VLOGCAM『ZV-E10』で撮ってきて編集する「武甲山ハイキングVLOG」
新発売のVLOGCAM「ZV-E10」の展示マシンを借りて秩父の山までハイキングをしてきました。今回はVLOGCAMということで、写真ももちろん撮ってきましたがメインはVLOGです。動画撮影メインで「武甲山」へ行ってきました。
撮影から動画編集まで一連の流れがどんな感じになるものかレポートしたいと思います。
こんにちは、店員佐藤です。
「武甲山」ってご存じですか? 埼玉県の秩父へ行ったことがある方でしたら「なんかすごい形をした山があった」と覚えている方もいるかもしれません。良質の石灰が取れると言うことで大きく削られてしまっている山で、いずれは山がなくなってしまうのでは!?という山です。
ここにも登山道はあって、山頂まで登れると言うことで行ってきました。
片道2時間程度なのであっという間に登れてしまうんですが、なるほど、あの削られた山のてっぺんの所に展望台があって、晴れていると眺めがとても良い山でした。
で、いつもであれば山の道中を細かく写真でレポートするのですが、今回はVLOGCAMでの動画撮影がメインです。写真もそれなりに撮ってきているんですが、ZV-E10を今回は楽しく使わせてもらってきましたので、実戦でのレポートから。
当店の展示モデルはレンズキットのホワイトモデルです。今朝ほど確認したところ、この組み合わせがソニーストアで欠品しており入荷次第出荷ステータスになっています。想定以上にこのモデルに人気集中している、というわけではなく、全体に品薄になっているそうで、たまたま今回はホワイトモデルのレンズキットの在庫が最初に切れたそうです。
ブラックカラーモデルも、ボディのみも在庫は少ないそうですので、キャンペーンでお得なウチにゲットしたい方はお早めにオーダーをどうぞ。
そのホワイトモデルなんですが、何が良いって、バリアングル液晶の背面まで真っ白に着色されているところがすごいですね。普通はこういうカメラだと液晶の裏とか見えないところはブラックモデルと共通部品にしてコストを下げようとするんですが、専用のパーツをこれだけふんだんに使っているカメラって今までにないかも。
モード切替のダイヤルが搭載されていなくてボタン操作をすることになっているんですが、これも使い慣れてみると全然違和感無しです。というか静止画モードでも動画撮影ボタンを押せば動画撮影がスタートするので、そこの切替はあまり気にしていなかったんですがスローモーション撮影がモード切替で簡単に使える様になっているので、スローモーション撮影が気軽にできます。
今回は出会えませんでしたが小動物が現れたときにサッと切替をすることができるのはZV-E10くらいなのでは?と、さえ思えました。
電源ボタンを入れっぱなしでもバリアングル液晶を上記の様に収納すれば、電源オフになるのも便利。私はザックにショルダーフックをつけていて、カメラは常時、そのフックに固定しているんですが、バリアングル液晶がスイッチ代わりになっていて、液晶の開け閉めだけで撮影をジャンジャンしてきました。
それと、これも面白かったんですが、縦位置で動画撮影をすると縦構図の動画が記録されます。
昔だったら縦長で動画撮影をしてしまうと使い道がなかったんですけど今はスマートフォンの普及のおかげで縦構図だけの動画作品などもあるくらい。画角情報がちゃんと縦構図で記録されるので、これを動画編集ソフトに読み込ませたときに画像を回転する必要がないことにたまげました。
いやー、すごいなー。時代はこうしてドンドン変わっていくんですね。
狙いがあって、帰り道に縦構図での動画撮影をちょいちょいやってきました。
デメリットというか、想定外だったのがショルダーストラップを使うとバリアングル液晶が見にくくなる、ということ。ショルダーストラップの紐が液晶画面にかかることがあり、これはちょっと使い方を考えねば、と、思いました。
右肩にだけストラップを装着してハンドストラップ、もしくは片掛けのショルダーストラップなどを探す必要があるかも。
それとハイキングの道中に交換レンズをザックにしまうと、なかなかレンズ交換をしなくなってしまいます。ZV-E10に使うレンズは小さなモノが多いので、これ専用のポーチをザックの肩掛けストラップに付けられるよう、なにか新しいモノを買ってこよ、と、思います。
レンズはワイドズームレンズの「SEL1018」と、単焦点レンズの「SEL35F18」の2本だけで行ってきたのですが、この組み合わせ、最強だと思います。これで野鳥撮影もしたい、というのなら「SEL70350G」などを用意したいところですが、ハイキングならこれでOK。
超軽い機材で山歩きを楽しんでこられました。
撮影してきた写真、動画はそれぞれ70カットほど。取り込みにはソニーの無料画像閲覧ソフトPlayMemories Homeを使っています。すでにVer.6.0を最後に開発が終わっているみたいで、厳密にはZV-E10は動作対象機種ではなくなっていると思うんですが、JPEG静止画、4K動画などは普通に取り込みと閲覧再生ができます。特に不便は点はありません。
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そして、動画編集については、10月3日までのキャンペーンでAdobe Premiere Proが3ヶ月無料で使えるというキャンペーンを開催中。
