Xperiaで使う『Rakuten最強プラン』の話 怒濤のキャンペーン祭りと好きな携帯番号が選べるサービス
0円プランがなくなった昨年の秋に一度は解約した「楽天モバイル」なんですが、また、再び回線申し込みをしました。なんでも「Rakuten UN-LIMIT VII」から「Rakuten 最強プラン」にサービスが増強されるとかで、詳しく調べてみると、ものすごい無茶なキャンペーンが繰り広げられているみたいで、思わず申し込みをしてしまいました。
現在申し込みをした最近の「楽天モバイル」について紹介したいと思います。
こんにちは、店員佐藤です。
「楽天モバイル」と言えば2020年から2021年に携帯電話サービスの台風の目というか0円プランでスタートし、昨年夏までは月間1GBまでの通信だったら通信料0円、国内話し放題でサービス展開をしていました。楽天モバイルも当初は月額3,000円前後での格安サービスを提供するはずだったものが、政府からの要請で他キャリアも3,000円以下のサービスプランを提供し始めてしまったことで、さらに安価なサービスにせざるを得ない、気の毒な状況になっていた通信サービス。
まだ通信エリアが拡大中だったこともあり有料化されてまでは安心して使えない感じがしていたんですが「Rakuten最強プラン」の発表で、都市部でau回線のローミングが利用できることが継続すること、auローミングの通信量の制限が撤廃されたことがあり、またまた、おトクなサービスになった感があります。
通信量により料金が変更になるのですが、データ通信無制限で3,278円というのは他にはないサービスになります。普通の方は10GBも通信はしないし20GBまであれば充分だと思いますが、これをやりはじめるとデータ使用量が一気にはねあがる、というのも今年経験しています。
それはなにかというと。。。
Xperiaを利用してのストリーミング配信です。
現在、YouTuberとして修行中の身で、スマートフォンを使った生放送、ストリーミング配信なども試してみたのですが、これがものすごい量のデータを消費します。この時はpovo 2.0の1日データ使い放題プランを利用しましたが、2時間ちょっとのストリーミング配信で7GBを使っています。
本当は3時間半くらいのストリーミングをするつもりだったので、全部ストリーミングしていたら1回で10GBの通信量を消費していたことになります。
それを月に2回もしていたらahamoの20GBが簡単になくなってしまうわけで、これを常時行う様な使い方をするのであれば、データ通信無制限の「楽天モバイル」がもっとも安価なストリーミングサービスのためのキャリアになりそう。
ただ、楽天モバイルは自社回線がBand 3という1.7GHzの電波しか使えません。周波数が高いため光に似た特性があり直進性が高く、回り込むことが苦手な電波になっています。プラチナバンドと呼ばれる700~800MHzの電波が使えないと不安があるところなんですが「楽天最強プラン」のおかげで、auのローミングが無制限でできるようになり、Band 18も無制限で利用するコトができるようになります。
docomo | au | SoftBank | Rakuten | |||
ドコモ、ソフバンのメインバンド | Band 1 | 2.1GHz | ◎ | ◎ | ◎ | |
楽天のメインバンド | Band 3 | 1.7GHz | ◎ | 〇 | ◎ | ◎ |
ソフバンのプラチナバンド | Band 8 | 900MHz | ◎ | |||
Band 11 | 1.5GHz | △ | △ | |||
auのメインバンド | Band 18/26 | 800MHz | ◎ | ◎ | ||
ドコモのプラチナバンド | Band 19 | 800MHz | ◎ | |||
Band 21 | 1.5GHz | △ | ||||
各社プラチナバンド | Band 28 | 700MHz | 〇 | 〇 | 〇 | |
Band 41 | 2.5GHz | △ | △ | |||
Band 42 | 3.5GHz | △ | △ | △ |
「auローミングが無制限だからauと同じ通信品質になるの!?」と、間違えられている方がいらっしゃるかもしれませんが、そうではなく、auのローミングはBand 18だけです。auは他にも多数の周波数帯を使って通信サービスを提供しているので、あくまでも楽天が使えるのは「Band3」と「Band18」だけなんですが、それでも安心感がかなり変わってきそうです。
実際に、どれくらい通信ができるものなのか、約1年ぶりくらいに楽天モバイル回線を利用するので、それもちょっと楽しみです。
