”α6500”で撮る『TOKYO CITY KEIBA』
デジタル一眼カメラ”α6500”がいよいよ発売になりました。今日は天気も良いし店員よねっちにお店を任せて、午後から”α6500”を持ってでかけてきました。今日の被写体は大井競馬場で開催されているトゥインクルレース「TOKYO CITY KEIBA」へ遊びに行ってきました。
こんにちは、店員佐藤です。
私はまったく競馬には明るくありません。競馬場に足を運んだのも20年ほど前に行ったのが最後で全然わからないですし、大井競馬場もはじめて行ってきました。
きっかけはソニーフェアのときで、お客様のご入場される前にメーカーの”α”担当の方たちに最近の作例を見せてもらったら、ナイト競馬の写真があって、それがむちゃくちゃ格好良かったんですよ。しかも話を聞くと割と空いているし特に撮影に関して規制がない(フラッシュ撮影が禁止されているくらいです)らしく、挑戦してみたいなー、とは思っていたのですが、昨日調べてみたらちょうど今週、大井競馬場で1週間のナイトレースを開催しているそうで、今日が最終日なんだそうです。
行ってきました。当店から浜松町まで歩いて、モノレールで2駅です。超近いんです。
競馬場のルールがまったくわからずに行ったのですが入場できるのは14時45分から。最初のレースは15時25分からで、入場するためには100円の入場券を購入する必要があります。
なんか雰囲気的に競馬新聞とか買わないといけない様な雰囲気ですが競馬新聞って今は一部500円もするんですね。写真を撮りにきただけなので馬券はいいか。。。
と、言いつつ、なんとなくやっぱりかけてみたくて1レースだけ馬の名前だけで選んで馬券を買ってきました。100円でかけられます。オッズもなにもわかりませんが、こういう事をしておくと、やっぱりちょっとドキドキ、ワクワクが味わえます。
さて、入場してみるのですが、中はすごい立派な建物&人がガラガラ。12月の平日ですから、これで人がぎっしりということはさすがにないですよね。大きなレースの時はそれなりに人がどっさりと入るんでしょうね。
でないと、こんな立派な施設。。。相当儲かってるんじゃないですか?って思ってしまいます。w ガラス張りの上の方は指定席なんですかね。スタンドの下の方はとくに規制もなく自由に入って座ることができました。
場内をブラブラと見学していると馬場に競走馬が出てきました。
顔見せというか、馬を雰囲気に慣らしてあげる時間なんですかね。
ウォーミングアップで走っている馬もいますので、ここで流し撮りの練習とかしてみるのですが。。。いや、これは流し撮りをしている場合ではないみたいです。ダートレースになるのですが、この足下で蹴られた砂とか映し止めた方が絶対に迫力が出ます。
今回はシャッタースピードを上げて写し止めまくる作戦にします。
第一レーススタート。どこで撮影するのが良いのか、さっぱり検討がつかないので、最初はスタンドの最前列で全体を眺められるところで一脚を使って撮影しています。最終コーナーは300mm相当でこの距離。ふむふむ、あそこは画になりそうです。
人も少ないので柵の最前列で撮影するのもどこでも場所が取れそうです。
”α6500”+SEL70200G F4.0 1/1000秒 ISO800 焦点距離300mm相当
メインスタンドから撮影した今日の1枚目(と、言っても、ここまで全部”α6500”で撮影していますし、連写しているので実際には100枚目くらいですが)がこちら。
レンズはSEL70200GとSAL70400G2の2本を持ってきているのですが、SEL70200Gで充分みたいです。300mm相当あればこれだけ撮れます。というか、最前列に行けばもっと距離が縮まるので200mm相当で撮れれば充分みたいですね。
