『wena wrist active』で心拍トレーニングに挑戦
先週の当店blogエントリー「結局『wena wrist active』でなにが出来るの?」の中で心拍トレーニングの事をチラッと紹介しましたが、書きながら自分でも「むむ!それはもうちょっと使いこなせるんじゃないの!?」と、気づいてしまい、早速、定休日に試してきました。
普段はジョギングで心拍数を見ていますが、これ、ウォーキングではどれくらいのペースで歩けば良いのかな? ただ単に歩くだけではなくソニーファンならデジタル一眼“α”を持っていかないと! ということで、“α”写真散歩で心拍トレーニングに挑戦してきました。
こんにちは、店員佐藤です。
ソニーのスマートウォッチ「wena wrist aciive」は自分で好きな時計ヘッドを装着できるバンド部分にスマートウォッチの機能を持たせた新しいスタイルのスマートウォッチです。
第2世代モデルとして登場した「wena wrist active」はGPS機能や心拍数の測定機能を搭載。運動中の移動ログや心拍数変化の様子を記録して、あとでスマートフォンにてログを確認することができます。
Xperiaのスマートバンド「SWR12」にも心拍計測の機能が搭載されていてログを取ってあとから見ることはできるのですが「wena wrist active」では有機ELの表示部があるので、運動中にリアルタイムに心拍数を見ることができます。
これを利用すれば「心拍トレーニング」ができるんじゃないの!?と、いうのが前回の話です。
Tarzan (ターザン) 2012年 6/28号 [雑誌]
- 作者:
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2012/06/14
- メディア: 雑誌
6年前の雑誌になるのですが、ターザンを引っ張り出して、このときの記事をおさらいします。(心拍トレーニングを解説した雑誌ってあまり見かけなくて、これも当時に中古で取り寄せた記憶があります。)
☆当店blog 2015.3.16「ダイエットするぞ! 『Smart B-Trainer』で心拍トレーニング」
心拍数は車で言うところのエンジン回転数です。アイドリングからレッドゾーンまでを使って運転しますが、心拍数にもそういう値があります。アイドリング回転数は「安静時の心拍数」です。レッドゾーンは年齢で目安が決まっていて「220」-「年齢」=「最高心拍数」となります。
40歳の方でしたら220-40=180で、180が最高心拍数になります。安静時の心拍数が70だとしたら、その人の心拍数は70~180で変動することになります。この数値に運動強度をかけた数値が目標心拍数となって、それを目標に運動すると効率の良い心拍トレーニングができる、ということになっています。
雑誌によると効率的に脂肪を燃やすなら55~65%、有酸素運動での持久力をアップするなら65~75%という強度がおすすめとのこと。
さきほどの70~180の心拍変動とすると予備心拍数が110となり、これに運動強度を掛けます。脂肪燃焼効率の良い55~65%だと60~71になるので、これに安静時心拍数を足すと130~141の心拍数で運動するのが脂肪燃焼に最も効率が良い、ということになります。
可動心拍数×運動強度+安静時心拍数=目標心拍数となります。
年齢が50歳になる私の場合、可動心拍数は70~170になります。
これはとある日の40分ジョギングですが、これによると心拍数は150~160ほどになるので、かなり強度の高い運動になります。これだと脂肪燃焼効率はあまり良くないんです。
心拍数130±5くらいが、もっとも脂肪燃焼効率の良い運動となります。ランニングでは運動強度が強すぎるので、では、ここはウォーキングにしてみたらどうだろう?ということで、実際にwena wrist activeを装着してウォーキングしてみることにしました。
ただウォーキングする、というよりもデジタル一眼“α”を持って写真散歩にすればより効率の良い遊びというか運動になるんじゃないか、ということで、今回はこのカメラをお供に持って行きました。
サイバーショット「DSC-RX1M3」と、呼べるかな? “α7III”にSEL35G28Zを装着して35mm単焦点レンズの旅です。
がっつり歩きたいのですが、うちの近所に良いコースがあるんです。
交通渋滞のトラフィックレポートで耳にすることがあるかもしれませんが「野火止の交差点」って地名を聞いたことないですか? ウチの近所まで野火止用水というのが流れていて、その用水路が整備されて遊歩道みたいになっているんです。
野火止用水は玉川上水から分かれた用水路で25kmくらいあります。今回はこれに挑戦。終点が我が家の近くにあるので、ここから上水に向かって歩いて来ました。
野火止用水は徳川幕府になってからすぐの1655年に作られたそうです。今から400年近く前に作られています。玉川から土地の高いところに作っていき、このあたりの飲料水、農業用水に使われていたとなっています。