そして、現在、キャンペーンでものすごいことをしています。楽天モバイルの回線申し込みでWi-Fiルーターか、スマートフォン「Rakuten Hand 5G」のどちらかが1円で買える、ということをしています。お一人様各1台なので2回線申し込みをするとWi-Fiルーターとスマートフォンが両方とも手に入ってしまいます。
購入台数がお一人様1台のみという制限があるものの、楽天モバイル回線の最低契約期間などの設定はなく本当に1円請求で「Rakuten Hand 5G」という通常価格19,001円のモデルが本当に1円で買えます。
Wi-Fiルーターも7,980円のものが、楽天モバイル回線の申込時に同時購入すると1円で買えます。どういうからくりでこんなことができるのか全然わからないんですが、注意書きを読んでも特に落とし穴はなさそうで、楽天モバイル回線を申し込んで機器端末を購入したらすぐに解約しても問題なさそう。
ま、気持ちの問題でそれはあまりにも申し訳ないので、私はしばらく回線契約はするつもりでいるんですが。
※今までLINEMOの回線をお仕事用イベント時の電話番号にして使っていたのですが、半年間の無料期間が終わるので、それで乗り換えます。これからしばらくは楽天モバイルをイベント用の携帯電話番号にします。
さらに! お友達紹介キャンペーンも行われていて、紹介した人には7,000ポイント、紹介された人にも3,000ポイントのプレゼントがあります。こちらは4ヶ月後以降のポイント進呈だそうなので、忘れたころにやってくるポイントになりますが、もうここまでやってくれたら、お金をもらってスマートフォンをもらっている感じになってきます。
これらの流れを確認して、回線契約をしてからRakuten Linkアプリで10秒以上の通話をすることでキャンペーン参加になるそうなので、これを忘れずに行います。
ということで、土曜日にご来店になったお客さんで楽天モバイルの回線契約している方がいないか探して、楽天モバイル回線をお持ちの方にメールで招待してもらってから回線契約の申し込みをしました。
楽天モバイルの通信プランはひとつだけです。現在は「Rakuten UN-LIMIT VII」の申し込みになっています。これが6月1日になると自動で「Rakuten最強プラン」に切り替わるそうです。
SIMタイプは「SIMカード」と「eSIM」の2種類から選ぶことになっていて「Rakuten Hand 5G」端末はeSIMのみの仕様になっていることから、SIMカードでの申し込みをしようとすると、何度もSIMカードの申し込みをeSIMに変更するように促されるのですが、大丈夫です。その都度、SIMカードでいいの、と、手続きをしていけば「SIMカード」仕様で申し込みはできます。
「Rakuten Hand 5G」は現在はホワイトが欠品。ブラックかレッドの2色から選択することになるようです。ここはXperiaにはないレッドを選択。支払い方法は分割ではなく一括の19,001円を選ぶことで請求が1円になります。
先に進もうとすると、こうしてeSIMにするように確認画面が何度も出てくるのですが、変更せずにSIMカードで買えましたので、ここは大丈夫です。
ちなみにWi-Fiルーターの方は「Micro SIM」を使います。Xperiaが採用しているnanoSIMとはサイズが違うのですが、楽天モバイルのSIMカードは全サイズ対応の切り離し式になっているので、そこは問題なしです。
そして、これが面白かったです。電話番号の選択でランダムに割り振られるのではなく「選べる電話番号サービス」というのがあり、下4桁を自分で番号を入力することができます。
さすがに「1111」とか「0001」などのキリ番は取れないのですが「5353」とか「2424」とかなら番号によっては選択が可能。
上4桁は在庫の中から組み合わせてもってきます。何度も上4桁を入れ替えることができるので「545454」を6桁作りたいなー、と、試してみましたが、もうそれは取れなさそうです。かなりたくさんの組み合わせで試したんですが一度も出ませんでした。
また上4桁の在庫もパターンがあるので、それをいくつか試して、たとえば「070-9153-9153」とかにしたくて、これも何度も試したんですが、そういうのも出てはきませんでした。
なので、すでに持っている携帯電話の番号下4桁を揃えるとか、斉藤さんだったら「3110」にしてみたりとかの語呂合わせで選ぶのが良いかも。(佐藤さんの0310とか伊藤さんの0110などは売り切れになっていました)
納得のいく番号が出るまで選べるんですが、このサービスを利用すると別途1,100円がかかるのでご注意を。でも、これで自分の名前の語呂合わせ番号とか取れたら、MNPでずっと使いたくなりますね。
