祝『SEL50F12GM』カメラグランプリ2022 レンズ賞受賞 受賞の秘密に迫ってみました
ソニーのデジタル一眼“α”の Eマウント用大口径標準単焦点レンズ『SEL50F12GM』が、1年間に日本国内で新発売された交換レンズの中から最も優れた一本として、「カメラグランプリ2022 レンズ賞」を受賞しました。
関係各位の皆様、おめでとうございます。また、購入による支援をされたユーザーの皆様、ありがとうございます。
☆ソニー報道資料「大口径標準単焦点レンズGマスター『FE 50mm F1.2 GM』が
「カメラグランプリ2022 レンズ賞」を受賞」
こんにちは、店員佐藤です。
「SEL50F12GM」が写真・カメラ専門の雑誌・Web媒体の担当者の集まりであるカメラ記者クラブが主催する権威ある「カメラグランプリ2022 レンズ賞」を受賞しました。
「カメラグランプリ2022」は46名の専門家で構成される選考委員の投票によって、最も優れた商品が選考され、ソニーのEマウントレンズとしては「SEL24F14GM」「SEL200600G」に続き3本目の受賞レンズになります。
「高解像とぼけ味の両立を実現しつつ、F1.2の明るさを持つミラーレスカメラ用の大口径レンズとしては小型で、カメラボディのサイズ感にマッチしているという声が集まった。また、AFスピードの速さやMF時の操作感も、こだわりを感じる要素として高く評価された。」
という、選考理由になっています。
事情がよくわからない方からすると、審査員に裏金を渡して。。。なんていうのを想像してしまわれる方もいるかもしれませんが(^_-) フルサイズEマウントカメラ”α7”が登場してから今年で9年、当初はレンズが4本しかないという状況だったモノが来週受注開始になる「SEL2470GM2」で67本目のEマウントレンズになります。(フルサイズEマウントとしては47本目)
今や全焦点域をカバーできるレンズのラインナップを揃える段階ではなく、同じ焦点距離でどのレンズを選ぶか、ということができるまでになっています。
まだAマウントレンズ、APS-CセンサーのEマウントの3カテゴリーで展開していた2014~2016年頃に、「出てくるレンズがフルサイズEマウントばかりになった」という話をしたら「後から振り返ってみたら、今がどういうステージだかわかると思いますよ」と、言われたことがあるんですが、まさにこういうことだったんですね。今後の主流になるであろうフルサイズEマウントレンズのラインナップの拡充が一番の急務だったわけです。
G Masterレンズが登場したのは2016年で、それから3年経って「SEL24F14GM」が登場したところから、さらに開発ターゲットが高度なものにシフトされた感じがします。
★α Universe 『「G Master」の設計思想や魅力を開発陣が解説 FE 50mm F1.2 GM編』
発売当時にSEL50F12GMの開発者インタビューが掲載されていますが、こちらで解説されている「本当の意味で使いやすい」というのが現在のコンセプトなんだと思います。
小さく軽く軽量で、より高画質に。というレンズの開発にドンドン変わってきています。大きくて重くて高画質は当たり前で、それを以下に軽量コンパクトなレンズに仕上げるのか、というのはソニーのDNAですね。
ただ、単に軽量コンパクトな設計にしているだけではなく、随所にソニーの最高峰の技術が投入されていて、たとえば、こちらの「フローティングフォーカス構造」なんですが、スゴいコトをしています。
「XDリニアモーター」という強力で軽量で静かに動く、最強のフォーカシング駆動モーターを開発し、それを「フローティングフォーカス構造」で利用するようになったのは「SEL135F18GM」からです。以来、XDリニア+フローティングフォーカス構造を採用しているレンズは「SEL50F18GM」「SEL1224GM」「SEL70200GM2」「SEL2470GM2」となっており、現在は、この5本の最新レンズでだけ使われている技術。
2つのレンズ群を電子制御して同時に動かしているのが「フローティングフォーカス構造」です。収差がでない位置にレンズを制御しやすいメリットがあるのと、1つの大きなレンズ群を動かすのではなく、2つの小さなレンズ群にわけることができるためAFスピードを速めることも実現できます。また調整幅が広いため解像度をあげるのにも役立つとのこと。
「XDリニアモーターを使うとAFが静かで速くなる」というだけではなく、こうした複雑な構造のレンズ構成を採用できることにより軽量化とGマスターレンズならではの解像度の高さを実現しています。
また「ナノARコーティング2」という新しいコーティングが「SEL1224GM」から採用されるようになりましたが、このコーティングは光学的な性能のアップのための開発ではなく、曲率の高い面にも均一に塗布することができるという進化をしています。それって、ユーザーになにがメリットなのかというと、非球面レンズなどでより曲率の高いレンズの開発をすることが可能になり、それがレンズの小型軽量化にもつながっているというわけです。
なんと、コーティング技術までもが高画質化だけではなく軽量化につながっていると思うとソニーの「本当の意味で使いやすいレンズ」の本気度が伝わってくる気がします。
他社製カメラとソニー“α”をお使いのお客様から「本当の意味でカメラの軽量化を考えているのはソニーしかないんじゃないかな?」と言われたことがあるんですが、なるほど、こういうところもご覧になってのお話しだったんだなー、と、今さら気がつきました。
そういう所まで理解の上で写真・カメラ専門の雑誌・Web媒体の担当者さん達は投票されているんでしょうね。
「SEL50F12GM」は昨年春の発売以来、最大で半年待ちと言われるほどの「幻のレンズ」扱いをされるくらいだったんですが、現在はソニーストアで在庫復活をして即納状態で購入ができます。
カメラグランプリ2022の受賞記念に1本いかがでしょうか!?
このレンズはソニーのデジタル一眼“α”を代表する1本になるかと思います。
50mm単焦点レンズ SEL50F12GM |
ソニーストア価格: 315,700円 税込 |
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発売日 | 2021年4月23日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
長期保証 サービス |
5年ワイド:28,600円 3年ワイド/5年ベーシック:14,300円 3年ベーシック:無償 |
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ |
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テックスタッフ 店頭入特典 |
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