【レビュー】2019年モデル ブラビア『KJ-65A9G』開梱展示レポート
4Kチューナーを内蔵した2019年モデルの新型4Kブラビアがいよいよ発売になりました。当店でも先週、65型有機ELパネル搭載の最上位モデル「KJ-65A9G」の店頭展示をスタートしました。
店頭展示状況をご案内しつつ、最新モデルの2019年型ブラビア実機の様子をレポートしたいと思います。UIも変更になっているのですが、ドロップしている機能なども実はあります。2018年モデルなどと比較しつつ最新モデルを紹介いたします。
※2021年4月にてセット展示を終了しました。現在は試聴することはできません。ご了承ください。
こんにちは、店員佐藤です。
先週木曜日に店頭展示用の4Kブラビアが当店に入荷し、ソニーの担当セールス三沢さんにお手伝いいただいて2018年モデル「KJ-65A9F」から2019年モデル「KJ-65A9G」へ設置替えをしました。
狭いお店ですので展示できるブラビアは1台だけなのですが、なんとか最高峰モデルの映像と音を楽しんでいただきたい!ということで、ここ3年は有機ELパネル搭載モデルを展示しています。
2018年モデルの有機ELパネル上位モデルの「A9F」と2019年モデルの「A9G」ですが画質面では特に進化はなく、映像的な進化は特にありません。
操作パネル、UIが一部変更になっているのと、搭載しているアコースティックサーフェスについて変更があるくらいなので、当店としては入れ替えは見送りたいところだったのですが、そうもいきません。なんせ「4Kチューナー」内蔵という大きな世代代わりの節目になるモデルです。
入れ替え当日はなんと、それを見てみたい、という2人のお客様に見学いただきながらの設置作業になりました。展示製品が大きいだけに気分はマグロの解体ショーみたいな感じでした。来年から土曜日とかご来店の多い日にライブ中継で展示替えをしても良いかも!?
さて、まずはちょっとおさらいです。2019年モデルのソニー4Kブラビアのラインナップをチェックすると下記の様になります。(Z9Fは2018年モデルです)
価格は税別です | New A9G |
New A8G |
Z9F | New X9500G |
New X8550G |
New X8500G |
New X8000G |
|
画 面 サ イ ズ |
85 | 699,880 | ||||||
75 | 77型 999,880 |
899,880 | 549,880 | 449,880 | ||||
65 | 549,880 | 499,880 | 449,880 | 329,880 | 279,880 | 219,880 | ||
55 | 349,880 | 299,880 | 229,880 | 199,880 | 159,880 | |||
49 | 179,880 | 159,880 | 129,880 | |||||
43 | 144,880 | 109,880 | ||||||
4Kチューナー | 搭載 | × | × | 搭載 | 搭載 | 搭載 | × | |
パネル | 有機EL ピクセル コントラスト ブースター |
有機EL | 倍速液晶 x-wide |
倍速液晶 x-wide |
倍速液晶 | 倍速液晶 | 液晶 | |
バックライト | × | × | 直下型 LED部分駆動 |
直下型 LED部分駆動 |
エッジLED バックライト |
エッジLED バックライト |
エッジLED バックライト |
|
映像エンジン | X1 Ultimate |
X1 Extreme |
X1 Ultimate |
X1 Ultimate |
X1 | X1 | × | |
映像一体音響 | Acoustic Surfece Audio+ |
Acoustic Surfece Audio |
× | Acoustic Multi- Audio (49型除く) |
Acoustic Multi- Audio |
× | × | |
フロントサラウンド | ○ | ○ | ○ | ○ | × | × | ○ | |
5.1chセンター スピーカー機能 |
○ | × | × | × | × | × | × | |
ドルビーアトモス | ○ | × | × | ○ | ○ | ○ | × | |
サクサク操作 | ○ | × | ○ | ○ | ○ | ○ | × | |
eARC対応 | ○ | × | ○ | ○ | ○ | ○ | × | |
Bluetooth オーディオ対応 |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × | |
4K拡張 フォーマット 対応HDMI端子数 |
4 | 2 | 4 | 4 | 4 | 4 | 2 |
.
