【これを読めば全てわかる!】APS-Cイメージセンサー搭載!価格破壊のレンズ交換式Vlogカメラ『ZV-E10』総まとめレビュー!
レンズ交換式Vlogカメラ”ZV-E10″に関する当店の記事をまとめたページになります。機能や実機の様子、実際に”ZV-E10″で撮影した店員による作例などをご覧いただけます。
8.お得な購入方法
■ZV-E10の機能まとめ
VLOGCAM「ZV-E10」は2021年9月17日発売、”α”シリーズとして初めてVlogなど動画撮影に特化した、APS-Cイメージセンサー搭載のレンズ交換式Vlogカメラです。
レンズ交換による多彩な映像表現や高画質4K映像、ワンボタンで切替え可能なスローモーション撮影など印象的な映像表現を簡単操作で実現します。音声面も前方指向性の3カプセルマイクを搭載し、ノイズを低減するとともに話し手の声をクリアな音質で収音します。
また、α6400相当の性能を持ちながら、ボディ価格が78,000円予定というかなりの低価格に抑えられています。特長をざっと書き出すと以下の通りです。
- APS-Cセンサー搭載、レンズ交換可能。一眼カメラならではの優れた描写力
- 暗所でも主役を明るく描写する高感度撮影性能
- 構図や録音に集中できる高精度なAF性能。主役を際立たせる「リアルタイム瞳AF」
- カメラまかせで被写体を自動で追い続ける「リアルタイムトラッキング」
- 動画撮影時のファストハイブリッドAF対応
- 有効約2420万画素APS-C Exmor CMOSセンサーと進化した画像処理システム
- 高品位な録音を実現する本体内蔵の指向性3カプセルマイク
- 風の強い野外撮影でもノイズを大幅に低減するウインドスクリーン
- 表現にさらなる広がりをもたらす、豊富なミラーレス専用設計レンズ
- 主役が映えるユニークなワンタッチ機能「背景ぼけ切り換え」
- すばやくピントの移動ができる「商品レビュー用設定」
- 逆光や薄暗い状況でも常に顔の明るさをキープする「顔優先AE」
- 肌を明るくキレイに撮影する「美肌効果」
- 歩きながらの手持ち撮影にも便利な電子式手ブレ補正機能を搭載
- シューティンググリップで手持ち撮影をもっと快適に
- Vlog動画を4K画質でより美しく
- NS投稿や編集に適したスマホ接続性 WEBカメラ対応
- 425点像面位相差AFによる広いAFカバー範囲
- AF/AE追随最高約11コマ/秒の高速連写と最大約116枚の連続撮影可能枚数を実現
- 作品制作の品質と効率を高めるPCアプリケーション「Imaging Edge Desktop」
■ポイントとなる機能
発表時のYouTube動画を元に簡単にモデルの特徴を紹介していきたいと思います。
「ZV-E10」はAPS-Cセンサー搭載のVlog向けレンズ交換式カメラでα6400相当の性能を持ちながら、なんとボディ価格が78,000円予定というかなりの低価格カメラです。
Vlog向けとしてボディ内手振れ補正を搭載しておらず、録画ボタンがボディ上部に大きめのボタンとして搭載されています。これは右手でボディの底面を包み込むようにしてホールドしたときに親指で押しやすい場所に配置されているようです。
録画中はボディ前面のRECランプが点灯するのと、モニター画面でも赤い枠表示が出るため、RECボタンを押したけど押せていなかった、というミスを防ぎます。
