まるでウォークマン!メモリーを搭載しこれだけで音楽が聴ける、完全防水ワイヤレスイヤホン『WF-SP900』総まとめレビュー!
メモリーを搭載したワイヤレスイヤホン「WF-SP900」に関する当店の記事をまとめたページになります。機能や実機の様子などをご覧いただけます。
6.水泳での使用感
■「WF-SP900」の機能まとめ
- 音楽プレーヤー機能搭載なのでヘッドホン本体だけでも音楽を楽しめる
- プレーヤーモードで最大6時間の連続音楽再生が可能
- 充電も可能な専用ケース
- 完全ワイヤレスイヤホンに求められる安定した接続性と装着性を実現
- 高度な防水防じん性能により、さまざまな場所で音楽を楽しめる
- クリアで自然な高音質設計&アプリで好みのサウンドに調整可能
- 新開発のBAドライバーを採用
- 使用シチュエーションを考慮した音質チューニング
- ワイヤレスでも高音質、AACに対応
- 「アンビエントサウンド(外音取り込み)モード」搭載
- ヘッドホン本体でのかんたん操作
- アプリ「Headphones Connect」に対応
- 「クイックサウンドセッティング」対応
- アプリ「Music Center」に対応
- ハンズフリー通話対応
- •SiriやGoogleアプリ等スマートフォンの音声アシスタント機能の起動にも対応
- 便利なBluetooth機能
- ワンタッチ接続(NFC)機能搭載
- マルチペアリング
■「WF-SP900」詳細
「WF-SP900」は完全ワイヤレス型の本体に4GBのメモリーを搭載しており、スマートフォンなどとBluetooth接続して使えることに加え、ヘッドホンだけでも音楽再生が可能なため、スマートフォンのバッテリー残量が気になる時や、スポーツ中で音楽プレーヤーを持ち運びたくない時などでも、より自由に音楽を楽しむことが出来ます。
再生時間はBluetooth接続時とメモリー使用時とで異なり、本体だけの場合、Bluetooth接続時は最大約3時間、メモリー使用時では最大約6時間の音楽再生が可能です。さらに、付属のケースで充電した場合、Bluetooth接続時は合計最大約12時間、メモリー再生時は合計最大約21時間使用可能になっています。
音質面では限られたスペースで音質を確保するために、新開発のBAドライバーを採用。シンメトリックアーマチュアとダイレクトドライブ構造により、機械振動系のリニアリティを向上し、入力信号に忠実に振動板を駆動し透明度の高い中高音を実現しています。
コーデックはSBCに加えてAACに対応。iOS 4.3.1以降のiPhoneなど、AACでエンコードした音楽をワイヤレスでも高音質に再生します。
水が入り込まない接着剤や接合技術を使った止水構造に加え、腐食に強い端子を採用しており、海水でも使える防水(IPX5/8)防塵性能(IP6X)を実現。雨の中でも、水中でも音楽を楽しめます。
付属品は写真の通りです。左右のヘッドホン本体をつなげるリーシュコードも付属しているので水中でも安心して使うことが出来ます。
イヤーピースの装着位置が調整出来るようになっており、さらに耳の形状に合う新開発のアークサポーターを3サイズから選んで、好きな装着感に合わせることができるため、激しく動いた際でも外れにくい装着感になっています。さらに、本体を小型化し、質量は左右各約7.3gと軽量です。
「WF-SP900」に合わせたアンテナ構成や部品の配置に加え、アンテナに悪影響をもたらすノイズを削減したことで、安定した接続を実現。また、動画視聴時の音声遅延量が低減されています。
機能面ではヘッドホンに内蔵されたマイクロホンで、環境音や人の声を取り込む、「アンビエントサウンド(外音取り込み)モード」機能を搭載。電車などでのアナウンスが聞きたい時やスポーツ中も周りの状況に気を配れます。
周囲の音を自然に取り込む「ノーマルモード」と、人の声を聞き取りやすくする「ボイスモード」に切り替え可能です。
加えて、スマートフォン専用アプリ「Sony | Headphones Connect」と「Sony | Music Center」に対応しており、「Sony | Headphones Connect」からは、アンビエントサウンドモードの切り替え、好きな音質に設定できるイコライザーの調整、物理ボタンの2度押しであらかじめ設定しておいたアンビエントサウンドモードとイコライザーに瞬時に切り替えられるクイックサウンドセッティング機能の設定などができます。
一方、「Sony | Music Center」からは、メモリー使用時でも、メモリーに転送した楽曲一覧をBluetooth接続したスマートフォンから確認したり、選曲したりすることなどが可能です。