かなりのモデル数になっているので、最初はどのモデルを買えば良いのか選び方がわからないと思うのですが、今から買うなら「4Kチューナー」内蔵モデルは必須!という方であれば有機ELの「A9G」か、液晶部分駆動LEDバックライトの「X9500G」か、エッジ駆動LEDバックライトの「X8550G」「X8500G」かの3タイプから選ぶことになります。
「X8550G」と「X8500G」の違いはトゥイータースピーカー搭載の有無くらいなのとサイズがそもそも区分けされているので同じラインナップとして見ることができます。
有機ELにするか、液晶バックライトを部分駆動できるか、できないか、だけの選択です。簡単なんです。
パネルの違い、スピーカー機能の搭載などはありますが、操作性や機能については「A9G」も、「X9500G」も「X8550G」もほぼ同じです。液晶モデルの購入を検討されている方も参考にしていただける部分は多いかと思います。
さて、2018年モデルの「KJ-65A9F」を収納してから、2019年モデルの「KJ-65A9G」を箱から出してきました。持ってみた感じ、2019年モデルの「KJ-65A9G」はかなり軽く感じます。
あとでスペックを比較して見ると「KJ-65A9F」が本体重量27.2kg(スタンド付き35.6kg)で、新型「KJ-65A9G」が21.2kg(スタンド付き24.8kg)です。なんと2割以上軽量化されています。
デザインが大きく変わっていて「KJ-65A9F」が背面にセンタースタンドを装着していたのに「KJ-65A9G」ではセンタースタンドがなくなり薄型化されています。スタンド部分には転倒防止のための重しも入っていたのでスタント付きで比較すると3割も軽量化されている計算になります。
その代わり、壁掛けにしたときは接続端子がすべてセンター下部に集中していたA9Fに比べて、A9Gでは普通のテレビと同様に画面正面からみて左側側面と下部に端子が分かれるということになります。
側面側にはHDMI端子1番と、USB端子が2つ。下部にHDMI端子が3つとHDD録画用のUSB端子、アンテナ端子他が集中することになります。
当店にご来店になっているお客様ならおなじみですがHDMI端子1番は、HDMIの延長ケーブルを装着してVAIOや”α”、ハンディカムなどのHDMI出力を接続するための端子として使っています。
HDMI端子3番がeARC対応端子となっているので、ここにAVマルチアンプ「STR-DN1080」を接続して使います。1番から4番まで拡張フォーマットで使えるので4KプレーヤーやPS4Proなどの接続をどこにするのか悩む必要は無くアンプ以外はどこに接続してもOKです。
ブラビア最上位機種「A9G」にしかない端子がこちらです。「センタースピーカー端子」です。eARC端子にAVマルチアンプを接続して音声デコードをアンプに任せ、A9G本体のスピーカーを5.1chサラウンドスピーカーシステムのセンタースピーカーとして使おう、という機能になります。
「A9F」と「A9G」にしかこの機能は搭載されていません。10年ちょっと前まであったWEGAシリーズの時は搭載されていた機能なんですが10年ぶりにA9Fで復活しました。
A9Fではバナナプラグ対応になっていたのですが、A9Gではデチューンされてちょっと安っぽい物になっていますが、これでAVアンプのセンタースピーカーとして機能します。
配線が終わってブラビアを壁掛け設置したら、まず最初に行うのが、このAVアンプ「STR-DN1080」による自動音場設定です。アンプ付属のマイクをリスニングポイントに設置して、テストトーンを鳴らすことで、スピーカーの距離、レベルなどを機械的に調整してくれます。
「STR-DN1080」にはこんなステレオマイクが付属します。これで測定してみると左右フロントスピーカーの距離が2.5m程度なのに対して、センタースピーカーを兼ねるA9Gの距離は8mと表示されます。AVアンプからのスピーカー出力で鳴らしてはいるのですが、アンプの出力のままで鳴らしているわけではなくKJ-65A9G内蔵のアンプで鳴らしているようで、やや遅延が起こります。
AVアンプ「STR-DN1080」の自動音場設定が、その遅延を吸収してくれます。
音響セッティングが終わったところで試聴。
今までは、セミナー時のプレゼンテーションスクリーンを兼ねていたため、やや高さのあるところにセッティングしていたのですが、今回はせっかくですので音像が上に行かないようにブラビアを従来より10cmほど下げて設置しました。
ちょっと見上げる感じで映画ソフトを楽しんでいましたが、これで見やすくなり、音像もバッチリです。
壁掛けですが、毎度「これでOK!」というつもりで壁に掛けるのですが最低3回はかけ直しをする羽目になるのですが、今回もそうでした。このモデルは1年近く設置する予定ですのでケーブル類の隠線もちゃんとやります。
