【レビュー】ステイホーム期間中に自宅で使ったグラスサウンドスピーカー『LSPX-S2』実機レポート
今夜、政府から発令されている緊急事態宣言について、最後の5都道県についても解除になるとの見込みというのがニュースになっています。4月11日から臨時休業している当店も最速で明後日5月27日から営業が再開できるかもしれません。
1か月半に渡るテレワークでのホームページ&blog記事更新にお付き合いくださった方に感謝いたします。間もなく店舗営業も再開できる見通しとなりましたが、これまでのテレワーク期間に長時間使っていたグラスサウンドスピーカー「LSPX-S2」の使用感などもこの機会にレポートしたいと思います。
こんにちは、店員佐藤です。
4月に政府から緊急事態宣言が出てから多くの方が外出自粛要請に従い、休日も自宅からできるだけ外出をしない生活を送られていると思います。我が家もそうで、会社への出勤日以外はずっと自宅で過ごしています。午前中に1時間あまりのジョギングで出かけることはあっても午後は一切外出することなく過ごしてきました。
雨の日は苦も無く自宅で過ごせるのですが昨日みたいに天気の良い日曜日だと出かけずに自宅にいるのが、なんとももったいない気分になるのと、外の空気を吸いたくなります。
高尾山なども空いているみたいだし、一人だけ行くのであれば特に迷惑にもならないし出かけちゃうか。。。なんて言ってしまうと、それを全員が考えたら密集地帯になってしまうし、そこを我慢するのが、今回の政府の緊急事態宣言ですよね。全員でそこを抑えることでコロナウイルスの感染拡大を阻止できたわけです。
自分たちにできるのは、そうやって外出自粛することくらいです。天気の良い日にはベランダにアウトドア用品を寄せ集めてピクニック気分を楽しむことはしていました。
ダイニングでの食事を単にベランダでするだけなんですが、これだけでだいぶアウトドア気分が味わえます。
それと、うちではいつもダイニングにあるブラビアに電源が入っていて常にテレビが流れているんですが、ベランダではテレビ放送が見られないため、日常から離れた気分を味わうこともできます。
で、ここで活躍していたのがグラスサウンドスピーカーの「LSPX-S2」でした。
ちょっと今日は気分を変えて「パーコレーター」を使ってコーヒーを淹れるぞ!というときに、一緒に持ち出すのが「LSPX-S2」です。
「LSPX-S2」はガラス部分がスピーカーになっている特殊な製品で、中に灯るLEDランプがろうそくの揺らめきの様で部屋の中で雰囲気を醸し出すデザイン家電的な製品なんですが、その音質もかなり優れていて、こう見えてハイレゾ対応製品になっています。
再生周波数帯域は60Hz~4KHzで、対応コーデックはLDAC、AAC、SBCとなっていてハイレゾ相当の音源も伝送が可能。先代の「LSPX-S1」ではガラスを鳴らすだめの加振器の保護のために保護抵抗器を入れていたそうですが、LSPX-S2ではアンプ側でそれを制御していて保護抵抗を外したそうです。これによる音の違いはかなり大きく、音の情報量が一気に増えた感じがします。
「LSPX-S1」の時はどうしても音の情報量が減ってしまっている感じがして1台だけのモノラルで鳴らしているとなにか物足りなさを感じてしまい、2台揃えてステレオ再生するのをおすすめしていましたが「LSPX-S2」ではモノラルでも十分満足できる音質になっていると思います。
暗いところでないと使えないわけではなく、こうして明るいお日様の下でもワイヤレススピーカーとして鳴らして使うことができます。
音楽を聴くだけなら、もっと安いワイヤレススピーカーを置いておく方法もあるんですが、見た目のデザイン的にもグラスサウンドスピーカーだったら食卓に置いてあっても、全然イメージが壊れないというか、むしろインスタ映え的にあったほうがおしゃれに見えます。
また、通常のワイヤレススピーカーだと横置きすることでステレオ感を得るのに対して、縦型でスタンドアップしている「LSPX-S2」は単純にテーブルの場所を取らない、というメリットもありました。
もちろん、LEDランプを使って雰囲気を出すともっと価値が出てきます。
昨年の夏に、尾瀬ヶ原まで持って行ってランタン代わりに使ったことがありますが、あの時は段ボールで専用の収納ケースを作って大変な思いをして持って行っています。