昭和19年には史跡景勝保存地域として指定されていて市や地元の方々に大切にされている道。
ここを写真を撮りながら2時間ちょっとの旅をしてきました。自然の川だと下流になるほど支流からの水が増えて太い川になっていきますが、用水路は逆で下流になるほど分水されていき水量が減っていきます。
最初はちょろちょろした水しかなかったのに、上流にいくほど水量が増えていく不思議体験でした。
昔の地図などもあり大きなお屋敷があると、そこに分水されていたりあちこちに水車も配置されていたりします。最終的には荒川に流れ込むんですが宅地、農地をこうして潤してくれていたんですね。
野火止用水の変わりゆく流れの様子を35mm単焦点レンズで映しながら歩いて来ました。できるだけ歩き続けるようにして、目標心拍数の130前後になるようにしたいのですが、写真撮影をしてしまうと100前後まですぐに心拍数は落ちてしまいます。
歩き続けると130くらいまであがっていくのですが、また立ち止まるとすぐに100前後まで落ちる、を繰り返します。
「wena wrist active」はファームウェアのアップデート以降、バックルを上に向けると自動で有機ELの表示部にデータが表示されるようになっています。
GPSログと心拍記録を取ってくれる「アクティブモード」にしている場合、最初に表示されるのが心拍数と移動速度になります。
心拍数は瞬間的なもので立ち止まるとすぐに下がるし動き始めるとすぐにあがります。移動速度も時速で表示されるのですが、記録写真を撮るために立ち止まるとすぐにスピードが下がります。
私の移動速度は大体5.5~5.8km/hくらいで、それで歩き続けたときに心拍数が130を超える程度。ふむふむ、割と頑張って歩かないとターゲットゾーンに入らないんですね。写真遠足とか言っているばあいではなくて、本気で痩せたいならウォーキングに専念しないといけないかもしれません。(^^)
アクティブモードに入っている時に表示出来るのは「心拍数と移動速度」の他に「移動累計時間」と「移動距離」です。電源ボタンを押すと表示が切り替わります。
停止しても移動時間は測定を続けます。別途、マラソンアプリで停止時間は測定しないように移動時間を計ったところ、移動累計時間1時間で、wena wrist activeの移動時間は1時間20分でした。
ということは80分のうち20分停止していたことになります。さっさと写真を撮って歩いているつもりでもそんなに止まっているものなんですね。
玉川上水まで歩きたいところでしたが時間の都合で今回は清瀬駅がゴールです。ここまで新座から9.21kmとのこと。時間にして2時間7分の旅でした。
こちらがwena wrist activeのアクティブモードで計測した移動ログです。移動距離は別途、スマートフォンアプリでも計測しているのですが、そちらは8.77kmとなっていました。5%程度なら誤差ですね。というか、こんな腕時計のGPSでよくぞここまで正確にルートを測れるなと、感心してしまいます。
気になる心拍ゾーンはこんな感じです。
55%~70%くらいまでのゾーンに入ってくれるように歩いたつもりなんですが、やや下がり気味です。
野火止用水では撮りどころがいっぱいありすぎるので、もうちょっと被写体同士で距離が離れているところ、たとえば尾瀬とかで心拍トレーニングした方が良いかも。(^^)
ちなにに今回は写真が少なめなんですが、ちょっと実験的な使い方をしていて、全部動画のHDRと静止画のHDRで撮影をしてきているんです。ここに掲載している写真はすべてRAWで普通に現像しているのですが、HDR撮影したものは動画と静止画を一緒に編集して不自然にならないか試しています。
ここ数ヶ月、同じ様なことを何度もやっていて、全部上手くいかなくてNGネタになっていたんですが、やっと目処が立ちました。今度はもうちょっと天気の良いところで試せれば、これでHDRの動画+静止画編集作品の作り方が完成できそう。
あまり面白い写真は撮れていませんが、今回撮影してきた写真と動画を一緒に編集したものがこちらになります。
すべてHDR(ピクチャープロファイル10)で撮影してきたモノです。オリジナルはHDR映像なんですが、Youtube用にSDR変換してアップロードしています。
店頭ではオリジナルのHDR映像でご覧いただけます。撮影設定はこっそりと店頭でご案内します。(^^) これでHDRでの動画撮影も静止画撮影も両立できますよ。
最後、ちょっと脱線しましたが“α”写真遠足とwena wrist activeでのダイエットウォーキングの話でした。今度は、集中してウォーキングだけで心拍計測をしてみます。
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ソニーストア価格: 29,880円+税 |
