【レビュー】iPhoneでウォークマンA50シリーズのBluetoothレシーバー機能を使ってみました
新型ウォークマンA50シリーズに初搭載され、アップデートによって「NW-WM1Z/WM1A/ZX300」でも利用できるようになったウォークマンの新機能「Bluetoothレシーバー機能」をiPhoneでも試してみました。そのレポートになります。
■Bluetoothレシーバーとは
こんにちは、店員よねっちです。
2018年モデルのウォークマンA50シリーズから「Bluetoothレシーバー機能」が搭載されました。これはスマートフォンで聴いている音源や、ストリーミングサービスの音楽をBluetoothでウォークマンに接続することで、「S-Master HX」や「DSEE HX」で、高音質に聞くことができる機能になります。
ウォークマンのさまざまな音響処理技術をかけることもでき、音楽の楽しみ方が広がります。ウォークマンから有線ヘッドホンで視聴している時のみ有効になる機能ですが、ストリーミング楽曲も高音質で聴けるようになるのはとても嬉しいところ。
ではこの機能がソニーのXperiaだけではなく、全く違う他社製のスマホでも上手く機能するのでしょうか。そこで実際にiPhoneを使ってその効果のほどを試してみました。
■iPhoneでBluetoothレシーバー機能を使ってみよう
Bluetoothレシーバー機能を使うには、まずウォークマンの画面下にある本棚のアイコンをタップします。すると画面上部に「Bluetoothレシーバー」のアイコンが出てきます。
アイコンを推すと「Bluetoothレシーバー機能を開始します。よろしいですか?」と表示が出るのでOKをタップします。
すると「機種登録(ペアリング)」が表示されるので、そこをタップしてペアリングモードに移行します。
iPhone側では[設定]にあるBluetoothをオンにします。するとデバイスの中に「NW-A50Series」と表示されるのでタッチして接続を有効にしてください。
ステータスが接続済みになればOKです。
接続が完了するとスマホの音がウォークマンを通して高音質で再生されるようになります。
ウォークマンの画面上では再生画面は表示されませんが、操作自体はスマホ本体での操作のほかに、ウォークマンの本体横に設置されているハードボタンで曲送り/曲戻しや音量の上げ下げ、再生/一時停止などが行えます。
これはスマホで音楽をバックグラウンド再生させつつ、別のアプリを使っているときに、いちいち再生画面を開くなどして作業中断せずにすむので便利そうですね。
ウォークマンを通して再生する音はデジタルアンプ「S-Master HX」で再生されます。MP3などの圧縮音楽をハイレゾ相当の音にアップスケール「DSEE HX」機能の他に、2018年モデルからは新搭載の「バイナルプロセッサー」といったエフェクトもかけることが出来ます。
試しにプライムミュージックでストリーミング再生してみましたが、確かにiPhoneで聴くよりウォークマンを通して聴いた方が一音一音がはっきりしており、細かい音も際立って聞こえます。これは良い感じです♪
ウォークマンから有線ヘッドホンで聞く必要はあるものの音質が断然変わります。ストリーミングだけでなくスマホ内の楽曲も高音質で聴けるのは嬉しいですね。
曲のほかにプライムビデオなどの動画やyoutubeなども高音質再生が行えます。ウォークマンを通して聴くと映画館のような臨場感が感じられます。個人的にはスマホで動画を見ることが多いのでこちらの使い方を重宝してしまうかも。
スマホアプリなどにも効果があり、音がとてもリッチになった感じがします。ただやはりBluetooth接続をしているので、微妙に遅延があります。動画などの場合は気になりませんが、音楽ゲームのように音にあわせてタップするなどシビアな操作が必要になるものは不向きといったところ。こればかりは仕方のないところですね。
ちなみにスマホとウォークマンをBluetooth接続した状態でそれぞれ別々にイヤホンを挿せば、二人同時に聞くことが出来るのでは?!とも思ったのですが、試してみたところ当たり前ですがスマホのイヤホンの方が優先され、ウォークマンからは再生されませんでした。
なお、一度Bluetoothレシーバー機能を終了させて、再度接続するときに上手くデバイスが見つけられない場合がありますが、その時はiPhoneでデバイスの登録を解除した後に再度ペアリングをすると接続しやすくなります。
接続解除の方法はステータス横にあるiのアイコンをタップすると「このデバイスの登録を解除」という項目が出てくるのでそこから解除する形になります。
■いたわり充電で電池の持ちを長くする
これは豆知識になりますがウォークマンには「いたわり充電」という機能があるのはご存知でしょうか。
いたわり充電は100%の充電をせず90%に抑える事でバッテリーの劣化を抑えることができるというもの。A50シリーズはFLAC(192kHz/24bit)再生時で連続27時間の使用が可能となっています。通勤時間にしか使わない、毎日充電することができる環境にあるなどで、充電せずに24時間弱の使用で間に合うようでしたら、忘れずにこちらの「いたわり充電」も設定されると良いかと思います。
バッテリーのダメージが減り、結果的にウォークマンの寿命を延ばすことができます。(そこまでウォークマンを永く使うことはない、という方もいらっしゃるかと思いますが、ソニーショップにいると割とウォークマンのバッテリー交換の相談にお見えになる方はいらっしゃいます。)
ぜひ「いたわり充電機能」も使ってウォークマンで快適な音楽ライフをお楽しみください。
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森の熊さん(River)
2018年10月11日 @ AM 12:24
よねっち様:
初めまして、森の熊さん(River)です。
まず今回の文章について、100万点数を差し上げます。実に詳しい解説でした。
ありがとうございます。
こちらにひとつ質問がございますが、
スマホンとA50と繋がって、A50をBluetooth receiverとして作動する(音楽を聴く)場合。
電話が来る時、スマホンでなく、A50に電話を受けるでしょうか?
tecstaffŔ
2018年10月11日 @ AM 10:36
森の熊さん(River)様、コメントありがとうございます。
ご質問いただいた件ですが、実際に試してみたところ、Bluetoothレシーバー機能を使っているときに電話が来た場合はスマホで受け取るようになります。
また、その際、電話音声はイヤホンに反映されず、スマホ本体から出力されることになります。そのため、電話で応答するときは一度イヤホンを耳から外す必要があります。
すからざ
2019年11月19日 @ PM 11:32
よねっち様
詳しい解説をありがとうございました。
A50シリーズが出るまで、ウォークマンにはレシーバー機能がついてて当たり前と勘違いして、何度も接続を試みたことがありました。今回の記事を見てA50シリーズへの購買意欲が湧いてきました。
ところで、丁寧な言葉遣いをしようとするせいか『~になります』というバイト敬語を多用されているようですね。やめたほうがいいですよ。『~になる』のは育つか変身するかでしか起こり得ませんよね。若い世代がその勘違いを正しい表現だと間違って覚えてしまうので、ネットに載せるなら、なおさらお気をつけください。
次回の記事も楽しみにしています。
tecstaff
2019年11月21日 @ PM 5:36
いつもご愛読ありがとうございます。ぜひウォークマンをご検討下さい。
また記事についてご指摘ありがとうございました。以後気を付けたいと思います。
これからもどうぞよろしくお願い致します。