【レポート】発売まであと1週間!世界最高ノイキャン『WF-1000XM5』最新情報まとめ
7月25日プレスリリース、9月1日発売のソニー新型完全独立ワイヤレスイヤホン「WF-1000XM5」の発売まであと1週間となりました。非常に多くの方にソニーストアでのご予約をいただいていますが、これまで紹介してきた内容をまとめてレポートしたいと思います。
世界最高のノイズキャンセリング性能を誇るワイヤレスイヤホンが手に入るまで、いよいよ、あと1週間です!
こんにちは、店員佐藤です。
この夏、最大の注目製品と言えるのが「WF-1000XM5」かと思います。今年、これ以上のヒットはないだろう!?と、思えた「REON POCKET 4」の大ヒットが6月にあり、まさかそれを超えるヒット製品となったSIMフリースマートフォン「Xperia 1 V」が登場し、さらにさらに、それを超える大ヒットになっているのが「WF-1000XM5」になっています。
発表から2週間は特別に当店店頭にて実機の体験展示をさせていただき、多くの方に体験をしていただいています。主に好評をいただいたのが3点。
- 音質がすごく良い
- ノイズキャンセリング性能がすごい!
- サイズが小さくなって装着感がアップした
というところです。多くの方が2021年発売の「WF-1000XM4」をご利用になっていたこともあり、その比較で感想を教えてくださっていたのですが、私もまさにこの3つのポイントが心に刺さった感じがします。
その音質はまるでウォークマンA300からZX707にアップグレードしたかのよう。低域の解像感がグッと上がり、より歯切れの良い音が楽しめる様になりました。
当店店頭で試聴いただいたお客様も、ご来店になる直前までWF-1000XM4の音を楽しみながらお越しになり、店頭で新型WF-1000XM5の音を続けて聴かれる、ということをされているわけですが、一聴するだけで、その音質の向上に気づき、そのままポチるというお姿を幾度も拝見しています。
自分が普段使っているヘッドホン、イヤホンの音というのが自分の中で基準になり、それよりも劣る音質というのはすぐに気がつくのですが、高音質になると気づきにくく、私なども長時間の聴き比べをしないと自分の耳がついていけない感覚があるんですが、WF-1000XM5はもう別次元の音質になっていて、ほぼ全員がすぐに音質の良さに気がつく、という様子でした。
ノイズキャンセリング性能についてはWF-1000XM4と比較して全域で20%の性能向上をうたっています。これは私もあちこちのシーンで比較をしてみましたが、正直、騒音レベルの少ないところでは差が感じにくいかと思います。
飛行機のエンジンよりも前の席ではさほど差を感じることはなかったのですが、より騒音レベルの大きなエンジン後方の席で試すと、確かに騒音が2割減になるのを体感。より騒音レベルの大きなところで威力を発揮すると思います。
↑こちらは飛行機ほどの騒音レベルではなかったんですが高速ジェット船の船内での「イメージ映像」です。インナーイヤータイプのイヤホンなので実際の音を収録することができないのですが、私が体験してきた音を編集でイメージとして再現してみたものになります。
こうした性能向上があってもスタミナ性能はノイズキャンセリングONで8時間の音楽再生が可能。今回、バッテリーの充電テストをする関係でWF-1000XM5のバッテリーを空にする必要があり、音楽再生しっぱなしでバッテリー消耗をさせたりしていたのですが、新品だから?ということもあり、本当にこれくらいの時間のスタミナ性能があって、バッテリーを空にするのに本当に骨が折れました。w
