【レビュー】Vlogcamエントリーモデル『ZV-E10』ショールーム展示レポート
先週金曜日から予約販売がスタートした9月17日発売のVlogcam『ZV-E10』のソニーショールーム/ソニーストア銀座での先行展示がスタートしました。
実機の様子を拝見させてもらってきましたのでレポートしたいと思います。今回のblogエントリーは長いですが、ZV-E10も魅力を全てお伝えしたいと思いますので、是非お付き合いください。
こんにちは、店員佐藤です。
入っていきなりですが、今回の「ZV-E10」のソニーさんの本気度を思い知らされました。展示はカメラコーナーのど真ん中の良いところに設置されているんですが、その目の前のモニターにこれがいきなり目に飛び込んできました。
齋藤飛鳥さんと言えば乃木坂46のドセンター、トップアイドルです。乃木坂46はソニーミュージックのアーティストではありますが、今まで、ソニー製品でのプロモーションやコラボ製品などがなくて、いつ、どこで使われるのかな?と、思っていたのですが、まさかここで「ZV-E10」のプロモーションに登場するとは。
天気の良い日の三浦海岸でのロケ、楽しそうだなー。
同時にサイバーショットベースの「ZV-1」のプロモーションビデオも公開になっていますが、そちらと比べるとこちらの方がアーティスティックに撮影されていて、その違いがよく分かります。
ZV-1は齋藤飛鳥ちゃん本人が撮影していて、ZV-E10は齋藤飛鳥ちゃんがモデルさんになってプロが撮影しているという違いはありますが、自分で撮影したくなるのはもちろん「ZV-E10」の方ですよねー。
※公開になったのは7月30日(金)からなので予約販売開始と同時にリリースされていたようです。
ということで、衝撃をうけつつ「ZV-E10」のソニーショールーム/ソニーストア銀座での実機の様子からレポートします。
レンジされているのはブラックボディとシルバーボディの2台です。ソーシャルディスタンスもあって、やや離して展示しているのですが、並べて撮影させてもらいました。
見るからに汚れそうに見えるホワイトボディですが、触ってみると防汚コートされているようでサラッとした質感になっています。しかし、なにもかもがホワイトですね。
一部シルバーパーツがありますが、ここの部品もブラックボディでは黒で着色されているのでホワイトボディだけのパーツをあしらっていることになります。ボタン類まですべてホワイトで色分けされている徹底ぶり。
さらにいうと、モニターの裏までホワイトです。こうした見えない部分は、普通、ブラックボディと共用パーツが使われることが多いのに、今回のホワイトボディはかなり特別感があります。
ちなみにキットレンズで装着されているレンズの色も違います。装着されているのはどちらもパワーズームレンズの「SELP1650」なんですが、市販されているのはブラックのみです。シルバーカラーのSELP1650はホワイトボディとセットになっているものだけです。
希少価値はこちらにありです。ホワイトボディで購入するならレンズキットで買わないともったいないかもしれません。
そして、2台のボディの間に展示されているのがこちらの5本のレンズです。左から「SEL1018」「SEL70350G」「SELP18105G」「SEL16F28+VCL-ECF2」「SEL35F18」です。単焦点レンズの「SEL35F18」だけは台に載っていなくてはみ出してしまっていますが、なるほど、このレンズ5本は確かにZV-E10というか、APS-Cセンサー搭載の”α”で動画撮影をするというのなら私でもピックアップする5本です。これに加えると言うか予算があるならSEL35F18はSEL24F18Zに入れ替えたいところです。
自由にこれらのレンズと交換して試すことができます。
こちらはメーカーさんも当店もイチオシの高倍率のパワーズームレンズ「SELP18105G」を装着したところです。
焦点距離27mm~157mmをカバーする6倍ズームレンズになります。デジタルズーム4倍も併用するならこれで628mmの超望遠撮影までこなせるスーパーカメラになります。
「SELP18105G」の泣き所というかパワーズームのレバーがボディにかなり近いところにあり、フォーカスを操作しながらズームを操作しようとすると左手を握り直さないといけないところなんですが、ZV-E10にはシャッターボタン位置にズームレバーがあるので、右手でズーム、左手でフォーカス操作、ということが可能。