本体にはボタンが設置されており、「再生・一時停止」「曲送り・曲戻し」「電話の受話・終話」のほか、「外音取り込みのオン・オフ」、「クイックサウンドセッティングのオン・オフ」、「プレーヤーモード・ヘッドホンモード切り替え」などの操作が行えます。また、左右それぞれのタップセンサーを2回タップすることで音量の調整も可能です。
再生ボタンの長押しでは、Bluetooth接続したスマートフォンのGoogle アプリやSiriなどのボイスアシスタントを呼び出して情報検索や電話発信などの音声操作も行えます。
■「WF-SP900」実機開梱レポート
「WF-SP900」はソニーから発売されている左右完全独立ヘッドホンの第4弾めのモデルとなります。
本体イヤホンの他に充電ケース、USB type Cケーブル、ノーマルのシリコンイヤーピース、水泳用のイヤーピース、アークサポーターという耳がかりを助けるハンガー部分、左右のイヤホンを結ぶリーシュコードが付属します。
アークサポーターはSとMとLの3種類が同梱。イヤーピースは中心にフタがしてあるものとノーマルのものそれぞれ4つのサイズが用意されています。
このフタ付きのイヤーピースはイヤホンがぽろっと落ちてしまった時にキャビネット内に浸水するのを防ぐためのもの。
以前、ウォークマンのWシリーズで防水対応をうたった製品があったんですが、そのまま水没させると音導管部分から中に水が浸水してしまい、ドライバーユニットが濡れてしまうと音が鳴りにくくなる、という問題があり、その後モデルチェンジしてこのイヤーピースが登場しました。
フタ付きのものを装着すると、やはり音質に影響はあって音圧が下がる、やや籠もった音になる、という弊害はあります。最初のウチはフタ付きのものを使って、イヤホンが取れたりすることがないならばノーマルのものを使うようにしても良いような気がします。
イヤーピースの挿し込み部分には2段の突起があり、イヤーピースの高さを自分で調整することができるようになっています。
さらにヘッドホンが外れたときになくならないように、リーシュコードも付属します。リーシュコードを装着する時はアークサポーターとイヤーピースの間にヒモを通します。
■WF-SP900の充実した機能と操作性
早速自分のスマートフォン Xperia XZと接続して使ってみました。利用できるコーデックはAACとSBCで音質優先で接続するとAAC、接続優先ではSBCになります。圧縮効率の良さと遅延の少なさからスマートフォン側が対応をしているのであればAACでの接続がオススメです。
山手線車両内で試してきましたが、接続性はかなり良いです。通勤時間の混雑したなか、いつも途切れやすい(個人的な私感ですが秋葉原駅あたりがいつも途切れます)場所でも安定した接続をしてくれています。
WF-1000Xの場合、ウォークマンと接続している時はかなり安定した通信をしてくれるのですが、スマートフォンでの利用だと通信の不安定さが割とあがる感じがします。スマートフォン自体が強力な電波の発生源になるので仕方がないのかな?と、思っていたんですが、WF-SP900の安定性はかなりのものです。
遮音性も良くてノイズキャンセリング機能がなくてもほぼ、それに近いくらいの遮音性に思えます。
そして、外音取り込み機能を使ったときの外の音の拾い方ですが、これもかなり良いです。たまにジョギングをするのでわかるのですが、ジョギング中にヘッドホンを使うと後ろから追い越していく人の気配が感じられないときが危ない、と感じます。
正直、WF-1000Xの外音取り込み機能はそれほど良くないのですが、WF-SP700NやWF-SP900というスポーツモデルは、この外音取り込み機能の効きを良くしてくれているように感じます。これだったら自転車のタイヤの音、周りの速いランナーさんの足音など聞き取れそうです。
特に「WF-SP900」については外音の取り込み具合が今までよりもかなり大きめ。というか、今まで実際の外音よりも大きな音で取り込んでいる感じはなかったのですが「WF-SP900」は、初めて実際の音よりも大きく感じるような集音器的な感じがします。
どうも「WF-SP900」にはふたつのボリュームがついていて、それが良い具合に効いているみたいなんです。外音取り込みの機能には「ボイス」と「ノーマル」があります。電車内でアナウンスだけ聞き取りたいときは「ボイス」でジョギング時は「ノーマル」がオススメです。
