11月1日発売のストリーミングウォークマン「A100」シリーズの製品版実機レポートです。タイミングの良い発売というか、ちょうど「Amazon Music HD」が9月にサービス開始していて、それを思う存分楽しめるウォークマンになっています。

今回も「Amazon Music HD」アプリを中心に使ってみました。

 

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こんにちは、店員佐藤です。

「Amazon Music HD」ですがキャンペーンで11月7日までに申し込むと90日間無料でサービスが利用できます。明日までに申し込むと90日無料キャンペーン。来年の2月5日まで無料でハイレゾ音源が聴き放題です。

これの威力がありすぎて、先週から毎日店頭展示機のウォークマンを持ち帰らせてもらい、ハイレゾストリーミングを堪能しまくっています。

なんせ、ハイレゾアルバムというと1枚で3,000円～4,000円くらいかかるところが「Amazon Music HD」ならプライム会員の場合、月額1,780円で利用ができます。プライム会員でないかたでも月額1,980円です。ハイレゾアルバムを1枚買うよりも安い価格でハイレゾ音源が聴き放題になります。

うちのお店はメーカーさんからいただくデモ音源があるので、ある程度、曲を選んで試聴することができますが、一般の方の場合、聴きたいハイレゾ音源を10枚も20枚もまとめて購入する事はそうそうできないと思います。月に1枚ずつ買っても年に12枚のアルバムが買えるくらい。

ところが「Amazon Music HD」なら入会した途端に6500万曲のなかからCD音源で聴き放題。ハイレゾ音源も半分くらい（感覚的に）はありそうなので、相当数のハイレゾ音源が聴けます。

「ハイレゾ音源で聴くクラシック音楽ってどんなだろう」「ジャズってハイレゾで聴いたらどうなるんだろう」と、アルバムを1枚買うのはかなり勇気が要りますが「Amazon Music HD」ならちょい聴きがやり放題です。

ストリーミングウォークマンがスゴい、というよりは「Amazon Music HD」のコストパフォーマンスに私はすっかりやられまくっている感じですが、いやいや、これを持ち歩けるのがストリーミングウォークマンA100シリーズだったりZX500シリーズがあればこそなんです。

「Amazon Music HD」のサービスが始まっていましたが、こうして持ち歩けるようにできて、しっかりとハイレゾ音源を鳴らすことができる端末が、超ナイスタイミングで登場したことになります。

 

そんなわけで当店店頭で展示する新発売のストリーミングウォークマン「NW-A105HN」の様子からレポートします。

写真左が先代のウォークマン「NW-A55HN」です。写真右が新型の「NW-A105HN」です。サイズはほぼ一緒。展示モデルでは専用のヘッドホンの付属モデルを展示しています。

カラーは人気のレッドを歴代モデルで展示しています。

同じレッドを選んでいるのですが、今年のモデルは鮮烈なフェラーリレッドという感じです。昨年は全体に淡いアースカラーでシリーズが揃っていましたが、今年はモデルによって印象が違う感じです。

付属のヘッドホンは昨年モデルでは「IER-NW500N」（11,880円）で、2019年モデルでは「IER-NW510N」（11,900円）となっています。それぞれ同じノイズキャンセリング用の5極端子を使っているのですが、それぞれ音のチューニングが違っていて、互換性はないことになっています。

挿してしまえば使えないことはないのですが、ノイズキャンセリングや外音取り込みのチューニングがそれぞれ専用になっています。接続して使えないことはないのですがエンジニアがチューニングした設計された音ではなくなります。

ちなみにさらに前のモデルA20などで採用していたノイズキャンセリングヘッドホンを使うと外音取り込みを前提に設計していないためハウリングが起こります。

専用ヘッドホンを使うのがオススメです。

 

その音質についても、さすが専用設計になっているだけあって、かなり良い音で鳴ってくれます。もちろん、さらに高額なハイクオリティヘッドホンもあるので、それと比べてどう、という話にはならないのですが、ノイズキャンセリングの効果もかなり高く、電車の中でもボリュームを相当下げて聴くことができるようになると思います。