これはかなり使い勝手の良いレンズになるかと思います。
こちらは私だけではなく“α”を知っている方なら多くの方が合わせたくなるであろう超広角ズームレンズ「SEL1018」です。隅までしっかりと解像する高画質レンズながら、非常にコンパクトな設計になっていて、これがブランドレンズ(Gレンズとかカールツァイスとか)になっていないのが不思議なくらいです。
動画撮影だと16:9のワイド画角で撮影するケースが多く、それだと3:2で撮影する静止画よりも画角が狭く感じられます。これがあれば、それも解消します。自撮りする際も風景が広く入って、自分の顔は小さめに写る小顔効果も期待できます。
そして、こちらはAPS-C専用の望遠レンズ「SEL70350G」です。APS-Cセンサーで撮影すると525mm相当の超望遠撮影が可能。デジタルズームを使うと2000mm超の超々望遠レンズですね。
さすがにスマートフォンでここまで望遠撮影出来るレンズはないと思います。デジタル一眼カメラならではの撮影が楽しめます。
これはフィッシュアイレンズコンバーターを装着したSEL16F28です。フィッシュアイというのは対角で180度の撮影ができる超々ワイド画角のレンズ。歪みが出て隅にいくといくほど細長ーい映像になってしまうんですが、全天を撮れる面白い映像が撮れます。これもスマートフォンとの差異化に威力を発揮するレンズです。
そして従来のデジタル一眼カメラで写真を撮りたい、ということであれば真っ先に案内をする単焦点レンズですが、こちらもやや広角な「SEL35F18」です。
どうせだったらカールツァイス「SEL24F18Z」をオススメしたくなるところですが、こちらのやや焦点距離の長いレンズの方が背景ボケは作りやすいんですよね。
“α6400”でデビューされる方にオススメするレンズと、動画を考えて「ZV-E10」向けにオススメするレンズで、中身はこんなにも変わるのか、というラインナップです。
さて、カメラのサイズを比べてみます。サイバーショットRX100ベースのZV-1(写真右)と比べたところがこちら。正面から見るとほとんどサイズが違わないという、脅威の小型ボディです。
ただ、上から見るとこんな感じ。センサーサイズも違えばレンズの大きさも変わってきます。バッテリーも薄型のプレートタイプのモノではないですしね。
重量はZV-E10がボディのみで343g、レンズが116gで合計459gほどになります。ZV-1は294gなので、サイズ感命!であればZV-1の方に軍配があがります。
でも、価格はキットレンズのZV-E10Lの方が1万円も安いという逆転現象が今回は起こっていますのでご注意を。
こちらは“α6400”(写真右)との比較です。
ファインダーが搭載されていないのとモードダイヤルが省略された分、ZV-E10の方がややコンパクトになっています。
横幅と奥行きがそれぞれ5mmずつ小さくなったZV-E10。重量はボディのみでZV-E10が343g、“α6400”が403gでわりと差があります。“α6400”も軽いカメラでしたが、さらに軽量化されています。
それぞれの機種の違いについては発売直後にスペック表で比較したblogエントリー記事がありますので、そちらでご覧ください。
今回はそれらの違いを中心にZV-E10の各部を見ていきます。
まずは、これがVlogcamなんだなー、と、思わせてくれるのがヘッドホン端子です。ボディ左上の赤いステレオミニプラグはマイク入力で下部の黒い端子がヘッドホン端子になります。
持ち合わせのヘッドホンを挿して、モニターしてみると、なるほど、動画撮影時に、マイクで拾った音を撮影しながら聴くことができるんですね。持っていたヘッドホンはノイズキャンセリング機能搭載のウォークマンの専用ヘッドホンで4極端子になっていました。そのため左の音しかモニターできなかったんですが、ちゃんと3極端子のヘッドホンがあれば、撮影中のマイク音声がモニターできます。
大げさにオーバーヘッドタイプのものをつけなくても、ポケットに入れられるインナーイヤーヘッドホンを持っておくと失敗がなさそうです。
せっかく遠くまでロケをして、頑張って動画撮影してきたのに、録音した音声のレベルが0に設定されていて音が何も録れていなかった、とかになるとかなりガッカリしますからね。(誰でも一度は経験すると思いますが、経験しなくて済むのであれば経験しないで済ませたいですね)