キャンペーンページでは「Adobe Premiere Rush」という簡易版の紹介をしていますが、プレゼントされるのは上位ソフトの「Adobe Premiere Pro」の方です。Adobe Premiere ProにPremiere Rushも内包されていて、まずは使いやすいRushから使ってください、というキャンペーンになっています。
本当にPremiere ProにRushがオマケでついてくるの?というところですが、確かに私のPremiere Proのプランで見てみたら「ご利用のプランに含まれるアプリ」として紹介されていました。
ということで、今回は「Adobe Premiere Rush」をインストールして実際に使ってみます。
「Adobe Premiere Rush」はタイムラインが1本になっている簡易編集ソフトです。できないことも多いのですが基本的な動画編集については「Premiere Pro」の20倍くらいは簡単にできていると思います。当店で推している「VEGAS Pro」よりも簡単に編集ができます。しかも見栄えも良くできます。
ソフトを最初に使うとチュートリアルが始まるんですが、我慢して30分くらい付き合えば、ほぼ全部の機能が使えるようになると思います。
さて、今回のZV-E10の撮影素材ですが動画だけで70カットほど撮ってきています。普通、70カットも動画があったら編集が面倒でやる気になれないと思うんですが、今回はそういう編集をすることを念頭にしていて、いつもなら1カットを8~12秒ほど撮って、1カット6秒前後ずつ使って行く、という編集の仕方をしてきます。
それをやると編集が超大変になるんですが、今回はVlogでテンポ良く編集してみよう!というのに挑戦。1カットの撮影を3~5秒程度にしていて使うのも1~2秒程度で撮ってきた動画を全部まとめて2~3分くらいにしよう、というのが目的です。
70カットの動画素材をとりあえず「Premiere Rush」に読ませてタイムラインにとりあえず全部並べてしまいます。
あとは頭から1カットずつ端をつまんで1~2秒程度の動画に短く詰めて行くという作業を行ってみました。タイム総計が最初は27分とかになっていたんですが、あっというまに3分を切るところまで短くできました。この作業が30分ほど。慣れてしまえばこういうのはササッと出来てしまうモノですね。
BGMを入れたり、シーンの切り替わりにディゾルブを入れたり、今回はやっていませんがシネマティックVlog風に映画的な色味に変更したりというところまでができます。タイトルもド派手なテンプレートが無数に用意されていて、これが私にとってのPremiere Rushの一番の魅力。工夫しなくてもテロップで見栄えの良い動画に仕立てることができます。
これがVEGASではできないんですよね。
そしてPremiere Rushではできないこと、というのがピクチャーインピクチャーだったり、手振れ補正のエフェクトだったり、そういう本格的な動画編集については機能が搭載されていません。
どこかに出来る機能があるはず、と探してもシンプルな操作にこだわった結果、用意されているエフェクト以外はなにもできないようになっているので、そういうときに「Adobe Premiere Pro」を使います。
こちらがPremiere Proのスタート画面なんですが、ここに「Premiere Rush プロジェクトを開く」というボタンがあるので、これを使って、先ほどRushで編集したシーケンスをPremiere Proで開くわけです。
これで先ほどの縦撮り動画の部分を3列にまとめてマルチ画面にする編集ができました。一度、Premiere Proで開いて編集すると、もうAdobe Rushにプロジェクトを戻すことはできないのですが、あとはPremiere Proで書き出しをすればOKです。
これで大体の流れが自分でもわかったので、次からはもうちょっと撮影と編集で工夫をしたハイキングVLOGを撮ってきたいと思います。
先日、販売店向けの動画編集セミナーがあり、そこでPremiere Rushの編集講座も受けているのですが、それを見ているので要領の良い編集方法ができたのかも。
緊急事態宣言が開けたら、当店店頭でも久しぶりにこうした動画編集ソフトの店頭セミナーが開催出来るかも。編集方法はご案内をしますので、皆さんのセンスの良いVlog作品を是非拝見させてください。
レンズ交換式デジタルカメラ VLOGCAM ZV-E10/ZV-E10L |
ソニーストア価格: 78,100 円税込~ |
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発売日 | 2021年9月17日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
延長保証 | 5年ワイド:8,800円(税込) 3年ワイド/5年ベーシック:4,400円(税込) 3年ベーシック:無償 |
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