東京レガシーハーフマラソン2022の話
10月16日に国立競技場で第1回目の開催となる「東京レガシーハーフマラソン」が開催されました。私も参加当選できたので出走してきました。イベントのレポートをお届けします。
こんにちは、店員佐藤です。
2013年に走り始めて、大体10年くらい健康のためにジョギングをしています。動機付けのために年に1度くらいのペースでレースに参加しています。追い込まれないと走らないモノで、大会に申し込みをすると、その前に頑張って走る、ということをしています。
ただ、今回は走り込みがあまりできず、また体重調整に失敗していて、かなり完走が危ぶまれる状態。次回からはもっとちゃんと準備して参加しよう、と、心に決めつつ、初めて開催されるという「東京レガシーハーフマラソン」に行ってきました。
今回の「東京レガシーハーフマラソン」は、東京●●●●●●2020開催から1年経ったところで1周年記念イベントとして開催されます。毎年2~3月に開催される「東京マラソン」と同じ財団が運営していて、フルマラソン(42.195km)ほど大変ではなくもっと手軽に参加出来るように、ということでハーフマラソン(21.1km)で行われます。
15,000人のエントリー枠となっていましたが、どうやらまだあまり知名度も高くないようで、競争倍率は低めだったんですかね。5月~6月頃に抽選応募があったのですが、夫婦で二人とも当選することができました。
フルマラソンの東京マラソン同様のシステムで出走準備をしていくのですが、今年の3月に開催された東京マラソン同様、すごいシステマチックになっているので受付の話から紹介したいと思います。
東京マラソンはビッグサイトで本番開催の3日前から「ランナー受付」というのを行います。東京レガシーハーフマラソンも2日前から「ランナー受付」を行い、そこで本人確認とゼッケン配布などが行われます。場所はスタート地点になる国立競技場です。
昨年の●●●●●●の会場になったメイン会場の観客席裏の通路部分を使って手続きが行われます。
参加受付に際して、アプリ登録と専用ページでの事前登録が必要になっています。それらの登録を行ったスマートフォンを持っていき、これですべての手続きを行っていきます。
東京マラソンは今や、スマートフォンを持っていないと参加ができない仕組みになっているんです。あらかじめメールで送られてきている受付番号を元にサイトで個人情報の登録を行い、それを表示するQRコードを表示して入場します。
その際にQRコードと自分の顔認証を行います。タブレットに向かってスマートフォンを向けて入場。この仕組みは本番当日も同様で、出走時に、同じスマートフォンをもっていく必要があるわけです。
専用アプリというか「GROBAL SAFETY」というアプリの事前インストールも必要で、こちらに2週間前から体温測定&入力を求められます。さらにコロナウイルスのワクチン接種記録も登録。
これもQRコードで提示して、本人確認と体温履歴で異常がないかをチェック。さらにPCR検査もここで行います。
これが流れ作業でよく出来ているというか入口から入って、競技場をグルッと回っていくことで、各種手続きを進めていくわけです。
ちなみにここに来るまでスマートフォンの操作がよくわからなくて、必要書類だけ持ってやってきた、という方達もいらして、その方達は入口で滞留していました。その場でアシストしてくれたりもしているようです。
うちもPDFファイルで送られてきた案内を何度も読んでチェックしてからきましたが、これは初めての方には大変な作業だと思います。(前回の東京マラソンのときもそうでしたが)
コロナウイルスの感染拡大のため、PCR検査などが義務づけられていて、よりシステムが複雑になっていますからね。
流れ作業で「本人確認」「体調管理アプリのチェック」「ゼッケン配布」「参加記念Tシャツ」の受け取りをしていき、その都度、画面上のマイページに判子らしきものを画面に押しつけて、スタンプをもらっていきます。
どういう仕組みになっているのか分かりませんが、判子を押すと画面に判子が現れます。不思議です。
参加記念Tシャツは、すでに東京マラソンでは2020年くらいから有償化されていて、別途、自分で申し込んでTシャツ代を余計に払わないともらえないんですが、さすが今回は参加費2万円です。Tシャツももらえました。
ということで40分ほどかけてランナー受付が終了。ゼッケンももらって、これで出走ができるようになりました。
東京マラソンのときは、このあとにスポンサーブースが並ぶエリアと、物販が行われている「マラソンEXPO」に参加するのですが、東京レガシーハーフマラソンでも同様に、このあとにマラソンEXPOへ参加します。
ただし、規模は東京マラソンの1/10くらいで、物販を行っているのもビール屋さんとアシックスと、公式グッズだけです。