そして、搭載されているUSB端子はUSB 3.2対応で5Gbpsの高速データ転送に対応しています。
ですが、本体に付属するUSBケーブルは充電を目的にしたものでUSB 2.0規格のものになっています。これをそのままPCに接続してもフルスピードが出ませんのでご注意を。
PCとの接続にはUSB 3.2対応ケーブルを別途購入されることをお勧めします。
それとついでの話なので「バッテリー」についても紹介するんですが、NP-FW50が付属します。これ1本で80分の録画、440枚の写真撮影が可能となっていますが、1日撮り歩くのにはちょっと心元ありません。
予備のバッテリーを1本くらいは用意したいところ。そしてバッテリー充電も本体にUSBケーブルを挿して本体内充電をするんですが、旅先でそれをやると充電中にカメラ撮影ができなくなります。充電器も買っておくか、ということになるわけですが。。。
ソニーストアではこれを別々に購入する様に案内しています。バッテリーが8,668円とチャージャーが7,018円で合計15,686円になります。
ですが、これがセットになったアクセサリーキット「ACC-TRW」というのが製品として販売されているんです。
アクセサリーキット ACC-TRW |
ソニーストア価格: 10,868 円 |
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発売日 | 2014年2月7日 | メーカー商品情報ペーこちら | ||
ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ | |||
テックスタッフ 店頭入特典 |
10%オフクーポン(併用不可)プレゼント中 テックスタッフ店頭ご利用特典のご案内 ※実機店頭展示中 |
こちらのセットで購入すれば4,818円お得になります。ソニーストアさんも高く売りたくてこうしているわけではなく、掲載できる6つのコマにどれを入れるか検討して、別々に購入できる様に選択を増やしているだけなんだと思います。
セットで両方買うならこちらの方がお得です。
付属品の話を続けます。
こちらが同梱になるショルダーベルトです。長さは大体1.2mくらいあるかと思います。やや細身でサイバーショットRX1とかにセットされていた様なものですね。
ベルト幅は約2cmです。“α7”シリーズだと4cmくらいの幅があるんですが、スマートさを前面に出したデザインのベルトを用意したみたいですね。
大きなレンズを装着して使う予定があるようであれば、“α7”シリーズ用の太めのベルトにあとで買い換えても良いかもしれません。
ほとんど付属品の様に見えるシューティンググリップは別売りです。付属してきませんのでご注意ください。
使い勝手はよく考えられていて、グリップにもなるし、三脚にもなるし、根元のロックボタンを解除すると180度くるっとカメラが回転するようになっていて自撮りにすぐ移行ができるようになっていたりします。
もっとも便利なのはBluetoothを使ったワイヤレス接続なのでコードがブラブラしなくて良いところ。
キャッシュバックCP対象【2,000円】 |
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ワイヤレスリモートコマンダー機能付 シューティンググリップ GP-VPT2BT |
ソニーストア価格: 11,728 円 |
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発売日 | 2020年1月31日 | メーカー商品情報ペーこちら | ||
ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ | |||
テックスタッフ 店頭入特典 |
10%オフクーポン(併用不可)プレゼント中 テックスタッフ店頭ご利用特典のご案内 ※実機店頭展示中 |
Vlog撮影をするなら絶対に持っておいた方がよいと思います。リモコンがなかったり自撮りはしないからいいや、という方も、こうしたグリップを使って撮影した方が回転ブレ(レンズ軸を中心に平行がとれなくて微妙に映像が回転してゆれる現象)が劇的に少なくなります。
