【WH-1000XM6レビュー】アプリで化ける究極のノイキャン&5,000円プレゼント開催中
世界最高ノイズキャンセリング性能を誇る、ソニーのノイズキャンセリングヘッドホン「WH-1000XM6」にて新たなキャンペーンが開催されています。
ヘッドホンの購入と「アプリ使用」と応募で、もれなく全員に5,000円キャッシュバックというキャンペーンなんですが「アプリ使用」というのは珍しいですね。アプリの使用促進を促すキャンペーンという意図なのかもしれませんが、アプリ「Sound Connect」にはものすごい機能が搭載されています。使わないなんてもったいない!
ソニーのヘッドホンを使うことの半分以上の意味が、このアプリにあるかも!とか個人的には思っています。簡単に紹介させてください。
こんにちは、店員佐藤です。
10月31日から2026年1月13日まで「WH-1000XM6」の5,000円分のプレゼントがもらえるキャンペーンが開催されています。
WH-1000XM6はつい先日、ミッドナイトブルーの新色が追加されている今年の5月に発売されたオーバーヘッドタイプのノイズキャンセリングヘッドホンです。
第6世代のモデルということでマイナーチェンジしたモデルと思われがちなんですが、WH-1000XM5のキープコンセプトにはなっていますが、中身も外見も完全に別物の新設計のモデルになっていて、これまでのモデルと比べてもかなり大きな進化をしている世代になるかと思います。
非常に音質も良いし、ノイズキャンセリング性能については世界最高レベルの性能を発揮するということで、そのままBluetooth接続するだけで使っている方もいらっしゃるかもしれません。
ヘッドホン側にノイズキャンセリングや外音取り込みの切替ボタンもあるし、ボリューム調整なども出来てしまうので、スマートフォンにアプリを入れずに単なるBluetoothヘッドホンとして利用しても世界最高レベルのヘッドホンとしてご利用いただけるのですが、アプリを使うともっとスゴいことになります。
それを促進する意味もあって?今回のプレゼントキャンペーンではソニーのヘッドホンアプリ「Sound Connect」を3日間使うということが上限に加えられています。

なに、それ? 面倒なんだけどー、とか言わないでください。ソニーのヘッドホンはアプリの機能がスゴいんです。
是非、紹介させてください。
■自分の耳の健康を守る「セーフリスニング」機能

ソニーのヘッドホンの上位機種には耳の健康を守るための「セーフリスニング」機能が使えるようになっています。
世界保健機関(WHO)によると、1週間の間に80dBの音を40時間以上聞くと難聴になるリスクが高まるとしています。80dBの音というのは都市部の交通音(車内)に相当するという目安になっています。それよりも騒音の多い環境に我々の日常には多数あります。それらも積算で負担になっています。
ソニーのヘッドホンアプリ「Sound Connect」では、ヘッドホンで鳴らしている音圧の積算時間をカウントしていて、こうした難聴になる危険度が高くなるほどの音圧✕時間を使うと警告が出る仕組みを用意しています。

これは「Sound Connect」アプリのホーム画面になります。接続しているソニーのヘッドホンのイラストが表示され、Bluetoothのなんというコーデック(接続方式)で繋がっているのか、ノイズキャンセリングの設定がどうなっているのかがすぐわかるようになっています。
この画面を下にスクロールすると、再生している楽曲の表示があるのですが、そこに一緒にリアルタイムでヘッドホンが鳴らしている音圧が表示されるようになっています。
「あれ?今日はちょっと音が大きいかな?」「なんか音量が小さく感じるからボリュームあげよう」とかいうのをいつも自分の聴感で調整していましたが、ここに数値として表示されるので、ボリュームを大きく設定しすぎないようにする、ということができます。

