき、札幌へ行ってまいりました。旅の様子を”α9 III”とXperia 1 VIで撮影してきましたので、旅の様子をレポートしたいと思います。
こんにちは、店員佐藤です。
昨年の年末にソニーショップで売上ノルマのあるキャンペーンが開催されていました。おかげさまで当店は皆様のお買い物のおかげで目標を達成して、このたび、札幌へ連れていってもらえることになりました。2月4日に羽田から出発して翌日には帰ってくる1泊2日の旅行です。
ソニーさんにも、そして当店をご利用ちいただいている皆様にも感謝です。
ソニーストア札幌の視察を含む視察旅行というテイにもなっているんですがメインは2月4日からはじまった「さっぽろ雪まつり」です。せっかくですのでデジタル一眼カメラ”α9 III”と、昨年のヒットモデルであるSIMフリースマートフォン「Xperia 1 VI」を使って撮影旅にしてきました。
スナップ撮影はすべて「Xperia 1 VI」で雪まつり会場ではグローバルシャッター搭載の「α9 III」にて、撮影。RAW撮影したものをXperia 1 VIに転送して昨年から紹介している「Ultra HDR」フォーマットで現像。今回の掲載写真はほぼすべてUltra HDRフォーマットでアップロードしています。
Android OS 14+HDR対応デバイス、もしくはWindows 11+HDR対応ディスプレイにて、Chromeブラウザを使ってご覧いただくと通常よりも広いダイナミックレンジで記録された「Ultra HDR」フォトでご覧いただけます。
非対応デバイスでも、通常のJPEG写真でご覧になれます。どういう違いが出るのか、ご興味ある方がいらっしゃいましたら、当店店頭までどうぞ。2025年はUltra HDRの普及が加速して、写真の世界が変わるんじゃないかな?と、個人的に期待しています。今回もUltra HDRでの記事作成の練習です。(^^)
さて、時間を2月4日火曜日の朝に戻します。この日から日本列島を大寒波が襲っており日本海側では災害級の大雪になるのでは?というのがニュースで報じられていました。羽田空港でも地域により欠航がでていたり遅延があったりと案内掲示板にはたくさんの情報掲示があったのですが、幸い、札幌の新千歳空港行きは出発。ただ、遅延があり1時間近く遅い到着になっていました。
スケジュールはかなりゆとりを持った計画になっていて、ゆっくり出来るねー、なんて話をしていたのですが、飛行機の遅延があったため、それらのゆとりが全部すっとび、 かなり忙しいツアーに。
新千歳空港に到着したところで、全国から集まってくる他のソニーショップさんを待って札幌へ移動します。
新千歳空港を少しだけ見学することが出来たんですが、自販機には「北海道コーナー」なるものが用意されていて、北海道限定のドリンクなどが販売されています。ここにある「メロンミルクコーヒー」というのが気になり、試しに買ってみたところ、今までにないメロンとコーヒーの味が両立する飲み物という感じで、味の新世紀を堪能。
さぁ、ここから札幌の旅が始まります。
全国各地で大雪のニュースが伝えられていますが、札幌は晴れ間があるほどの穏やかな天気で、暖かくはありませんが東京とそれほど変わらない気温。ただ、雪は大量に積もっていて北国を感じさせてくれます。
現地の方の話によると先週までは雪が少なかったらしいですが、ここ数日の雪で一気に積もった、というお話しでした。冬の札幌の景色がギリギリで見られたわけで、それも感謝。
バス移動で札幌に到着したら、まずは雪まつり会場の見学です。
ソニーさんによるレンズやカメラのレンタルサービスを利用しつつ、各自バラバラに出発。
さっぽろ雪まつりは初参加です。テレビ塔を起点にして1丁目から11丁目まで、テレビ塔の大通に作られた雪像の展示会場を反時計回りで順番に見ていく流れになっていて、通常は2時間ほどで回るコースになっているとのこと。あちこちにイベント会場も用意されていて飲み食いしながら歩いてたっぷり楽しむと4時間くらいの時間がかかるとのこと。
