【レビュー】重低音スピーカー『ULT FIELD 1』購入開梱レポート&ステレオペアで使ってみました
4月に新発売のワイヤレススピーカー「ULT FIELD 1」を自宅用に購入しました。製品版「ULT FIELD 1」の開梱レポートと、2台使うとステレオペアでの再生も可能というので店頭展示機も持ち帰って試してみました。
7月29日までソニーさんで開催している「夏の感謝祭ロトキャンペーン」の応募もして、しっかりキャッシュバックもいただくように段取りしましたので、そのあたりのお話しもレポートします。
こんにちは、店員佐藤です。
自宅用に「ULT FIELD 1」を購入しました。レビュー用に評価機をお借りしたときからお気に入りで発売になったらすぐに買おうと思っていたのですが、いや、待てよ。確か6~7月にソニーさんで毎年なにかキャンペーンをやってたよね。そうそう「音ロト」です。
LINEアカウントがあれば誰でも参加できて、購入前に抽選をして当選金額が分かっている上でキャッシュバックを受けられる購入ができるんでした。
ということで、こちらのキャンペーンが5月30日からスタート。
ソニーのワイヤレスヘッドホン、ウォークマン、ワイヤレススピーカーなどが対象で2台までキャッシュバックが受けられます。
当選するのはこちらのキャッシュバック額です。店頭でみていると3等に集中して当選者がいらして、8割くらいが3等ですかね。なので購入予定のものがあって3等が当たったらラッキー♪という感じで購入されるのがお勧め。稀に2等、1等という方もいらして、1等は数えるほどしか今までも見たことはありませんが2等は結構、拝見します。4等も同じくらい拝見するんですが(^^;)2等が当たったらかなり大きいですよね。
なんせ5,000円ものキャッシュバックが受けられることが分かっていてお買い物ができるんです。
私も今回、2等が当選して(確かこれで2回目)5,000円キャッシュバックでULT FIELD 1(ソニーストア価格;19,800円)が買えるようになりました。約25%オフになるわけで、これはでかい!
さらに、6月26日まではソニーストアでラッキー抽選会が開催されています。こちらも抽選によるお買い物券のプレゼントで、ソニーストアで購入する際に当選金額の割引きがされます。一番多いのが10万円のお買い物で5000円、4万円で2000円、2万円で1000円というものになりますがULT FIELD 1を3年ワイド保証付きで購入すれば2万円を超えることができます。
合わせて6,000円のオトクな買い物が今ならできます。
ということで、購入した「ULT FIELD 1」を開梱します。プラスチックフリーの梱包パッケージから出てきたのはこちらの説明折り込み2枚と本体、USB Type Cケーブルです。
USBケーブルは端子の先端から先端までで長さが30cmほどの短いケーブルです。ULT FIELD 1用に使うと言うよりは持ち歩いて緊急充電用のケーブルに使いたくなります。
あれ?いつもの青い保証書が入っていないぞ、というところですが、取説にそれが記載されています。最近、こういうパターンのものが増えてきています。
キャッシュバックに必要な「領収書」「レシート」はソニーストアの場合は購入明細書がそれにあたります。購入時に加入した3年ワイド保証などもこちらの購入明細書が保証書の代わりになります。
キャッシュバックの手続きの際は、こちらの購入明細書を撮影して申請します。
キャッシュバック申請の際は上記の購入明細書の撮影ファイルと、本体パッケージのバーコード部分にマジックでバーコードを消した画像ファイルのアップロードが必要になります。
PCから申請することもできるんですが、カメラが搭載されたスマートフォンから手続きした方がわかりやすいかも。
こういうキャッシュバックキャンペーンの手続きは、面倒でついつい先送りにしてしまいますが、鉄の意志をもって、製品を使い始める前にちゃんと手続きをすること!というルールを自分の中で作っておくと、案外ラクに作業ができます。
キャッシュバックキャンペーンの手続きも早速、済ませたので本体を使ってみます。
さて、私が購入したのは4色のカラーバリエーションがあるうちの「フォレストグレー」です。グレーと言いつつも緑っぽく見える色だったので、もしかするとXperiaのカーキグリーンと同じ色なのでは?と、思っていたのですが、ドンピシャでした。
みてください、このカラーマッチング。
Xperiaのカーキグリーンはソニーストアで販売しているSIMフリーモデル限定色なので、ULT FIELD 1のフォレストグレーはまさにソニーストアユーザーを狙い撃ちしたようなカラーモデル。ソニーストアフリークならこれは手に入れないといけません♪
XperiaのカーキグリーンはXperia 1 VとXperia 1 VIに設定がありますので、ユーザーさんは要チェックです。
「ULT FIELD 1」はGoogleの「デバイスを探す」アプリに対応しているので、最初のBluetooth接続の際はスマートフォン側から接続操作をするのではなく、ULT FIELD 1をBluetoothペアリングモードにして、画面に接続案内が自動で表示されるのを待ちます。
これによりFast Pairによる接続がされ「デバイスを探す」アプリに表示される様になります。