さらに「リスニング傾向」として、使っているソニーのヘッドホンの機種ごとに鳴らしている平均の音圧と、使用時間がログとして記録されていて、これで週間、月間、年間のヘッドホンの使用量までわかる仕組みになっています。
掲載されているのは私の直近1ヶ月のグラフになるんですが、ノイズキャンセリング性能が高い「WH-1000XM6」は65dBともっとも少ない音圧で使えているのがわかります。外音の遮断性能が高いので、結果、ボリュームを小さくして使うことができるんです。
オープンイヤーになっている「LinkBuds Open」はノイズがあるとボリュームを上げて音を聴かせるタイプのヘッドホンになるため、自分の自覚している音量で揃えていても73dBと音圧が高くなっているのがわかります。
さらに「ノイズキャンセリングによる聴覚影響低減」という表示もあります。これは80dB相当以上の音をヘッドホンで低減することができた時間を表示しています。大きな外部ノイズというと、私の場合は駅ホームでの喧騒などがあるんですが、駅ホームから降りて来るまではヘッドホンを装着しておくことで鼓膜への負担を減らす、ということを意識的にしています。
グラフをみると6月に飛び抜けて時間が延びていますが、これはWH-1000XM6のレビュー記事作成のために八丈島までの大型客船の甲板デッキで過ごしたときに計測された時間です。大型客船の甲板デッキというのはあまり過ごすことはないと思いますが、飛行機の中などもかなりのノイズになっていて、そういうところで効き目があります。

そうしたノイズキャンセリング機能ですが「Sound Connect」アプリを使うと手動で切り替えるのではなく、自動切替で使うことができます。ヘッドホンの左ハウジングに切替ボタンがあるので、これを使うと「ノイズキャンセリング」と「外音取り込み」の切替えは瞬時に行えます。
アプリを使うとユーザーの状態を検知して止まっている、歩いている、走っている、乗り物に乗っているの4つのパターンで設定したモードに切り替えることができるようになります。
加えて「マイプレイス」の設定をすると、ユーザーがよく立ち寄る場所を学習してくれて、そこの場所での音響設定をすることもできます。
朝の通勤で自宅からヘッドホンを装着して駅まで歩いている間は「外音取り込み」で外の音に注意しながら移動。電車に乗ると自動で「ノイズキャンセリング」に切り替わり、電車内で音楽や映画に没入。入り込みすぎると電車を乗り越してしまうことがありますが通勤先の最寄り駅まで近づくと自動で「外音取り込み」に切り替わり、現実に引き戻してくれる、なんていう使い方ができます。
スマートフォンにインストールした「Sound Connect」がこれらのコントロールを自動でしてくれるわけです。
設定できるところが多数ありますが、聞き込んでいるうちに使いこなせる様になっていきますよ。
■難しい事がわからなくても好きな音質で聞ける「ファインド・ユア・イコライザー」

「ヘッドホンアプリ」と聞くと、大体想像するのはイコライザーを使った音質調整などになるかと思います。「Sound Connect」アプリにも搭載されていて、自分でイコライザー調整をして好みの音質に変えることができますが、はっきりいって、どの音がどういう周波数なのか知っている人って少ないですよね。私もそういう知識はありません。
ですが、「Sound Connect」アプリには「ファインド・ユア・イコライザー」という機能があり、そうした難しい知識無しで調整をすることができます。
開始すると5つの番号が振られた、すこしずつ音質の違う設定があるので、これを自分の好きな楽曲を再生しながら選んでいきます。2回選択すると、その中から理想的な調整をしたイコライザーが見つかる、というわけです。

私の場合、ヘッドホンごとにイコライザーの調整カーブが変わり、WH-1000XM6の場合は上記の様なカーブになります。WH-1000XM6はさすがにドライバーユニットのサイズが大きいだけあって低域の音はものすごく豊かになります。それに比べて高域の音をやや出してくれると良いかな?というのが私の好みだったようです。
調整した音質はイコライザーの「Custom 2」に記録してくれるので、これでしばらく使ってみると良いんでしょうね。また、調整してみたくなったら同様に音を選んでいくと違うイコライザーカーブが見られるかもしれません。
■自分の音楽履歴が見られる「ディスカバリー」機能