「WF-SP900」はスマホアプリを2つ使用します。ワイヤレスヘッドホンとしての利用、外音取り込みの設定などは「Sony Headphones」アプリを使って設定をします。イコライザー設定や接続優先、音質優先などの設定もこちらです。
もうひとつのアプリ「Music Center(SongPal)」ではWF-SP900での再生機能を利用するのと楽曲の転送にも使えるそうです。試用時点ではまだアプリ側が対応をしていないみたいで内蔵している4GBのメモリーへの曲転送は試せなかったのですがスマートフォンから転送ができるのは便利かも。
WF-SP900本体のボリュームを上げる方法は2つあって、ひとつはスマートフォンに「Music Center」アプリをインストールしそこから「WF-SP900」のBluetooth Audioのボリュームを上げる方法です。
上記の画面で下列にあるスピーカーマークをタップするとWF-SP900側のボリュームが表示されます。
ボリュームは31段階で調整が可能になっています。初めて使用した時は感覚的に1/3くらいしか音量が出ていない感じがしていたのですが、これを最大にすると普通の音圧になります。
もう一つのボリューム調整方法は本体から音量を上げる方法です。右の耳の側面を「トトン」と2回タップするとボリュームが大きくなり、左を「トトン」とするとボリュームが下がります。これがマスターボリュームになっています。
マスターボリューム(WF-SP900側)のボリュームを最大にしておき、スマートフォン側のボリュームを小さくしておくと音楽は小さめながらも外音取り込み機能は一番大きな音になります。ジョギングで使う時はこのモードがかなり良い感じです。
こちらが「Music Center」アプリの画面です。「マイライブラリー」というのはスマートフォン側に入っている曲の再生選択をする項目で、WF-SP900の中にある曲については「Music」という項目で選択ができます。
音声操作という項目があるので使ってみました。「ユーエスエー」と入力するとここで選択できるアプリの候補を挙げてきます。YouTubeを選んでみると。。。
ご覧の様にYouTube検索をそのまましてくれました。
再生ボタン(右イヤホンのボタン)の長押しでボイスアシスタント機能を呼び出せますので、こうした音声操作ができる様になっています。
■完全独立ワイヤレスヘッドホン モデル別比較
ソニーから左右独立型ヘッドホンの第1弾として登場したのがWF-1000X(写真一番左)です。発売は2017年の10月ということで、あれから1年程の間に4機種にラインナップが増えたことになります。
初代モデルはハイレゾ対応でこそないものの、音質を重視した高音質モデルという扱いになっていて、その次にスポーツタイプの「WF-SP700N(写真左から2番目)」が登場しました。今回新登場した「WF-SP900(写真みぎ左から3番目)」もスポーツタイプになっています。
写真一番右にある「Xperia Ear Duo」はやや他とは性格の違うモデルになっていて、こちらは遅延がほとんど感じられない伝送方式NFMI (Near Field Magnetic Induction/近距離電磁誘導) を採用しています。WF-SP900も同じNFMIを採用しており低遅延なのと、これのおかげで水中での利用ができるモデルとなっています。
機能比較を一覧にするとご覧の様になります。
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比較して見ると違いがかなりあるので一概にどれが優れているとは言えないのですが、WF-SP900のメリットをあげると以下のようになります。
- NFMIによる遅延のない通信方式
- 防水仕様により水泳にも使うことができる
- 本体メモリーを内蔵しており単体で音楽が聴ける
- 2つのボリューム機能により外音取り込み性能も高い
デメリットとしてはノイズキャンセリング機能を搭載していないため、通勤時の利用にはWF-1000XやWF-SP700Nに軍配があがります。しかし、バランスドアーマチュアドライバー採用によりキャビネットを完全密閉しているため、外音が入ってくる量も少なく実際にはノイズキャンセリング機能を使っているのと同じくらいの遮音性で楽しめます。
ボリューム調整機能を本体にもっているのも「WF-SP900」だけです。
「NFMI」は補聴器向けに開発された通信方法なんですが10MHzという非常に低い周波数を使っているとのこと。音もそうですが周波数は高いと高いほど直進性があがり回り込んだ通信をするのが苦手になります。左右独立型ヘッドホンの場合、電波を通しにくい人体が間に挟まるため、高い周波数を使うとどうしても通信がしにくくなっていたんですね。低い周波数での通信をすることにより人体を回り込んでも安定した通信ができ、その威力が発揮されます。