そしてZV-1やα7S3などの動画向けモデルに共通のバリアングル液晶モニターも搭載。ソニーのAPS-Cセンサー搭載Eマウントボディではこれは初のモデルになります。
さらにズームレバーをシャッターボタンの外周に配置。パワーズームレンズ装着時にレバー操作で電動ズームが使える様になります。
APS-C用のパワーズームレンズというと、キットレンズの「SELP1650」の他、高倍率ズームの「SELP18105G」などがあります。また、電子ズームでも使えるので単焦点レンズを装着しているときにも2~4倍のズーム機能が利用できます。
フルサイズ“α”を使っている方からは「大型のイメージセンサー」はAPS-Cではない!ってことになるかもしれませんが、ターゲットはスマートフォンで動画撮影をしている方々です。スマートフォンのセンサーと比較すると10倍ほどのサイズになるAPS-Cセンサーは相当な大型センサーになります。
センサーサイズが大きくなると受光量が増えるので暗所でのノイズ耐性があがるのはもちろんですが、単焦点レンズと組み合わせた時の、背景ボケの演出などがとてもラクに出来る様になります。
レンズも、ソニーのEマウントレンズが全て使えますからね。ただ、ボディ内手振れ補正は搭載していないようなので、動画撮影時には電子手振れ補正となります。しかしEマウントレンズのAPS-C専用レンズでは、そのほとんどがレンズ内手振れ補正を搭載しています。APS-C用のレンズを中心に使う分にはそれほど気にしなくても良いかも。
ユニークだと思ったのはこちらの撮影モードの切替ボタンです。撮影モードの切替ダイヤルの代わりに搭載されているようですが、このボタンで静止画、動画、スロー&クイックの切替が可能。
ここぞというシーンで、このボタンを押してからRECすれば自動でスローモーション撮影をすることができるそうです。(デフォルト設定ではスロー録画になっています)
商品レビュー用設定はZV-1同様に搭載していて、顔認識に引っ張られる事無く、手前の被写体をフォーカスで追ってくれる機能も使えます。
自撮りばかりがVlogではありませんが、まさにビデオカメラ的な機能がほぼ全て搭載されていますね。
録画機能は4Kも対応、ピクチャープロファイルもPP10まで使えるのでS-logやHDR HLGでの撮影もできます。4K/60Pなどの撮影はできませんが、ライトな動画撮影ならすべてカバーできそうです。
本体上部にはZV-1同様に3カプセルマイクを搭載しており指向性の高い録音が可能。ウインドスクリーンも装着ができます。
驚くのはデジタルオーディオインターフェースシューへの対応で、これはα7S3、α1クラスの上位機種にしかまだ搭載されていない最新規格が使えます。
ボディはブラックとホワイトの2色展開です。
モデル | ソニーストア価格 (ボディのみ) |
特徴 |
ZV-E10 |
88,000円 | 新発売 APS-Cセンサー搭載Vlogcam |
ZV-1 |
99,901円 | サイバーショットベースのVlogcam 1インチセンサー搭載カメラ |
α7C |
262,900円 | フルサイズセンサー搭載のVlogcam |
α6400 |
130,900円 | APS-Cセンサー搭載のデジタル一眼 |
α6100 |
98,890円 | APS-Cセンサー搭載の下位機種 |
.