「デバイスを探す」アプリに登録されると、最後に使った場所がアプリの地図上で表示されるようになります。今までは最後に接続された場所、だったのですが新機能でネットワークにつながっている機器から場所を特定できるようになるらしいのですが、私の身の回りではまだその機能は発揮されていないようです。
さて、昨日はアップデート公開があり、ほぼ同時期に開梱セッティングしていたもので、Bluetooth接続したら「Music Center」アプリにその案内が表示されていました。
早速、アップデートすることになるのですが、アップデートの際はスピーカー側が充電状態になっている必要があるそうです。
ということで手元に両端がUSB Type Cのケーブルがあったため、Xperiaと接続して、XperiaからULT FIELD 1に給電しながらアップデートすることで、更新作業をしました。
これで使用準備完了です。
さて、少し話が脱線するんですが、先週、テレビ朝日さんで「タモリ ステーション インバウンド最前線」という番組を放送していました。日本に来られる外国人観光客の様子を伝えるべく、盛岡周辺でタモリさんが取材をするというスタイルだったんですが、タモリ倶楽部、ブラタモリが終わってしまいタモリさんロスになっている私には久々のタモリさんのブラブラスタイルに感激して拝見させてもらいました。
盛岡の街も楽しそうだし、行ってみたいですね。
なお、日本ではただ1人しかいないという坂道写真家のタモリさん。愛用のカメラをお持ちになっていたのですが、これは天面に録画ボタンが付いていないのとストラップのα7ロゴから察するに”α7 III”をお使いになっている様子。レンズはなるほどしぶいですね。このレンズフードの短さから、おそらくSEL1635GMなのでは? 坂道写真家は大口径の広角ズームレンズをお使いのようです。(^^) ソニーの”α”をお使いのようで嬉しい!
そんな中、ジャズ喫茶へお邪魔して、タモリさんの音楽談義が少しだけ披露されたのですが、タモリさんのジャズとの出会いはアート・ブレイキーのモーニンだったとのこと。
当時はレコードも高くてなかなか買えなかったんだけど、コーヒー1杯で、ずっとジャズを聴くことが出来たので、こういう世界がひろまったんだろうね、という話があったのと、このアート・ブレイキーについては友達の家で聴いて、これはちゃんと音を聴かないといけないと思ってレコードを借りて自宅でちゃんと聴いたとのこと。そのときに俺の音楽はこれだ、という出会いになったんだそうです。
タモリさんの音楽談義、もっと聴きたい、特集番組やってくれないですかね。ミュージック・ブラタモリ。
ということで、今回の私の「ULT FIELD 1」で鳴らす最初の1曲はアート・ブレイキーのモーニンになるわけです。
試用機のときには重低音が鳴る音楽を中心に試していましたが、なるほど、これはジャズにぴったりきますね。
「ULT FIELD 1」は従来、ミッドレンジスピーカーをステレオで2chで搭載するスタイルだったコンパクトスピーカーをウーファーユニットとトゥイターの2ウェイ仕様にしたコンパクトスピーカーです。12年前に発売された初代モデル「SRS-BTD70」もウーファーユニットを搭載していたのですが、それ以来、ウーファーユニットが搭載されたコンパクトスピーカーは登場していないので12年ぶりのウーファーユニット内臓モデルということになります。
再生はモノラル再生になってしまうのですが、そもそも、このサイズのスピーカーにステレオの広がり感などはあまり期待していないので、それよりもこのウーファーユニットのおかげで嘘みたいな重低音を鳴らしてくれるコトの方が価値があると思います。
本体に「ULT」ボタンを装備していて、このボタンのオンオフで通常のコンパクトスピーカーの音、重低音が効いた「ULT POWER SOUND」の音に簡単に切り替えが可能。
今までの重低音スピーカーとかと違って、低域の音がモコモコになっているのではなく、あくまでサブウーファーを足したようなお腹に来る音だけが足される感じ。どうして、いままでこれが作れなかった!というような革命的なコンパクトスピーカーになっています。
なお「ULT」ボタンを消したいシーンってどういうときかというと、テレワーク中にBGMとしてサラッと音楽を鳴らしたいとかそいういうとき。
タモリさんの若き日のジャズとの出会いのようにアート・ブレイキーのモーニンをちゃんと聴かないいけない、とかそういうときは「ULT」ボタンをオンにすると良いかと思います。
耳で聞くよりも肌で感じるような低音が鳴ってきます。
なるほど、こうした昔のジャズレコードだとモノラル収録のものとかもあるし、ULT FIELD 1との相性はとても良いかもしれません。
SRS-XB23 | ULT FIELD 1 | |
ストア価格 | 15,400円 | 19,800円 |
発売日 | 2020.7.3 | 2024.4.26 |
スピーカー | フルレンジ×2 | ウーファー、トゥイーター |
低音強化ボタン | × | ULTボタン |
ステレオ再生 | 〇 | × |
防水 | IP67+防錆 | IP67+防錆 |
ショックプルーフ | × | 〇 |
コーデック | LDAC/AAC/SBC | AAC/SBC |
Stereo Pair | 〇 | 〇 |
パーティーコネクト | 〇 | × |
内蔵充電池 | 約10時間(EXTRA BASS) | 約12時間(ULT ON時) |
マルチレイアウト | 〇 | 〇 |
ストラップ | ストラップ | マルチウェイストラップ |
.
