【Tips】本格的にゲームを始めたい方必見! はじめての『ゲーミングヘッドセット』の選び方
ヘッドセットはヘッドホンやイヤホンとマイクが一体化したマイク付きヘッドホン(イヤホン)です。
これから本格的にゲームを始めたいという方に向けてゲーミングヘッドセットの選び方、考え方をご紹介します。自分にピッタリのゲーミングギア選びにお役立てください。
■ゲーミングヘッドセットとは
ヘッドホンやイヤホンとマイクが一体化したマイク付きヘッドホン(イヤホン)を「ヘッドセット」と呼びます。PCやスマホを操作しながら手ぶらで通話できるのが特長です。
その中でも、ゲームの音を聞き分けしやすい音質、マイクの通話性能、そして長時間プレイでも疲れにくい装着感を追求したゲーム専用のヘッドセットが「ゲーミングヘッドセット」です。
ゲーミングヘッドセットは、形状とゲーム機器との接続方式でタイプを分類できます。
自分が目指すプレイスタイルや、必要とする利便性などと照らし合わせて、どの組み合わせが自分に向いているのかを知ることが必要です。
ヘッドバンド型は音質の決め手となるドライバーユニットのサイズが大きめなので、音質が良く、パワフルな低音が再生しやすいほか、遮音性が高く音漏れもしにくいといった特徴があります。
マイクが口元にあるので声を的確に収音できるのもメリットです。
デメリットとしてはヘッドセットそのものの重さによる頭部、首などの負担や、ヘッドバンドの硬さによる締め付け具合、汗や蒸れなどが気になる場合があります。
イヤホン型は軽量なので、頭部への負担が少ないのがメリットです。コンパクトで携帯しやすく、外出先でも気軽に使うことが出来ます。
また、髪型を崩しにくく、メガネフレームと干渉しにくいのもポイントです。
デメリットとしては、耳の穴に入れるのでイヤーピースのサイズ選びを慎重に行う必要があります。
有線タイプは充電が不要でケーブルをつなぐだけですぐに使うことができ、音の遅延や音飛びが発生しづらいのがメリットです。
バッテリーが不要な分無線タイプに比べて軽く、価格も比較的安価です。
デメリットとしてはケーブルの長さの範囲でしか移動できないのと、ケーブルが絡まったり、キーボードやマウス操作の邪魔になる場合があります。
無線タイプは装着したまま自由に移動できる(通信範囲の目安:約10m程度)のはもちろんのこと、2.4GHzはBluetoothよりも遅延が少ないというメリットがあります。
ペアリングは不要で、専用トランシーバーをPCなどのUSB端子に接続するだけですぐに使用できます。ケーブルが無いのでPC周辺もすっきりします。
デメリットとしては環境によっては音飛びが発生する可能性があるのと、優先に比べ、ごくわずかな遅延があること、また専用トランシーバーを紛失すると使えないことが挙げられます。
■ゲーミングギアに求められる性能
■音の解像度・音の安定感
一瞬の判断や操作が勝敗を決するFPSなどのジャンルでは、敵の足音などわずかな音を聞き分け、敵の存在やその位置を把握することが求められます。
優れたゲーミングヘッドセットは、ゲーム内で再生されるBGMや環境音、効果音など、様々な情報が混じらず、それぞれクリアに聞き分けられます。
特に敵の足音や遠方の音など、大きな音にかき消されがちな微細な音を聴きとれるか、確認しましょう。
また、優れたゲーミングヘッドセットは、音の聞こえる方向や距離を正確に再現します。商品によって感じられる空間の広さも異なりますので、実際に体験して聞き取りやすさを確認してみると良いと思います。
■マイクの収音範囲・ON/OFF機能
マイクの収音範囲が狭すぎると声が拾い辛く、広すぎると周囲の雑音も拾いやすいので、適切な範囲に設定されているか確認しましょう。