写真だけではなく動画撮影も重視されてきた新時代のカメラ性能を搭載したモデルとしてはシリーズ最後発になるモデルですが比較して見るとこの通り。
サイバーショットベースのZV-1だけはレンズ搭載カメラになりますが、他のモデルと比べても猛烈な低価格での発売になりました。キットレンズ込みでも99,000円となっており、それでもまだサイバーショットベースの「ZV-1」よりも安いという逆転現象まで起こっています。
これまでは「初めてのデジタル一眼カメラ」の購入を相談された場合は、レンズの価格も倍増してしまうフルサイズセンサー搭載の”α7”シリーズは避けて、まずは機能面からもα6400を検討していただく形をとっていたのですが、この価格差を見ると、今日からは「まずZV-E10で検討してみませんか!」というのが当店でのスタンダードトークになりそう。
これだけの価格差があるとα6400…というかα6100はオススメしにくくなりました。α6400のボディのみが130,900円で、キットレンズが141,900円となっているので、4万円以上も安い価格設定になっています。
■ZV-E10実機の様子
「ZV-E10」のソニーショールーム/ソニーストア銀座での実機の様子です。レンジされているのはブラックボディとシルバーボディの2台。
見るからに汚れそうに見えるホワイトボディですが、触ってみると防汚コートされているようでサラッとした質感になっています。
一部シルバーパーツがありますが、ここの部品もブラックボディでは黒で着色されているのでホワイトボディだけのパーツをあしらっていることになります。ウインドスクリーン含め、ボタン類まですべてホワイトで色分けされているこだわりよう。
さらにいうと、モニターの裏までホワイトです。こうした見えない部分は、普通、ブラックボディと共用パーツが使われることが多いのに、今回のホワイトボディはかなり特別感があります。
ちなみにキットレンズで装着されているレンズの色も違います。装着されているのはどちらもパワーズームレンズの「SELP1650」なんですが、市販されているのはブラックのみです。シルバーカラーのSELP1650はホワイトボディとセットになっているものだけです。
希少価値はこちらにありです。ホワイトボディで購入するならレンズキットで買わないともったいないかもしれません。
これがVlogcamなんだな、と思わせてくれるのがヘッドホン端子です。ボディ左上の赤いステレオミニプラグはマイク入力で下部の黒い端子がヘッドホン端子になります。
持ち合わせのヘッドホンを挿して、モニターしてみると、動画撮影時にマイクで拾った音を撮影しながら聴くことができます。
持っていたヘッドホンはノイズキャンセリング機能搭載のウォークマンの専用ヘッドホンで4極端子になっていました。そのため左の音しかモニターできなかったんですが、ちゃんと3極端子のヘッドホンがあれば、撮影中のマイク音声がモニターできます。
大げさにオーバーヘッドタイプのものをつけなくても、ポケットに入れられるインナーイヤーヘッドホンを持っておくと失敗がなさそうです。
せっかく遠くまでロケをして、頑張って動画撮影してきたのに、録音した音声のレベルが0に設定されていて音が何も録れていなかった、とかになるとかなりガッカリしますからね。(誰でも一度は経験すると思いますが、経験しなくて済むのであれば経験しないで済ませたいですね)
そして、搭載されているUSB端子はUSB 3.2対応で5Gbpsの高速データ転送に対応しています。
ですが、本体に付属するUSBケーブルは充電を目的にしたものでUSB 2.0規格のものになっています。これをそのままPCに接続してもフルスピードが出ませんのでご注意を。
PCとの接続にはUSB 3.2対応ケーブルを別途購入されることをお勧めします。
それとついでの話なので「バッテリー」についても紹介するんですが、NP-FW50が付属します。これ1本で80分の録画、440枚の写真撮影が可能となっていますが、1日撮り歩くのにはちょっと心元ありません。
予備のバッテリーを1本くらいは用意したいところ。そしてバッテリー充電も本体にUSBケーブルを挿して本体内充電をするんですが、旅先でそれをやると充電中にカメラ撮影ができなくなります。充電器も買っておくか、ということになるわけですが。。。
ソニーストアではこバッテリーが8,668円とチャージャーが7,018円で合計15,686円になります。ですが、これがセットになったアクセサリーキット「ACC-TRW」というのが製品として販売されているんです。こちらのセットで購入すれば4,818円お得になります。
