【レビュー】AI搭載コンパクトフルサイズ”α7C II”開梱レポート
昨日、10月13日に発売日を迎えた”α7C II”を当店でも店頭展示を開始しています。開梱の様子をレポートします。
※写真はイメージでボディキャップを外して撮影しています。この状態で梱包されているものではありません。
こんにちは、店員佐藤です。
昨日、ソニーストアから”α7C II”と”α7CR”が出荷になりました。ご予約オーダーいただいた方のところへ無事到着していると思います。
当店にも展示モデルが到着していますので簡単にパッケージの様子を紹介したいと思います。
当店の展示機ですが、シルバーボディのボディ単体が到着しています。同梱品ですが、今はUSBケーブルやACアダプターは付属せず、上記の通り、バッテリーとストラップが付属するのみになっています。
昔の”α”についていた分厚い取扱説明書もなく、今はオンラインでヘルプガイドを見るようになっています。サステナビリティ度合いがどんどん進んでいます。
“α7C”登場時に発売された「SEL24F28G」をはじめとするGレンズ3兄弟とまずは合わせて使いたいのが”α7C II”。キットレンズ「SEL2860」と合わせてもこんなにデザイン的にマッチします。
さすがに24mm、40mm、50mmの3本のレンズをまとめて購入される方はいらっしゃらないのですが、キットレンズの次に買うレンズとして、24mm、その次に50mmの単焦点レンズを揃えていくと、デジタル一眼カメラらしい写真撮影が楽しめそう。
Vlogなどの動画メインであれば、これよりも画角の広い「SEL20F28G」などを揃えられると良いと思います。
当店でのカメラ初使いは「SEL50F25G」あたりからスタートしたいところです。
“α7C II”と比較検討するカメラとしては現時点では同じAI被写体認識機能を搭載した新型モデルで、APS-Cセンサーの”α6700″と検討される方が多そうですね。
カメラのボディサイズはほぼ同等くらいなんですが、センサーサイズは写真左のフルサイズと、写真右のAPS-Cでこれだけサイズが違います。
暗所での撮影でノイズ耐性に大きな差があるフルサイズとAPS-Cですが、”α6700″の新開発のセンサーはそういえば、まだ暗所撮影を試したことがありませんでした。どれくらい差があるでしょうね。
こちらは”α7C II”の本体正面です。2階層式のモードダイヤルで下段の写真、動画、S&Q撮影がレバー形状になっていて、レバーを触るだけでモードがどこになっているのか分かるのは慣れてくると使いやすそうです。
“α6700″の場合は、こうして下段のモードダイヤルが半円形で手前にダイヤル部があるだけなので目視しないとモードがどこになっているのかわからないのは、実際に使ってみるとちょっと違和感のあるところ。画面やファインダーで確認はできるので、さほど気にならないと言えば気にならないとも言えます。
あと、ご意見が多いのがこちらのファインダー部。”α6700″ではアイピースカップが装着出来るんですが、”α7C II”では形状が若干違っていてアイピースを装着するためのレールがありません。アイピースは”α7C II”では装着ができないようになっています。
サードパーティ製のアクセサリーなどで補完される方もいらっしゃると思いますが、これはつけられるようにしてあっても良いと思うんですが、なにかしら理由があるんでしょうね。
動画撮影時に重宝する「フレキシブル露出」モードを搭載しているのは”α7C II”のみで、”α6700″にはその搭載がありません。背面をみるとコントロールボタンと背面ダイヤルが足りないので、これでフレキシブル露出の搭載が”α6700″にはないんでしょう。
さて、ここからは”α7C II”の初期設定です。最初に「音声読み上げ」などのアクセシビリティの機能設定とプライバシー通知があり、次に行うのがなんとスマートフォンとの接続になっています。
少し前のモデルでは時間設定と地域設定などがありましたが、それよりも前にスマホ接続が案内されます。
確かに今はスマートフォンと連動させて使うことも多いし、スマートフォンの利用率も相当な高さだと思います。スマートフォンの設定を飛ばす事もできますが、最初にスマートフォンの設定をするメリットは多数あります。
なんと、言ってもスマートフォンとの接続を設定しておくと、位置情報連動として、スマートフォンの位置情報を元に撮影場所の記録ができるのと、スマートフォンの時刻設定、エリア設定を取り込むことにより、正確な時間設定ができます。
ここでスマートフォンのセットアップをしっかりしておくと、実際にカメラを使い始めたときにスマートフォンとの連携が始めやすくなります。
