高尾~相模湖 トレッキング日記

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なんか、最近、どこか行った!っていうと全部「高尾山」なので、いい加減、blogをご覧になっている方も飽きてこられているとは思うんですが、すみません。本人が全然飽きていないモノで。。。


なんか、毎回新しい発見があるし、毎回、新兵器を持ち込んだりもしているので、まだまだ飽きる要素が見つかりません。


今回は第4回、高尾征服計画で、相模湖へのトレッキングをレポートです。




 


さて、今回も「VAIO type U」を持ち込みます。GPS対応のソフトウェアとして「プロアトラス2006」が付属するtype Uですが、今回はフリーソフトの「カシミール3D」をインストール。


この「カシミール3D」で山歩きのナビゲートをしてもらおうと思います。



「カシミール3D」をフリーソフトとしてダウンロードしてみたのが先々週。フリーの地図データだけでは満足できず、標高データの入った地図データ入りの解説本を買ったのが先週でした。


その解説本を通勤途中に目を通してはいたんですが、結局、ソフトウェアを設定したりする時間がなく、今日の本番を迎えてしまったんです。ですが、この行きがけの電車の中でtype Uでいじくり回してみると。。。



これがカシバードという機能で、地図上の地点から見える山の風景。任意の地点から、どんな山が見えるのかを擬似的に見せてくれます。


これだけでも結構すごいんですが。。。



これは即席で、今回のトレッキングルートを入力してみたところ。通常ならこれをマウスでちょこちょことクリックして設定していくところですが、VAIO type Uならタッチパッドでスタイラスペン入力ができるので、これちょんちょんとタップしていけば、簡単にルート入力が可能。


死ぬほど便利です。


で、こうして入力したルートなんですが。。。



こんな風に断面図をつくることが可能。今回のルートのアップダウンです。左から見て、最初の山が高尾山で二番目の山が小仏城山ってわけです。


高尾山は稲荷山ルートで登るんですが、このルート、最初がかなりきついんですよねぇ、なんて思っていたら、確かに入山してからの最初の行程がすごい急になっています。


なるほど、これは参考になります。



他にも、小さくしてしまったのでわかりにくいのですが、3Dで、こうした立体的なルートマップを作ることもできてしまったりします。


うぉぉぉ、これは便利すぎます。今後はこれで登山前にルートの下調べができそうです。


 


 と、そんなことをやっていると、高尾山の入り口に到着です。


 


 小雨交じりの中、天気予報だと夜まではもちそう、という言葉を信じて、稲荷山ルートから入山していきます。ちなみに、本降りになってきたら、そのままケーブルカーで降りてくることもできるし、そういう意味では高尾山って、バカにするわけではありませんが、いろいろと待避策が考えられるので、初心者にホント、優しい山ですね。


 


思い切り曇天なので、道中も暗く、ちょっと写真散策には無理があるんですが、それでも、梅雨時期ならではの風景を求めて、サイバーショット「DSC-T30」で楽しく、写真散歩です。


左はあじさい、右は野いちごの赤ちゃんかな? 今年は桜もそうでしたが、あじさいもやたらよく目にする年になりました。



途中、本降りになってきたりしましたが、ご覧の通り、高尾山は木が生い茂っていて、見通しが全然ない分、雨から守ってくれるところでもあり、ほとんどぬれることなく、山頂まで行けてしまいます。



で、到着した山頂の様子はこんな感じ。前回の早朝登山でも人があまりいませんでしたが、今日も天気が悪いおかげで、ほとんど人影がいません。空いている高尾山は、天気が良くて混んでいる高尾山よりも楽しいですね。



で、ここで、お弁当です。今回も行きがけにスーパーで買ってきたランチセット。350円です。なんせ自宅を出発したのが10時過ぎで、入山したのがなんだかんだで12時になってしまい(電車の乗り継ぎが考えられる中で最悪のパターンだった)、山頂でのお昼は13時過ぎになってしまいました。


おなかが空いていると、その分、うまい!


で、見渡すと、クッカーを持ってきて、いろんな調理をしている方々がいらっしゃるようで、それがうらやましかったりもします。次回はおでんを持ってこよう!って心に誓いました。



で、そこからまたちょっと下りつつ、次の小仏城山の山頂を目指します。ここから道がちょっと広くなって、また気分の違う感じが楽しめます。


 


で、このルートですが、先週歩いたばかりなのに、またもや見たことのない植物をたくさん発見。うわぁ、これら、なんていう花なんでしょうねぇ。


VAIO type Uに花図鑑とかインストールできれば良いんですけどねぇ。


  


すでに14時を回っていることもあり、これくらいの時間になってくると、ただでさえ人が少なくなってくるんでしょうね。またまた、二人だけの登山ルートが楽しめます。


妻も心得てきていて、こうして新発見の花とかがあると、私に教えてくれるようになりました。


持ち帰って、自分ちのベランダで育ててみたいねぇ、とか思いつつ、それはルール違反です。とって良いのは写真だけ。



ということで、小仏城山にもなんなく到着。なんなく、というのはちょっとウソもあって、なんか先週よりも全然きついんですけど。。。


土曜日に1週間の疲れをとって、それで日曜日にアタックするのと、1週間の疲れをそのままに、土曜日にアタックするのとでは、体力的にちょっとゆとりが違うのかもしれません。