こちらが同梱になるショルダーベルトです。長さは大体1.2mくらいあるかと思います。やや細身でサイバーショットRX1とかにセットされていた様なものですね。ベルト幅は約2cmです。“α7”シリーズだと4cmくらいの幅があるんですが、スマートさを前面に出したデザインのベルトを用意したみたいです。
大きなレンズを装着して使う予定があるようであれば、“α7”シリーズ用の太めのベルトにあとで買い換えても良いかもしれません。
ちなみにレンズキットはZV-E10本体とレンズSELP1650がセットになっているのですが、レンズは最初から装着された状態になっています。別々に購入した場合はボディキャップやレンズ側にもエンドキャップが付属してくるのですが、それがありません。
レンズ交換については取扱説明書に記載があります。
ボタンを押してロックを解除し、回転させて外す機構になっています。仕組みを理解しないと脱着ができませんので、ここはちゃんと取説をご覧ください。
また中に見えるセンサーは絶対に触ってはいけません。高額なカメラ製品ですが最も高いパーツがこの光学センサーです。傷がついたり汚れがつくと画質に影響します。ここにゴミが入らないように、レンズ交換の際は素早く、汚れが入らないように行う必要があります。
■ZV-E10 おすすめレンズ
ソニーストアでは2台のボディの間に5本のレンズが展示されていました。左から「SEL1018」「SEL70350G」「SELP18105G」「SEL16F28+VCL-ECF2」「SEL35F18」です。
単焦点レンズの「SEL35F18」だけは台に載っていなくてはみ出してしまっていますが、なるほど、このレンズ5本は確かにZV-E10というか、APS-Cセンサー搭載の”α”で動画撮影をするというのなら私でもピックアップする5本です。これに加えると言うか予算があるならSEL35F18はSEL24F18Zに入れ替えたいところです。
こちらはメーカーさんも当店もイチオシの高倍率のパワーズームレンズ「SELP18105G」を装着したところです。
焦点距離27mm~157mmをカバーする6倍ズームレンズで、デジタルズーム4倍も併用するならこれで628mmの超望遠撮影までこなせるスーパーカメラになります。
「SELP18105G」の泣き所というかパワーズームのレバーがボディにかなり近いところにあり、フォーカスを操作しながらズームを操作しようとすると左手を握り直さないといけないところなんですが、ZV-E10にはシャッターボタン位置にズームレバーがあるので、右手でズーム、左手でフォーカス操作、ということが可能。
これはかなり使い勝手の良いレンズになるかと思います。
こちらは“α”を知っている方なら多くの方が合わせたくなるであろう超広角ズームレンズ「SEL1018」です。隅までしっかりと解像する高画質レンズながら、非常にコンパクトな設計になっていて、これがブランドレンズ(Gレンズとかカールツァイスとか)になっていないのが不思議なくらいです。
動画撮影だと16:9のワイド画角で撮影するケースが多く、それだと3:2で撮影する静止画よりも画角が狭く感じられます。これがあれば、それも解消します。自撮りする際も風景が広く入って、自分の顔は小さめに写る小顔効果も期待できます。
そして、こちらはAPS-C専用の望遠レンズ「SEL70350G」です。APS-Cセンサーで撮影すると525mm相当の超望遠撮影が可能。デジタルズームを使うと2000mm超の超々望遠レンズですね。
さすがにスマートフォンでここまで望遠撮影出来るレンズはないと思います。デジタル一眼カメラならではの撮影が楽しめます。
これはフィッシュアイレンズコンバーターを装着したSEL16F28です。フィッシュアイというのは対角で180度の撮影ができる超々ワイド画角のレンズ。歪みが出て隅にいくといくほど細長ーい映像になってしまうんですが、全天を撮れる面白い映像が撮れます。これもスマートフォンとの差異化に威力を発揮するレンズです。
そして従来のデジタル一眼カメラで写真を撮りたい、ということであれば真っ先に案内をする単焦点レンズですが、こちらもやや広角な「SEL35F18」です。
どうせだったらカールツァイス「SEL24F18Z」をオススメしたくなるところですが、こちらのやや焦点距離の長いレンズの方が背景ボケは作りやすいんですよね。
