ビジネスの現場で使われるソニーの『デジタルペーパー』の話

LINEで送る
Pocket

ソニーの業務用製品として販売されている「デジタルペーパー」ですが、さすが業務用機器として販売されているだけあって、なかなか普段の生活で見かけることがありません。

実際にはどんな使われ方をしているのか、見学するため、今週末東京ビッグサイトで開催されている「Japan IT Week 春」にお邪魔してきました。業務用システムの中に組み込まれているソニーの「デジタルペーパー」をレポートします。

 

こんにちは、店員佐藤です。

今週はソニーさんの販売店向け新製品の内覧会をはじめ、いろいろ取材ウイークになってあちこち出歩いています。今日は「ゆりかもめ」にゆられて東京ビッグサイトまで行ってきました。

こうした展示会は「CP+」や、昔は「CEATEC JAPAN」などに出かけていましたが、こうしたプロ向けのITイベントもすごい盛り上がりなんですね。出展ブースの数もすごいことになっているし、こういう雰囲気で日本のIT産業は盛り上がっているんだなぁ、というのを実感してきました。

さて、私が今回お邪魔させてもらってきたのは「クラウドコンピューティングEXPO」です。「クラウド」というとOneDriveやGoogleドライブなどのファイル共有のクラウドサービスを思いつきますが、それを利用してビジネスシステムの提案をしている展示会、なんだと思います。

招待券をもらっているので、無料でお邪魔させてもらったのですが、入るなりいきなり「ウチのサービスの話を聞いていってください!」と、熱いセールスさんに捕まってお話しを聞かせてもらいなかなか先に進めないイベントです。

いやー、私の目的は「ソニーのデジタルペーパー」だけなんですが。。。(^^)

ということで、たどり着いたのがこちら「日本オプロ(株)」さんです。企業様向けに提供するクラウド帳票のシェアでナンバーワンの会社さんだそうですが、こちらにソニーのデジタルペーパーの展示があると聞いてやってきました。

ありました、こちらのブースのコーナーでソニーのデジタルペーパーを使った紙文書の完全クラウド化を行うサービスを紹介しています。

こちらで使われているのは新型のA5サイズモデルではなく、A4サイズの「DPT-PR1」になります。

デジタルペーパーに直接書き込んだ手書きのデータをAI OCRを使ってデジタル文書化し、手書きデータとデジタルデータをまとめて残す、ということをします。

デジタルペーパーに書き込みをするのは、これが初めてなんですが、なるほど、VAIO Zのときも若干感じましたが、若干引っかかりがあってツルツルの画面をペンでスルッとなぞるのではなく、ちゃんと紙に書いた感が残ります。

ツルツルの画面だとペン先が余計に滑ってしまい、字がいつもより下手になってしまうのですが、こうして抵抗感があるといつも書いている紙の様に上手に文字が書ける・・・はずなんですが、うーん、もともと悪筆なもので上手く書けなかったりしました。(^_-)

ですが、私のそんな悪筆もなんのその。短文しか書いていませんが全部ちゃんと認識しています。コージェントラボの「Tegaki」というシステムを使っているそうですが、99.2%の認識率を誇るシステムとなっています。

ここで、ブース内でソニーの方が来られてプレゼンテーションを行うとのことで、お話しを聞かせていただきました。

ペーパーレス化を目指してPCやタブレットを使ってデータ入力するんだけど、最終的に資料として残すときは紙にする文化がまだ残っていて、それはA4サイズの紙にするという文化が根強くあるため。

PCやタブレットの解像度ではA4の紙の情報量にかなわなくて、結局、紙で出力するというシーンがあり、それを解決するのがソニーの「DPT-RP1」になるという案内から始まります。

重さ349gはA4サイズのノート並み。厚さ5.9mmはバインダー並み。液晶ではない電子ペーパーを使っているので熱も持たず、まさに紙として使える電子デバイスになっています。