我々はそれを1時間半で回ることになっているので、早足で進んで行きます。
雪像の数は全然数えてもいないのですが、テレビで見る大雪像は5体あって、それ以外に中小の雪像も展示され、その数はどらくらいだろう、50体以上はあったんじゃないかと思います。
それを通りを歩きながら見学していきます。東京もそうですが、ここも海外ツーリストさんが多く、アジア系だけではなく欧米系も含めて全世界から人が集まってきている感じで日本語以外の言語もたくさん。
展示されている雪像も万国共通のものになっているので、みんなで楽しめますね。最初に見つけたのはミニオンズですが、どうやらこの近くに大谷翔平選手とデコピンの雪像もあったらしく見逃してしまいました。
ま、仕方がないというか、人が多くて思い通りに歩けないくらいなので、チェックが甘くなります。
シマエナガ発見。札幌ではスズメみたいな感じでシマエナガが見られるという情報を聞いていて、万が一用に720mmズームが使えるサイバーショット「DSC-HX99」を持ってきているんですが、残念ながらシマエナガどころかスズメも見つけれませんでした。
やはり、それなりの場所に行かないとダメですね。
ピカチュウ発見! デビューしたてのピカチュウらしく首のくびれがありません。これに気を取られてしまいましたが、その奥にはやり投げの北口選手がいたみたいですね。そっちもチェックすればよかった。
こうした大雪像は自衛隊の皆さんが制作しているそうです。たまたまテレビ中継が入っていて、雪像を人が登っていますが、そのサイズがわかります。
こちらは札幌競馬場の雪像で、17時30分~20時はプロジェクションマッピングで馬が走り出すんだそうです。見たかったんですが時間が合わなくて見られず。
昨年の時事ネタがあちこちに雪像になって展示されています。1万円の福沢諭吉氏と渋沢栄一氏の雪像が見られるのは今年だけ。一期一会の雪像で、なるほど、これは盛り上がるわけです。
思っていた以上に面白い!
1時間30分の時間で見学する必要があるので45分経ったところで折り返して帰ってくることにしていたのですが、10分かけて最後の11丁目、モンスターハンターワイルズの大雪像まで行き、帰りは駆け足で戻ることに成功。
一応、大通会場は全制覇!
反時計回りに、急いで帰っていくんですが、帰り道は帰り道で、また楽しそうな雪像がいっぱい。これは「チューブスライダー」とあるので、時間によっては中に入ることができるのかな?
ガンダムの雪像もありましたー。これもプロジェクションマッピングになっていて5分おきくらいでアニメーションしてくれるようです。
これは夜に来た方が楽しそう。
ということで、一旦集合してホテルへチェックインします。
ホテルに着いたら15分で懇親会へ向かいます。時間がとにかくなくて詰め込み旅行です。でも、こういうの楽しい。
懇親会ではソニーマーケティングさん、ソニーコンスーマーセールスさんの社長さんたちとお食事です。普段、お話しするどころか滅多にお目にかかることもない方達のお話しが聞けつつ、豪華コース料理でお腹いっぱいに。
その後、再び、さっぽろ雪まつり会場へ出発。撮影会の夜の部は、札幌テレビ塔の上から、ライトアップされた雪まつり会場の写真撮影にチャレンジ。
テレビ塔も激混みで上に登るのに30~40分待ちと案内されていて、これに並ぶと正味20分くらいでライトアップが終了して撮影時間も終わりになるなー、という計算をしつつ、それでもテレビ塔に登ります。雪まつり会場は夜10時でライトアップが終了。テレビ塔は夜10時半で営業終了です。
さて、ここで”α9 III”で使ってみたかった機能を初使いしてみます。”α1 II”にも搭載されている「コンポジットRAW撮影」という機能で、”α9 III”には「ノイズ低減用撮影設定」というものが搭載されています。”α1 II”はこれ以外に「ピクセルシフトマルチ撮影」というものも搭載されているんですが、そちらは三脚固定して使う撮影機能。
「コンポジットRAW撮影」は高感度撮影をしたときに複数枚の撮影を行い、それをあとでImaging Edge Desktopを使って合成してノイズを減らす、ということを行います。