“α6400”でデビューされる方にオススメするレンズと、動画を考えて「ZV-E10」向けにオススメするレンズで、中身はこんなにも変わるのか、というラインナップです。
さて、カメラのサイズを比べてみます。サイバーショットRX100ベースのZV-1(写真右)と比べたところがこちら。正面から見るとほとんどサイズが違わないという、脅威の小型ボディです。
ただ、上から見るとこんな感じ。センサーサイズも違えばレンズの大きさも変わってきます。バッテリーも薄型のプレートタイプのモノではないですしね。
重量はZV-E10がボディのみで343g、レンズが116gで合計459gほどになります。ZV-1は294gなので、サイズ感命!であればZV-1の方に軍配があがります。
でも、価格はキットレンズのZV-E10Lの方が1万円も安いという逆転現象が今回は起こっていますのでご注意を。
こちらは“α6400”(写真右)との比較です。
ファインダーが搭載されていないのとモードダイヤルが省略された分、ZV-E10の方がややコンパクトになっています。
横幅と奥行きがそれぞれ5mmずつ小さくなったZV-E10。重量はボディのみでZV-E10が343g、“α6400”が403gでわりと差があります。“α6400”も軽いカメラでしたが、さらに軽量化されています。
■「ZV-E10」と「α6400」の出来る事出来ない事
ZV-E10 EVFなし 内臓フラッシュなし バリアングル液晶 USB type C 端子 ヘッドホン端子あり |
EVFあり |
|
動画 | 商品レビュー用設定 外部フラッシュ設定 USBストリーミング 動画手ブレ補正設定(アクティブモード) 記録中の強調表示 録画ランプ ズームレバースピード カスタムキーズームスピード リモートズームスピード ファンクションメニュー動画静止画 |
– |
静止画 | – | シーンセレクション MR呼び出し機能 カスタム撮影設定登録 AF-S時の優先設定 AF-C時の優先設定 縦横フォーカスエリア切替 AF補助光 フォーカスエリア登録機能 フォーカス位置の循環 スポット測光位置設定 シャッター半押しAEL設定 露出基準調整 赤目軽減発光 シャッターAWBロック スマイルシャッター オートフレーミング ズームリング操作方向 パソコン保存(WiFi) テレビ鑑賞(WiFi) 赤外線リモコン ISO感度範囲限定 ISOAUTO低速限界 AVTVの回転方向 マイダイヤル設定 |
.
こちらが「ZV-E10」と「α6400」両モデルで搭載されている機能と搭載されていない機能の一覧です。ピックアップしてみるとこれだけの違いがあります。
こうしてみると「ZV-E10」が快適な動画撮影のためのVLOG機能をメインに設計されており「α6400」がフルサイズα7シリーズ同等の最新撮影機能をメインに設計されているのがお分かりいただけると思います。
「カスタムキーズームレバースピード」など見慣れない機能もありますが、これはカスタムボタンにズームの引きを設定しておき、それにスピードを割り当てる機能。たとえばですが寄りのズームで撮影するときにテレ側にズームするときはゆっくりズームして撮影が終わったらC1ボタンを押すことで最速スピードでワイド端まで戻す、という設定ができるようになっています。
αシリーズとしてはこういう機能が搭載されるのは初になるかと思います。
メニューUIがα1などの最新UIではなく、従来モデルのUIになってはいますが、機能面では新開発の機能がたっぷり搭載されています。もしかすると、BIONZ XRを使ったフラッグシップ級モデルと、エントリーモデルでUIを変えるという戦略になったのかもしれません。
従来UIではありますが、動画撮影については最新機能を搭載した「一番新しい”α”」と言えるモデルになっているかと思います。
液晶パネルの形も異なっています。縦方向に開くチルト液晶と、ZV-E10の横開きするバリアングル液晶ですが、液晶画面のパネルのアスペクト比が違っているんですね。
“α6400”では16:9のワイドパネルを使っていますが、ZV-E10は4:3サイズになっていて“α7”シリーズと同じ画面サイズです。そのため、液晶保護ガラスなどを購入する際は“α7”シリーズ用のものが流用できます。
ストラップの装着部も“α6400”では三角環がついていてブラブラするところがZV-E10では固定されたスリットになっています。これも動画撮影時に余計な音を拾わないようにする工夫です。写真主体で考えられた“α6400”と動画主体で考えられたVLOGCAM「ZV-E10」のいろいろな違いがわかります。
