Xperiaとマイナンバーカードで特別定額給付金のオンライン申し込みをしてみました

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5月1日から定額給付金のオンライン申請が始まりました。アクセスが殺到して表示が重いなどの話もあるようですが5月2日の午前中に手続きしてみたところ、やや表示は遅いものの(うちのマンションインターネットの回線が遅くなっているせいもあるかもしれません)無事にオンラインだけで申請が済みました。

実際の申し込みから申請完了00までの流れを紹介したいと思います。

 

こんにちは、店員佐藤です。

今年の1月に「マイナポイント」という政府が行うポイントバック制度が9月からスタートしますよ、ということでマイナンバーカードの作り方を紹介しながら自分でもマイナンバーカードを作っていたのですが、この時点で利用するとは思いませんでした。

「定額給付金」は新型コロナウイルスの感染予防行動に伴い国民全員に一律で10万円を給付するという制度です。早い自治体では5月1日から給付を始めているところもあるそうですが、対象人数の多い自治体ではこれから郵送にて申請書類の送付が始まります。

ところが「マイナンバーカード」を所有している人向けにオンライン申請を始めており、自治体によっては5月1日から受付がスタートしています。私も試してみたら住んでいる市の方でマイナンバーカードを使ったオンライン申請の受付をスタートしていましたので、挑戦してみました。

必要になるのは上記のものです。世帯主のマイナンバーカードと入金してもらうための銀行口座、そしてNFC対応のスマートフォンです。スマートフォンのほかにNFC機能が使えるiPhoneや、ICカードリーダーを装備したPCでも申請ができます。

ウチのblogをご覧になっている方で一番多いのがXperiaとソニー銀行のカードとマイナンバーカードという組み合わせになるでしょうか?

ここでは、NFC搭載のAndroid スマートフォン「Xperia 1」での流れをご案内します。

まずは「マイナポータル」というサイトを検索してアクセスします。検索サイトで「マイナポータル」というワードで一番上に出てくると思います。URLは「myna.go.jp」です。go.jpというのは政府機関のサイト、ということになります。

いろいろな詐欺サイトがこれから出てくる可能性があるのでURLに注意して手続きをしてください。

サクセスするといきなり最初に「特別定額給付金の申請」というのがあります。これが今回オンラインで行いたい目的の手続きになります。

ここで「ぴったりサービス」という名前のサービスに移行するのですがサイトは「myna.go.jp」のままなので、ここもマイナポータルサイトの一部になります。

ここで特別定額給付金のオンライン申請についての手続きの流れを書いていますので確認してから先に進みます。

市町村がまずはオンライン申請に対応しているのか、それと手続きに利用する端末がマイナンバーカードの読み取りに対応しているかどうかのチェックがあり、さらに専用アプリのインストールを促されます。

Android OSのスマートフォンの場合はVer.6.0以降である必要があり、さらにNFC機能が搭載されていればタッチでのマイナンバーカードの読み取りができる、となっています。

対応するXperiaはXZ1以降のモデルとなっています。

iPhoneの場合はiOS 13.1以上がインストールされたiPhone 7以降のモデルが対応となっています。

Windows PCの対応状況にも記載がありWindows 10でIE11、Edge、Chromeなどのブラウザが対応しています。

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Windows PCの場合もスマートフォン同様で専用アプリをインストールして、これを使ってマイナンバーカードの電子署名を利用して手続きします。

マイナンバーカードの読み取りは通常のPCでは対応デバイスを内蔵していないので、別途、ICカードリーダーを使います。

ソニーの「RC-S380」も対応していました。

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で、あれば、これをVAIOにつないで手続きしたかったんですが会社に置きっぱなしにしてしまっているので、自宅では手続きができません。

より手軽にスマートフォン「Xperia 1」で手続きします。

サイトに案内があるようにまずはアプリ「マイナポータルAP」をGoogle Playから検索してインストールします。

こちらがアプリ「マイナポータルAP」のスタート画面です。「マイナポータルにログイン」というのがあるので、こちらからログインをします。

この画面が出ました。

お、ここでマイナンバーカードが早速、登場するわけですね。

今年1月に申し込んだ「マイナンバーカード」をXperia 1の背面にあるNFCに当たるよう。カードをかざします。「かざす」というかカードをぴったりとスマートフォンのNFCにくっつける必要があります。