あんな思いをしなくても、今ならベランダまで「LSPX-S2」を持っていくだけです。
夕暮れにベランダで折り畳みテーブルとチェアを出して、ウイスキーボトルとグラスとLSPX-S2を置くだけで、そこは尾瀬です。
涼しい風で夕涼みしながら、ゆっくりと日が暮れていく様子を見つつ、好きな音楽を流していると自宅にいることを忘れてしまいそう。
スピーカーひとつで、こんなに楽しめる製品ってなかなかないですよ。
うちは夫婦二人でテレワークになってしまう日が何日かあって、そういうときは物置部屋に急ごしらえしたテレワークルームにVAIOを持ち込んで仕事をすることがあります。(うちの人がいるところで一緒に仕事をするのは無理です。気が散るというか、お互いに気を使いあってしまって。)
そういうときもグラスサウンドスピーカー「LSPX-S2」を持ち込んで、amazon music UNLIMITEDの「ホームオフィス」のプレイリストを流しておけば、隠れ家で仕事している風の雰囲気になれます。
部屋の照明は使わずに、LSPX-S2が灯す、揺らぎのある小さな光だけだと、やや暗いのですが、それのおかげで集中力が増す感じがします。なんでも置いてある部屋だと気が散るんですが、逆に何もない部屋だとちょっと落ち着かないところが、LSPX-S2のおかげで、何かあるとランプの光を見て落ち着く気分が味わえます。
再生させる音源ですがスマートフォンや、ウォークマンをBluetooth接続して、自分のライブラリーを鳴らすことも可能。
Android スマートフォンであればアプリ「MusicCenter」が使えるので、これで自宅のWi-FiルーターにLSPX-S2を接続できるようにし、Spotifyや、ホームネットワークサーバーにある音源を直接再生させることなどもできます。
照明の設定で明かりが揺らめく「キャンドルライトモード」の切り替えなどもアプリがあれば簡単です。(電源ボタンの長押しでもキャンドルライトモードの切り替えは可能です)
電源はマイクロUSB端子から供給します。バッテリーも内蔵していて、LEDライト店頭&音量半分出力で約8時間の利用が可能になっています。
自宅での場合、1日使って、利用が終わった後にマイクロUSBケーブルを接続して翌朝までに満タン充電しておいてまた使う、という繰り返しになります。
電源のオンオフ、ボリューム調整はボディサイドにボタンがあるので、これで操作。
底面にはランプの明るさを調整するボタンやBluetoothのペアリングボタン、ステレオペアボタンなどがあります。
NFCは底面のセンターにあるので、Xperiaやウォークマンの接続の際は、ここにタッチです。
本体の高さは277mmあります。胴体部分にウーファーやアンプ、バッテリーが入っているため重心はかなり低く、倒れにくいデザインになっています。重低音が楽しめるスピーカーではありませんが、音量を上げるとそれなりの音が鳴ります。
左隣は私がキャンプで使っているガスランタンです。LSPX-S1の筒状デザインはとても評判がよく、LSPX-S2の登場時には「デザインがイマイチ」という評判が割と多かったんですが、こうして見慣れてくるとランタンスタイルもなかなかいいですよね。
防水仕様ではないのと、ガラス部分があるので、メーカーさんとしてはアウトドアでの利用は推奨していないようですが、重心の低さもあり、やっぱりアウトドアで使いたくなります。ベランダで使ってアウトドア気分を味わうのは一つの正解かも。
なお、この「LSPX-S2」ですが、私は持ち歩きの際にこちらの箱を使っています。
箱入りの日本酒をお正月に買ったことがあるんですが、その時の箱をLSPX-S2の搬送用ボックスにしています。
たまたまサイズがピッタリだったわけではなく、直径9cmの本体部と、長さ277mmがうまいこと入るケースを探して見つけてきました。
収納してみると本当にピッタリサイズなんですが箱のサイズがやや大き目なので、もうちょっと外装が小さな箱があればなー、というところです。でも、これなら安心してバックパックに入れることもできるので、この夏もどこかキャンプに行ったときに持っていく気マンマンだったんですが、それはちょっとかなわないかな?