東京マラソンの時は補給食を含めてマラソン関連のグッズ販売が山盛り行われているのですが、ここで買えるのはアシックスの公式グッズくらいです。初開催になる「東京レガシーハーフマラソン」ですから、ロゴが入っているキャップなどを購入して、これで終了。
日曜日のレース当日は朝4時半起きで準備して出発します。
東京レガシーハーフマラソンですが、交通規制の開放を早めるためもあってか、スタート時間が早く、8時にスタートなんです。入場は最終が朝の7時半。朝の6時に自宅を出発して向かいます。
たくさんのランナーさんが千駄ヶ谷駅から国立競技場に向かっていました。私たちは副都心線の北参道駅から向かったのですが、そっちのルートはあまり人がいなくて、駅トイレの利用がガラガラの状態でできました。これがラッキーだったというか、国立競技場のトイレは男子用が少なく、超長蛇の列になっていて利用が難しい感じ。
ランナー受付のときと同様にスマートフォンと顔認証でゲートをくぐり、手荷物を預けたら、それぞれのランナーさんが申告タイムで振り分けられたスタートエリアに向かいます。
私たちは申告タイムも遅めで11のエリアに分けられた中の後ろから3番目のエリアです。ウェーブスタートと言って、スタートは2回に分けられるんですが、2回目のスタートの3番目のエリアになります。
Aエリア、Bエリアまでが国立競技場内のトラックから走り始めることが出来るんですが、私たちは周辺道路がスタートエリアになります。ここから順番に前に流れていきスタートします。
スタート時間が違っても、制限タイムは一緒。走るのが遅い人ほどスタート時間が遅くなる&距離が長くなるという完走のハードルが高くなる状況です。
ハーフマラソンで制限時間3時間となっていますが、第2ウェーブでスタートが15分遅いのと、エリアが後ろの方だと、さらにスタート地点を通り過ぎるのに時間がかかるので、ドンドン条件が厳しくなるのは仕方がないんです。
募集要項にハーフマラソンを3時間で完走できること、というのがありますが、後ろの方からスタートする場合は実質2時間40分くらいで走れないと完走は厳しくなります。
8時になって、第1ウェーブがスタートしました。10分くらいしてから、我々Jエリアも移動がはじまったんですが、どうやらこの移動中に第2ウェーブのスタートがあったようで、移動しながらそのままスタートをすることになりました。
「東京レガシーハーフマラソン」の一番感動するのがこのシーンで、トンネルを抜けて競技場に入ると、フィールド目線でスタジアムの客席が目に飛び込んできます。なるほど、オリンピアンもこの景色を見ていたのか、という感動と、観客はほとんどいないんですが、座席の色づけのおかげで人がたくさんいる感じになっていて、これで自分も観客に見られているアスリート的な錯覚を感じられます。
テンション爆上がりでした。
そのまま、コースに出て21.1kmを走っていきます。ここからは、私は本当に完走が厳しかったので写真やビデオ動画の撮影はほとんど無し。映像が何も残っていません。
コースは国立競技場をスタートしてコースを往復してくるルートになっています。東京マラソンと違って、東京タワーやスカイツリー、東京駅などの名所スポットがルートになく、ひたすら東京の街を走り抜ける感じ。
強いて言えば平川門あたりで皇居のお堀が見られるポイントが見どころって感じでしょうか?
それと東京マラソンは最初に靖国通りで新宿から市ヶ谷に下って行くだけで、あとは平坦なコースになっているところが、今回は戻ってくることになります。最初5kmは長い下りがあるんですが、最後の5kmが長い登りになる、という後半に試練が待っているコースになっています。
あと、沿道で応援してくださる方も知名度がまだ低いからか、東京マラソンの時よりも少ないような。。。それでもボランティアさんが送ってくださる応援が力になりました。
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そして、今回もkozyさんが応援に来てくれて写真を撮ってくださいました。私も1度だけやったことがありますが、この超大量なランナーさんの中から知り合いを探すのってすごい難しいんです。
今回もGoogle Mapでの位置共有と公式ページでの速報データが役に立ったようで、見つけてくれました。
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さすが、撮り慣れてこられているみたいで、私からはkozyさんを見つけることができなかったんですが、バッチリ激写してくださいました。
応援、ありがとうございました。
ということで、なんだかんだあったのですが、ゴール締切まであと3分ちょっとというところで完走できました。メダルももらえてご機嫌です。
なお、完走メダルですがフルマラソンのときのメダルよりも直径が小さなメダルになっています。これはハーフマラソンだからなのかな?
