Xperia 1 VIIIは35℃でも熱停止なし 歴代5機種で4K動画の連続撮影時間を実測

夏の恒例企画です。今年も「Xperia」の連続動画撮影の耐久テストをしてみました。
真夏の35℃環境で、歴代Xperiaは4K動画をどれくらい連続撮影できるのか。Xperia PRO-I、Xperia 1 III、Xperia 1 V、Xperia 10 VII、最新のXperia 1 VIIIを自宅ベランダの日陰に並べ、連続撮影がどこまで続くのか実測しました。
結果は、約6分で停止したモデルがある一方、Xperia 1 VIIIは4K 60pで2時間以上撮影しても熱停止なし。世代による耐熱性能の違いが、想像以上にはっきり表れました。
■真夏の屋外でXperia 5機種を連続動画撮影テスト

こんにちは、店員佐藤です。
連日、暑い日が続きます。REON POCKETも連日稼働させていますが、こういう気温の高い日に試したいことがあって今年も試してみました。
2年前には埼玉県・熊谷で2024年の最高気温40℃を記録した日にXperia 1 VIを持って動画の連続撮影時間テストをしてきたことがあります。40℃の外気温の中でも、4K 60p撮影を30分継続できることを実機で確認しています。
体感的には2023年モデルのXperia 1 Vで発熱が抑えられていて、Xperia 1 VI以降のモデルではベイパーチャンバーの採用もあり、動画撮影での発熱も問題なく長時間撮影ができるイメージなんですが、ちゃんとした測定はしたことがありません。今回は世代別にどれくらいの差があるものなのかを検証すべく、やや離れた世代のモデルを並べてテストしています。

今回のテストで用意したのは「Xperia PRO-I」「Xperia 1 III」「Xperia 1 V」「Xperia 10 VII」そして最新機種の「Xperia 1 VIII」です。
6月に取材させていただいた「Xperia 新製品モニタープログラム」の取材の際に、お客様の声として「Xperiaは発熱が大きくていざ動画撮影をしようとしたら高熱のため撮影ができない、ということがある」という話もうかがっています。確かに以前のモデルではそれがあって、私も愛用していた「Xperia PRO-I」のときは同じような経験をしています。
PRO-Iと同じXperia 1 III世代のモデルまでは確かに放熱が追いつかず、動画撮影時には発熱防止のために動作停止をすることがあったイメージですが、その後のモデルから急激に熱対策が進んでいき、昨年の「Xperia 1 VII」ではそうした熱停止のアナウンスは見た記憶がありません。
実際のところ、現在のモデルでは動画の連続撮影がどれくらいできるものなのか試してみようと思います。
■長時間撮影を止めるのは熱だけではない
なお、予備実験も何度か行っているのですが、実際に動画の連続撮影をしてみると、他の要因で止まることがありました。今回使用したテスト機で多かったのが、保存先のストレージ容量を使い切ってしまい、それ以上撮影できなくなるケースでした。
テストに用意したのは店頭展示モデルなんですが、最新モデルの「Xperia 1 VIII」は、同機種のラインアップでは最小構成となるRAM 12GB/ROM 256GBモデルです。
| 搭載RAM容量 | 搭載ROM容量 | テスト時点の空き容量 | |
| Xperia PRO-I(私物) | 12GB | 512GB | 空き容量 約320GB |
| Xperia 1 III(展示機) | 12GB | 512GB | 空き容量 約470GB |
| Xperia 1 V(展示機) | 16GB | 512GB | 空き容量 約470GB |
| Xperia 10 VII(展示機) | 8GB | 128GB | 空き容量 約75GB |
| Xperia 1 VIII(展示機) | 12GB | 256GB | 空き容量 約150GB |
.