音質設定や機能設定の他に、遊び心のある機能も搭載されていて、それが「ディスカバリー」>「リスニングヒストリー」です。どんなシーン、時間にどんなコンテンツを楽しんでいるのか、アプリが解析してリスト表示してくれる機能になっています。
自分がストックしている音楽ファイルの再生だけではなく、Spotifyでの再生楽曲やradikoで再生するラジオ番組、YouTube動画までリストにして、今、どんなものを聞いているのかリストにしてくれます。
駅までの徒歩時にLinkBuds OpenでSpotifyの自動再生を利用しているんですが、そこで流れている曲が多いみたいです。私の場合。

そして1年が経つと年間ダイジェストもリストアップしてくれます。私は昨年の2024年は21,302分、ヘッドホンを使っていたそうです。355時間、14.8日もソニーヘッドホンと過ごしていたんですって。
昨年はradikoでFM局を聞くことが多く、特に土曜日の朝は東京FMの「吉田麻也の切り替えて行こう」を聞くのが楽しみでした。今年の1月に放送が終わってしまったんですが、またはじめてくれないかなー。
さて、もうすぐ、2025年が終わりますが、今年はどんな年だったのかなー。

バッジ機能というのも用意されていて、どれくらい、ソニーのヘッドホンを使い込んでいるのかの指標が出るようになっています。もう4年近く使っているとどれもレベル100になってしまいます。もう少し、アップデートでバッジの数を増やしてもらいたいところ。
そして中でも気にしているのが「昨年の記録を更新」というもので、これは延べ何日、Sound Connectアプリにソニーヘッドホンを接続したのかがバッジになっています。これをみると2023年は記録を更新できなかったようです。
年々レベルがあがってきていて、今年も残すところあと1ヶ月ちょっとなんですけど、この時点で「あと33日」必要なんですって。ここから毎日使わないと2025年の新記録が出せないそうで、ちょっとビビってます。
■WH-1000XM6だけの動画再生リスニングモード「360 Reality Audio Upmix」

最後に一番すごい機能というか、今のところ「WH-1000XM6」しか搭載されていない機能の紹介です。これは昔あった“サラウンドモード”とかの進化形と言える機能です。
普通に鳴らすのがスタンダードモードで、距離をとって遠くでなっている感じに聞こえるのが「BGM」モード、そして映画館の音響を再現するのが「シネマ」モードです。
ソニー独自の立体音響技術「360 Reality Audio」を使ったUpmixエフェクトです。ヘッドホンの専用設計で作られているのは、現時点では「WH-1000XM6」しかありません。

「360 Reality Audio Upmix」自体は、Xperia 1シリーズにひっそりと搭載されています。デフォルトだと動画再生時には“Dolby Sound(ドルビーサウンド)”が動作します。なにもしないとそのまま使いがちですが、Xperia 1 VIIではカスタムで動作再生時に「360 Upmix」が選択可能。
Xperiaの場合は接続されるヘッドホンがどういうモデルなのかわからないので汎用的なチューニングになっていますが「WH-1000XM6」でSound Connectにて使う「360 Upmix for Cinema」はWH-1000XM6専用のものです。同じ方が開発に携わられています。

船上で時間がたっぷりあった20時間を過ごしてきた、この夏なんですが、そのときにXperia 1 VIIとWH-1000XM6はもっていっていたので、映画を観まくってきました。
そのときに感じた違いがこんな感想です。
| Xperia 1 VII搭載 | 360 Upmix | 音楽向けの立体音響エフェクト 音に距離感が生まれ音源に広がりがでる 音質は基本に忠実 映画再生だとセリフが聞きにくい |
| Dolby Sound | 映画向けの音響エフェクト 低域やセリフ音声が強調される感じ 環境音が聞きやすくなる 立体感はなく音は平面的 |
|
| WH-1000XM6搭載 | 360 Upmix For Cinema | 映画向けの立体音響エフェクト セリフが聞き取りやすく方向性がわかりやすい 環境音もより聞きやすく立体的に感じる ハッキリ言って映画見るならこれが一番 |
.
私の素人な耳での感想なので、あまりアテにはならないかと思いますが、映画を1本、こうしたエフェクトを切替ながら観ると、おそらくブラインドテストでも100発100中で当てられるくらい、わかりやすく違いがあります。
簡単に言ってしまうとXperiaの360 UpmixとDoby Soundを足して2で割らない感じの音が「360 Upmix For Cinema」って感じです。Doby Soundもかなり良い感じの音質にしてくれるので、それが立体感満載になる感じです。
音のバランスを変えて映画向きにしているDolby Soundと、立体感を加える「360 Upmix For Cinema」です。
Xperiaをお使いの方はXperia側の音声エフェクトはオフにして、Sound Connectのリスニングモード「360 Reality Audio Upmix」を使わないともったいないですよ。