ノイズキャンセリング性能の向上には先ほどのデュアルプロセッサー仕様の恩恵もかなり大きくあるのですが、従来は2つのマイクで集音していたところを「マルチノイズセンサーテクノロジー」として、片側だけで3つのマイクに増やしたというのも性能向上に大きく寄与しています。
これらのマイクはノイズキャンセリング性能の向上に使われているだけでは無く、音声通話の際にも使われています。5億サンプルを超えるAIの機械学習で構成された装着者の声とそれ以外の環境ノイズを分離するアルゴリズムによって周囲の環境ノイズを抑え、自分の声をクリアに抽出します。
さらに、本体内側のマイクを通話に利用することで、発話者の声をよりクリアに通話相手に届けることができるのですが、骨伝導センサーを利用して骨を伝わって耳まで届く音も検出しています。
音声通話の際の自分の声の音質の良さというのは、ユーザー自身はなかなか気づくことができないのですが、メーカーサイトにはそのサンプル動画が用意されています。
単に自分の声の音質が良い、というわけではなく、周りの騒音をカットして、相手にもノイズキャンセリングされた音声を届けられるというものになっています。上記は1分のどの動画になっていますがWF-1000XM5とWF-1000XM4の騒音下での音声通話の音質が比較出来るようになっています。
WF-1000XM5を使って音声通話したり、またはビデオ会議に使われる方などにはとても大きな魅力になるかと思います。
そして、こちらもノイズキャンセリング性能に大きく関わってくるのですが、イヤーピースが新しいモノに変更されました。
写真左がWF-1000XM5、写真右がWF-1000XM4に付属のものになります。中央の音導管につながる穴のところにメッシュ状の金網がつくようになっています。この金網は耳あかなどのゴミがイヤホン内部に入らないように、掃除しやすくするための仕様変更とのこと。
写真左からWF-1000XM5、WF-1000XM4、LinkBuds Sのイヤーピースを裏側からみたものになります。
裏からみるとスカート部分の厚みが薄くなっていて、装着した時の密着感というか、耳から外に出て行こうとする圧迫感みたいなものが少なくなっています。これにより耳への装着感が向上しています。
写真上列はWF-1000XM4の付属のイヤーピースサイズ一覧、下段はWF-1000XM5のものになります。
イヤーピースのサイズは新たにSSサイズが加わっていて、SSサイズだけは先端がシャープになるデザインが採用されています。より幅広いユーザーさんに快適に使っていただける工夫がされています。
これらの改善により「世界最高ノイズキャンセリング性能」を実現。前作までは「業界最高」という表現だったのですが、他社で「世界最高」というキャッチコピーを使い始めたため、ソニーでも社内にて検証を行いWF-1000XM5で初めて「世界最高」を正式にキャッチコピーに採用したんだとか。
そして装着感の向上はなんと行ってもサイズダウンによるところが大きく、重量で20%、体積で25%の小型軽量化を果たしています。
WF-1000XM5よりもさらに小型な常時装着タイプの「LinkBuds S」とサイズ比較しても見た目には遜色ないほどのサイズダウンをしています。
WF-1000XM5 | WF-1000XM4 | LinkBuds S | |
本体重量(片耳) | 5.9g | 7.3g | 4.8g |
重さ | 20%ダウン | 基準 | 34%ダウン |
体積 | 25%ダウン | 基準 | 40%ダウン |
.