認識率が悪いのか、通信回線が込み合っているのか、サイトが込み合っているのか、読み取り感度があまり良くない感じになりますが数回試すと接続します。

ログインしてから、先ほどの「マイナポータル」のページに戻ると手続きが始まります。ここからはあとは聞かれたことに答えていくだけです。

メール通知の希望をしないと、申請ができているのかどうか確認ができなくなるのでスマートフォンのメールアドレスGmailで良いので入れておいた方が良いかと思います。

電子署名付与というのが、先ほどの「マイナポータルAP」でのマイナンバーカードを使ったログインになります。

ここがちょっと注意点なんですが、申請者の情報入力にマイナンバーカードを使えることになっているんですが、これをやるとパスワードロックをしてしまう可能性があります。

どうも、サイトが込み合っているみたいで、私が入力しているパスワードは絶対に間違っていないのですが、サイトの接続がうまくいかずパスワードロックになってしまいました。3回エラーがでるとパスワードがロックされてしまうんですが、一度ロックしてしまうと市役所に行かないとロック解除ができません。

私の場合は先にログインに成功していたので手続きできましたが、最初にこれをやってしまっていたらオンライン申請はできず、市役所に行かないといけない目にあっていました。

申請者の自動入力をしなくても名前と住所だけなので、ここは手動入力にしておいた方が無難だと思います。

まだ、サービスが本格化して間もないのと、今はサイトでの申請が殺到しているので仕方がないですね。

その後、申請手続きを進めていくのですが、申し込みをするのは世帯主です。同一世帯の人の分もまとめて申請ができるのですが、家族の申請は名前の入力だけでした。家族もマイナンバーカードを発行している必要はなく、世帯主一人がマイナンバーカードを持っていれば申請ができます。

その後は受取口座情報の入力を行います。自分で銀行名と口座番号を入力します。

ここで唯一の「添付書類」というのが必要になります。なにかというと銀行口座を記した通帳などの書類を写真で撮って添付する必要があります。

ということで、銀行口座の番号がはいっている面を写真に撮ってファイルを添付します。

これですべての入力が済みました。「マイナポータルAP」アプリのログインもしたままで、これが電子署名になります。最後にマイナンバーカードの一番長い6文字以上のパスワードの入力をして送信します。

終わりました。

これであっという間に申請が完了です。この間にメールは4通届いていました。

 

マイナンバーカードの取得には番号通知カードとスマートフォンを持っていれば5分くらいで申請は可能なんですが発行されるまでに3週間ほどかかる上、カードの受け取りのために市役所か出張所へ出向く必要があります。

今から申請しても、もしかすると特別定額給付金の郵送申し込みの方が早い手続きになるかもしれないので、強くお勧めはしないのですが、9月から予定されているマイナポイントの件もあるので、今のうちに申し込みをしておくとよいかもしれないですね。

先日は、車のナンバー取得の際に急遽必要になった住民票を検査場近くのコンビニで出力してもらうのに威力を発揮したマイナンバーカードですが、便利を味わえたのは今回で2度目です。

発行された取得率は現在15%ちょっとらしいので、ほとんどの方がまだお持ちではないかと思いますが、徐々にサービスが増えていくであろうマイナンバーカードの紹介でした。

すでに取得されている方はサイトの混雑状況を見ながら申請をどうぞ。

【追記】

5/11にメールで自治体から正式に受け付けたという「電子申請データ受領のご連絡」がぴったりサービスから連絡がありました。ゴールデンウイークを挟んでいますがデータ受領に1週間ほどかかるようです。

 


☆総務省「マイナポイント」公式ホームページはこちらから

 


☆地方公共団体情報システム機構「マイナンバーカード 総合サイト」はこちらから

 

【うちで過ごそう】マイナンバーカード申し込みのススメ

 

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