ということで、楽天モバイル回線を申し込んで2日後には商品が到着しました。今回の請求は1,001円で好きなナンバー付きの「Rakuten Hand 5G」が手に入りました。
楽天モバイルの回線申し込みはこれで家族の分と合わせて3回目になります。
最初はペラペラの説明書が入っているだけでしたが、説明書は今やiPhoneとAndroidと親切丁寧にセットアップの手順をしるした厚めのものになっています。
これが自分で切って使うSIMカードです。一番小さく切り離すとnanoSIMサイズになりXperia PRO-IやXperia 1 IVで使えます。
今回はストリーミング配信用スマートフォンに「Xperia PRO-I」を仕立てようと思うので、Xperia PRO-IのSIMスロットに楽天SIMを入れたのですが、さすがSIMフリーモデルです。SIMカードを挿しただけでモバイル通信のセッティングができていて、インターネット通信は設定何も無しにつながりました。
通話については楽天は少し特殊なことをしています。「Rakuten Link」という専用アプリをインストールして、これで通信をしないと電話代無料にならないので、こちらのアプリをインストール。
楽天IDでログインして電話番号をセッティングしたら、試しに自分の他の携帯や自宅の電話にかけて10秒以上の通話をすれば、これでお友達紹介キャンペーンのミッションも終了です。
さて、これからしばらくはXperia 1 IVと、Xperia PRO-Iの2台体制で持ちあるこうと思います。ここ半年間はソフトバンク回線の電測ばかりしていましたが、ここからは再び楽天モバイルの電測で電波マップを埋めていこうと思います。
ちなみに、↑こちらは今日時点のnPerfアプリの新橋での電波計測状況です。紫が5G、赤とオレンジが4Gで通信できたところになります。
楽天モバイルも楽天さんのマップをみるとこのあたりは5Gエリアになっているはずなんですが、まだ一部しか紫になっていないみたいです。ここから巻き返せるか、楽しみです。
さて、おまけで到着した?「Rakuten Hando 5G」も紹介します。ボディはレッドを選んでみました。
画面サイズは5.1インチで横幅63mmは5G対応スマートフォンではもっとも小さなモデルになるそうです。Xperia 5 IVよりもさらに一回り小さなボディになります。
以前、ソニーストアで販売していた「Xperia J1」にサイズは近いかも。
RAM 4GB/ROM 128GBでバッテリーは2,630mAhになっています。指紋認証と顔認証に対応していて防水性能も備えています。
初期設定の際に、SIMカードの挿入を求められますが、そこはスキップして大丈夫です。あとからeSIMの設定について聞かれるので、ここでセットアップします。なお、eSIMを2回線設定できるeSIMのデュアルSIM仕様になっています。
そして、このモデルは楽天のキャリアモデルになります。ホーム画面を開いたら、楽天のすごさを思い知りました。2画面に渡って、楽天関連のアプリがどっさりと入っていました。すごいですね、こんなにたくさんサービスがあるんですね。
これは大変だ、と、思ったら、これらのアプリのほとんどがアンインストール可能でした。一部、Rakuten Linkなどのアプリは削除不可能になっていますが、ほぼ全部消せます。全部消えたところでストレージには100GBくらいの空きがあります。SDカードスロットもないので、このメモリーを大切に使うことになります。
ボディが小さいし、それほどたくさんのアプリを入れて使うこともできなさそうなので、これはそのままジョギング用のスマートフォンにして使おうかなー。
ということで、Xperia 1 Vの発表があってから、通信回線をもうちょっとどうにかしようということで「楽天モバイル」に再び加入してみました。
楽天モバイルでストリーミング配信のテストを今度はしてみます。うまく行ったらこれを「Xperia 1 V」に使って夏のペルセウス座流星群のときに流星群の生配信とかできるかなー。
Xperiaスマートフォン SIMフリー対応モデル Xperia 1 V (XQ-DQ44) |
ソニーストア価格: 194,700円(税込) |
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発売日 | 2023年7月14日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
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