また、周囲の雑音を低減するノイズリダクション機能を搭載した製品もあるので、機能の有無を確認しておくと良いと思います。
そして、家族との会話、宅配物の受け取りやトイレなどで離席する際など、現実とゲーム内とコミュニケーションを手元や耳元で手軽に切り替える機能があると便利です。
■ヘッドバンド型
ヘッドバンド型は軽いほど首や肩への負担が少なくなります。ただし、高音質、高機能な製品ほど高音質なパーツが必要なので、質量が増す傾向にあります。
側圧とは、頭や耳への締め付けの強さのことです。ゲーミングヘッドセットでは長時間の使用を前提に締め付け感を感じさせないよう、側圧を最適化しています。
一般的に側圧が強いと、痛みや疲労などにつながりますが、遮音性や音の再現度、装着性は上がります。
イヤーパッドにおいても素材によって蒸れやすさ、頭部や耳への負担、音質が変わる重要なパーツです。直接肌に触れる部分なので、自分好みの素材かも大切です。
■イヤホン型
イヤホンは単に小さければよいというわけではありません。個人ごとに異なる耳周辺の複雑な形状に対して、干渉せずに安定し装着が維持できるものを選ぶのがおすすめです。
イヤーピースにおいても素材によって蒸れやすさ、耳への負担、音質も変わる重要なパーツです。直接肌に触れる部分なので、手入れのしやすい素材かも大切です。
■メガネを使用の方
ヘッドセットとメガネとの併用による耳への負担は「側圧」と「イヤーパッド」で解消できる場合があります。
チェックポイントとして「側圧が低め(弱い)ものを選ぶ」「イヤーパッドが厚めで柔らかいものを選ぶ」「メガネとの干渉が少ないイヤホン型も検討してみる」と良いと思います。
■無線タイプのチェックポイント
無線タイプを選ぶ際は低遅延の接続方式を採用していること、プレイ時間にあったバッテリー性能であるかを確認します。
無線による接続方式には、大きく分けて「2.4GHzワイヤレス接続」と「Bluetooth接続」があります。
無線で音声データを送受信するためには、一度データを小さくして送り、届いた後に元に戻すという作業が必要です。この変換作業に要する時間が、映像と音声のズレ(遅延)になります。
「Bluetooth接続」は遅延時間が比較的長めです。一方「2.4GHzワイヤレス接続」はBluetoothに比べて低遅延を実現する方式です。そのため、ゲームで使用する場合は映像と音声のズレが少ない「2.4GHzワイヤレス接続」に対応した製品がおすすめです。
■ソニーのゲーミングギアINZONEとは?
ゲーミングギア初心者にもおすすめのINZONE
ソニー発のゲーミングブランド「INZONE」では長年培ってきた独自の高画質・高音質技術と最新のテクノロジーを融合させたゲーミングモニターおよびゲーミングヘッドセットを提供しています。
「INZONE Buds」はUSBトランシーバーを搭載した完全ワイヤレス型ヘッドセットにおいて業界最長クラスの約12時間使用可能な本体バッテリーを搭載し、長時間のゲームプレイでも快適に使用できます。
ドングルを使った低遅延2.4GHzワイヤレス接続に対応しているほか、ノイズキャンセリング機能も搭載しているため、外出先やオンライン会議でも便利です。
ケースにはイヤホン本体のほかにUSB Type Cのドングルも収納可能。ドングルには「PC」と「PS5/MOBILE」の切替スイッチがついており、使用した機器に合わせて使うことになります。
ドングルを使った低遅延2.4GHzワイヤレス接続ですが、人間の耳には遅延はまったく感じられません。実際に音の遅延にシビアな音ゲーをプレイしてみましたが、今までのBluetoothイヤホンを思い浮かべると信じられないほどの遅延のなさです。