キャッシュバックキャンペーンで2,000円戻ってくるうちに買ってしまうのがお得です。
さて、付属品というか本体にセットになっている「ウインドスクリーン(通称:モフモフ)」も取り外しができるようになっていて、マルチインターフェースシューにとりついているだけなんです。
ウインドスクリーンを外すと下には3カプセルマイク搭載のマイク部が見えます。指向性の高いマイクが入っていて、高音質な録音を実現しています。
このウインドスクリーンはVlogcamの「ZV-1」と共用のパーツになっていました。
なので、このパーツからモフモフを外してみると。。。
こんな風に別々のパーツに外す事ができます。ウインドスクリーンを汚れたからといって選択する人がいるかどうかはわかりませんが、ホワイトのウインドスクリーンを自分で色を染めてみるとかいう遊びはあっても良いかも。
続けて外回りを見ていきます。
端子部を大写ししてみました。最初に紹介したヘッドホン端子が見えますが、その上にはマイクロHDMI端子とUSB type C端子が見えます。
このUSB type C端子は充電以外にPCとの接続、さらにはスマートフォンとの接続にも使えます。
USB type C同士のケーブルを用意して、これをZV-E10とXperia 1 IIとの接続に使うと、Xperia 1 IIをモニター代わりに使う、ということも可能。
「ZV-E10」の動画設定の最初の所に「USBストリーミング」という機能が搭載されているので、これを起動してからXperiaとつなぐだけです。
Xperia 1 II、Xperia 5 IIであればOS機能に「外部モニター」機能が搭載されているので機能を呼び出すだけで、ZV-E10の出力映像が画面に映せます。
※Xperia 1やXperia 5でも「USB camera pro」というアプリをインストールすれば同様のことが可能です。アプリは500円です。
MIシューのところにスマートフォンホルダーを装着すればUSB type Cケーブル1本で大型モニターのできあがりです。
UVC規格をサポートしているのでPCと接続すれば、そのままWEBカメラとして利用する事も可能。ZV-1は本体ソフトウェアアップデートで実現していた機能ですがZV-E10は最初からサポートされています。
液晶モニターもちょっと仕様がα6400(写真右)と変わっています。従来は横長のワイドモニターでしたがZV-E10は“α7”シリーズと同サイズに変更されています。これはファインダーがなくなったことにより、液晶モニターの大きさに制約がなくなったことが大きそう。
さらに、これをよく見ると微妙に底面よりもモニターが小さいのがわかりますね。
これはどういうことかというと。。。
“α7”シリーズユーザーさんでしたら「ああ、なるほど」と気づかれると思います。底面と面一だと三脚装着時に底面が干渉してしまって、液晶モニターが引き出せなくなってしまったりするんです。
それを防ぐために底面に液晶モニターを合わせず、やや小さくしている(というか高さをとっている)ので、三脚装着時でも問題なく液晶モニターを引き出せるようにしてくれています。
ニューモデルが登場するたびに、こういう細かいところもアップデートしていきますね。
ストラップ装着部も変更されています。スリット金具になっていて、従来の三角環はなくなりました。
“α7S3”の時から「カチャカチャ言わないように」ということで、遊びをなくす仕様にしていたりしているんですが、スリット金具であれば、ここにストラップを通さなくても音はしなくなります。
なお、この仕様はCinema camera FX3も同様です。
エントリーモデルの「ZV-E10」ですが、なんか動画のプロ機っぽい雰囲気が出ていますね。
大きなRECランプが搭載されているのと、液晶モニターに録画状態の強調表示機能も搭載されました。
見た目に録画状態がよくわかります。
代わりにα6400で使える赤外線のAF補助光が使えません。写真撮影のためのこだわりの設定機能が一部スポイルされて、それを動画撮影のために振り替えた機種になっています。
電源キーも面白い機能があります。本体上面に電源スイッチがあるんですが、これをオンにしたままで、背面の液晶を閉めてみます。
これで、レンズが収納されているので電源がオフになったのがわかるかと思います。これで液晶モニターを開くと、今度は電源が入るようになっています。