設定は上記の通りで、RAWの記録方式と撮影枚数を設定可能。
4枚にしておくと1度の撮影で4枚の撮影を行い、あとで4枚のRAWファイルを合成することになります。やってみたんですが、4枚の合成だけでも、かなりPCのパワーを消費して時間もわりとかかります。VAIO S15の第8世代Core i 7で処理させたところ4枚の合成に1分弱くらいの時間がかかります。32枚とか撮影すると10分くらいはかかるかも。
出来れば、こういう処理もカメラ内で行えれば、という風に言う方が絶対いると思いますが、外出先でカメラを長時間使えなくしてバッテリーも消費することを考えると現実的ではないかも。せっかくRAWから現像するのに微調整もできないでしょうからね。
撮影してきたコンポジットRAWファイルはImaging Edge Viewerで処理します。「ファイル」>「コンポジットRAW撮影の処理」>「ノイズ低減用撮影 画像の合成」を選択します。
これが詳細の設定画面になり、これだけであとはPCがレンダリング処理して書き出してくれます。書き出してくれるのはAXR、JPEG、TIFFの3形式でRAWファイルでの出力はできません。
なので、通常の現像処理をした結果で合成をする場合は、一度Editを使ってRAW現像を行い、画像処理設定をファイルとして保存して、コンポジットRAWの合成時にそれを読み込ませて処理することで、現像処理とコンポジットRAWの処理を行うことができます。
こちらが画像処理設定を読み込ませている画面です。やり方が分かっていれば特に難しい作業ではありません。これで露出やカラー調整をした画像としてコンポジットRAWの処理ができます。
あいにく傾きやトリミングの設定は反映されないので、撮影時に傾きはチェックしまくっておいた方が良いかも。
4枚のコンポジット撮影したファイルを処理しています。
どの写真が4枚組みになっているのかはViewでもEditでも表示されなくて、自分で見つけるしかないようです。ま、絵柄が4枚ずつ変わっていれば、どれがコンポジット撮影したのかは大体わかるんですけどね。
ということで、通常の1枚RAWで現像したモノとコンポジットRAW撮影したものを並べて、Flickrにアップロードしました。先に表示されているのが1枚RAWの写真で2枚目がコンポジットRAW設定で撮影して処理したものになります。
上記のように撮影出来ました。斜めってしまっているんですが、今回はコンポジットRAW出力したファイルをそのまま掲載したかったのであえて補正せずにアップロードしました。
部分拡大して比較してみたものがこちらです。
画面左が1枚RAWで、右がコンポジットRAWです。これはノイズ低減のための撮影設定なんですが、まるでピクセルシフトマルチ撮影みたいで画像の解像感というか雪像のシャープさが大幅にアップしているのがわかります。
また、ノイズ低減の威力もすごい。ISO800で撮っていて、それをDROで持ち上げて現像しているため、暗所のノイズがわりと強めに出てしまっているんですが、コンポジットRAW撮影ではかなり軽減されています。
あと複数枚の写真の重ね合わせをしているんですけど、人物などの移動しているものが二重に見えたりというのもありません。これは合成時にソフトウェアで動きモノを判断して処理をしているとのこと。
これは威力がありますね。
もう1枚、こちらはISO1600で撮影したファイルになります。1枚目が1枚RAW現像で、2枚目がコンポジットRAWでの処理になります。
テレビ塔から90m下の広場を撮影しています。部分拡大して見るとこれくらいの差になります。
違いがわかりにくいかもしれませんが、ノイズがだいぶ減っています。
ピクセルシフトマルチ撮影と違って、これは手持ち撮影で使えます。”α9 III”だけではなく”α1 II”でも使える技なので、これは覚えておくとよいかも。現像の手間はかかりますが、写りが全然違ってきます。