おおよその目安ですが、Xperiaで撮影する4K 60pの動画データは1時間で約60GBほどのファイルサイズになります。なので今回使用したXperia 1 VIIIは、テスト開始時の空き容量が約150GBだったため、1時間約60GBの4K 60p動画を2時間半ほど記録すると、空き容量を使い切ってしまいます。
4K 60pの撮影モードを搭載していないXperia 10 VIIでも4K 30pで1時間あたり約30GBのファイルサイズになります。こちらも2時間ちょっと撮影したところでストレージが満杯になり、それ以上の撮影はできなくなりました。
また、こちらは「Xperia 1 III」と「Xperia 1 V」ですが、約3時間の撮影でバッテリーを使い果たしてしまい、この2機種についてはそれ以上の撮影はできませんでした。
高温による熱停止にならなくても、長時間撮影にはいろいろな制約が出てきます。
そして、こちらは「Xperia 1 VIII」ですが、さすがに35℃の猛暑日でのテストでは高温によるアナウンスが出ます。ただ、撮影が止まるものではなく、状況により撮影機能の一部に制約が出る、というもの。撮影中に機能制限が入り、画面によると「顔/瞳AF」「タッチトラッキング」「AIカメラアシスタント」などの機能が無効化されたという表示があります。しかし、これで撮影が停止するわけではなく、そのまま撮影は続けられています。
また、こうした長時間撮影の場合は手ブレ補正を標準にしたり、ダイナミックレンジをHDRではなくSDRにするなどの設定で発熱を抑えて長時間アプリを使うことができると案内されていました。
本気でXperiaを使って、夏場に長時間撮影をするときは、こうした機能設定の変更をすると失敗を減らすことができそうです。
■外気温35℃で4K動画を連続撮影
かくして、いろいろな実験を踏まえながら、自宅でのテレワークの最中にベランダにテーブルを出して、できるだけ同条件にして長時間撮影のテストをしています。
テストは外気温28~35℃の日に、自宅ベランダの直射日光が当たらない場所で、できるだけ同じ設置条件になるようにして行いました。特に最終日の比較テストは外気温35℃の環境で実施しています。
ストレージ容量の少ない、店頭展示機のXperia 10 VIIと、Xperia 1 VIIIにはmicroSDカードを挿して、外部メモリー録画にすることで容量不足を補っています。
そのテスト結果が下記の通りです。
本テストは恒温槽を使用した実験室試験ではなく、屋外の実使用環境で行った独自測定です。気温のほか、風、本体の開始時温度、バッテリーの使用年数、撮影内容などによって結果が変わる可能性があります。ストレージ満杯、バッテリー切れ、手動停止となった記録については、端末が熱停止するまでの上限時間を示すものではありません。
バラバラの生データなので、これを見ても結果はわかりにくいのですが、どうも気温が30℃を超えたところで「Xperia 1 III」や「Xperia 1 V」は挙動が変わります。
Xperia 1 Vは29~30℃では約3時間撮影でき、Xperia 1 IIIも29℃・Wi-Fi OFFでは202分07秒まで撮影できました。一方、気温がさらに上がった測定では高熱による停止が目立つようになり、32℃では約55~72分、35℃の4K 60p撮影では約20~27分まで短くなりました。
「Xperia PRO-I」に至っては5~6分ほどで停止してしまい、高熱環境での撮影の弱さを思い知る結果になっています。(私物でもっとも長く使用している端末のため、端末の使用年数なども含め、新品時とまったく同じ状態ではない点はご了承ください。)
対して、今回のテストでは「Xperia 10 VII」と「Xperia 1 VIII」が高熱を理由に撮影停止したケースは一度もありません。35℃で行った最終テストでは、いずれも2時間以上撮影を継続できたため、手動で測定を終了しています。
気温35℃での測定結果をまとめたものが下記になります。なお、表中の「通信ON/OFF」はWi-Fi接続の有無を示しています。すべての端末でSIMによるモバイルデータ通信はOFFにしています。
■Wi-FiのON/OFFで撮影時間は変わる?
| モデル | Wi-Fi OFF | Wi-Fi ON | 差 |
|---|---|---|---|
| Xperia PRO-I | 約6分 | ― | ― |
| Xperia 1 III | 約23分 | 約19分 | Wi-Fi ONで3分29秒短い |
| Xperia 1 V | 約27分 | 約23分 | Wi-Fi ONで3分49秒短い |
| Xperia 10 VII | 124分で手動停止 (FHD 60p) |
約150分で手動停止 (4K 30p) |
いずれも熱停止なし |
| Xperia 1 VIII | 122分で手動停止 | 約140分で手動停止 | いずれも熱停止なし |
.