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発売日 | 2018年3月9日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
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サマーフェア特典あります 店頭に電子マネー設定専用iPhone端末を 用意しています。詳しくはこちら |
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☆当店blog 2018.4.7「『wena wrist』のおサイフリンク設定サービスをはじめました 」
※当店店頭にて電子マネー機能設定用のiPhone端末を用意しました。
☆当店blog 2018.6.17「結局『wena wrist active』でなにが出来るの? 」
☆当店blog 2018.6.5「『wena wrist active』アップデート GPS測位が速くなる裏技」
☆当店blog 2018.5.5「カシオ『PRO TREK』を先環カバーを使ってwena wrist activeに装着!」
☆当店blog 2018.4.4「『wena wrist active』開梱&セッティングレポート 」
☆当店blog 2018.3.8「wena wrist active ショールーム展示レポート」
☆当店blog 2018.2.28「wena wrist activeがソニーストアにて受注開始しました!」
☆当店blog 2017.12.7「スマートウォッチ『wena wrist』に質感と高級感にこだわった「wena wrist pro」など新商品が登場!」
■wena wristのヘッド部分はこちらから購入できます
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発売日 | 2017年12月21日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
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☆当店blog 2018.5.4「wena wrist activeに合うヘッドはこれだ!」
■ご自身で用意した時計ヘッドを装着する際に使います。本体には22mmのものが付属します
wena wrist active用エンドピース WA-EP |
ソニーストア価格: 3,500円+税 |
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発売日 | 2018年3月9日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
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■本体に付属するバンドと同じモノです。長さ調節はハサミで切っての調整になるので失敗したとき、劣化交換したいときに購入します
wena wrist active用 エラストマーバンド WA-B01 |
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☆当店blog 2018.5.5「カシオ『PRO TREK』を先環カバーを使ってwena wrist activeに装着!」
☆当店blog 2018.4.20「『wena wrist active』のエラストマーバンド調整の話 」
■本体に付属します。職場と自宅用など2カ所で充電環境を用意するときなどに利用します
wena wrist active用 充電コネクター WA-CC01 |
ソニーストア価格: 2,000円+税~ |
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発売日 | 2018年3月9日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ |
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☆当店blog 2017.12.7「スマートウォッチ『wena wrist』に質感と高級感にこだわった「wena wrist pro」など新商品が登場!」
☆当店blog 2017.8.25「wena wristにbeamsとのコラボモデル第二弾 “beams Black” が登場!」
☆当店blog 2017.7.3「『wena wrist』に電子マネー機能内蔵のレザーバンドが新登場」
☆当店blog 2017.6.21「『wena wrist』に女性向けの新モデル『wena wrist Three Hands Square』登場」
☆当店blog 2016.10.27「バンド部に機能が入った腕時計「wena wrist」や次世代の電子工作ツール「MESH」がソニーストアでも販売開始」