人体が間に挟まると通信がしにくくなるのは人体は水分が多いからで水中ではさらにその傾向が高まるのですが、水中での通信ができることになりこういうモデルが実現したというわけです。
遅延が少ないというのも「NFMI」の特長になります。スマートフォンで再生するYouTube動画などはBluetooth通信をしていることを判別するとアプリ側で映像をわざと遅延させてズレを少なくする工夫をしているみたいで、通常は大幅な映像と音のズレは起こりません。ウォークマンA50シリーズに新搭載された「Bluetoothレシーバー」機能も音楽ゲームなどシビアにリズムを取らなければいけないもの以外はほとんど違和感がないかと思います。
左右独立型イヤホンWF-1000XやWF-SP700Nの場合はスマートフォンとBluetooth通信をした上に、さらに左右のユニット間でも通信を行うため遅延が2重に起こり、そのため1秒弱の大幅な遅延が起こります。ここまで遅延が大きいと動画を見られるレベルではなく、事実上、動画音声には向かないヘッドホンとなってしまいます。(裏技として左のイヤホンだけ使って右側の電源をオフにすると遅延が少なくなります。どうしても動画再生に使いたいときは左側だけ使うという方法がオススメです。)
ドライバーユニットに「バランスド・アーマチュア」を採用したのも特徴です。ダイナミック型ドライバーと違ってこのドライバーユニットは負圧を抜く必要がなく完全に密閉した空間で音が鳴らせます。イヤホンのキャビネットを密閉した空間にできるため、遮音性が非常に高いヘッドホンとして作れます。
それがあるためノイズキャンセリング機能を搭載しなくても、同じ快適性で使える、というヘッドホンになっています。
オープンイヤースタイルのXperia Ear Duoでは常に外音が入ってくるため集中して動画再生をしたい、というのには向きません。遅延の少ない伝送で落ち着いて動画再生に使える左右独立型ヘッドホンが欲しい、という方にも「WF-SP900」はおすすめのモデルと言えます。
Xperia Ear Duoはやや特殊なモデルになりますので、ここではちょっと外しますが、それ以外のモデルを写真で比較してみたいと思います。
こちらがそれぞれの充電ケースになります。写真左からWF-1000X、WF-SP700N、WF-SP900のケースです。どのモデルもすべてケースにもバッテリーを内蔵しており、バッテリーを使いきったイヤホンをケースに収納することで2~3回の充電ができます。
WF-SP900は3回の充電ができるとなっていますので、他のモデルよりも1回長く使える計算です。
左右独立型ヘッドホンはケースに収納すると自動的に電源が切れて充電を開始します。同様にケースから取り外すと自動で電源が入って通信可能な機器を探し始めます。
そのため、使う時にはヘッドホンをケースから外すだけでスマートフォンと通信がスタート。音楽を再生すれば他の操作を必要とせずそのまま使えます。使い終わったときも音楽再生をしたままでOK。ヘッドホンを耳から外してケースに収納すれば通信を終了して再生を停止します。
通常のBluetoothヘッドホンと違ってイヤホンのスイッチのオン・オフ操作が必要ないため、この操作感も普通のワイヤレスヘッドホンから左右独立型ヘッドホンに乗り換えたときの大きなメリットになると思います。
ケースに収納する時はイヤホンの収納場所に「カチッ」と言うまで押し込んで充電のための接点をケースに合わせてあげるのですが、これがなかなかはまりにくいというか「カチッ」ではなく「ムギュ」っとはめ込む感じなのが従来モデル。
WF-SP900では形状を工夫していて、これまでで一番「カチッ」という感触があります。たった1年後に発売されたモデルなのですがNFMI通信の件や、こうしたケースの収納方法についての改善など、こんなにも速く進化していくことにちょっと感動します。
NFCはケース部分に搭載されています。スマートフォンやウォークマンとの初回接続の際はこうしてケースからイヤホンを取り出して、ケース側のNFCマークとスマートフォン、もしくはウォークマンをタッチするとペアリングができます。
ケースの充電ですがWF-SP900からはUSB type Cに変更されています。WF-1000XやWF-SP700NはマイクロUSB端子でしたので、ここも進化ポイントです。
付属のケーブルは持ち運びしやすい絶妙な長さ。これはポータブル電源と一緒に持ち歩いてスマートフォンを充電するのにも便利に使えそうです。