また、「ZV-E10」が低価格を実現しているところで、ボディの質感に違いがあります。α6400は堅牢性を保持するためにマグネシウム合金ボディが採用されていますが、ZV-E10では強化プラスチックになっているなど、コストダウンも図られています。とはいえ、エントリーモデルとしてはそこよりも価格がお手頃、と言う方が魅力的ですよね。
■「ZV-E10」「ZV-1」「6400」比較表
ZV-E10 ボディのみ |
ZV-1 |
α6400 ボディのみ |
|
ストア価格 | 88,000円 | 99,901円 | 130,900円 |
発売日 | 2021/9/17 | 2020/6/19 | 2019/2/22 |
センサーサイズ | APS-C Exmor CMOS Sensor | 1.0-type Exmor RS CMOS Sensor | APS-C Exmor CMOS Sensor |
有効画素数 | 約2420万画素 | 約2010万画素 | 約2420万画素 |
ISO感度 | ISO 100 – 32000 (拡張時 100 – 102400) |
ISO 125 – 12800 (拡張時 80 – 25600) |
ISO 100 – 32000 (拡張時 100 – 102400) |
測距点数 (像面位相差/コントラスト) |
425/425 | 315/425 | 425/425 |
検出輝度 | EV-3 | EV-3 | EV-2 |
写真撮影時 瞳AF |
●/● | ●/● | ●/● |
手ブレ補正 | 静止画: – 動画: 電子 (アクティブモード) |
静止画: Optical 動画: 光学+電子 (アクティブモード) |
– |
ファインダー | – | – | 約235万ドットEVF |
液晶モニター | バリアングル | バリアングル | 180° チルト |
最高シャッター速度 | 1/4000 | 1/24000 | 1/4000 |
サイレント撮影 | ● | – | ● |
最大連写速度 | 11fps (AF/AE追随) | 24fps (AF/AE追随) | 11fps (AF/AE追随) |
最大撮影枚数 | JPEG (fine L): 116 枚 非圧縮RAW: 46 枚 |
JPEG (fine L): 172 枚 非圧縮RAW: 77枚 |
JPEG (fine L): 116 枚 非圧縮RAW: 46 枚 |
メディア | シングルスロット (UHS-II 対応) |
シングルスロット | シングルスロット (UHS-II 対応) |
Wi-Fi / NFC | ● (2.4GHz) /- | ● (2.4GHz) /- | ● (2.4GHz) /● |
バッテリー | NP-FW50 | NP-BX1 | NP-FW50 |
バッテリー 持続時間 |
約410枚 | 約260枚 | 約410枚 |
サイズ | 115.2×64.2× 44.8 mm | 105.5×60.0× 43.5 mm | 20.0×66.9× 49.9 mm |
質量 | 343 g | 294 g | 403 g |
.
こうしてハードウェア的なスペックや外観で比較するとVlogcamはファインダーを搭載していない、縦に開くチルト液晶ではなく横に開くバリアングル液晶になっている、フラッシュの非搭載などの特徴があるのですが、写真撮影で必要な基本的な機能もすべて搭載しているのがわかります。
比較表には掲載していないのですが動物瞳AFなどはα6100は非搭載のところ、ZV-E10ではしっかりと搭載しています。動画撮影時のピクチャープロファイルという色味を設定する機能もα6100では非搭載なのがα6400、ZV-E10ではしっかりと搭載。それを踏まえると比較するのはα6100ではなく、α6400になるかと思います。
■ZV-E10作例(店員が撮影してきています)
★当店blog 2021.9.21「VLOGCAM『ZV-E10』で撮ってきて編集する『武甲山ハイキングVLOG』」
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発売日 | 2021年9月17日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
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