【当店撮影会イベントレポート】「奥多摩湖の桜と歴史の旅 2025」
先週の土曜日、4月12日は店舗営業をお休みさせていただき、奥多摩湖へ撮影会に行ってまいりました。今回は6人のお客様にご参加いただき、奥多摩湖の桜と、歴史のある遺構などを巡る旅をしてきました。
自画自賛をすることになってしまうんですが、今回の撮影ツアー、当店の歴史に残るスムーズさで進行していき、また、撮影会終了後の作品のご提供もすごいレベルの高いものになっています。ご参加いただけなかった方にもどんな撮影会だったかレポートで紹介したいと思います。
こんにちは、店員佐藤です。
お客様からリクエストをいただき、いつかやってみたかった春の奥多摩湖撮影ツアーをようやく実現できました。JR青梅線の奥多摩駅までは電車で来られるし、その先もバスで移動できるんですが、なんせ広いエリアなので車がないと行けないところもあります。
今回は「タイムズのカーシェア」を利用して河辺駅からレンタルして行ってきました。タイムズのカーシェアはテレビコマーシャルでやっている「今、そうなってんの?」というアレです。以前、個人会員で利用したことがあるんですが、月額会費が880円もかかるので利用するときだけ入会する感じで使っていたのですが、法人会員だと月会費はかからず、使いたいときだけ時間予約して利用することが可能。
今回は7人乗りのトヨタ・シエンタをお借りしたのですが、それほど大きな車でもないし、参加される皆さん、カメラ機材があるので私を含めて6人での利用。さらに、ご自身の車で参加された方がいらっしゃるので全7人での撮影ツアーになりました。
奥多摩では桜の満開予想が4月14日前後に出ていて、土曜日はまたまた天気も良くて、かなりの渋滞、混雑を予想していたんですけど、あれ?これどういうこと!?というくらい人気がなく、食事処も待ち時間が長くなるのを心配するどころか、かなり空いた状態で利用させていただけました。
名物の山菜釜飯は全員いただけたし、事故も混雑もなく本当に良かったです。撮影会を主催する側は、こういう予定通りの行動ができるかどうかというのが、すごく心配で、本当に助かりました。
そして天候の方も前後の金曜日、日曜日は雨だったのに土曜日だけ快晴! 桜の撮影会ですから天候にすごく左右されるし、こうした桜シーズンって天候が悪いことが多いですからね。
■スケジュール
9:30 JR河辺駅南口集合
10:20 小河内ダム到着 八方岩展望台まで写真遠足
12:00 奥多摩湖レストセンター丸井亭にて昼食
12:55 留浦(ドラム缶橋)★
13:15 奥多摩ロープウェイ 三頭山口駅探索
14:00 山のふるさと村 桜と湖底探索
15:20 小河内ダム見学★
17:10 JR青梅駅にて解散
当日リクエストがあり、予定に2カ所ほど追加して回ってくることができました。ナビをしていただいたアベちゃんさんにも、全般にわたって盛り上げていただいたSnakeKingさんにも感謝するばかりです。
さて、今回の奥多摩湖の撮影ツアーなんですが、早速、kozyさんがVlog編集をしてくださっています。こちらで旅の様子がすべてご覧になれます。15分に及ぶ大作ムービーですが、いいですねー、こういうの。参加した方にはとても良い追体験になります。
さすが、作り慣れてらっしゃるというか、撮影会の翌日の朝には動画が公開されているというスピード編集です。
kozyさん、ありがとうございます!
ということで、ここからは少し大量の写真になるんですが、ご参加いただいた方々の作品を時系列で紹介したいと思います。
参加されたお客様は当店と長年お付き合いくださっているベテランの方ばかりで、良い写真ばかりというか、私にはないアイデアだらけで勉強になりました。同じ時間に同じ場所にいるんですが、それぞれ視点が違っていて楽しいですね。
kozyさんのVlogムービーをご覧いただいた後に写真を見ていただくとより楽しめるかと思います。
Snakekingさん α1 II+SEL2470GM2 F8 1/320 ISO100
まず最初はSnakekingさんから。天気が良くて最高でしたね。八方岩展望台に一番乗りしてご覧になった景色でしょうか。
α1 IIでの2025年の桜撮影ができておめでとうございます。
Kotesashiさん α7R V+SEL16F18G F8 1/125 ISO100
新発売の「SEL16F18G」をお使いいただきました。八方岩展望台までの約30分の道のりは山肌を蛇行する道を歩いていくので、眼下にある奥多摩湖をいろいろな角度で見られます。選んでいただいた場所がこちらだったんですね。
Kotesashiさん α7R V+SEL100400GM F5.6 1/800 ISO200 焦点距離400mm
望遠レンズで狙っていたのは奥多摩湖の水面の反射と桜だったんですね。距離がかなりありましたが狙い通りのボケを作れたでしょうか?
