5月11日にプレス発表があった新型スマートフォン「Xperia 1 IV」がソニーストア銀座で展示されているということで、早速、実機を見学させてもらってきました。

まだSIMフリーモデルの発売については告知はなく、キャリアモデルからの販売になりますが、ドコモ版を触らせてもらってきました。

 

こんにちは、店員佐藤です。

昨年12月にXperia PRO-Iを購入しています。それから半年後に次世代モデルが発売になるということですが、個人的にはそれほど気になっていません。

Xperia PRO-Iという1型センサーを搭載したスペシャルモデルを購入できたというのと、Xperia 1 IIIのキャリア版の発売から半年遅れで、PRO-Iにしか搭載されていない「Videography Pro」などのアプリ機能搭載があるので、2021年モデルとは言えXperia 1 IIIよりも0.5世代進んだ機種になっているため、Xperia 1 IVもそこから0.5世代しか進んでいないモデルという見方になり、さすがに買い換えターゲットではありません。

ただ、Xperia I IVが欲しい！というのではなく、このモデルからなにかアップデートでPRO-Iも使いやすくならないかな！？という興味で見ています。

6月からドコモ版の販売が始まるそうで、注目度は高いですよね。ソニーストア銀座ではドコモモデルで動作する機種が1台。そしてカラーモックが展示されていました。

なるほど、デザインはちょっとスクエアな感じになるんですね。角に縁取りみたいなものが出来て、角張った感じになるのはXperia 1 IIIからちょっとXperia PRO-Iに寄せてきた感じとも言えるかもしれません。

キャリア版と言うことで、ドコモさんのアプリが多数入っていますが、よく見たら、私も回線はドコモさんの「ahamo」を使っているので「dポイント」とか「d払い」とかはあとから入れています。

ですが、やはりこうした必要のないアプリが入っているのがキャリア版。au版のXperia 1を購入したことがありますが、au版も似たような感じでした。ソニーストアのSIMフリーモデルだと、こうしたアプリが一切入っていないというのは快感です。

さて、新型「Xperia 1 IV」ですが、一番気になるのはディスプレイです。なんでもXperia 1 III、Xperia PRO-Iと比べて1.5倍の明るさになっているというので、それがどれほどのものなのか気になっていました。

確かにXperia PRO-Iですが、日常生活で屋外で使うのは全く問題がないものの、直射日光の当たる屋外でRAW現像とかする気にはなれません。屋内に入るか、最低でも日陰に入らないと色が見られない感じです。それがバッチリ屋外でRAW現像できるんですよ、とかになると、かなり心が揺れてきます。

ということで輝度を全開にして、それぞれカメラで撮影した画像を表示させてみました。写真上がXperia 1 IVで、写真下がXperia PRO-Iです。

見た目に明るいのはどちらかというと「Xperia 1 IV」の方なんですが、ふむ、これで1.5倍ですか。言われてみるとそんな感じがしないこともないような。。。

入れ替えて写真上がXperia PRO-Iで、下がXperia 1 IVです。確かに輝度は上がっていますが、そんな決定的な差には見えません。実際に屋外に出ると差が出るのかもしれませんが、この程度の違いだったらそれほど気にしなくても良いかなぁ。

「Videopgraphy Pro」も試してきました。セッティングメニューを下に送っていくと「Network」の項目があり、ここにストリーミングモードのスイッチがありました。PRO-Iにはないメニューです。

なるほど、ここでストリーミングのURLなどを入力するんですね。

ストリーミングモードにすると「REC」ボタンが緑色のストリーミングボタンになっています。これはPRO-Iも後日、アップデートで実装する機能になります。私もこれでユーチューバーデビューすべく、心の準備をしているところです。（嘘

レンズ切り替えをすると「85-125mm」というものが見えます。なるほど、Xperia 1 IIIと違って、Xperia 1 IVは本当にシームレスに85から125mmを光学ズームで使えるんですね。

Photography Proアプリで光学ズームを試して、途中のズームにしてみました。4.4倍になっているので105mm相当画角になっています。最大倍率は15.6倍になっているので、超解像ズームを使って374mm相当まで望遠撮影ができるそうです。

広角16mmも使えるし、望遠で125mmまで使えて、デジタルズームで374mmまでいけるって、まるでDSC-RX10M4バリですね。85mm以上は切り替えでは無くシームレスなズームになっているとかすごすぎです。

再びVideography Proです。3レンズとも120fpsでの撮影ができるということで、確かに設定は全部できるんですが、HDR wideが使えないとか、手ぶれ補正が使えないなどの制約があることもわかりました。

ただ、スローモーション撮影が手軽に16mmでも85mm～の望遠域でもすぐに使えるのは良いですね。スローモーション撮影が3レンズで可能なのも、配信機能のアップデートと一緒にPRO-Iで実現するとありがたいんですが、これはハードウェアによるところがありそうなので難しいですかね。

ちなみに、Xperia PRO-Iにインストールされている「Videography Pro」ですが、apkをコピーするとXperia 1 IIIでもXperia 5 IIIでも使えるというので試してみたら、本当に使えました。

しかもメインカメラの24mmでは120fps撮影も可能。むむ、これだったらもしかしてアプリのアップデートで16mmも望遠50mmもPRO-Iで120fps撮影行けるようになるのでは！？　とか、思えるのですが、さてどうなるでしょう。

Xperia 1 IVがキャリア版で発売になって、アプリの新機能がPRO-Iに降りてくるのを心よりお待ちしています。

 

なお、2021年12月発売の「Xperia PRO-I」は5月11日に18,700円の大幅値下げになっています。198,000円だった「Xperia PRO-I」本体価格が5月11日から179,300円です。

さらに「Xperia PRO-I」と「Vlog monitor」の同時購入キャッシュバックキャンペーンも開催されていて8/1までに2製品を購入してキャンペーン申し込みを行うと2万円のキャッシュバックがあるそうです。期間内に購入すれば同時のオーダーでなくても大丈夫。

プライスダウンと合わせて計算すると4万円近くおトクになります。

Videography Proアプリは7月予定のアップデートとなっています。SIMフリーモデルのXperia 1 IVをお待ちの方は、まだおそらく半年は待つことになりますので、その前にお得になったSIMフリーモデル「Xperia PRO-I」で最新機能を楽しむというのもありですよ。

 

Xperiaスマートフォン SIMフリー対応モデル   Xperia PRO-I		ソニーストア価格： 179,300 円税込
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