Xperia 1 Vは29~30℃ではバッテリーが切れるまで約3時間撮影できました。また、Xperia 1 IIIも29℃・Wi-Fi OFFの4K 30p撮影では、202分07秒まで撮影を継続してバッテリー切れとなっています。どうやら30℃を超えたあたりから放熱の限界に近い挙動を示すようです。限界に近い動作になるため、撮影開始前に別のアプリを使うなどして本体内部に熱がこもっていると、熱停止が起こりやすくなる可能性もあります。
それを考えて、Wi-Fi通信のオンオフをしてみましたが、確かに影響はしているものの、大きな要因にはなっていないように見えます。
Xperia 1 VIIIの長時間撮影性能は、通信を切ったから実現しているものではなく、本体そのものの放熱・温度制御性能によるものとも言えそうです。
■Xperia 1 Vは30℃を超えると撮影時間が急減
| 外気温 | 通信 | 記録時間 | 終了理由 |
|---|---|---|---|
| 29℃ | Wi-Fi OFF | 189分54秒 | バッテリー切れ |
| 30℃ | Wi-Fi ON | 176分29秒 | バッテリー切れ |
| 32℃ | Wi-Fi ON | 55分28秒 | 熱停止 |
| 35℃ | Wi-Fi OFF | 26分54秒 | 熱停止 |
| 35℃ | Wi-Fi ON | 23分05秒 | 熱停止 |
.
特に面白かったのはXperia 1 Vで、30℃までは約3時間撮影できたのに、32℃では55分、35℃では23~27分です。
これは「気温が1℃上がるごとに少しずつ短くなる」という変化ではなく、30℃を超えたあたりから放熱が追いつかなくなり、撮影時間が急激に短くなる挙動に見えます。
屋外撮影では、気温30℃と35℃は数字以上に大きな差になる、という実用的な結果です。
■Xperia 1 VIIIと10 VIIは2時間以上熱停止なし
Xperia 10 VIIは4K 30p撮影でも非常に安定しており、今回のテストでは一度も熱停止していません。特に35℃・Wi-Fi ON・4K 30pでは、150分56秒まで撮影しても熱停止せず、手動で測定を終了しています。
1 VIIIの4K 60pとは負荷が違うため直接比較はできませんが、少なくとも、Xperia 10 VIIは35℃の日陰でも、4K 30pを2時間30分以上連続撮影できたとは明確に言えます。(Xperia 10 VIIでは4K 60pの撮影モードがないため、今回は4K 30p、FHD 60pでテストしています。)
ミドルレンジモデルながら、長時間記録では旧ハイエンドを大きく上回った、という意外性もあります。
気温30℃を超える環境での撮影というのは夏場しかありませんし、スマートフォンで2時間以上の長時間動画記録をするということもあまりないと思いますが、気温の高い夏に動画撮影をされる際の目安にしていただければ幸いです。
どんなシチュエーションでも録画停止しない、ということはありませんが、現行モデルの「Xperia 1 VIII」と「Xperia 10 VII」は、使い方を工夫することで、夏場の4K動画撮影でも、従来モデルより安心感を持って使えるモデルだと思います。
■Xperia 1 VIIIのお得な購入方法について
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| モデル | RAM | ROM | 本体価格 (税込) |
ラッキー抽選会 5,000円当選時価格 |
36回分割 (月額) |
初回支払額 |
| Xperia 1 VIII | 12GB | 256GB | 235,400円 | 230,400円 | 6,400円 | 6,400円 |
| 512GB | 251,900円 | 246,900円 | 6,800円 | 8,900円 | ||
| 16GB | 512GB | 268,400円 | 263,400円 | 7,300円 | 7,900円 | |
| 1TB | 299,200円 | 294,200円 | 8,100円 | 10,700円 |
さらに、2年後に本体を返却するか、最終回支払額を支払ってそのまま使い続けるかを選べる「残価設定クレジット」も用意されています。月々の支払額を抑えながら、2年後の利用状況に合わせて選択できます。
| モデル | RAM | ROM | 本体価格 (税込) |
ラッキー抽選会 5,000円 当選時価格 |
24回分割 (月額) |
初回支払額 | 24回お支払い 総額 |
最終回 お支払い (25回目) |
| Xperia 1 VIII | 12GB | 256GB | 235,400円 | 230,400円 | 6,100円 | 8,100円 | 148,400円 | 82,000円 |
| 512GB | 251,900円 | 246,900円 | 6,600円 | 7,100円 | 158,900円 | 88,000円 | ||
| 16GB | 512GB | 268,400円 | 263,400円 | 7,100円 | 7,100円 | 170,400円 | 93,000円 | |
| 1TB | 299,200円 | 294,200円 | 7,900円 | 8,500円 | 190,200円 | 104,000円 |
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こちらもラッキー抽選会で5,000円のお買い物券が当選した仮定でお支払額を算出してみました。
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【Xperia 1 VIII の魅力を伝える徹底レポートはこちら】
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