4K時代に安心して使える「MPEG-4 AAC」対応スリムサウンドバー『HT-X8500』登場
ソニーから新型のサウンドバー「HT-X8500」が登場しました。なんとサブウーファーを内蔵したサウンドバーで、あの大きなウーファーボックスを置かなくて済む、というのは大きなメリットなのですが、ソニーのサウンドバーとして初めて「MPEG-4 AAC」入力に対応する4K放送の5.1chサラウンド再生に対応できるサウンドバーになっています。
現時点でイチオシのサウンドバー製品が登場しました。
こんにちは、店員佐藤です。
5.1chサラウンドは非常に魅力的で、包み込まれる音場を映画館で味わうと、そのまま自宅にも持ち帰りたいなー、とは思うのですが、実際に自宅でサラウンド環境を作ろうとするとリアスピーカーの配線がネックになります。結局はフロントスピーカーだけですっきりと設置をしたい、という方が多いかと思います。
我が家も2000年前後にDVDの5.1chドルビーデジタルサラウンドでコンパクトな5.1chサラウンドスピーカーを自宅に設置して、リアスピーカーの配線について妻からクレームが来て、それ以来、フロントサラウンドシステムでしか設置は許されていません。
テレビ本体の貧弱なサウンドシステムにサウンドーバーを追加するだけで音は見違えるように良くもなります。ジョージ・ルーカスがスターウォーズシリーズの制作中のインタビューで「映画の半分は音で出来ている」という話をされているのを読んだ事がありますが、そうなんですよね。音質をリッチにすると映画でも音楽ソフトでも感動が倍加します。
つい先日も映画「ボヘミアン・ラプソディ」でそれを思い知ったところです。
そんなところでサウンドーバーの決定版みたいなモデルが登場しました。この「HT-X8500」は何も考えずに追加すれば、これだけで現時点で最高の音場再現をしてくれる製品です。
しかもサブウーファーをサウンドバーに内蔵しているため、別途、ウーファーボックスの設置場所を気にする必要もありません。
電源をつないで、テレビのARC(オーディオリターンチャンネル)対応のHDMI端子にHDMIケーブル1本で接続するだけで、最高のフロントサラウンド環境で鳴らしてくれます。
当店では店頭に設置しているAVアンプ「STR-DN1080」と5.1.2chのサラウンドスピーカーを接続して「ドルビーアトモス」のサラウンド再生環境を用意して、ドルビーアトモスのサウンドを再生しています。
「ドルビーアトモス」フォーマットに対応したソニーの初めてのアンプが「STR-DN1080」だったので、これでやっとドルビーアトモスの天井からの音が再現できる、と、喜んで導入しました。
ドルビーアトモス、DTS:Xというのは、通常の5.1chサラウンドに加えて天井からの2chの音声を加えたフォーマットです。現在発売されている映画ソフトの多くが、ドルビーアトモスフォーマットを採用しておりこれをちゃんと再生しようとすると「ドルビーアトモス」対応のアンプやスピーカーシステムを用意する必要があるわけですが「HT-X8500」はこうした最新のサラウンドフォーマットにも対応をしています。
フロントサラウンドシステムで、擬似的にサラウンド環境を作ってくれます。
サラウンド環境とか構築したいけど、セッティングが大変そうなのと、場所を取るからなぁ、というのが、ほとんどの方を悩ませてしまうところですが、サブウーファーを内蔵していて場所を取らないというのは「HT-X8500」の最大のメリットです。
低域の音はスピーカーの振動面の面積が広いほど有利なんですが、デュアルサブウーファーにすることで振動面の面積も稼ぎつつスリムな本体に収めています。
先ほどから登場している「ARC」というのは何かというと、オーディオリターンチャンネルと言って、テレビ本体とサウンドシステムを1本のHDMIケーブルで双方向に信号をやりとりするための規格になっています。
HT-X8500はHDMI入出力が1系統ずつしか搭載されていません。なのでPS4をHT-X8500のHDMI入力に接続してしまうと、他にUHD BDプレーヤー、4Kチューナーがあっても接続できずテレビ側の入力端子に接続するしかありません。その際にはテレビを通してHT-X8500に音声信号を送る必要があり、従来だと光デジタル入出力を使って伝送していたのですが、ARC対応端子を使えば、これ1本でテレビ側からの音声もサウンドバーに送り出すことができるわけです。
難しい事を話している様に思われるかもしれませんが、ブラビアのHDMI端子で「ARC対応」と書かれている端子があるはずなので、ここにHT-X8500を接続すれば大丈夫なんです。
そして、これが新しいんですが対応フォーマットに「MPEG4-AAC」というのが初めて記載されました。従来モデルにはこの項目はありませんでした。
これはなんの信号フォーマットなのかというと、4K放送で使われているサラウンド音声のフォーマットになります。
「MPEG-4 AAC」に対応したAVアンプがあるとダイレクトにビットストリームでサラウンド信号を使って音声を再生出来ます。
テレビのサウンドシステムをソニーで揃えている方ですと、いままでMPEG-4 AAC対応のアンプはなかったのでDST-SHV1でデコードしてPCM 5.1ch音声を再生していたはずです。「HT-X8500」を接続した場合はビットストリーム出力でサウンドバー側でのデコードができます。
ブラビアでeARC端子を搭載しているのは現時点ではA9FとZ9Fの2機種のみですが、おそらく今後登場する4KブラビアについてはどれもeARC端子搭載になってくるはずです。
難しい話なのでよく理解できない方も、このモデルは新世代のサウンドバーになっているので、先にこちらのサウンドバーを購入しておいて、あとから4Kブラビアを買い換えても安心して使えるモデルということになります。
具体的に比較をしたことはないのですが、こうしてアンプ本体で「MPEG-4 AAC」に対応している方が音声の遅延については有利になると聞いています。
「HT-X8500」は長く使えるモデルになると思います。
外寸ですが幅が890mmとなっていますので、4Kブラビアのどのモデルと組み合わせてもテレビの横幅よりも大きくなることはありません。(43型「KJ-43X7500F」で横幅は970mmです)
本日以降、手軽にテレビのサウンド面をパワーアップしたい、という方には当店ではこのモデルをイチオシでご案内したいと思います。
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サウンドバー HT-X8500 |
ソニーストア価格: 39,880円+税 |
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発売日 | 2019年4月20日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
長期保証サービス | 5年ワイド:4,000円 3年ワイド/5年ベーシック:2,000円 3年ベーシック:無償 |
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ |
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テックスタッフ 店頭購入特典 |
10%オフクーポン(併用不可)プレゼント中 3年ワイド保証半額クーポンプレゼント テックスタッフ店頭ご利用特典のご案内 |
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【4Kブラビア+4Kチューナーのキャッシュバックキャンペーンは29日(金)まで!】
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地上・BS4K・110度CS4K チューナー DST-SHV1 |
ソニーストア価格: 54,880円+税 |
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発売日 | 2018年11月10日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
長期保証サービス | 3年ワイド:3,000円 3年ベーシック:無償 |
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ |
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テックスタッフ 店頭購入特典 |
店頭展示しています 10%オフクーポン(併用不可)プレゼント中 3年ワイド保証半額クーポンプレゼント テックスタッフ店頭ご利用特典のご案内 |
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