スライドスイッチは主電源なっていて、これがオフになっているときは動作しません。
シャッターボタンの位置に電源スイッチがあると、意図しないときに電源を入れてしまっていて、気づいたらバッテリーが空になっていたり、カバンの中で動画撮影を一生懸命していた、ということが起こりがちなんですが、そういうのがこれなら防げます。
バリアングル液晶は私もまだ使い慣れていないんですが、使いこなしている人に言わせると、撮影する際には絶対に引き出して使う、ということらしいので、こうしてしまうとモニター背面が出るように収納して、撮影時に引き出して使う、というのは理にかなっているのかも。
モードダイヤルの代わりにモード切替スイッチが搭載されているのもユニークです。
電源ボタンの下にあるこの丸いボタンを押すと静止画/動画/スロー動画の撮影モードに順送りで切り替わるようになっています。
デフォルトでは静止画も動画もオートモードになっているのですが、それぞれのモードでPASMなどのモード設定が可能。
各モードに入ってからFnキーをおしてファンクションメニューを呼び出すと、一番右下にあるアイコンが撮影モード変更になっています。
ここで絞り優先、シャッタースピード優先などを変更して使うわけです。
ちなみにファンクションメニューですが、動画と静止画といっぺんにメニューに置く機能の設定をすることができます。静止画撮影ではピクチャープロファイルとか使わないので、動画にだけ置いておいて、ここにDレンジオプティマイザーを置く、とかいうこともできそう。
設定、しやすそうだなー。
C1ボタンのところには「背景ボケ」切り替えボタンがあります。試してみたいと思います。
この機能は動画撮影時にも静止画撮影時にも使うコトができます。ボタンを押すと絞り開放になって背景が大きくボケます。このときは「SEL35F18」を装着しているので絞りがF1.8になっています。
もう一度C1ボタンを押すとくっきりモードになって背景が割とくっきり表示される様になりました。ボタンを押すたびに行ったり来たりします。
なお、このボタンでやっているのは「ボケ・・・絞り開放」「くっきり・・・絞りF8~F11」という設定とのこと。(静止画の場合はF11)
なので、数値を見てみるとISO感度が大きく変わっているのがわかると思います。
ちなみにF値は本来は表示されません。モード切替時に私が絞りを操作して、それ相当の映像を作っています。本来は背景ボケ機能表示があるのみです。
ただ、絞り値が大きく変わるので、これで様子がわかるかも。P、Aモードではダイヤルを回すと同時に背景ボケ機能も外れますが、Sモード、Mモードの際は絞り操作を自動でしてくれてISOだけで露出を合わせるようになるそうです。
この機能の使いこなしがZV-E10の使いこなしにつながるかも。
“α”上位機種にはなくて、エントリーモデルには搭載されている機能に「美肌効果」があります。ZV-E10は搭載をしています。
試してきました。
こちらが美肌効果「切」の状態です。
こちらが美肌効果「Hi」の状態です。肌がつるんとなって卵を剥いたみたいになりました。
この機能は静止画だけではなく動画でも利用可能。というか、USBストリーミングでも使えるそうなので、WEBカメラとして使っている時も肌がツルツルになります。
女性でズームなどを使ってWEBカメラを使ったオンライン会議を利用される方はオススメ。オンライン飲み会にもネタとしてオススメです。
ゴミ箱ボタンの所にはデフォルトで商品レビューボタンというのが設定されています。自撮りして商品紹介をする人ばかりではないと思いますが、顔認識機能を使うと、人の顔にAFが引っ張られてしまい主題にフォーカスが行かない、というのを防ぐことができます。
こちらが通常の撮影時。顔認識で顔の方にAFがいってしまっているので、手元のメモリーカードにAFがいきません。
商品レビューボタンを使うとこうして近くのものにAFを合わせてくれます。
当店では動画を使った商品紹介はしていませんが、この機能を試したくて、なにか動画での案内をしたくなりますね。
写真撮影機能の多くをドロップして動画撮影に特化させた、という見方をされがちな「ZV-E10」ですが、基本機能はしっかりと搭載しています。
なかでもソニー“α”と言えば!というトレッキング瞳AFや、動物瞳AFも搭載しています。