さらに、このドングルですが、個人所有のiPad PROでも動作しました。この場合も音ゲーでのプレイで違和感無し。iPadで利用が可能なので、おそらくUSB Type C搭載のiPhone代でも利用ができそうです。
なお、音質ですが採用されているダイナミックドライバーは8.4mm径となっているので、おそらくWF-1000XM5(写真右)と同じものを採用しているかと思われます。
それもあってか、音質はかなりのもの。最初にPS5と接続して音を聴いたときに感動してしまいました。
そして「INZONE Buds」ではソニーの「360立体音響」技術をゲーム向けに最適化した「360 Spatial Sound for Gaming」も搭載しているので、立体音響設定を有効にすれば、通常2chに圧縮されるゲームの音声信号をゲーム本来の7.1chサウンドで楽しめます。
ゲーム向けに最適化されたソニーの360立体音響技術によって、優れた音の定位感や解像度を実現し、ゲームの世界に入り込んだかのような没入体験が得られます。
PlayStation 5、ゲーミングPCだけでなく、スマートフォンでもワイヤレスイヤホンで音楽ゲームを楽しみたいという方は是非ご検討になってみてください。
INZONEのゲーミングヘッドホンには『INZONE H9/ H5/ H3』の3製品がラインナップされています。
ソフトウェアとハードウェアの両面から、高いクオリティの音響を実現し、シューティングゲームなどにおいて迫りくる相手プレイヤーの位置をより正確に把握できます。
PCソフトウェア「INZONE Hub」で立体音響設定を有効にすることで、通常2chに圧縮されるゲームの音声信号をゲーム本来の7.1chサウンドに再現。
ゲーム向けに最適化されたソニーの「360 Spatial Sound for Gaming」によって、優れた音の定位感や解像度を実現し、ゲームの世界に入り込んだかのような没入体験や、音によって相手を正確に察知できることによる勝利体験をプレイヤーにもたらします。
マイクは回転式になっていて跳ね上げると自動でオフになり、下ろすとオンになるという仕様です。
INZONE専用PCソフトウェアにより、ゲームタイトル毎のイコライザー設定や、立体音響の個人最適化などヘッドセットの様々な設定をカスタマイズすることができます。
INZONE H9 |
INZONE H5 |
INZONE H3 | |
価格 | 36,300 円(税込) | 25,300 円(税込) | 9,900 円(税込) |
発売日 | 2022年7月8日 | 2023年10月27日 | 2022年7月8日 |
質量 | 約330g | 約260g | 約 299g |
ドライバー ユニット |
40mm ドーム型 (EDCCAボイスコイル採用) |
40mm ドーム型 (EDCCAボイスコイル採用) |
40mm ドーム型 (EDCCAボイスコイル採用) |
ノイズキャン セリング |
● | – | – |
接続方法 | 2.4GHz無線接続/Bluetooth | 2.4GHz無線接続/ 3.5mm有線接続 |
– |
Bluetooth | ● | – | – |
有線 | – | ● | ● |
バッテリー | 32時間 | 28時間 | – |
立体音響 | ● | ● | ● |
立体音響最適化 | ● | ● | ● |
イヤーパッド | ソフトフィット レザー |
ナイロン | ナイロン |
リングLEDランプ | ● | – | – |
マイク | ブームマイク | ブームマイク+ AIノイズキャンセリング |
ブームマイク |
360 Spatial Sound for Gaming | ● | ● | ● |
PCソフトウェア | ● | ● | ● |
Perfect for playstation 5 | ● | ● | – |
.