人越しに撮るとか、場所取りが大変とかもなく、これは絶好のフォトジェニックです。撮れた写真を見て確信しました。
ここはゴール地点。第1レースを見ていたら、ここに数人のカメラマンが入って撮影していたので警備員さんに聞いてみたところ、一般の方はここには入れないとのこと。おそらく新聞社とかのマスコミの方だけが入れるエリアということになっているみたいです。
そのゴール地点のすぐ下流のところのスペースがやや高くなっていて、ここにアマチュアカメラマンさんらしき人達が何人かいます。
ふむふむ、ここがゴール前の撮りどころですね。第2レースではここで撮影に挑戦してみましょう。
レースは30分ごとに行われます。割と時間にゆとりがあるので場内をブラブラと見学。子供の頃に父親に連れていってもらった競馬場はもっと古びたイメージがあったんですが、今時の飲食店がしっかりと入っていて、これはグルメも楽しめそう。
陽も傾いてきました。今が1年で一番夕暮れが早く訪れる時期。第2レースと第3レースがトワイライトレースで第4レースからはナイトレースになっていく感じです。
第2レースは正面のストレート部分にスタートゲートが移動しています。スタートシーンが見られました。目の前を2回通ってくれるのでフォトグラファー的にはなんかお得なレースです。
”α6500”+SEL70200G F4.0 1/1250秒 ISO2500 焦点距離300mm相当
1周目の最後列の馬です。前の方は綺麗な空気の中を走れますが、やはり後ろの方は悲惨なことになっているんですね。この砂吹雪というか泥だらけの中をこうして走ることになるわけです。
これでは馬もやる気が出ないだろうなぁ。(^_-)
”α6500”+SEL70200G F4.0 1/1250秒 ISO2000 焦点距離300mm相当
2周目のゴールシーンです。後ろから追い上げてきた馬は泥だらけ。この砂煙と言い、ダートレースの迫力はやはり高速シャッターで写し止めないと!
しかし、競走馬ってすごいですね。こんな力のある画が簡単に撮れてしまいます。
ダイヤモンドターンと呼ばれる最終コーナーのところまで移動してきました。なるほど、こんなところにカメラマン専用エリアみたいなところがあって、やや地面が高くなっています。
ここも自由に入って良さそうなのでコーナーに一番近い、このエリアで第3レースを撮ってみます。
ここも「SEL70200G」で狙います。「SAL70400G2」も持ってきてはいて、せっかく5軸手ぶれ補正が効くんだから使いたいのですが300mm相当で撮れれば充分なので、あえて重たいレンズにしなくても良い様な。
ここのカメラマンエリアのとなりには公園風にベンチが並んでいるエリアがあるんですが、そこにネコが2匹いて、それがしょっちゅう馬場に出て行くんです。
レース中に出て行ったら大変なことになりそうですが、そういう事はないのかな?
”α6500”+SEL70200G F4.0 1/1000秒 ISO160 焦点距離105mm相当
日も沈んでいよいよナイトレースになってきました。照明に明かりが灯ります。
ジョッキーさんも間近で見られますが、よく見ると若い騎手ばかり。イケメンさん揃いで、そういえば若い女性の観客もチラホラいますが、そういう目的もあるのかな?
”α6500”+SEL70200G F4.0 1/60秒 ISO320 焦点距離300mm相当
こうしたウォーミングアップシーンだけ流し撮りを楽しんで、いざレースが始まったら高速シャッターに切り替えます。
コーナーの撮影ですがどんな感じになるかというと。。。
”α6500”+SEL70200G F4.0 1/1000秒 ISO8000 焦点距離300mm相当
うーん、まだコーナーの頂点までは距離があるみたいで300mm相当では全然寄り切れませんでした。しかし、この迫力はすごい!!