音質のWF-1000XM4、小型軽量モデルのLinkBuds Sという従来の2トップモデルが、WF-1000XM5で高音質&小型コンパクトを1台で実現したかのようなモデルになっています。
実際に装着した際の本体の外側への膨らみもかなり軽減されています。WF-1000XM3よりは小型になり目立たなくなっていたWF-1000XM4なんですが、今となっては外側にかなり膨らみがあり、重量バランス的にも外れやすい感覚になります。
WF-1000XM5はバランス的にも耳の内側に重心が来ている感じで、より安定した装着感が得られます。
こちらはWF-1000XM5(写真左)とWF-1000XM4(写真右)のケースと本体の比較写真です。見比べてみると充電端子が3つから2つに減っているのと、イヤホンがケースに収納されているかどうかを検知するため?のセンサーみたいなものがなくなっているのが分かります。
充電端子に通電したところでケースに本体が収納されていることを検知するようにしたり、こうした工夫で搭載パーツなどを減らして小型軽量化をしているんですかね?(このあたりの資料がないもので当店の想像です)
本体ケースは充電ケースになっていて、イヤホン本体で8時間、ケースに16時間分の電力がありトータルで24時間のスタミナ性能になっているのはWF-1000XM4と同様です。
ですが急速充電の性能が進化しており、以前は5分充電で1時間の利用ができたものが、新型では3分の充電で1時間の利用を実現しています。通勤電車で1駅ちょっと充電すると1時間使えたモノが、新型は1駅待たずに1時間分の充電ができることになります。
WF-1000XM5とWF-1000XM4の主な仕様を比較したモノが下記になります。
WF-10000XM5 | WF-1000XM4 | |
ストア価格 | 41,800円 | 36,300円 |
発売日 | 2023.9.1 | 2021.6.25 |
ドライバーユニット | 8.4mm | 6mm |
プロセッサー | ・統合プロセッサーV2 ・高音質ノイズキャンセリング プロセッサーQN2e |
統合プロセッサーV1 |
通話品質 | ・高精度ボイスピックアップ テクノロジー ・骨伝導センサー |
・高精度ボイスピックアップ テクノロジー |
質量(本体/ケース) | 5.9g × 2/39g | 7.3g × 2/41g |
電池持続時間 | 8h + 16h | 8h + 16h |
クイック充電 | 3分充電で60分再生可能 | 5分充電で60分再生可能 |
搭載マイク(片側) | 3個 | 2個 |
マルチポイント接続 | 〇 | 〇 |
LE Audio | 〇 | – |
対応コーデック | SBC/AAC/LDAC/LC3 | SBC/AAC/LDAC |
イヤーピース | SS/S/M/L | S/M/L |
セーフリスニング機能 | 〇 | – |
セーフボリュームコントロール | 〇 | – |
ノイズキャンセリングによる 聴覚影響低減機能 |
〇 | – |
ヘッドトラッキング |
〇 | – |
.
表の下の方には「LE Audio」やコーデックに「LC3」などの記載があります。発売時期が2年違っている2機種のモデルですが、その間にBluetoothに新しい通信規格が誕生しており、それが「LE Audio」というものになります。
この「LE Audio」という新しい通信規格はイヤホン側、スマートフォンもしくは音楽プレーヤー側の両方が対応している必要があり、今日の時点でLE Audioに対応しているソニーのプレーヤーはスマートフォンの「Xperia 1 IV」「Xperia 5 IV」の2機種のみとなっています。最新モデルのXperia 1 Vは対応予定になっており、後日アップデートにて利用できるようになる予定です。
イヤホン側ではLinkBuds Sがいち早くアップデートにより対応しているのと、製品として最初から対応するのは「WF-1000XM5」がソニーとしては初めての製品として出荷がスタートします。
お借りしたWF-1000XM5の試用機は現時点でXperia 1 IVとのLE Audioでの接続が行えるので実際に試してみました。
Bluetooth接続の際は従来と違って「グループ」というくくりになり左右のイヤホンが別々の機器として登録され、ペアで使う形になります。従来のSBCの倍の圧縮率で伝送され最大96kHz/24bitの伝送ができるようになっています。LDACが990kbps必要なのに対して少ない信号量で伝送できるという期待もできます。