普段、イルミネーション撮影とかしていないんですけど、”α9 III”のグローバルシャッターならフリッカーも特に気にする必要はなさそうだし、機動力をもった夜景撮影ができるようになりますね。
ということで、機動力を生かして? 札幌テレビ塔の下りは外階段を使って降りて来ました。
かなりの厚着をしてきたんですが、室内にいることが多く、だいぶ暑かったんですw ここで冷えて、札幌の寒さを少しだけ体感できました。
その後、ホテルへ戻って宿泊して、翌日は朝食後にソニーストア札幌へ移動です。
2023年7月にオープンした「モユクサッポロ」の3Fにあるのがソニーストア札幌です。オープン当時はまだ装飾がまにあっていなかったのか、アーケード内にソニーの看板が出ていなかったんですが、今はちゃんと看板も出ていました。
時間の都合でオープン前のソニーストア札幌さんを視察です。
ぼっち・ざ・ろっくのコラボヘッドホン、実物を初めて見ました。なるほど、これはインパクトありますね。ピンクの部分は柔らかいシリコン製かと思いきや、硬度のあるパーツになっていました。しかし、これは目立ちますね。w
オープン当初は動画撮影の体験コーナーになっていたコーナーが、現在はINZONE製品の体験コーナーになっていて、APEX展示が行われていました。
ソニーストア札幌と言えば、初音ミクです。
今回も人気製品になっていますし、ソニーストア札幌で記念にお買い物するならワイヤレスイヤホンですね。
その後、4~6Fにある水族館「AOAO」も観させていただきます。都市型水族館というか、札幌は海からもかなり距離があるところなので、ここで使っている海水は全て水から作っている人工海水なんだそうです。
なので大水槽とかも気がつけばないんですけど、それを感じさせない工夫のある展示をしています。ペンギンの展示が一番楽しくて、ここはいつも人だかり。
あとはたくさんの水槽にいろいろな水生生物が生きています。ちなみに、これらの撮影ですが、全部「Xperia 1 VI」です。”α9 III”はバスの中に置いてきてしまいました。
Aマウントの頃のデジタル一眼レフカメラ時代の”α”では、水槽でのAF撮影はほぼ無理でマニュアルフォーカスで置きピンとかにして撮影するしかなかったんですが「Xperia 1 VI」のAF、すごいですよ。タッチトラッキングで水槽越しのものにちゃんとピントがあって、撮影出来てしまうんですから。
いやー、まじか! こんなに撮れちゃうとは。
これはピンボケに見えますが、水槽を斜めに見てしまっているのでそれでにじんでしまっている感じ。追えますねー。
輝度差のあるところでのRAW撮影で、それを後からLightroom モバイルでUltra HDRフォーマットで現像しています。Xperia 1 VIのExmor-Tセンサーでこの輝度差の写真が撮れてしまいます。
いやー、水族館、楽しいですね。これはソニーストア札幌とベストパートナーですよ。
ということで、今回のメインイベントのソニーストア札幌の視察も終わって、帰路につきました。
最後のランチで美味しい釜飯をいただき、ここで解散。
空港は出発まで1時間半もゆとりがあるはずが、荷物預けに30分、手荷物検査に30分で激混み状態のおかげで、お土産もレジ列に並んで手の届くモノだけ買ってくる感じでした。
忙しかったけど楽しい札幌旅行でした。
思い出の写真がたくさん撮れていますが、他に動画も撮ってあるので、あとで動画編集して思い出を追加したいと思います。
最後までお付き合いくださりありがとうございました。
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『Xperia 1 VI』本体ソフトウェアアップデート「画面ちらつき」の改善
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【Ultra HDR】”α9 III”とXperia 1 VIで撮る「ソニーショップキャンペーン褒賞旅行 in 札幌」
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