動物瞳AFが使えるのは静止画撮影だけで、動画撮影時には使えないんですが、こうした機能は“α6400”並みですね。
それと、知らない人が見ると「ずいぶん機能がドロップしているな」と、思われそうなのがフォーカスエリア設定です。
フォーカスエリア設定がデフォルトでゾーンになっているのですが、変更しようとすると、あれ?ワイドとスポットLしかないぞ!あと、トラッキングゾーン? 4つしか選べないの!?と、なってしまいそうなんですが。。。
これは「フォーカスエリア限定」の設定によるモノです。
フォーカスエリア限定を当初から減らして設定していて、必要であればその他のフォーカスエリアが表示させられるようになっています。
ま、確かにカメラ初心者の方が最初からスポットフォーカスのSを使いこなされることはないでしょうからね。
エントリー層の方が使いやすい様に考えられたデフォルト設定になっています。腕が上達してきたら、これらの制限を解除してどんどん使えるカメラになっていくというのはさすが。
さて、最後になりましたがズームレバーのメリットもおさらいです。
他の静止画主体の“α”シリーズでは搭載していないズームレバーはVlogcamならではの操作キーと言えますが、デフォルトでは光学ズームのみの設定になっているそうです。
ですが、これを「全画素超解像ズーム」にすると2倍、デジタルズームにすると4倍のズームが使える様になります。
これはレンズのズーム機能を使わずに、内部処理で拡大表示する撮影方法で150mmまでのレンズにこれを加えれば600mm相当の望遠撮影まで可能にする機能。
単焦点レンズでもズームが疑似的に使えるという便利機能です。
で、さらにVlogcamならではの新機能も発見。
それがこちらのズームスピードです。ズームレバー、カスタムキーズーム、リモートズームと3種類ありますが、これはなにかというと、文字通りの機能で、ズームレバー、カスタムキー設定、リモコンを使ったときのズームスピードを全部変えられるんです。
たとえば、これはレンズについているフォーカスホールドボタンにカスタムズームキーのW端の機能をつけた場合。
撮影時にテレ側へゆっくりズームをして撮影し、カットが出たらまた最初の状態のワイド端に戻す、ということをするとします。そのときにズームレバーを使わずにフォーカスホールドボタンで一気に戻すということができます。
私たちのような出たとこ勝負の動画撮影ではなく、ちゃんと絵コンテを作っての作品作りでは、何度も同じシーンを撮影するケースがあり、そういうときに設定して使う機能が搭載されています。
ズームスピードもスタンバイの時は速く、本番のREC時はゆっくりに、という設定も可能。
先日、販売店向けの動画編集セミナーがあったんですが、そのときに絵コンテを使っての作品作りというのを勉強させていただき、そのときに、こういうのが必要なシチュエーションがたびたびやってくるというのを教わりました。
こちらは画像再生時の設定で画像送り方法の設定です。従来の”α6400”では1枚ずつしか送れませんでしたが、“α7S3”では、こうした100枚ずつの送りができるような新設定が入っています。
ZV-E10にもそれがありました。
メニュー画面のUIは“α7S3”や“α1”の様な新UIにはなっていませんが、機能を見ると見た目こそ従来モデルと一緒ですが機能は最新のものが追加されています。
ZV-E10は見た目に“α6400”の廉価版なの?という見方をされがちですが、動画撮影をマジメに考えて機能追加をした、一番新しい”α”になっていると思います。こうした最新機能を搭載したモデルがエントリー機として最初に購入できる、ZV-E10でデジタル一眼デビューできる方が羨ましいなぁと、思うばかりです。
価格もメチャメチャ安いですしね。
ということで、新型“α”「ZV-E10」の実機レビューレポートでした。
このカメラで自分の好きなモノをたくさん撮って、毎日をシネマティックに飾ってみませんか!?
販売店には物流情報はまだ入ってきていませんが、ソニーストア銀座さんの話によると、早めのオーダーをしておくことをオススメされているようです。
この価格ですし、それはそうですよね。
最後の最後に、こちらが当店経由でお買い上げいただいたお客様のオーダー比率です。意外にもボディのみで購入されている方が多いのと、それとホワイトボディが想像以上に人気が高いような!