メリットは他にも一つのスマートフォンに複数のイヤホンが接続できたり、超低遅延で使えるので音楽ゲームなどでもリズムに合わせた操作ができるようになります。
当店ではXperia 1 IV+LinkBuds SでのLE Audio接続も試したことがあるのですが、従来のSBC、AAC、LDACでは難しかったデレステのプレイが違和感なく遊べるなど、確かに今までの低遅延とは次元の違う「超低遅延」を味わうことができました。
ネックは、まだ対応するスマートフォンが少ないのと、接続操作が難しく手間取ることなどです。まだソフトウェアの対応がこれからで、現時点でも「ベータ版」機能として提供されていることから、普及にはまだ数年かかるかもしれません。
なので今すぐWF-1000XM5を購入してLE Audioを使うぞ!というのではなく、数年後にフォーマットが普及してきたときに恩恵を受けられる規格、という見方になるかと思います。
そしてこれもWF-1000XM4にはなくて、WF-1000XM5で初めて使える様になる機能になります。「セーフリスニング」機能です。
「セーフリスニング機能」というのは大音量による耳の負荷がかからないように機械的にモニターしてくれる機能で「WH-1000XM5」と「LinkBuds S」にしか機能が搭載されていなかったものになります。ソニーとして3機種目の対応機器として「WF-1000XM5」も利用ができるようになっていました。(WF-1000XM4は非対応です)
しかもWF-1000XM5にだけ用意された「セーフボリュームコントロール」という新機能も登場。音量的に限度を超えた使い方をしていると判断されたときは自動でボリュームを制限する機能がついています。これはWF-1000XM5が初。
そして、これもソニーヘッドホンシリーズとして初の機能になりますが「ノイズキャンセリングによる聴覚影響低減」という機能も盛り込まれています。
これはノイズキャンセリングの威力をモニターするものになりそうですが75dB~85dB以上の騒音下においてノイズキャンセリング機能が働いたという時間を累積でモニターしてくれている機能になります。
私がレビューで使っている期間に機能が働いたのは数分程度だったのですが、騒音テストで高速ジェット船に乗っていたときに一気に増えたようになっています。乗船中に使っていた時間は往復で2時間程度だったと思うのですが、そのうちの十数分程度が該当していたようです。
音楽を楽しむために騒音を消すだけではなく、こうして騒音から自分の耳を守るためにも使えるように進化してきています。
ソフトウェア面での新機能もWF-1000XM5は満載になっています。
ユニークな機能として「ヘッドトラッキング」機能も新搭載されています。
新機能がたくさんでお腹いっぱいになりそうですが、これも次世代の新しいヘッドホン、イヤホンの楽しみ方になるかと思います。
この機能が使えるのは現時点では新型スマートフォン「Xperia 1 V」だけの機能。2023年7月発売のXperia 1 Vと「WH-1000XM5」「WF-1000XM5」の組み合わせでのみ利用できる機能で、頭の向きに合わせて聞こえてくる音場を変化させてくれるものになります。
スマートフォンを正面に向けて音楽再生しているところが右を向くと音場が左方向に移動してあたかもライブ会場で自分が頭の向きを変えたかのような聞こえ方がします。
360 Reality Audio技術を使ったアプリ、もしくはYouTubeアプリでマルチチャンネルコンテンツを再生しているときに利用ができます。
バーチャルサラウンドって、どの音が前後になるのかわかりにくい、という方もいらっしゃると思いますが、そういう方がこれを使うとどの音が前方で、どの音が後方の音だったのか丸わかりします。
自作のムービーでもAdobe Premiere Proを使って5.1chサラウンドに編集してYouTubeにアップロードすると、ヘッドトラッキング体験が楽しめます。それほど難しいものでもないので上記のリンクでVlog作りを楽しまれている方はチャレンジしてみてください。
必要なのはXperia 1 Vになります。
WF-1000XM5 はXperiaやウォークマンの専用イヤホンではなく、世の中でもっともたくさんのシェアをとっているiPhoneでももちろん利用可能。
iPhoneをお使いの方は純正のAirPodsシリーズをお使いになるケースも多いと思いますが、AidPodsの場合、iOSを使った機器どうしてあればマルチポイント接続が自動で切り替わるものの、WindowsとiPhoneという組み合わせでは自動切り替えができないと聞いています。自前のスマートフォンはiPhoneなんだけど会社のPCはWindows、というケースが多いと思うのですが、その場合は都度接続を手動で切り替える事になります。
