【ニュース】フォトキナにてソニー”α”が動物の瞳AF対応を予告
ドイツで2年に一度開催されているカメラショー「フォトキナ」にて、ソニーから新しい発表がありました。ソニー”α”に搭載されている「瞳AF」(海外ではEYE AFと呼ばれています)が動物対応をするとのことです。
こんにちは、店員佐藤です。
2年に一度、ドイツで開催される『フォトキナ』ですがこの様な形で開催されるのは今年で最後だそうで、来年からは5月開催で毎年行われるようになるそうです。
2年に一度の発表では間に合わないほど、カメラの進化スピードが速まっている、ということなんでしょうか。
フォトキナの開催に先立って、ソニーからは「SEL24F14GM」が発表されていて、プレカンファレンスではその他のボディや、開発中のレンズ発表があるかと期待されていましたが、それら未発表製品の登場はなく、代わりに行われたのが瞳AFの動物対応というニュースでした。
ソニーの「瞳AF」は今までは人間の瞳にしか対応はしていませんでした。顔認識をした上でさらに瞳の左右を認識し、カメラから距離が近い方の瞳にAFを合わせてくれます。
特定のボタンに機能を割り振る必要があり、十字キーのセンターボタンなどに割り振ると、センターボタン押しで瞳を探し続けてくれてシャッターチャンスにシャッターを切る、という使い方を従来はしています。最新の”α7R3”や“α7III”ではシングルAFにして顔認識がオンになっていれば自動で瞳を探しに行ってくれるので、機能を知らない人も瞳AFを使えてしまっている、なんていう事もあるかもしれません。
コンティニュアスAFで使っている時は連写中も常に瞳を探して追従してくれるので静止している状態のポートレートだけではなく、スポーツシーンでの選手の瞳も追うことが可能。
撮影後にプレビューをするときも拡大ボタンを押すと、ソニー”α”では画面中央を拡大するのではなく、フォーカスが合っているところをクローズアップするので、拡大プレビューしたときに、ちゃんと瞳がクローズアップしたときの快感と言ったらありません。ソニー”α”を買って良かった!と、思える一瞬です。
動物の瞳AFの対応時期ですが、来年初頭を目指しているそうで、会場ではイメージとしていくつかの動物の瞳に追従している様子が示されていたそうです。
インプレスさんのデジカメWatchによると『人間同様に、横顔や、速い首の振りにも対応していた。』となっています。また、イメージとして猫やキツネ、フクロウ、ライオンなどに瞳AFがあっている様子も紹介されています。
私もシマリス撮影を今年は楽しんでいますが、今まではスポットAFを使って素早い動きのシマリスを自力で追従していました。目のところはコントラストが高いので割と合いやすく、AFエリアを広くしていても大体顔に合わせておけば瞳に合ってくれていたんですが、これからは何も考えずに瞳AFだけで撮影できると思うと、もう「神のカメラ」としか思えません。
来年初頭のアップデートが楽しみです。
☆インプレス デジカメWatch「【フォトキナ】ソニー、瞳AFの動物対応を予告」
☆ソニーUK「Visit at Photokina 2018」はこちらから
ところで、当店では今週末の9月29日に埼玉県の見沼グリーンセンターでシマリスの撮影会を予定しています。現地集合、現地解散になります。天気予報では「曇」予報になっていてシマリス撮影には絶好の天気です!
慰めで言っているのではなく、シマリスは天気が良いと上の方まで登ってきてくれないので、日が陰っている方が元気な姿が見られるんです。ご希望があれば当店店頭で展示している望遠レンズを体験していただけるようにご用意します。お申し込み時にリクエストしてください。
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☆当店blog「見沼グリーンセンター『秋のシマリス』撮影会」
※9/29の撮影会は雨天予報のため延期とさせていただきました。
☆当店blog「α6500で撮る見沼グリーンセンターの『秋のシマリス』」