海外にて『BRAVIA XR』2022年モデルラインナップ発表
日本時間の1月5日0時に予告通り、新型ブラビア 2022年モデルの発表がありました。液晶モデルでmini LEDのバックライトを使ったモデルが登場。「BRAVIA CAM」としてカメラ機能の搭載などが発表になりました。
こんにちは、店員佐藤です。
2020年モデルのブラビア「A9G」の登場で、ソニーのテレビは最終型にたどり着いたと思っていたのですが、2021年モデルで新たにプロセッサーを入れ替えて「BRAVIA XR」として新世代シリーズに生まれ変わり、2022年モデルはそれをさらに発展させたシリーズとして発表になりました。
一番ホットなニュースは液晶モデルの8Kパネル搭載「Z9K」と、4K液晶最上位モデル「X95K」でMini LEDと呼ばれる、直下型LEDをさらに細分化したバックライトパネルを使ったモデルが登場したことになるかと思います。
従来のソニーの直下型LEDパネルのLEDの数などは非公開になっているので、どれくらい細分化されたのかはイメージ映像でみたイメージでしかわからないのですが、数の上では20倍以上の数になっているように見えます。
ざっくりと端折りますが、音声についても進化したBRAVIA XR、サラウンドシステムとの連携も強化しているという説明では「HT-A5000」という見慣れない型番のサウンドバーなども紹介されていました。
リモコンが新しいデザインのものになっていて、チャンネルボタンがついていないなど、かなりシンプルになっているのと、バックライト付きのものが紹介されていました。従来のチャンネルボタンが搭載されたリモコンと併用するモノなのかが不明ですが、もしかすると、このシンプルリモコンに切り替わるのかもしれないですね。
視聴対象がテレビ放送だけではなく、VOD主体になりつつある今だと、こういうのもあり得そうです。
テレビ上部には「BRAVIA CAM」というカメラ機能も搭載されます。
音声操作だけではなくジェスチャー操作で人差し指を立てて手を見せるとリモートコントロール画面のメニューが呼び出されてそれで操作ができるというデモ映像が見られます。
手の平を開いて、それをグーにして閉じると電源が切れるなどの操作もできるようです。
再生プラスチックが高い比率で使用された「SORPLAS」という素材を使って背面パネルなどが作られているというのも紹介。
昨年登場したワイヤレスヘッドホン「WF-1000XM4」をきっかけにソニー製品のSDGsへの取り組みが一気に本格化されました。
8KモデルのZ9Kが85型、75型のラインナップ。
他、X95Kなどのサイズラインナップは下記の通りとなります。
有機ELパネル搭載モデルで42型サイズは初登場。PlayStation 5のプライベート用ディスプレイとして使うのに重宝されそうです。
昨年登場したブラビアユーザーだけの特典として用意された、UHD BD並みのビットレートで提供される映像コンテンツ「BRAVIA CORE」は2022年モデルでも健在になりそうです。
以上、超短縮版での紹介になりますが、海外での「BRAVIA XR」2022年モデルの発表でした。日本向けの案内はまだ出ていませんが、例年通りであれば4月~7月にかけて日本向けにラインナップが整理されて発表になるかと思います。
5日10時にはInternational CESのプレカンファレンスがありますので、そこで詳細も発表になるかと思います。
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