ところがWF-1000XM5の場合はiPhoneでもWindows PCでもAndroidでもOSを選ばず自動で切り替えが接続変更されます。iPhoneで音楽を聴きながらWindows PCの作業を行い、オンライン会議が始まったらWindows PCに音声を切り替えるということが自動でできます。
通勤中にiPhoneで音楽を聴き、出社後はWindows PCでオンライン会議もOK。個人スマホ(iPhone)と仕事スマホ(Android)の切り替えもシームレス。
実はiPhoneユーザーにもWF-1000XM5はオススメ!なわけです。
ネガティブな話ですと、WF-1000XM4の時にワイヤレスチャージの発熱問題というのがありました。
昨年の秋辺りに症状が出るケースが急増したのですが、シリコンケースに入れてワイヤレスチャージするときに一番ダメージが多かったようですが、充電時に熱を持ってしまいイヤホンの内蔵バッテリーがへたってしまう、という問題が一部で起こりました。
その後、現在は充電中に熱が出てきたら充電を止めてしまう、もしくはイヤホンだけの充電にしてケースを後から充電する、というようにソフトウェア改善をしています。
WF-1000XM5は大丈夫なの?というご質問は多くはないのですが店頭でもいただいていて、試用機で試してみました。
結果は上記の通りとなっています。有線での充電の場合はイヤホン本体とケースバッテリーに同時に充電をしていっていますが、ワイヤレス充電の際はイヤホン本体の充電を優先して、ケースの充電は緩やかに行い発熱を抑制しているのがわかります。
アップデート前のWF-1000XM4では本体もケースも同時にチャージしていたんですが、こうして発熱抑制をすることでバッテリーへの負荷を軽減しているのがわかります。
「WF-1000XM5」は安心して永くお使いいただけると思います。(メーカーさんではワイヤレス充電対応としていますが、熱を持ちやすいのは事実なので大事に永く使われるなら有線での充電をした方がよいかもしれません)
ということで、7月25日プレスリリースから1ヶ月、試用機をお借りして多方面からWF-1000XM5を紹介してきました。
おかげさまで多数の予約オーダーをいただいており、当店経由でソニーストアにご予約いただいた方には心より感謝申し上げます。
発売初日に一番たくさんのご予約をいただいているんですが、その後も夏休みを挟んで予約オーダーは順調に増え続けていて、予約オーダーがなかった日は1日もなかったんじゃないか?という状況になっています。
皆様にご予約いただいたオーダー内容を集計させていただいていて、最新の情報が下記になります。
2色のカラーバリエーションで展開しているWF-1000XM5。発売日当日は実に84%もの方がブラックカラーを選択されていましたが、その後、プラチナシルバーがやや持ち直しています。それでも約8割の方がブラックを選択してオーダーされています。
ティザーコンテンツが登場した時からブラックモデルがヒーローカラーとして扱われていましたので、これは納得ですかね。なお、当店店頭でご予約いただいている方はプラチナシルバーの方も多く、実物をご覧になるとイメージが変わるかもしれません。
保証サービスについては今回変更がありました。従来の3年ワイド保証、5年ワイド保証に変わって「ヘッドホンケアプランワイド」が登場していて、年払い3,300円にて加入するスタイルになっています。
従来、別途用意されていた「紛失あんしんプラン」が統一されて「ヘッドホンケアプランワイド」となっています。これに加入しなくても「ヘッドホンケアプランベーシック」という従来の3年ベーシック保証に相当するモノは無償で付帯しますので損ではないのですが、My Sony会員さんで3年ワイド保証無料クーポンをお持ちの方は「なんだ、無料じゃないのかー」ということになってしまいそう。
ヘッドホンケアプランワイド | ヘッドホンケアプランベーシック | |
料金 | 年額:3,300円 | 無償(ソニーストア負担) |
継続期間 | 1年更新 | 3年 |
対象モデル | WF-1000XM5は7/25より、他モデルは9月1日から適用 | |
保証範囲 | 機器毎に加入(1台に1保証) | |
保証範囲 メーカー保証範囲 |
期間中何回でも無償 | |
保証範囲 破損等事故修理 |
1年内1回目:無償 1年内2回目:修理費50%負担 |
× |
保証範囲 紛失(イヤホン片側) |
1年に1回利用可能 一定免責額で提供 |
× |
.