デジタル一眼再デビューという方が多いのか、動画撮影に改めてチャレンジ!という方もいらっしゃいそうです。
ホワイトカメラはいかにもVlogという感じがするしAPC-SのEマウントレンズはシルバーレンズも多いのでカラーマッチもしそう。
是非、ご検討ください。
レンズ交換式デジタルカメラ VLOGCAM ZV-E10/ZV-E10L |
ソニーストア価格: 78,100 円税込~ |
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発売日 | 2021年9月17日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
延長保証 | 5年ワイド:8,800円(税込) 3年ワイド/5年ベーシック:4,400円(税込) 3年ベーシック:無償 |
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ |
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テックスタッフ 店頭ご利用特典 |
10%オフクーポン(併用不可)プレゼント中 3年ワイド保証半額クーポンプレゼント ☆テックスタッフ店頭ご利用特典 |
★ソニー デジタル一眼カメラ『ZV-E10』商品ページはこちらから
★ソニーストア「新VLOGCAM発売記念キャンペーン」のご案内はこちらから
【ZV-E10と一緒に買いたいアクセサリー紹介】
キャッシュバックCP対象【2,000円】 |
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ワイヤレスリモートコマンダー機能付 シューティンググリップ GP-VPT2BT |
ソニーストア価格: 11,728 円 |
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発売日 | 2020年1月31日 | メーカー商品情報ペーこちら | ||
ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ | |||
テックスタッフ 店頭入特典 |
10%オフクーポン(併用不可)プレゼント中 テックスタッフ店頭ご利用特典のご案内 ※実機店頭展示中 |
モニター保護ガラスシート PCK-LG1 |
ソニーストア価格: 3,718 円 |
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発売日 | 2017年5月26日 | メーカー商品情報ペーこちら | ||
ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ | |||
テックスタッフ 店頭入特典 |
10%オフクーポン(併用不可)プレゼント中 テックスタッフ店頭ご利用特典のご案内 ※実機店頭展示中 |
※液晶モニターは“α6000”シリーズのワイド画面ではなく、“α7”シリーズと同じ3:2比率の画面になります。保護シートではなく保護ガラスがオススメです。
アクセサリーキット ACC-TRW |
ソニーストア価格: 10,868 円 |
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発売日 | 2014年2月7日 | メーカー商品情報ペーこちら | ||
ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ | |||
テックスタッフ 店頭入特典 |
10%オフクーポン(併用不可)プレゼント中 テックスタッフ店頭ご利用特典のご案内 ※実機店頭展示中 |
※ZV-E10本体にもバッテリーは付属しますが充電はカメラ本体にUSBケーブルを接続する本体内充電になります。撮影中に別途充電ができるようにチャージャーと予備バッテリーが必要になりますが、ZV-E10の購入ページでは別々に購入するようになっています。アクセサリーキット「ACC-TRW」で購入すると4,818円お得になります。予備バッテリーとチャージャーを購入される方は↑こちらの製品をお買い求めください。
【ZV-E10と一緒に使いたい、当店オススメレンズの紹介】
キャッシュバックCP対象【10,000円】 |
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パワーズームレンズ SELP18105G |
ソニーストア価格: 62,647 円税込 |
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発売日 | 2013年12月13日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
延長保証 | 5年ワイド:6,285円(税込) 3年ワイド/5年ベーシック:3,300円(税込) 3年ベーシック:無償 |
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ |
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テックスタッフ 店頭ご利用特典 |
10%オフクーポン(併用不可)プレゼント中 ☆テックスタッフ店頭ご利用特典 ※実機店頭展示中 |
キャッシュバックCP対象【10,000円】 |
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広角ズームレンズ SEL1018 |
ソニーストア価格: 83,600 円税込 |
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発売日 | 2012年11月16日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
延長保証 | 5年ワイド:8,381円(税込) 3年ワイド/5年ベーシック:4,400円(税込) 3年ベーシック:無償 |
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ |
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テックスタッフ 店頭ご利用特典 |
10%オフクーポン(併用不可)プレゼント中 ☆テックスタッフ店頭ご利用特典 ※実機店頭展示中 |
キャッシュバックCP対象【5,000円】 |
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単焦点レンズ SEL16F28 |
ソニーストア価格: 26,400 円税込 |
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発売日 | 2010年6月24日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
延長保証 | 5年ワイド:3,143円(税込) 3年ワイド/5年ベーシック:2,200円(税込) 3年ベーシック:無償 |
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ |
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テックスタッフ 店頭ご利用特典 |
10%オフクーポン(併用不可)プレゼント中 ☆テックスタッフ店頭ご利用特典 ※実機店頭展示中 |
単体では使えません。SEL16F28、SEL20F28と一緒に お使いいただくコンバーターレンズです |
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フィッシュアイコンバーター VCL-ECF2 |
ソニーストア価格: 18,568 円税込 |
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発売日 | 2015年7月10日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ |
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テックスタッフ 店頭ご利用特典 |
10%オフクーポン(併用不可)プレゼント中 ☆テックスタッフ店頭ご利用特典 ※実機店頭展示中 |
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