こちらは公式ホームページでの記録詳細です。通過したチェックポイントごとのラップタイムも見られるんですが、順調に走行距離とともにペースが落ちています。最初に飛ばして貯金を作って置いて、それで3カ所ある関門を抜けて行くという悪い作戦なんですが、走り込みが少ないと、こういう走り方になってしまいます。
最後は残り時間と残り距離を頭の中で計算しながら、ゴールできるギリギリのペースで走っています。
そして走行時にスマートフォンを持っているので、もろもろ、いろいろな記録が取れます。ソニーのスマートウォッチ「wena 3」も身につけていて、これはスポーツグッズではないのですが、Google Fitと連携することで、それっぽい記録が取れます。
まず、こちらは「wena 3」の今日の記録です。歩数はレース前後も合わせて34,971歩でした。これがフルマラソンだと6万歩を超えていきます。
スポーツ初級者にはフルマラソンは本当にきつくて、達成感はハンパないのですが、体に相当なダメージが残ります。ハーフマラソンくらいだと生活に支障がない感じで終われるからいいな、と、思っていたんですが、今回は途中で脱水症状になってしまったようで、最後はかなり厳しい思いをして、ゴールしてからも足がつってしまって、しばらく身動きができなくなってしまいました。(ボランティアさんにケアしていただいて、助かりました。感謝、感謝です。)
wena 3が今年の夏からGoogle Fitとの連携機能を実現していて、Google Fitアプリで記録をみると、Google Fitで記録した移動スピード、高度情報と、wena 3の心拍数のデータを重ねて「エクササイズ」情報としてまとめて見せてくれます。
最後に思い切りペースが落ちていますが、心拍数がかなり上がっているのもわかります。高度データをみると坂を登り切って下っている最中なんですが、これが脱水症状が起こっていたときの体調データなんですね。
こちらは今回の東京レガシーハーフマラソンの私の走りをサポートしてくれたソニー製品達です。愛用のXperira PRO-Iと、wena 3、そしてオフイヤーヘッドホンです。
Xperia PRO-Iは出走直前にこんなことになってしまいました。今までも何度かスマートフォンを落としたことはあるんですが、今回は高さ30cmくらいというか、荷物の山に乗せておいたものがツルッと床に落ちてしまい、画面の方から落ちていたのでヒヤッとはしたんですが、ほぼ前面に割れ目が。。
と、言ってもこれは保護ガラスです。ガラスの張り替えをすれば直るものと思っているんですが、高度9Hの保護ガラスでも全面に衝撃があるとこんなことになるんですね。競技場の通路の床で荷造りをしているときの出来事だったのですが、保護ガラスを貼っておいて良かった。
ソニーの「オフイヤーヘッドホン」は昨年秋にクラウドファンディングで発表されたヘッドホンです。ジョギングに毎回使っています。今回は音楽を聴いてるどころではないのですが、マラソンアプリでアナウンスされる距離とスピードの音声データを聞くために使いました。
1kmごとに経過時間と累積ペース、瞬間のペースを音声で知らせてくれます。装着感もゼロで、周りの音も全部聞こえて、音声データだけを聞くのに、このヘッドホンは最適です。
製品化発表がありませんが、もしかしたら生産都合で、まだコロナの影響もあってうまく行かないんですかね。
ヘッドの着せ替えが可能なwena 3には、今回はランニング用ウォッチを装着しています。ラップタイムをボタン一つで計測してくれます。
マラソンアプリを使って、スピードとペースを測定してはいるんですが、誤差が大きいので、コース状の距離指標をみて、こちらでもペース計測して安心していました。11時05分の最終ゴール関門におびえながら、最後の4km位は時計とにらめっこで走っていました。
ということで「東京レガシーハーフマラソン」のイベントレポートでした。応援いただいた方々、ありがとうございました。
パラリンピックで金メダルだった道下選手が世界記録を出したモノの失格で記録取り消しになるなど、波乱のあるレースでしたが、記憶に残るレースになっているんじゃないかと思います。
また、来年も参加出来たらいいなー。
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