こちらは先代の「SRS-XB23」とのスペック比較です。製品のラインナップとしては後継モデルになるのがULT FIELD 1なのですが、内容的にも思い切った変更をいろいろしてきています。
こちらのモデルのファーストインプレッションの際は「ステレオ ペア」接続については「できません」という案内を当店ではしてしまっていたのですが、言い訳があります。まだ当時はアプリ対応をしていなかったのと、取説もなく、製品概要についてのお手紙はいただいていたのですがそれにステレオ ペアについて掲載がなかったため、ドロップした機能だと思い込んでいました。
いざ、製品発表があった際にはステレオ ペア対応になっていて、Music Centerアプリを使って設定するとのこと。
ということで、店頭展示しているオレンジのULT FIELD 1を持って帰ってきているので、これを使ってステレオペア接続を試してみます。
今まで使っていた「SRS-SB12」ではADDボタンを数秒間の同時押しをしてペア接続するのを待って。。。という様な不透明な作業が必要だったんですが、アプリから設定ができるのはわかりやすいですね。見た目になにをすれば良いのか分かるし、簡単に接続できました。左右のスピーカーの入れ替えなどもアプリから操作ができます。
引き続き、モーニンをULT POWER SOUNDで再生。そんな大音量で鳴らしているわけではないのですがULTボタンを押すと、昔の「ラウドネス再生」みたいな感じで小音量でも重低音が聴ける、コンパクトなサウンドシステムとして使えます。
ベースソロとかビンビンと低音が伝わってくるところが気持ち良いですね。
タモリさんが言っていたところの「ちゃんと聴かないといけない」ときの環境は、このステレオペア再生だったか!
なお、タモリさんではなく私世代くらいの人で最初に出会ったジャズはルパン三世だったんじゃないですかね。大野雄二さんが楽曲を担当していたのですが、ルパン三世だけ本格的な音楽が使われていて、最初は外国で作られたアニメなのかと思っていました。大人になってから大野雄二さんのジャズバンドの音をちゃんと聴かせていただく機会をいただいたのですが、本当のジャズマンがアニメ音楽をしていたことを知りました。
同じスピーカーを左右に割り振っているので当たり前かもしれませんが、音像定位とかもすごく良くて、これはステレオペアで使うの、ありですね。
思わず「夏ロト」もあるし、もう1本買おうかと思ったんですが、お店に1本あるので夏休みとかは持ち帰らせてもらって、これで楽しませてもらうことにしました。(^^)
防水性もありアウトドアでも使える「ULT SOUND 1」です。こうしたコンパクトスピーカーを外に持ち出して使うと、反響のない空間だけにパワー不足を感じてしまうシーンが多いんですが、ULT POWER SOUNDはこうしたシーンでもガッツリ低音を聞かせてくれます。
オレンジはこうした自然環境の中でも目立つ色になるんですけどフォレストグレーは良い感じで緑に溶け込むのでキャンプとかで使うのは良さそう。
ぎっしと人混みになっているキャンプ場とかでは、こうした音を出す機器の使用は全面禁止になっている場合がありますが、何度かキャンプに行っていると、緩いところは緩いというか迷惑がかからない常識的な使い方であれば利用はできます。
小音量でも低音がしっかりとなるULT SOUNDは、そうした環境での利用時に最適なモデルかもしれません。
ということで「ULT FIELD 1」のフォレストグレーの開梱レポートでした。これを持って、この夏、どこかにキャンプに行くぞー。
ULT FIELD 1は全4色で展開しています。ビビッドな色ではなくアースカラー的な最近流行の色使いをしています。特徴のある本体カラーになっています。
ここから2本選ぶとしたらあなたなら同色で選びますか? それとも2色別々の色にされますか?
ワイヤレススピーカー SRS-ULT10 ULT FIELD 1 |
ソニーストア価格: 19,800円 税込 |
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発売日 | 2024年4月26日 |
メーカー商品情報ページこちら | ||
延長保証 | 5年ワイド:2,200円 3年ワイド/5年ベーシック:1,100円 3年ベーシック:無償 |
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ |
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テックスタッフ 店頭入特典 |
当店店頭にて実機展示中 テックスタッフ店頭ご利用特典のご案内 |
★ULT POWER SOUNDが体感できる特設コンテンツはこちらから
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