こうして条件を精査すると従来の3年ワイド保証では1年に何度修理をしても無償だったものが、今回は1年のうちに2回目の保証があった場合は半額負担となります。
紛失保証を考えずにワイド保証だけで見ると内容は値上げした方向になります。ですが、ソニーストアだけでこうした保証をしているわけではなく保険会社さんと作っている保証サービスなので、受け入れる側の保険会社さん側からするとワイヤレスイヤホンの修理率というのが多くてこうした保証になったのかもしれませんね。(詳細は説明されていません、あくあで当店の予想です)
保険未加入時 | ケアプランワイド 1回目 |
ケアプランワイド 2回目 |
|
片方のヘッドホン紛失 | 約18,000円 | 5,500円 | 約18,000円 |
水没による故障 | 約17,000円 | 0円 | 約8,500円 |
落下破損による故障 | 約17,000円 | 0円 | 約8,500円 |
.
修理代についてかかる料金目安ですが上記はWF-1000XM4のものになります。WF-1000XM5は本体価格がもう少しあがるので、これよりも料金目安はあがるかと予想されます。
ヘッドホン片方の紛失時の出費を見直す良いきっかけになっているというか、そうか片方なくすとそれだけで一気に2万円近くの出費になるのか。。。というのは驚きます。新品購入時の半額くらいかかっちゃうんですね。
「ヘッドホンケアプランワイド」は年払いで3,300円の有償プランになりますが初年度はMy Sony会員さん向けに半額クーポンが用意されるため初年度は1,650円での利用ができます。また、来年度以降も定期クーポンにケアプランワイドの割引きクーポンが入る可能性があると聞いています。購入時に加入しないと後から加入することはできないとなっていますので、今回、半額クーポンがあるなら入っておいた方がおトクと思えます。
少なくとも1年目は半額の1,650円で加入できるので最初は入っておいて2年目の3,300円での年払いの際に再度検討するというのでよいんじゃないですかね。
話を聞くと紛失あんしんサービスへの加入率が多いのと、紛失されるケースが多い様でこうしたプランの用意をされたと聞いています。昨年の秋にあったWF-1000XM4のバッテリー問題のせいではなく、その前にプランの構築をされていたとのことです。
商品購入ページにはおすすめアクセサリーとしてノイズアイソレーションイヤーピースも掲載されています。同時加入されている方の率は12%ほど。
このノイズアイソレーションイヤーピースは消耗品です。従来使われていたシリコンのイヤーピースと違い経年劣化が早いのと、水や消毒液などで手入れをすると劣化を早めます。
上記はWF-1000XM5の製品取扱説明書に記載されている内容で、WF-1000XM4のときと同様に特殊素材を使っていて扱いには注意してください、という記述があります。
手入れの際についつい、シリコンイヤーピースのつもりでウェットティッシュなどで掃除したくなるんですが、ノイズアイソレーションイヤーピースは水分やアルコールなどを使うと早期劣化するので乾いた布で手入れするのみとなります。
ちなみに劣化したイヤーピースってどんな風になるの?というとこんな感じです。
写真左は新品のWF-1000XM5で、写真右は2年間店頭展示しているWF-1000XM4です。ご存じの方も多いと思いますが、当店はご来店のお客様がものすごく少ないお店で、さほど展示品の劣化は進まないお店なんですけど、それでもこれくらいの劣化になっています。
水拭きはダメ、とはなっていますが、コロナ禍ということもありノンアルコール系のウェットティッシュで消毒して使っていたのですが、こうしてひび割れなどが進みます。
通の方に言わせると、毎日使っているなら大体3ヶ月くらいで寿命を迎えるのでは?という方もいらっしゃいます。そこまで細かいことを気にしない方でも1年に一度くらいは買い換えた方が良いかもしれません。
見るとWF-1000XM4のイヤーピースの表面はツルツルに硬化していて、最初はなにかしらのコーティングがしてあったんだっけ?とか思っていたのですが、そうではなくて、これは経年劣化でコーティングされた風に劣化したものだったのかもしれません。新品のWF-1000XM5のイヤーピース表面をみると特にスカートの内側と素材の違いが感じられません。