それと、水問題。前回、4リットルの水を持って登り、二人で3リットルくらい消費しました。今回は出発するときに、前回の残りも持って、3.5リットルの水を持って登ったんですが、今回も3リットル消費。


距離も時間も半分くらいなのに、同じだけ水分を消費してしまいました。


で、登山の最初の方だけで実は2リットルくらい飲んでしまっていて、高尾山からここまではそれほど水分をとっていないんです。この後、下りのときに、また汗をかき始めて、水分をとる機会が増えるんですが、どうやら気温次第ってことになりそうです。


富士登山の時はどれくらい、水を持って行けばよいのかなぁ。。。いまだに量がわかりません。



それと、この標識なんですが、よく見ると、なんか上のところに乗っかっているものがありますねぇ。


よく見てみると。。。



はい、今週の私のお気に入り。カーズのチョロQでした。チョコっと持ってきてみて、こうして記念写真を撮ってみたりして。。。



さて、ここからは下山なんですが、今回は相模湖に降りてみたいと思います。師匠のげんさんと先日お会いしたときに


「高尾から相模湖へいくのもオススメ。帰りは相模湖から一駅戻ると高尾山なんですが、この時に『こんなに歩いたのか?』って距離を実感できるはずです」


なんて言われたので、今回はその距離感を味わいにいく旅です。特にルートマップとかを持っていないので、type Uの地図と、この案内看板が頼り。ルートの最終確認をして降りていくんですが。。。



これが、とんでもない道。東海自然道とはよく言ったモノで、自然というよりはほっぽりっぱなしみたいな道になっていて、入り口、出口はよく整備されているものの、途中は道なき道をゆく、みたいなシーンが数カ所有り、距離は大したことがないものの、時間がとんでもなくかかります。


下りだし、30分くらいで降りられるかな?とか思っていたんですが、降りても降りても道が開けず、1時間半以上かかりました。



途中、こんなところもあったりして、楽しかったりもしましたし。。。



こんな風に景色が開けているところも2カ所くらいあります。これ、わかりづらいんですが、真ん中ちょい右に見える山が富士山。その真下に相模湖が見えるんです。


天気が良かったら絶景ですねぇ。



ここでも、また見知らぬ花を発見。こんあ急な下りだし、きっと外から見たら立派な山に見えるんだねぇ、小仏城山って、なんて話をしながら苦労して降りてみるんですが。。。



それでも、全然、終わりがみえないので、こうして、何度、VAIO type Uで現在位置を確認したことか。。。



ほら、もう終わりだ! あと距離にして1割も残ってないぞ! って思ってから10分後、ようやく、山から脱出。



振り返れば、なんてことのなに、民家の裏山って感じで、なんかがっかりです。登山口には一応、小さいながらも茶屋があるので、休憩することもできるんですが、そのまま湖を目指して降りていきます。



というのも、ここからの帰り方がさっぱりわかっていなかったので、バス停探しが急務だったんです。が。



このバスがまたとんでもなく少ないバスで、急いでここまで来る必要もなかったみたいですね。この時点で過去1時間バスはきていなくて、次のバスが来るまで30分かかることが判明。



って、ことで、歩いて駅までいけるか? なんか「弁慶橋」なんてあるらしいけど、それを見に行きつつ、歩けるかな?なんてことで、湖方向に歩き始めるんですが。。。



その途中の川を渡るところまで、3倍ズームでこんな感じだったので、即効であきらめます。あそこまでいって帰ってくるだけで30分はかかります。午前中にここに到着した!とかだったら、トレッキングの続きをしてもよいのですが、もう、17時近いですからね。



って、ことでバスに乗って相模湖駅に到着。ここでも電車がくるまで30分待ちです。今日は交通の乗り継ぎが本当に悪く、待ち時間だけでも相当なものになっていますね。



で、電車を待ちながら、目安時間を見ていて、師匠げんさんの言っていた意味がわかりました。中央線の中で、隣の駅まで9分かかるところって、高尾-相模湖間しかないんですね。一番駅の間隔があいているのがここのルートみたいです。


なるほど、これは歩いてきた距離を実感できそうです。


 


で、やってきた列車がこれ。ホリデー快速の「ビューやまなし号」です。頭とお尻の3両は乗車券だけで乗れる快速列車なんですが。。。


 


これが2階建て列車になっていて、本当に快適!! まるで指定席のと旧列車気分が味わえました。ラッキーです!!


なので、こんな快適気分に浸ってしまい、距離感は味わえなかったモノの、すっかり旅気分を満喫です。



またまた、こうして楽しい思い出が出来てしまいました。


ちょっと散財気味だったトレッキンググッズですが、なんか元が取れてきたかな? 今度はもっと天気の良いときに来たいですね。


 


終わり。

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