イヤホン本体の大きさを比較するとご覧の様になります。防水機能がついているスポーツタイプのモノの方がやや大きなサイズになりますが重量はそれほど大きく変わらず写真左からWF-1000Xの6.8g、WF-SP700Nの7.6g、WF–SP900の7.3gになります。体積が大きい分スポーツタイプのものの方が手に持ったときの感触では軽く感じるくらいです。
こうしてイヤーピースを装着している状態だとわかりにくいのですがWF-SP900だけイヤーピースの挿し込み部分に2段の突起があり、イヤーピースの高さを自分で調整することができるようになっているのもポイントです。
■水泳での使用感
「WF-SP900」のウリの一つは水中でも利用が出来ることです。そこで実際に水泳で使ってみるとどういう感じなのか試したくて、スポーツクラブに入会し、試してきました。
事前に電話で問い合わせてみたところ、自宅から近所にある「コナミスポーツクラブ」さんのプールではヘッドホンを使用してのスイミングが可能とのこと。以前、水泳対応のウォークマンを市民プールで使おうと思ったらにべもなく断られてしまったのですが、こうしたスポーツクラブだと認めているところがあるんですね。
申し込みをしていきなり泳げる、というものではなく、まずは会員に登録して、後日会員登録されてから施設の利用ができるようになります。
月額いくらで月に何回まで利用ができる、という月額制の会員コースもありますが、都度払いという利用するたびに利用料を支払うコースもあります。会社員さんですと健康保険組合が福利厚生施設として契約している場合があり、私も健康保険証を出したら1,080円(税込)で会員登録され、都度利用額も1,000円(税込)で大丈夫なことが判明。
今回利用した施設では昼間はお子さんのスイミングスクールがあるため参加ができないのですが、空いている時間なら自由に泳ぐ事ができることになっています。
水泳帽と水中めがね、それと水着があればどなたでも泳ぐ事ができます。事前にヘッドホンの事も聞いていたのですが、コードがついたタイプのものであれば腕などにバンドで接続する必要がある場合があるんだそうです。
WF-SP900を見てもらったら、これはそのまま使ってもらって良い、ということになりました。コナミスポーツクラブさんの中は全面撮影禁止なので、実際の利用シーンの写真はないのですが快適に泳がせてもらってきました。
まずはWF-SP900のスイミングでの利用時ですが、スイミング専用のイヤーピースが付属しています。写真右の緑色の方ががスイミング用のイヤーピースです。よく見るとイヤーピースの真ん中のところが薄いシリコン膜で覆われているのがお分かりになると思います。これによりヘッドホンの音導管からの浸水を防ぎます。
物凄く薄い膜ではあるものの、それでも多少音が籠ってしまうので、耳に装着したままの利用なら音質面を考慮して通常の穴が空いたイヤーピースでも良いのではないかと思えます。
しかし、万一、プールでヘッドホンを水にポチャンとやってしまうと怖いしな、ということで今回は水泳用のシリコン膜がついているもので試用してきました。結果としては水泳用にしておいて良かったです。
大方の予想通り、水中に落としてしまったのです。ちなみに「WF-SP900」ですが、水に入れると浮かずに沈みます。プールの底で緑のランプがピコン、ピコンと光っていたのですぐにわかりました。
そんなちょっと泳いだだけで耳から外れてしまうの?というところですが、そうではありません。実は途中でヘッドホンを耳に入れ直しているんです。
長時間泳ぎ続けていたので、一度水中めがねやスイミングキャップをつけ直したんですが、そのときにヘッドホンを装着した際にイヤーピースを濡らしてしまっていたんでしょうね。泳いでいてもヘッドホンが抜ける感じはなかったので安心して使っていたのですが、ヌルヌルした感触があったらちょっとまずいみたいです。
こうしたスイミングプールであれば落としたヘッドホンを探すのはわけもありませんが、海とかで使う時は要注意です。
付属品には「リーシュコード」があるので、それを使えば左右のヘッドホンをコードで結ぶことが出来るので、片方が外れてもすぐに気がつくと思います。
コナミスポーツさんの案内ではスイミングキャップをかぶってもらって、耳まで隠してくださいね、という話だったので、そういう使い方をするならこれも必要はなさそうな気がします。スイミングキャップを使わないときや、海で利用するときにあると便利そうです。
