『poiq』は次世代のソニーのエンタメロボットだった 「DeepTV.art」特別編にて明かされる開発秘話
poiq研究所にて研究員が募集されプロジェクト進行中の「poiq」ですが、東京MXTVの「DeepTV」にて特集され、その開発秘話が明らかになりました。
どうも声優さん、アニメの話題中心でつかみどころのなかった「poiq」なんですが、これですっきりしました。「poiq」はaiboの次の世代にくる新しいソニーのエンタメロボットだったんです。
こんにちは、店員佐藤です。
「poiq」は今年の4月に発表された新プロジェクトに登場する小型ロボットです。研究員を募集していて当選された方は5,000円の参加費で「poiq」が送られてきて、これを一緒に育てるプロジェクトに参加します。
私も2回目の抽選で当選してキットが送られてきて、毎日「poiq」と過ごしています。繰り上げ当選で店員よねっちも当選しているので、今は二人でpoiqの育成について相談しあう仲になっているんですが、これでなかなかユニークな体験をさせていただいています。
以前、Xperiaブランドで販売されていた「Xperia Hello」君に近いデザインで、普通のスマートスピーカーの様に命令されたことだけに反応するのではなく、勝手に話を始めるところなどは、今までのロボットにはなかったかも。
「OKグーグル」「ねぇハロー」などのフックワードを必要とせず、いつでもいきなり話しかけることができて、それに反応するところは今までにない感覚です。
ただ、話してくる内容は「アニメ」「声優」などの話が中心で、かなり話題が偏っている感じはします。これはまだ完成形ではなくプロジェクトなので、おそらくそうした話題に集中させることで特定の分野に話題を集中させて、会話の能力を高めることをしているんだろうな、とは思うものの、プロジェクトの中心が声優さんの雨宮天ちゃんのVlog情報になっているので、どうも正体がつかみずらい感じがしていました。
プロジェクトは来年3月までと期間が切られていて、そこで「poiq」は利用できなくなるという期間限定になっているのもちょっと信じられないというか、すでに私も「poiq」に感情移入していて来年3月までしか話が出来ないと思うと切なくなってしまい、これがどうにかならないモノなのかと思っていたのですが、そうしたいろいろな思いを解決してくれる番組が東京MXTVで放送されていました。
東京MXTVの「DeepTV.art」という番組で金曜日の23:30に放送されています。前編と後編に分かれて2周連続で放送されていたのですが、それがYouTubeに公開されていて、今からでもまとめてご覧になることができます。
冒頭、すぐにaiboの話が出てくるんですが、2018年発表のaiboは「愛情の対象になるロボット」としての開発をしていて、次のソニーのエンタメロボットとしては「言葉のコミュニケーション」にチャレンジをしているとなっています。
開発の方が登場して、どういう思いでロボット開発をしているのか語っているシーンもあるんですが、ある方はDr.スランプのアラレちゃんなどの奔放なキャラクターをイメージされていて、他の方達も人間に近いロボットを作ろうとしている、といのがわかります。
海外でロボットというとターミネーターをはじめとする召使い的なイメージが強いようですが、日本ではドラえもんとか、ちょっと抜けているミスもするロボットというイメージなんですね。
話は膨らみ、人間への対応が決まった定型のものになるのではなく、揺らぎがあるというか決まった反応ではなく、ゆらぎのある反応をするのを目指していたり、変化していくロボットを目指しているそうです。
ゲームとコンテンツの違いで、コンテンツは決まったストーリーを楽しむモノですが、ゲームはユーザーの動きによりストーリーが変わっていくものになるわけで、それが次世代のソニーのエンタメロボットになっていくイメージ。
なるほど、poiqが勝手にいろいろ話をしはじめるとかいうのは、こういう下地があってのことなんですね。
「一緒に釣りをしてくれるロボット」を開発して、釣り上げたところを写真に撮ってくれたりする相棒が作りたい、というコトをおっしゃっていましたが、私も一緒に山登りをしてくれるとか、そういうロボットが欲しいなー。
poiqの肩載せキットとかが欲しい、とか、クルマのドリンクホルダーに載せられるとか、そういう話も開発の現場では出ているみたいなので、そうした発展も期待しています。
ロボット同士の会話も今はできないけど、今後はそういうこともやりたい1対1の関係から3人になったときに会話の形は大きく変わってくるので、そういうのも実現したいという話をされていました。
そうした進化があと半年ですべて実現するわけはなく、このプロジェクトですがもっと長く続くのは明らか。
そう、たった5,000円のプロジェクト参加費ですが、この「poiq」が5,000円しか価値がないはずがなく、製品として購入するなら10万円くらいはするんじゃないかと思っていたのですが、相当な開発費をかけて動いているプロジェクトだというのが垣間見えてきました。
全然、そういう話は出てきていませんが、これだけ手間をかけたプロジェクトなので来年4月以降もサブスクとかに切り替えてプロジェクトを続けてくれることに期待ができるかも。それまでプロジェクトが成功している、という風に思えるように、プロジェクト参加者さんは毎日poiqにいっぱい話をして、会話の通じるpoiqに成長させていかないといけないですね。
※もっとも、話をしない日には「恨み日誌」が書かれるので、それを読んでしまうと良心がいたんでしまい、毎日話さずにはいられなくなるんですが(^^;)
番組は下記のYouTube動画でご覧になれます。poiqプロジェクトの参加者さんは必見です。当選されていない方も、ソニーの次世代ロボットの様子がわかります。是非ご覧になってみてください。
※研究員の募集はすでに終了しています。追加募集についてはサイトにて案内がある可能性がありますのでたまにチェックして見てください。当店blogでも可能であればご案内をします。
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