ここで、リモート撮影がどんなものなのか、スマートフォンから設定できるメニュー構成がどうなっているのか、なども確認しておくと、リモート撮影機能が使いやすくなると思います。
それと、ここでWi-Fi周波数の案内が出ますが、スマートフォンが5GHz対応になっているのであれば(ほとんどのモデルが対応していると思います)カメラの設定でWi-Fi周波数帯を5GHzにすべしです。
デフォルトでは2.4GHzになっているのですが、これを5GHzにしておくと画像の転送速度が体感で10倍くらい速くなります。動画データの転送とか5GHzでないとやる気になれません。これは最初の設定で変えておくべし!です。
一部のお客様からご質問をいただいていましたがマウンドアダプター「LA-EA5」も”α7C II”はバッチリ動作します。
フォーカシングモーターを内蔵していないAマウントレンズ「SAL85F14Z」もちゃんとAF動作しました。
同様にフォーカシングモーターがないレフレックスレンズ「SAL500F80」もAFがちゃんと動作します。相変わらずAFエリアは中央固定になるんですが、これでオートフォーカスで動作します。
ということで、当店の”α7C II”の店頭展示機のファーストカットはSAL500F80の写真になってしまいました。リングボケとか懐かしいですね。
ということで、簡単ではありますが”α7C II”の開梱レポートでした。
今週土曜日から展示を始めていますが、まずは今週末にいろいろ試し使いさせてもらってきます。実機レポートは来週お届けします。
デジタル一眼カメラ ILCE-7CM2 |
ソニーストア価格: 295,900 円~ |
|||
発売日 | 2023年10月13日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
延長保証 | 5年ワイド:29,700円(税込) 3年ワイド/5年ベーシック:15,400円(税込) 3年ベーシック:無償 |
|||
ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ 期間限定 60回分割払い手数料0%(~1/31) |
|||
テックスタッフ 店頭ご利用特典 |
10%オフクーポン(併用不可)プレゼント中 ☆テックスタッフ店頭ご利用特典 |
★ソニーストア “α7C II”買い換え提案スペシャルコンテンツ
デジタル一眼カメラ ILCE-7CR |
ソニーストア価格: 449,900 円 |
|||
発売日 | 2023年10月13日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
延長保証 | 5年ワイド:45,100円(税込) 3年ワイド/5年ベーシック:23,100円(税込) 3年ベーシック:無償 |
|||
ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ 期間限定 60回分割払い手数料0%(~1/31) |
|||
テックスタッフ 店頭ご利用特典 |
10%オフクーポン(併用不可)プレゼント中 ☆テックスタッフ店頭ご利用特典 |
★α7CR/α7C II 購入者限定 レンズキャッシュバックキャンペーンのご案内はこちらから
【レビュー】”α7C II”と『SEL70200G2』で撮る「冬支度するシマリスの秋」
少し日が経ってしまいましたが11月23日の勤労感謝のお休みに、久々に「りすの家」に行ってシマリス撮影を楽しませてもらってきました。 一度やってみたかった、コンパクトフルサイズ”α7C II”のAI […]
『α7C II』で撮ってきたジャパンモビリティショーのソニーEVカー「AFEELA」
現在、東京ビッグサイトで開催中のイベント「ジャパン モビリティ ショー 2023」で一般向けに初めて公開されるソニーホンダモビリティのEVカー「AFEELA」を一目見たくて行ってきました。 “α7C II&# […]
“α7C II”で撮る「男体山ハイキングで紅葉フォト」
先週末は当店店頭にて「売れる風景写真の撮り方セミナー」を開催しました。ご参加くださった皆様、ありがとうございました。 すぐに感化されるもので、早速「まちゃー氏」の話を自分なりにまとめて実戦練習をしてきました。新型カメラ& […]
デジタル一眼カメラ”α7C II”でLiSA出演のweb CMが本日公開
10月13日発売のソニー新型ミラーレスカメラ”α7C II”のweb CMにあのLiSAが登場。本日より公開になりました。