小型軽量のG Masterレンズ『FE 50mm F1.4 GM』 がプレスリリース 4月21日発売 市場想定売価21万円
CP+2023の開幕直前に新製品が発表になりました。質量は516gで、なんと35mm G Masterレンズよりも軽量化された50mm単焦点のG Masterレンズの登場です。
こんにちは、店員佐藤です。
2018年10月に発売されたSEL24F14GMの登場以来、小型軽量で寄れるG Masterレンズが続々と登場していますが、今度は50mm F1.4 G Masterが発表になりました。
先にSEL50F12GMが製品としては登場していますが、あちらはメーカーの威信をかけてF1.2のレンズを開発。こちらのF1.4 G Masterはソニーαの従来路線である小型軽量で扱いやすく高画質なレンズという位置づけなのかも。
★ソニープレスリリース「小型軽量ながら開放F値1.4からの高解像と美しいぼけ描写を実現 焦点距離50mm フルサイズ対応の大口径標準単焦点レンズ Gマスター™ 『FE 50mm F1.4 GM』 発売 」
プレスリリースによるとフィルター径は67mmとなっていて、SEL24F14GM、SEL35F14GMと同じであるためんNDフィルターや円偏光フィルターなどを共用することができることもメリットとして案内されています。
主なレンズとの仕様を比較したモノがこちらになります。
![]() SEL50F14GM |
![]() SEL50F12GM |
![]() SEL50F14Z |
![]() SEL35F14GM |
![]() SEL24F14GM |
|
発売日 | 2023.4.21 | 2021.4.23 | 2016.7.29 | 2021.3.12 | 2018.10.26 |
価格 | 約21万円 | 315,700円 | 199,100円 | 207,900円 | 206,800円 |
レンズ構成 | 11-14 | 10-14 | 9-12 | 10-14 | 10-13 |
開放絞り | 1.4 | 1.2 | 1.4 | 1.4 | 1.4 |
最小絞り | 16 | 16 | 16 | 16 | 16 |
絞り羽根 | 11 | 11 | 11 | 11 | 11 |
最短撮影距離 (MF時) |
0.41 (0.38) |
0.4 | 0.45 | 0.27 (0.25) |
0.24 |
最大倍率 (MF時) |
0.16 (0.18) |
0.17 | 0.15 | 0.23 (0.26) |
0.17 |
フィルター径 | 67 | 72 | 72 | 67 | 67 |
手振れ補正 | × | × | × | × | × |
フォーカス ブリージング 対応 |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
外形寸法 | 80.6×96 | 87×108 | 83.5×108 | 76×96 | 75.4×92.4 |
質量 | 516g | 778g | 778g | 524g | 445g |
開放絞りF1.4 のカールツァイス「SEL50F14Z」と比較すると質量は2/3ほどになっており、その差は歴然。
価格もここ最近は原料費、輸送費の高騰、円安の影響があり従来よりも2割ほど高い価格設定になっているところが、今回はこうして見比べてみるとそれほど高くはありません。(レンズで20万円もするので高いのは高いんですが比較すると、という話で)
動画撮影をする際に可変NDフィルターを装着することもありますが、そういう際も24mm、35mm単焦点レンズと共用出来るというのは確かにメリットになりそうです。
サイズ的にもほぼSEL35F14GMと同等サイズくらいになります。非常にコンパクトで持ち歩きが楽なのと、ジンバルに載せて撮影する際も有利に使えそうです。
絞りリングの装備、クリックオンオフなどは動画撮影の際の使い勝手を考えられていて、フォーカスロックボタンがレンズ左側面に加えて上面にも用意されている点などは縦位置での写真撮影に配慮した装備となっています。
手振れ補正アクティブに対応しているほか、対応カメラではフォーカスブリージングも利用ができます。(現時点ではα7R Vとα7 IV、FX30などで利用可能)
レンズ構成をみると2枚の超高度非球面XA(extreme aspherical)レンズにより、画面中心から周辺部まで高い解像性能と美しいぼけ描写を実現。ED(特殊低分散)ガラス1枚を採用した最新の光学設計により、色収差の発生を最小限に抑制するとなっています。
これらの技術による高画質と小型軽量コンパクトなレンズを両立しています。
軽さは正義と、皆さんおっしゃいますが、そうなんですよね。一度楽をしてしまうともう。。。
撮影サンプルは今回もうっとりするような作品のオンパレードです。それほどグッと寄れるほど最短撮影距離が短いモノではありませんがポートレートだけではなく、日常のスナップ撮影でも威力を発揮しそうです。
ソニーストア店舗では2月25日の土曜日から展示がスタートし、銀座と札幌では予約制での体験予約を受け付けています。また2月23日からパシフィコ横浜で開催される「CP+2023」でも展示が行われます。
そういえば2月23日(木)のスペシャルセミナーで福田健太郎氏が突然「基本に立ち返る、50mm単焦点で広がる写真の世界」というテーマでお話しをされるんですが、どうやらここで「SEL50F14GM」のお話しを聞かせてもらえそうです。
「SEL50F14GM」はソニーストア・オンラインにて2月28日(火)10時より予約販売の開始を予定しています。
![]() |
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50mm単焦点 Gマスターレンズ SEL50F14GM |
ソニーストア価格: 206,800円 税込 |
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![]() |
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発売日 | 2023年4月21日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
長期保証 サービス |
5年ワイド:20,900円(税込) 3年ワイド/5年ベーシック:11,000円(税込) 3年ベーシック:無償 |
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ |
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テックスタッフ 店頭入特典 |
ご成約記念品プレゼント テックスタッフ店頭ご利用特典のご案内 |
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