ちなみにウォークマンA105のヘッドホン付きモデルとヘッドホン無しモデルの差額は7,000円です。後から別売りで購入すると11,900円しますので4,000円も安く買えるのと、ボディと同色のヘッドホンが付いてきますのでかなりおトクだと思います。

40周年記念モデルの「NW-A100TPS」を購入された方は、ヘッドホンは付属しませんので、別売りの「IER-NW510N」（11,900円）を購入する事になりますが、そういう選択もありだと思います。

ヘッドホンのキャビネットのサイズが思い切り小さくなっていますが、これで音質も犠牲になってはいないと思います。

ウォークマンA100シリーズの泣き所がストレージの少なさ。16GBモデルで、システムのアップデートを行い「Amazon Music HD」と「Sony Headphones」アプリを入れただけの状態なのですが、それで上記の状態になります。

システムで7.8GB使われていて、最初から4GBくらいしか空きがないんです。ここに音楽データを入れるというのはちょっと考えづらいので、楽曲データは外部メモリーに入れて使うのが前提です。

Android OSはメモリーの空きが少なくなるとOSの安定度が下がるので、必要最低限のアプリ以外はインストールしないという使い方をするか、32GBメモリー搭載の「NW-A106」を購入した方が良いかもしれません。

あと、バッテリーの保ちが従来機種の半分くらいになってしまっています。1時間くらいの通勤時間でバッテリーを使い切ってしまうことはないのですが、できるだけスタミナ性能を持たせるためにAndroid OSの設定画面でWi-FiとBluetoothはすぐにオフに出来るようにしておいた方が良いかと思います。

あと、GPS機能も使わないで済むと思いますので「現在地」もオフにして、機内モードで使うのが良いかと思います。これでスタミナ仕様にできます。自宅についたら機内モードオフか、Wi-Fiオンで使って、次の旅のためのストリーミング楽曲のダウンロードに備える、という感じです。

接続端子がWMポートからUSB type Cになってしまい、充電クレードルとかなくなっちゃったなー、と、思っていたのですが、同じUSB type Cを使っているXperia XZの充電クレードルを使ってみたら、そのまま利用ができてしまいました。

なんだ、この手がありましたね。Xperiaと並べて充電出来る様にクレードルをもうひとつ買い足しても良いかも。

 

さて「Amazon Music HD」ですが、ZX507のセットアップ後もA105HNで聴きまくっています。最新曲がCD音質以上で聴き放題です。しかも従来のストリーミング楽曲の圧縮音源と違って、最低44.1kHz/16bit音源で、曲によってハイレゾ音源をダウンロードして聴きまくれます。

アプリがダウンロード対応になっているのでスマートフォンのテザリングで通信料がかかることもなく、安定して聴くことができます。

今までのハイレゾ音源のダウンロード購入と同じ感覚でハイレゾ音源が聴けます。

冒頭に話したとおり「ちょっと試しに聴いてみたい曲」がまるまる全部ダウンロードして聴けるんです。こんなに自由にハイレゾ音源を聴けることがあったでしょうか？

ユーミンの曲も先月からハイレゾ配信が始まったばかりなのに、ベストアルバムがいきなりオススメ楽曲でハイレゾ配信しています。

乃木坂とかは最新曲はCD音源になっているものの、ちょっと前の曲はハイレゾ配信です。

映画「ボヘミアン・ラプソディ」のサントラも配信されているのですが、なんと驚いたことにmoraでは圧縮音源のAACでしか販売されていないモノが「Amazon Music HD」では96KHz/24bitのハイレゾ音源でストリーミング配信されています。オープニングのファンファーレだけはCD音質なんですが、それ以降の楽曲はハイレゾです。

moraのダウンロード購入より、ツタヤのCDレンタルよりも高音質な「ボヘミアン・ラプソディ」サントラが楽しめます。

あとは「SIDE by SIDE」というプレイリストがあり、これはアーティスト本人がナレーションをして曲の解説をしてくれるという面白いボーナストラック付きのアルバムなどがあること。

ディズニーのアルバムなどもハイレゾ背信されているのですが、12月発売の「ライオン・キング」なども吹き替え版で出演している佐藤二朗氏がナレーションをしてくれています。