ソニーとしてはデバイスの提供だけになりますが、先ほどの「Tegaki」を使ったAI OCRやクラウド帳票と連動させることでサイン、署名が必要なシーンでも無理なくペーパーレス化をすることができる、という展開になります。

銀行、保険窓口などの窓口業務、契約業務などでは、これですべてのデジタル化が可能。問診票や同意書、電子カルテなどのメディカル分野でもすべてペーパーレスが進みます。

なるほど。我々一般民間人が購入するものではないけど、これが普及していくと、私たちがデジタルペーパーを手にする日もそう遠くはなさそうです。

 

業務用向けに販売されているデジタルペーパーですが、こうして業務分野で進化をつづけているんです。

 

展示エリアが別になりますが同時開催されている「モバイル活用展」にはソニービジネスソリューションとして展示を行っていました。

こちらでは新型のA5サイズモデル「DPT-CP1」を大々的に展示していて、普通の電子ペーパーとしてタッチ&トライを行っています。

A4サイズのパンフレットとA5サイズの「DPT-CP1」を並べてみたところ。A5サイズだとA4用紙の半分になるはずですが、表示領域がA5サイズ相当、ということになるんですかね。

電子ペーパー部分は白い紙と比べるとややグレーっぽくは見えるのですが、比較するとこれくらいの違いです。

ペンでの書き心地はこうしたツルツルのパンフレットよりも抵抗が残る感じで、感触はまさに紙のノートみたいです。

画面上部センターにメニューボタンがあり、タッチするだけではなくプチっと押し込むと開く文書選択ができるようになります。

こちらがドキュメントの一覧です。PDFファイルがズラッと並んでいます。本体メモリーは16GBあるのですが、文書を記録できるエリアは約11GB。11GBあると平均的なPDFファイルで1万ファイルくらいは記録ができるそうです。

開いた文書をピンチアウトすると複数ページをサムネールで表示することができ「あのページはどこだっけ」が出来るようになります。

操作オプションを選ぶとここから見開き表示やページジャンプなどの項目も見つけられます。

開いたPDFファイルに書き込みをすることもできます。

いつか、テスト用紙もデジタル化されて、ここに答えを書き込んで提出する、なんていう風になる日もくるんですかね。

 

ということで、業務用途で使われているソニーのデジタルペーパーのレポートでした。

今回ご紹介した手書き入力のOCR処理などはデジタルペーパーの機能として搭載されているのではなく「日本オプロ」さんが提供するクラウドサービスになりますのでご注意ください。

A5サイズの「DPT-CP1」は6月よりソニーストアにて予約販売が開始される予定です。

 


☆ソニーニュースリリース「読みやすさと書き味を追求した、小型A5サイズのデジタルペーパー『DPT-CP1』を発売」

 

【先行モデルのA4サイズ DPT-RP1のご案内はこちらから】 
DPT-RP1.jpg
デジタルペーパー
DPT-RP1
ソニーストア価格:
79,800+税
ソニーストアのご利用はこちらから
発売日 2017年6月5日 メーカー商品情報ページ
ソニーストア
購入特典
ソニー提携カード決済で3%オフ

☆ソニー ニュースリリース「新開発ノンスリップパネル搭載の高解像度電子ペーパー採用により読みやすさと書き味を大きく進化させたデジタルペーパー『DPT-RP1』を発売」

☆当店blog 2018.4.16「小型A5サイズのデジタルペーパー『DPT-CP1』発表」


☆当店blog 2018.2.7「ソニーストアにてデジタルペーパー+フリップケースのお得なセットが登場!」
☆当店blog 2017.6.9「デジタルペーパー『DPT-RP1』がソニーストアにて販売再開!」
☆当店blog 2017.4.11「紙のように読み書きできることを追求したデジタルペーパー『DPT-RP1』発表」

 

468_60.gif
★ソニーストアのご利用はこちらから

SonyBankWallet.jpg
☆当店ホームページ『Sony Bank WALLET』のご案内はこちらから