イヤーピースの紛失時に予備を用意しておく、という方もいらっしゃるかと思いますが、ローリングストック的に3ヶ月に一度と言わなくても半年に一度くらい、入れ替えるつもりで予備を用意しておくと良いかもしれません。
My Sony IDをお持ちの方が使えるAV商品10%オフクーポンは従来通りご利用いただけるのと、今ならソニーストアのご利用感謝「ラッキー抽選会」のクーポンも利用ができます。「大ラッキー賞」が当選していれば4万円以上のお買い物で使える2,000円クーポンが利用可能。
WF-1000XM5の予約オーダーの前に、先に抽選をしてクーポンをゲットしておくことをオススメします。
AV商品10%オフクーポンと合わせて使えば41,800円→35,620円(税込)にてソニーストアで購入するコトができるかと思います。(ヘッドホンケアプランワイドに加入すると37,270円)
製品は9月1日から出荷になります。シリーズは毎回、発売日には「入荷次第出荷」ステータスになっていますが、今回のモデルはまだ発売日出荷分をお買い求めいただけます。
気になっている方は、是非今のうちにオーダーをどうぞ。世界最高のノイズキャンセリング性能を誇るイヤホンが9月1日から使える様になりますよ。
ワイヤレスノイズキャンセリング ステレオヘッドホン WF-1000XM5 |
ソニーストア価格: 41,800 円税込 |
|||
発売日 | 2023年9月1日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
延長保証 | ヘッドホンケアプランワイド:初年度1,650円 ヘッドホンケアプランベーシック:無償 |
|||
ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ 24回払いまで分割払手数料【0%】 |
|||
テックスタッフ 店頭入特典 |
テックスタッフ店頭ご利用特典のご案内 |
【ヘッドトラッキング機能対応SIMフリースマートフォン】
Xperiaスマートフォン SIMフリー対応モデル Xperia 1 V (XQ-DQ44) |
ソニーストア価格: 194,700円(税込) |
|||
発売日 | 2023年7月14日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ 36回払いまで分割払手数料【0%】 |
|||
テックスタッフ 店頭ご利用特典 |
ご成約記念品プレゼント ☆テックスタッフ店頭ご利用特典 |
【これを読めば全てわかる!】世界最高クラスのノイズキャンセリングとハイレゾ級高音質! ワイヤレスイヤホン『WF-1000XM5』総まとめレビュー!
業界最高クラスのノイズキャンセリング性能とハイレゾ相当の高音質が楽しめる完全ワイヤレスイヤホン「WF-1000XM5」に関する当店の記事をまとめたページになります。機能や実機の様子などをご覧いただけます。 1.「WF-1 […]
最強ノイズキャンセリングヘッドホン『WH-1000XM5』『WF-1000XM5』に新色 ”スモーキーピンク” が新登場! 最大限お得に購入する方法!
ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット「WH-1000XM5」「WF-1000XM5」に新色”スモーキーピンク”が新登場しました。 価格は据え置きのままで、ヘッドホンタイプの「WH-1000XM5」が59,4 […]
『ぼっち・ざ・ろっく!』コラボモデル発売記念! ソニーストア全国5店舗にて店頭イベント開催! 試聴体験&LINE登録で限定ステッカープレゼント!
ソニーストアにてアニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』と強力なノイズキャンセリングと高音質で定評のあるワイヤレスイヤホン『WF-1000XM5』のコラボモデルが登場しました。 オリジナル刻印とケースが付属し、キャラクターも「後藤 […]
ソニーストア限定コラボモデル『Disney Collection』に『WF-1000XM5』『WH-1000XM5』を追加 海外旅行者向け刻印モデルも初登場
ソニーストア限定のオリジナルモデル『Disney Collection』に新たに1000Xシリーズヘッドホンが加わり、ラインアップがさらに充実しました。 今回コラボレーションするモデルでは、日本国内モデルに加え「海外仕様 […]