他にもアプリの中に紹介したい機能がまだまだあるんですが、話が長くなりましたので、このあたりで終わりにしたいと思います。
WH-1000XM6はケースもフルモデルチェンジしていてファスナーではなくマグネット留めになったので開閉が片手で楽になったのと、これは言われないとわからないんですが右手でケースの下側のハウジングを持つと、そのまま持ち上げていくことで、自分の頭に装着出来る形に展開していくように工夫されているとか、知らないとわからない機能がたくさんあります。
こういうのは使い込むうちに理解度が深まっていくと思います。アプリも一緒で、今回はたくさんのことを紹介してしまいましたが、旅行にいくたびに新機能を試していくとかいうのも楽しいですよ。
キャンペーンは1月13日まで行われています。ソニーの究極のワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホンを購入するなら今です。
最低でも3日はアプリを使わないと5,000円プレゼントがないので、それだったら面倒がりな方もアプリを使いますよね。この機会にアプリの使いこなすきっかえにぴったりのキャンペーンです!
![]() |
||||
| ワイヤレスノイズキャンセリング ステレオヘッドホン WH-1000XM6 |
ソニーストア価格: 59,400円 税込 |
|||
| 発売日 | 2025年5月30日 |
メーカー商品情報ページこちら | ||
| 延長保証 | 5年ワイド:5,500円 3年ワイド/5年ベーシック:3,300円 3年ベーシック:無償 |
|||
| ソニーストア 購入特典 |
一部をのぞきクーポン対象外製品になります | |||
| テックスタッフ 店頭入特典 |
3年ワイド保証半額クーポンプレゼント他 テックスタッフ店頭ご利用特典のご案内 |
|||

★アプリで広がる音体験!WH-1000XM6キャンペーンのご案内はこちらから
【WH-1000XM6レビュー】アプリで化ける究極のノイキャン&5,000円プレゼント開催中
世界最高ノイズキャンセリング性能を誇る、ソニーのノイズキャンセリングヘッドホン「WH-1000XM6」にて新たなキャンペーンが開催されています。 ヘッドホンの購入と「アプリ使用」と応募で、もれなく全員に5,000円キャッ […]
世界最高クラスノイキャン搭載ヘッドホン「WH-1000XM6」無料10日間レンタルサービスが、好評のため予約枠追加へ
ソニーにて行われているワイヤレスヘッドホン「WH-1000XM6」の無料10日間レンタルですが、好評のため、予約枠が追加になりました。 世界最高クラスのノイズキャンセリング機能と高音質を両立したSONYヘッドホンのフラグ […]
【10月31日開始】ノイズキャンセリングヘッドホン『WH-1000XM6』の5,000円キャッシュバックキャンペーン発表! 専用アプリの応募条件にご注意!
ソニーにてワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン「WH-1000XM6」のキャッシュバックキャンペーンが発表になりました。 2025年10月31日(金)~2026年1月28日までの期間内に購入し、Sony| Sound […]
【レビュー】ソニーワイヤレスヘッドホンの『LE Audio』接続を「WF-1000XM5」「WH-1000XM6」で試してみました
1週間前に公開になったソニーのワイヤレスヘッドホン「WF-1000XM5」と「WH-1000XM6」の最新アップデートでLE Audioなどの機能がアップ。デジタルアシスタントやFind Hub、「Gemini Live […]