shin-kenさん α1+SEL24105G F4.0 1/800 ISO100 焦点距離63mm
車でご参加のshin-kenさんです。キャンピングカーをお持ちですので、もうどこにでも撮影旅行に行ける羨ましいお方です。
水位がかなり下がっている小河内ダムと桜のコラボレーションが見られるのは今だけですね。
kozyさん α7 IV+SEL1625G F8.0 1/1600 ISO800 焦点距離16mm
どうしても湖を大きく入れたくて桜を両脇にもっていくアングルを探してしまう自分なんですが、kozyさんは逆で桜で湖を覆ってしまうアングルを作られていました。なるほどシンメトリーというか、こういう見方もあるんですねー。
自由に左右には動けるところなので、こうしたアングルの違いなどもとても楽しく勉強させていただいています。
うめ兄さん α7R V+SEL2470GM2 F20 1/20 ISO50 焦点距離24mm
続いては移動して大麦代駐車場でしょうか? ワインディングロードが続く奥多摩湖の周りの道は、バイクやスポーツカーの往来も多く、そうした一コマをスローシャッターで切り取られています。
なるほどー、アイデアですねー。他にこういう写真を撮られている方はいらっしゃいませんでした。人と違うモノを撮るのが、こうした撮影会で注目を集めるテクニックですねー。
こういう引き出しを私もたくさん持っておきたいです。
その後、レストセンター丸井亭で、全員、釜飯をいただいているんですけど、釜めしの写真は1枚もなし。
kozyさん α7 IV+SEL24105G F8.0 1/1250 ISO800 焦点距離25mm
続いては水が干上がってしまっていて水位が低くて、一時的に撤去されているドラム缶橋のところまで移動。ここも桜がたくさん咲いているところで、ドラム缶橋から振り返ると、綺麗な桜が見えていたんだと思いますが、それは見られず。
さすが、kozyさん、そのドラム缶橋と桜を掛け合わせられるポイントを見つけられたようです。
Snakekingさん α1 II+SEL1635GM2 F8.0 1/125 ISO100 焦点距離16mm
普段は湖の一部になっているはずの留浦駐車場付近。現在は川みたいになっています。さすがにこれではドラム缶橋はかけられないですね。
うめ兄さん α7R V+SEL2470GM2 F9.0 1/160 ISO160 焦点距離24mm
衝撃だった奥多摩ロープウェイの三頭山口駅跡です。10年くらい前までは保存状態も良かったみたいなんですが、現在は落書きなどがあり廃墟感満点になっています。
昔の東京五輪の前後に4年間だけ営業していたらしく、それから50年そのままになっています。
うめ兄さんも雰囲気そのまま出してくださった感じで映し止められています。
Snakekingさん α1 II+SEL2470GM2 F2.8 1/15 ISO100 焦点距離22mm
落書きなどがない感じで撮影するとすると、こういうアングルがありましたか。私には見つけられないアングルでした。
shin-kenさん α1 SEL16F18G F6.3 1/30 ISO2500
新発売の16mm F1.8Gレンズをつかっていただきました。割とこういう狭いところを広く見せようとするときには強い武器になりますよね。
ロープウェイのロープがそのまま残っています。
kozyさん α7 IV+SEL24105G F8.0 1/13 ISO8000 焦点距離24mm
kozyさんのVlogムービーではここが一番の見せ場だったでしょうか?w こういう廃墟とかゲームの舞台にありがちで、そういう見方で撮影されるというのもなかなか私にはできません。感服します。
shin-kenさん α1+SEL24105G F4.0 1/400 ISO100
続いては「山のふるさと村」です。本日の最終目的地だったんですが、予想外に桜が少ないというか点在している感じで桜撮影というよりは、ここも廃墟撮影がメインになってしまった感じです。
湖底を歩くことができるのですが、何も知らない子供たちにとっては普通に遊び場になっていました。
Snakekingさん α1 II+SEL2470GM2 F8 1/30 ISO100 焦点距離35mm
昔は村があったところが水没しているんですが、そこで使われていたオート三輪の車体が半分埋まった形で残っていました。
奥多摩の廃墟ネタを探していて見つけたんですが、大体の場所はわかるなーということで行ってみたら一発で分かりました。モノクロにして時代感を出されています。
kozyさん α7 IV+SEL16F18G F8.0 1/160 ISO800
こちらはkozyさんのショット。まだ朽ち果てていなくて、いつかまだ動き出す時を待っている、という感じですかね? ちなみにハンドルもないし走行は不可能です。
ダムが完成したのは昭和30年代なので、70年前に朽ち果てたものということになりますかね。
新発売のSEL16F18Gで画になるショットをありがとうございます。
kozyさん α7 IV+SEL16F18G F8.0 1/320 ISO800
kozyさんは念願の超広角レンズは昨年「SEL1625G」を発売日購入されているので、そちらの方がこうした風景撮影では使いやすいですかね。
夜景撮影などで絞り開放にする必要があると「SEL16F18G」にも分があるかも。
kozyさん α7 IV+SEL24105G F8.0 1/100 ISO800 焦点距離64mm
最後の撮影地、小河内ダムです。最初に駐車場だけ利用しましたが、来たことがない方もいらっしゃるということで、帰りにもう一度立ち寄りました。
午前中の方が天気が良かったので、こんなに空いているなら焦って移動せずに、もう少しダムの周りも散策すれば良かったかも。
うめ兄さん α7R V+SEL16F18G F11 1/20 ISO250
うめ兄さんにも新発売の「SEL16F18G」をお使いいただきました。こういう超広角レンズを手にすると、私なんかは目線が上のモノを探して煽ってばかりになるんですけど、そうか、ダムを上から下を見下ろすときにはちょうど良いレンズでしたねw
MTF曲線を見るとF8まで絞るとグラフはほぼ全部ベダ付きです。高周波曲線も上に張り付いているので、こういう写真は威力ありますねー。
うめ兄さん α7R V+SEL16F18G F4.0 1/125 ISO160
こちらもSEL16F18Gのショットです。最短撮影距離も短いので手前の桜にフォーカスしても面白いかも。
Kotesashiさん α7R V+SEL100400GM F5.6 1/400 ISO640 焦点距離400mm
ということで、ご参加の皆さんの写真作品で今回の写真遠足を振り返ってみました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
また行きましょうね!
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