Amazon ってすごいなー。

なお、ストリーミング音源のダウンロード再生の際には設定メニューからダウンロード設定で「最高音質」にしておく必要があります。

これをしないと「標準」音質になってしまい、せっかくのハイレゾ音源もCD音質にダウングレードして聴くことになります。

デフォルトが「標準」になっているのでご注意を。

楽曲の再生中に「Ultra HD」のロゴ表示があるのですが、そこをタップすると原曲の音質と、ダウンロードした音質が観られます。

再生機器の性能が24bit / 48KHzになっているのが残念なのですが、これはウォークマンA100シリーズでもウォークマンZX500シリーズでも一緒でした。Xperia XZ1でも同様で、一体、どういう機器が24bit / 96KHz対応になっているのか気になるところです。

それと、これは要注意点です。使用するmicroSDカードですが、ダウンロードした楽曲が入った状態で一度カードを抜いてしまうと、それはもう再生することができなくなります。

いろいろ試したのですが、オフラインライブラリーは一度記録したら、そのカードを抜いたところで再生ができなくなってしまうんです。

楽曲の出し入れでメモリーカードを抜き差ししてて判明したのですが、一度抜いたらライブラリーを全曲削除して、オフラインライブラリーをまた作り直さないといけないみたいです。

「Amazon Music HD」を使い始めたらメモリーカードは入れっぱなしで使うのが良いみたいです。

なので、内蔵するメモリーも512GBくらいのカードを用意してダウンロードしまくれるようにした方が良さそうですねー。

私も個人的に「NW-A100TPS」を購入しているのですが、400GBもしくは512GBのカードを用意しておこうと思います。今使っているのが256GBなのですが、ちょっと選んでダウンロードしただけで半分くらいは使ってしまっているもので。(^_-)

ダウンロードしている曲がほぼ全部ハイレゾ音源なので、ものすごい勢いでメモリー容量を消費します。

 

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あとは「Amazon Music HD」の無料90日間の申し込みが明日までとなっています。ソニーのキャンペーンだと、この後に繰り返して同じキャンペーンを行う可能性がありますよー、とか、言えるのですが、Amazonさんのこの手のキャンペーンは繰り返し行われるかどうかがわかりません。

最初のオープニングキャンペーンなので、これで終わってしまう可能性もあります。

40周年記念モデル「NW-A100TPS」をオーダーして11月14日の到着をお待ちの方も先に入っておいた方が良いかもしれません。

ストリーミングウォークマン「A100シリーズ」や「ZX500シリーズ」の購入をご検討中の方はスマートフォンで試してみて、そのハイレゾ音源をウォークマンのデジタルアンプで有線ヘッドホンで聴いてみたくなるか、お試しになってみては！？

これだけのハイレゾ楽曲を聴きまくれるなんて、ものすごい進化だと思います。ストリーミングウォークマンの威力にメロメロになること請け合いです！

ストリーミングウォークマン、オーダーしておいて良かったー！と、思えるモデルになっています。

 

ウォークマンA100シリーズも店頭展示をしていますので、その音質を是非、店頭でお試しになってみてください。

 

ウォークマンAシリーズ NW-A100 シリーズ		ソニーストア価格： 32,000 円+税～
発売日	2019年11月2日	メーカー商品情報 ページはこちら
延長保証	３年ワイド：4,000円＋税  ３年ワイド/５年ベーシック：2,000円＋税 ３年ベーシック：無償
ソニーストア 購入特典	ソニー提携カード決済で3%オフ 12回分割払手数料0%キャンペーン  ストリーミングWALKMAN×完全ワイヤレスキャンペーン
テックスタッフ 店頭ご利用特典	10%オフクーポン（併用不可）プレゼント中 テックスタッフ店頭ご利用特典

 

 

期間限定販売 ウォークマンAシリーズ NW-A100TPS		ソニーストア価格： 42,000 円+税～
発売日	2019年11月14日	メーカー商品情報ページこちら
延長保証	３年ワイド：5,000円＋税  ３年ワイド/５年ベーシック：3,000円＋税 ３年ベーシック：無償
ソニーストア 購入特典	ソニー提携カード決済で3%オフ 12回分割払手数料0%キャンペーン  ストリーミングWALKMAN×完全ワイヤレスキャンペーン
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