なお、記事中に写っているLSPX-S2の下にコースター状のものが見えると思いますが、こちらはLSPX-S2専用のサウンドボードです。長野にある「Mz’ CRAFT」製のサウンドボード「MGC-2」です。
昨年9月に発売されたサウンドボードでLSPX-S2とLSPX-S1で使えるように径がぴったりと合わせて作られています。
もともとハイレゾ対応で音がしっかりとチューニングされているLSPX-S2ですが、サウンドボード「MGC-2」に載せるとボーカル、ギターの音に広がりが感じられ、低域の音も一段と締まった印象になります。音のバランスが変わることはありませんが、一段上の音質、設計者が求めていた音を再現しています。
「MGC-2」は単なる木製削り出しのコースターではなく、中には特殊金属とシリコンを4層構造にしたユニットを埋め込んでいます。
購入スピーカーで使われるロシアンバーチ材を1mmにスライスし14層でプレス成型。音質調整のため斜め15度の角度でカッティングし、13工程に及ぶ特殊専用色塗装を施しています。
本体の振動を単に吸収させるだけではなく、音質向上に必要な振動は跳ね返してあげることで音の調整をしています。すべて手作業で仕上げを行っており、同じ木目のものはない、というMz’ CRAFTのオリジナル製品になります。
MGC-2の仕様は下記の通りです。
- 寸法: 直径120cm/高さ18mm
- 重量: 175g
- 生産数: 限定200台
- 販売価格: 9,880円(税別・送料込み)
一般販売はされていないのですが、当店店頭にてご注文申し込みができます。※お支払は現金、クレジットカード、PayPay、LINE Pay、au Pay、Suica等がご利用いただけます。
ご注文後、完成品は直接ご購入者様へMz’ CRAFTさんから直送されます。
間もなく営業が再開される当店店頭に展示用サンプルがありますので、その音質向上の効果、質感などをお確かめください。
緊急事態宣言は解除されますが、夏の甲子園の中止や、富士山も登山道が今年は閉山されたままになるなど、今年の夏は「旅行自粛」などの流れになることが予想されます。
自宅で過ごす時間の多い夏になると思います。こうした自宅で過ごす時間を豊かなものにするソニー製品など、この機会にご検討になってみてはいかがでしょうか?
※ソニーストアでは「入荷次第出荷」になっています。店頭での取り寄せ納期が現時点で7月中旬見込みとなっています。これよりはソニーストアの納期の方が早い可能性がありますが、オーダーが増えると予約注文自体ができなくなる可能性があります。お早目のオーダーをどうぞ。
グラスサウンドスピーカー LSPX-S2 |
ソニーストア価格: 44,880 円+税 |
|||
発売日 | 2019年3月16日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
延長保証 | 5年ワイド:5,000円 3年ワイド/5年ベーシック:3,000円 3年ベーシック:無償 |
|||
ソニーストア入特典 | ソニー提携カード決済で3%オフ |
|||
テックスタッフ 店頭入特典 |
10%オフクーポン(併用不可)プレゼント中 テックスタッフ店頭ご利用特典のご案内 |
☆当店店舗のご案内はこちらから
☆ソニーストア・直営店をご利用のお客様へのお願い
.
当店店舗「ソニーショップ テックスタッフ」の住所はこちら |
東京都港区新橋5-12-6 ヴェルディ新橋1F 電話番号:03-6809-1868 営業時間:11~20時 定休日:毎週日・月曜および祝祭日 ※4/11より当面の間臨時休業いたします |
.
小畑隆
2020年5月26日 @ PM 12:20
ホームステイではなくステイホームでしょう!
tecstaff
2020年5月26日 @ PM 12:44
ご指摘ありがとうございます。
注意していたのですがやってしまいました。
お詫びして訂正させていただきます。