次の第4レースではいよいよ「SAL70400G2」の登場です。
”α6500”+SEL70200G F4.0 1/1000秒 ISO6400 焦点距離300mm相当
日も暮れてしまったのでシャッター速度1/1000秒とかにするとISO感度は6400以上が必要になります。高速シャッターは夜は厳しいか。”α7S2”とか必要そうです。
日が暮れました。ナイトレースの始まり第4レースです。ウォーミングアップシーンを撮るとISO12800でも足りません。なのでシャッタースピードは1/320秒程度まで落として撮ります。
ちなみにフラッシュは使ってはいけないと、あちこちに注意書きがありますのでご注意を。仮に使えたとしてもこの距離では役に立ちそうもないですね。
ということで、30分後に第4レースが始まってやってくるのですが、痛恨のミス。
”α6500”+SAL70400G2 F5.6 1/320秒 ISO6400 焦点距離600mm相当
連写モードにしていなくて1枚1枚しかシャッターが切れませんでした。(>_<) あーん、やってしまいました。時間的に、この第4レースが私の最後のレースだったんです。
ま、今度、また来て挑戦してみます。そのときには夜の予定を入れないようにしてレースを最後まで楽しむぞ。ちなみに最後のレースは8時半くらいだそうです。そんな極端に遅い時間ではありません。
金曜日の夜ですし、クラス上のレースはこれから始まります。おそらく、これから人が増えてくるんでしょうけど、カメラマンエリアの様子はこれくらいです。
これ、絶対に楽しめますよ。”α6500”もそうですが、”α99 II”とか持ってきて連写性能、AF追従とか試すなら最高のシチュエーションですね。
場内は全てがこうしてライトアップされていて、しかも人も少ないのでデートスポットとしてもすごく良いかも。やや、動物園のニオイはするのですが風向きが良ければ、そういうのもかおってこないかも。
トゥインクル30thってなっていますが、こうしたナイト競馬を始めてから30年も経つんでしょうか? 昔、バブル自体にトゥインクルレースのTVCMをよく見た記憶がありますが、ようやくやってこられました。
こんなイルミネーションもあります。
いやぁ、ここは良いところだなぁ。
最後にパドックです。出走前の馬の様子をみるエリアです。馬券を買って、写真を撮ってだとちょっと忙しそう。
入るときは正面ゲートから入場したのですが、帰りはモノレールに近い北口ゲートを通りました。北口ゲートもこんなイルミネーションが続いています。
横浜のズーラシア動物園に行ったときも感動しましたが、ここもすごいな。
以上、”α6500”で撮る「TOKYO CITY KEIBA」レポートでした。
本当はタッチフォーカスとかいろいろ使いたかったんですが、こうしたスポーツ撮影ではタッチパネルを使わないですね。ワイドエリアのままで「AF-C」にしておけば”α”が勝手に被写体を見つけてフォーカスを合わせ続けてくれます。
JEPG+RAWで撮ってきましたが、秒8コマ設定で90枚の連写ができるのでバッファを撮りきってしまうことは一度もありません。
連写速度を最高速の「Hi+(秒11コマ)」にせずに「Hi(秒8コマ)」にするとEVFの表示遅延もなく被写体を追うのもとても楽になります。歩留まりがかなりあがるので写真選びでバランスの良いスタイルのものを選びやすくなる反面、ヒット率が高いので写真選びをするための枚数は必然的に増えてしまうのが欠点かも!?
”α6500”でTOKYO CITY KEIBAデビューができて良かったです。
スマートフォンと連携して使うGPS機能も万全ではなく8割くらいの写真にしか位置情報がつかなかったんですが、ま、それもスマートフォンの設定をどうにかしたら完全にできそう。
ちなみに撮ってきた写真をPlayMemories Homeに取り込んで、マップビューで見ると、こうして地図上に撮影したポイントを表示して、そこから写真を探すことなどができます。建物の中まで場所を追ってくれるのはさすがスマートフォンの位置情報です。
※大井競馬場は12月26~28日がナイター開催で12月29~31日は重賞レースで昼間の開催になり混み合うそうです。ナイター開催、次の予定はまだ出ていないのですが例年ですと4月頃からの開催になるそうです。
”α6500”や”α99 II”など、連写が得意なモデルがこの秋はソニーから発売になっています。望遠レンズを持って是非、大井競馬場まで足を運んでみてください。
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