さて、実際に試用してみた水泳でのWF-SP900利用ですが、劇的に水泳が変わります! というのもマラソンやジョギングでは走っていくと景色が変わっていくし、変化があって楽しめるのですが、スイミング中はひたすらプールの底しか見られないので変化もなく、やれることと言ったら「今、何メートル泳いだ」という距離カウントくらいしかできないんです。
しかしそこに音楽が加わると、リズムに合わせて体を動かすことができ、楽しいというか気持ち良く泳ぐことが出来ます。
スイミング中の距離のカウントは間違えやすいのですが、50m折り返す毎に、本体の再生ボタンを2度押しして曲送りをします。例えばですが2000mを25mプールで泳ごうとすると80回の折り返しがあるわけです。さすがに25mのターン毎にすると大変ですが50m毎だったら40回、その都度、曲送りをするようにすると曲で距離がわかるようになります。
40曲をWF-SP900に転送しておき、50m毎に曲送りをしていって最初の曲にたどり着いたら「これで2000m完泳!」というわけです。ロングスイミングのお供にすごく良いかもしれません。
楽曲の「WF-SP900」への転送にはPCから「Music Center for PC」を使って転送します。普通にウォークマンに転送する様な形で楽曲転送ができます。
ちなみに外音取り込み機能の効き目ですが水中では全然効果がありませんでした。遠くで水中エアロビクスをやっていましたが元々屋内プールの中で音が籠もっているため、それが先鋭的な音に聞こえることもありませんでした。適切な音量で再生していれば周りの音は聞こえてくるので、特に問題はなし。
ジョギングの時の様なびっくりするほどの効果は期待しないほうが良さそうです。
■イヤホン購入前に!ソニーストアおすすめサービス
ワイヤレスヘッドホン「WH-1000XM3」の購入に際して、メーカー直販ソニーストアで購入する大きなメリットがあります。
メーカー直販ならではの長期保証サービス、ワイド保証サービスの利用ができる点です。
ヘッドホンははっきり言って消耗品です。使用頻度が高ければ高いほど断線や落下による破損などの可能性が高まります。20万円近くするヘッドホンなのに使えなくなってしまったらショックですが、ソニーストアでは通常1年のメーカー保証を3年に延長する「3年ベーシック保証」を無償でつけてくれています。
さらに商品価格の5%にあたる+10,000円で「3年ワイド保証」にアップグレードできます。
ワイド保証では通常使用範囲内での故障だけではなく、外傷がある落下による破損などについても無料で修理をしてもらえます。
修理回数や修理金額の上限などはなく何度でも利用ができる非常に強力な保証がついてきます。
持ち歩くことが多い、インナーイヤーヘッドホンで、こうした保証が使えというのはかなり大きな魅力になるかと思います。
なお、当店店頭では3年ワイド保証を半額にするクーポンを3月末まで店頭でプレゼントしています。+5,000円で3年ワイド保証にアップグレードができます。
また本体購入時に「My Sony ID」というソニーグループで使えるIDを取得すると、その場で10%オフにできるクーポンが発行されます。ゲスト購入するよりも10%お得に購入出来るので、おすすめです。
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ | ||||
テックスタッフ 店頭入特典 |
AV10%OFFクーポンプレゼント中(併用不可) テックスタッフ店頭ご利用特典 |
ワイヤレスステレオヘッドセット 楽曲プリインストールサービス付 WF-SP900 |
ソニーストア価格: 27,936円+税~ |
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発売日 | 2018年10月27日 | メーカー商品情報ページこちら | |||
延長保証 | 5年ワイド:3,000円 3年ワイド/5年ベーシック:2,000円 3年ベーシック:無償 |
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ | ||||
テックスタッフ 店頭入特典 |
AV10%OFFクーポンプレゼント中(併用不可) テックスタッフ店頭ご利用特典 |
ワイヤレスステレオヘッドセット WF-SP900 |
ソニーストア価格: 2,480円+税 |
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発売日 | 2018年10月27日 | メーカー商品情報ページこちら | |||
ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ |