Xperiaに二つのワイヤレスヘッドホンを接続 「音声の共有」機能を使ってみました
知らない間にAndoid OSに実装されていた「音声の共有」の紹介です。
これを使うと一つのXperiaからの音声信号をワイヤレスで同時に複数のヘッドホンに送信することが可能。二人で同じ音楽を楽しむことができるようになります。
その設定方法と使い勝手の実際を紹介します。
こんにちは、店員佐藤です。
昨日のXperia 1 VIに実装された「かこって検索」を調べているときに「接続の詳細設定」の中に「音声の共有」という見慣れない項目を発見。
もしかしてXperia 1 VIが発売されたときから、これってついてたんでしたっけ?というくらい見覚えがないんですが、とりあえず機能をオンにしてみると「対応のデバイスの接続」をしてからでないと使えない機能になっています。
「LE Audio対応のヘッドフォンをスマートフォンに接続」する必要があります。
LE Audioというのは新世代のBluetoothの音声通信規格です。従来のBluetoothではあくまで電話音声の伝送のために設計されていて、それほど高品質な音声信号を伝送することは想定せずに策定された規格となっています。それをなんとか各社が工夫してLDACやAACというコーデックで伝送するようにしてできるだけ高音質な音声信号を伝送できるようにしてきたのですが、LE Audioは最初から音楽を高音質に伝送するために作られた規格になっています。
また左右独立ワイヤレスヘッドホンもBluetooth側で最初から2つの機器に同時伝送できるように感が得られていたり、複数のヘッドホンにブロードキャストしたり、1台の端末から複数のヘッドホンに同時に音声信号を出力できるように設計されている規格です。
Xperia 1 IVやLinkBuds Sが発売された前後に規格が策定されていて、これらの機種は後日アップデートでLE Audioに対応するとなっていました。
実際にLE Audioが正式発表になったあとに機器のアップデートがあったんですが、お世辞にも使いやすくはなっていなくて「がんばって設定すればLE Audioで使える」という感じでした。
あれから2年ほど経ちますが、なるほど、知らない間にAndroid OSで普通に使えるようになっていたんですね。
調べてみたところ、Xperiaでは第V世代モデルから「音声の共有」がOSに組み込まれていました。Xperia 1 IVやXperia 5 IVもLE Audio対応にはなっているのですが暫定的な対応だったのか、この設定項目はありませんでした。もしかするとAndroid OS 15で実装された機能なのかも。
さて、LE Audioの対応機器ですが、ソニーのワイヤレスヘッドホンの上位機種が対応しています。ここでは2024年秋発売の「LinkBuds Fit」で操作してみます。
通常は「Classic Audio」と呼ばれる、従来通りのBluetoothで接続しています。ヘッドホンのホーム画面には「LDAC DSEE Extreame」という表記がありますが、これはClassic Audioで接続してLDACコーデックを使って伝送し、ヘッドホン側でDSEE Extreameにて圧縮音源をハイレゾ相当に補完して鳴らしていることが表示されています。
これをLE Audioでの伝送に切り替えるわけですが、デバイスの設定の中の「システム」タブにLE Audioの接続設定があり、これを切り替えてLE Audioにします。
LE Audioでの接続にするとLDACコーデックが使えなくなったり、立体音響効果やヘッドトラッキング機能、2台の機器とのマルチ接続、音声アシスタント、BGMエフェクト、Auto Switchなどが使えなくなります。
新機能の「Auto Play」(ヘッドホンを装着しただけでSpotify、もしくはamazon musicのプレイリストが再生される機能)も使えなくなるので、単なるヘッドホンみたいになってしまうんですが、それもこれも1台のスマートフォンから2台のヘッドホンに同時伝送させるためです。
LE Audioの切り替える際は、一度、スマートフォンからヘッドホンのBluetooth設定を全て削除して、LE Audio機器として再接続することになります。接続が終わるとヘッドホンのホーム画面には「LE Audio」という表示が出ますので、これが出ればOKです。LE Audioでの接続に切り替わりました。
なお、ワイヤレスヘッドホンのペアリング方法ですが、ヘッドホンをケースにしまって、ケースの蓋を一度閉めて、再度開いてからケース背面のペアリングボタン長押しです。充電ランプが青い点滅になったらペアリングモードに入っていますので、Xperiaを近づければワイヤレス接続されます。
ヘッドホンをLE Audioモードにしたあと、再びClassic Audioに戻すときは、Audio Connectアプリから設定を戻す必要があるんですが、LE Audioでの接続がどうしても上手くいかず、途方に暮れることがあるかもしれません。
そのときはヘッドホン自体を初期化すれば大丈夫です。ペアリングボタンを15秒以上長押ししてオレンジのランプが点滅したら指を離します。その後、緑の点滅が4回あればリセットされて初期状態に戻っています。その後は、普通にClassic Audioでの接続ができるようになりますので、困ったときにはこの方法を覚えておいてください。
LE Audioによるヘッドホンがワイヤレスで接続されると、先ほどの「音声の共有」スイッチが使えるようになります。
スイッチをオンにすると画面に接続されたデバイスが表示され、再生している音声が聞こえてくるようになります。
で、この操作なんですが、最初の1回だけではなく、LE Audio機器を接続するたびに行う必要があります。
LE Audio接続にしてあるワイヤレスヘッドホンをBluetooth接続するだけでは音声が聞こえなくて、毎回「音声の共有」スイッチを入り切りしないと音声が出力されないんです。非常に面倒というか、まったく実用性を無視した仕様になっている様子。
今のところ、これの回避方法が見つかっていません。
さらに複数機器で使いたい場合は、同様にLE Audio設定にしたヘッドホンをもう1台用意します。Bluetooth接続はワイヤレスヘッドホンをケースから取り出したらすぐに接続されます。
音声を出力させるには2台を接続した状態で「音声を共有」スイッチをオンオフすると、2つのヘッドホンから音声出力されるようになります。
二人で同じ音楽を聴きたい、動画再生時に同じ音声を二つのヘッドホンで聴きたい、という場合はこの方法で使えます。音量もそれぞれ別々に設定ができます。
今までのBluetoothイヤホンではできなかったことがLE Audioで実現しました。
なお、メディア再生の音声は2つのヘッドホンに同時出力されますが、着信があったときの音声通話はひとつのヘッドホンでしかできません。あらかじめ通話に使うヘッドホンは指定しておく必要があります。
では、3つのヘッドホンの同時接続もできないか?ということでチャレンジ。「LinkBdus Fit」と「LinkBuds Open」「WF-1000XM5」をLE Audio設定にして、同時にBluetooth接続してみました。
3個のヘッドホンが同時にBluetooth通信しているのですが、同時に音声出力できるのは2個までという制限があり、どの組み合わせで接続するかを聞いてきます。
そうかー、3台以上のブロードキャストはできないですか。2個までの同時伝送が上限なんですね。
まー、それでも、これでOSレベルでヘッドホン2個の同時使用が可能になっています。LE Audioの使い勝手がまだダメダメな感じなので、あまりオススメができないのですが、どうしても二人で同時にヘッドホン音声を楽しみたい、というシチュエーションがあったら、手間がかかりますが、やってやれないことはない、という感じでお使いになってみてください。
多分、本番でいきなりLE Audioを使おうとすると失敗してイライラすると思うので、ヒマなときに自宅で実験がてらチャレンジしてみておくことをオススメします。
LE Audioに対応するソニーのワイヤレスイヤホンは「WF-1000XM5」の他、「LinkBuds Fit」「LinkBuds Open」「LinkBuds S」「INZONE Buds」の5機種です。
今回紹介した「音声の共有」機能が使えるのは「Xperia 1 VI」「Xperia 1 V」「Xperia 5 V」の3モデルになります。
ワイヤレスイヤホンは4月15日まで「音ロト」キャンペーンを開催中。1個購入でも2個購入でもキャッシュバックが受けられます。ペア接続を前提にLE Audio対応ヘッドホンを2個買いたい、という際にはお得なキャンペーンになっています。
是非、ご検討になってみてください。
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