上記は3モデルを比較した表です。
「INZONE H9」はワイヤレスヘッドホンになっており、「INZONE H5」有線・無線両対応、「INZONE H3」は有線接続で使用します。
ワイヤレスは一般的なBluetoothではなく、専用のUSBトランシーバーを介した独自の2.4GHz無線方式を採用することで低遅延化を追求しており、Bluetoothで繋いだ場合のおよそ5分の1程度の遅延量になっています。
その上で「INZONE H9」ではBluetoothでの接続にも対応。2.4GHz無線方式との同時接続も可能で、たとえばPCやPS5のゲーム音声を低遅延の2.4GHz無線方式でプレイしながら、同時にスマートフォンにBluetoothでつないで仲間とのボイスチャットを楽しむということができます。
もちろん、急に電話がかかってきたという場合もヘッドセットのマイクを使って対応可能です。
ポイントしては「INZONE H9」ではハイエンドヘッドホン1000Xシリーズで実績のある、デュアルノイズセンサーテクノロジーによるノイズキャンセリング機能を搭載しています。実機で試させてもらったんもですが、ノイキャンの効きはかなり良いです。さすが今まで数々のノイキャンヘッドホンを創出してきたソニーだけあるなという印象。
デザイン的にもWH-1000XM5と共通になっている部分が多く、同時に並行して開発されているんじゃないかとすら思えます。このノイキャン機能で室内のノイズを遮断するため、シューティングゲームなどにおいて重要なわずかな音も聞き取ることができ、プレイへの集中が高まります。
また、本体のボタン操作でアンビエントサウンドモード(外音取り込み)に切り替えることも可能です。ゲームの音と外の音がバランスよく聞こえるため、プレイ中に電話やインターホンが鳴っても聞こえます。
「INZONE H9」と「INZONE H5」との大きな違いはノイキャンの有無のほかにイヤーパッド部分の素材にあります。「INZONE H9」だけ今年の春に発売されたソニーのノイズキャンセリングヘッドホンのフラッグシップモデル「WH-1000XM5」と全く同じ素材のソフトフィットレザーイヤーパッドになっており、低反発との相乗効果で柔らかくフィット感のある着け心地になっています。
さらっとした触感ですが、それでいてグリップ力が高く滑りにくく、遮音性も高いため、「INZONE H9」の売りであるノイズキャンセリング機能の効果をより良くする効果もあります。
「INZONE H5」および「INZONE H3」には快適性の高いナイロン素材が使用されています。蒸れを感じにくい素材で、同じく長時間のゲームプレイでも快適なまま使い続けられます。
サイズをより大きめにし、内側の空間を充分に取ることでイヤーパッドの中で耳が窮屈にならないゆとりのある装着感が実現されています。
あとはリングライトの有無があげられます。このハウジング部分のLEDランプによって、ヘッドセットの接続状況を確認することができます。
ゲーミングギアの性能やその違いはカタログで見るよりも、実際に体感して実感できることが多いものです、
製品にはそれぞれ個性がありますので、価格の安いものと高いものなど二つ以上の製品を比べてみるのがおすすめです。
★ソニーストア「 はじめてのゲーミングヘッドセットの選び方」
ワイヤレスノイズキャンセリング ーミングヘッドセット INZONE Buds WF-G700N |
ソニーストア価格: 29,700 円 税込 |
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発売日 | 2023年10月27日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
長期保証 サービス |
ヘッドホンケアプランワイド:3,300円(年払い) |
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ 24回払いまで分割手数料無料 |
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テックスタッフ 店頭入特典 |
5年ベーシック半額クーポンプレゼント テックスタッフ店頭ご利用特典のご案内 |
ワイヤレスノイズキャンセリング ゲーミングヘッドセット INZONE H9 WH-G900N/WZ |
ソニーストア価格: 36,300 円 税込 |
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発売日 | 2022年7月8日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
長期保証 サービス |
5年ワイド:4,400円 5年ベーシック:2,200円 |
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ 24回払いまで分割手数料無料 |
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テックスタッフ 店頭入特典 |
当店店頭にて実機展示予定 5年ワイド半額クーポンプレゼント テックスタッフ店頭ご利用特典のご案内 |
ワイヤレスゲーミングヘッドセット INZONE H5 WH-G500 |
ソニーストア価格: 20,900 円 税込 |
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発売日 | 2023年10月27日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
長期保証 サービス |
5年ワイド:3,300円 5年ベーシック:2,200円 |
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ 24回払いまで分割手数料無料 |
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テックスタッフ 店頭入特典 |
5年ベーシック半額クーポンプレゼント テックスタッフ店頭ご利用特典のご案内 |
ゲーミングヘッドセット INZONE H3 WH-G900N/WZ |
ソニーストア価格: 9,900 円 税込 |
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発売日 | 2022年7月8日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
長期保証 サービス |
5年ワイド:4,400円 5年ベーシック:2,200円 |
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ 24回払いまで分割手数料無料 |
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テックスタッフ 店頭入特典 |
5年ワイド半額クーポンプレゼント テックスタッフ店頭ご利用特典のご案内 |