ということで、今回もガッチリ、A9Gのセンタースピーカーモード+STR-DN1080+ソニーのスピーカーCSシリーズによるドルビーアトモスをご試聴いただけるようになりました。
テレビ画面から本当に聞こえてくる台詞&センターチャンネル音声と、包み込まれる5.1.2chサラウンド環境完成です。
3.2chから2.2chになったブラビアA9Gの音声ですが、こうしてセンタースピーカーモードで使う分には大きな音質の差は感じられません。サブウーファーが薄型化されているため理屈の上では低域の音が弱くなっているはずなんですが、テレビ単体で音を鳴らしても私には違いは感じられません。つながりの良い音で鳴っていると思います。
さて、ここからは新型ブラビアA9Gの操作性の違いを探してみたいと思います。UIはAndroid OS 8.0ということでA9Fなどの2018年モデルとホーム画面に違いはありません。この画面だけ見るとA9FだかA9Gだか見分けはつかないです。
ただ、ホーム画面下にスクロールしていってテレビ列まで来ると、ここに違いがありました。4Kチューナー搭載モデルということでテレビに4Kチャンネルの表示があります。
Android TVというと動きが遅いイメージがあるかもしれませんが、Android OS 8.0へアップデートしたモデルはそれほどもたつきはなく、特にこちらの番組表についてはスクロール自体はマッハで動きます。
4K外付けチューナー「DST-SHV1」はAndroid OS非搭載というコトで動きがサクサクなのをイメージしていたのですが、プロセッサーが遅いのかこうした番組表の表示はかなりモタモタした感じになっていました。
A9Gの番組表、無茶苦茶スピーディーです。スクロールさせたときにtorneみたいにグラフィックまではついてこないのですが、箱だけスカスカスクロールしていって、動きが止まるとすぐに番組内容が表示されるので実質上イライラはせずに使えます。
こちらはブラビアを操作するためのリモコンです。一見すると2018年モデルと違いがないように見えますが、2019年モデル(4Kチューナー搭載モデル)から無線リモコンになっています。最初の電源を入れるところだけは赤外線なのですが、一度テレビの電源が入ればあとは無線通信になるのでテレビに向けなくても操作ができます。
見通しが悪いところでも電源を切る以外の操作ができます。
とはいえ、長年のクセでどうしてもリモコン操作をするときはブラビアにリモコンを向けてしまうので、実際にはやたら赤外線の飛びが良いリモコンを使っている様な感覚にしかならないんですけどね。
操作ボタンの名称も変わっていて「視聴中メニュー」と呼ばれていた、以前は「オプション」という名称だったボタンが、今回は「クイック設定」という名称に変更されています。
「入力切替」ボタンもリモコンの一番上にあるへんぴな場所だったところから一気に十字キーのすぐ隣に大昇格しています。うちのお店みたいに接続機器がやたらと多い環境だと、この入力切替ボタンが操作しやすいところに来ているのは大歓迎です。
ボタンの位置だけではなく画面操作も大幅に変わっています。
以前の入力切替だとこんな感じでした。入力切替ボタンを押すたびに移動していくのですが、これがちょっと短時間で消えてしまうため、急いで切替操作をしなくてはいけなくてちょっと大変でした。
表示されているアイコンや文字も今思えばやや小さくて視認性は良いとは言えなかったんですね。
最新モデルではこうです。
接続機器に色がつきました。レコーダーはレッド、アンプはブルー、プレーヤーはグリーンなのかな? アイコンもやや大きめに表示されているのと、決定キーを押すまで切替が確定しないのでゆっくりと接続機器を選ぶことができます。
猛烈に助かります。「えっと、プレステはどれだっけ?」を焦らずにゆっくり選ぶことができるようになりました。
「視聴中メニュー」から「クイック設定」になったボタンのUIも変更されています。
こちらが以前まであった「視聴中メニュー」です。画面の左上から表示されて縦横スクロールで項目を選んで、階層の深いところに入っていきました。
「クイック設定」では、こちらも画面の下部から下辺全部を使ったUIに変更されています。しかも「画質」に入ってからでないと変更できなかった「画質モード」をここに置くことができます。デフォルトではここには表示されていないのですが、自分で表示項目を変更することができ、編集画面でここに「画質モード」を置けば簡単に一階層目で画質モードの変更が可能。
昼間、陽の射す明るいリビングでテレビを観るときは「ダイナミック」にしておいて、夜になってから映画ソフトを再生するときは「シネマ」にして、というのがボタン一発です。
使い勝手がよく考えられています。まだ数日しか使っていませんが、明らかに使いやすいです。
逆に使いにくくなった機能もあって、それが「小画面表示」です。視聴中メニューからすぐのところにあった機能です。「視聴中メニュー」>「下ボタン」だけで呼び出せていたのですが、これがかなり階層の深いところに行ってしまいました。
こちらはリモコンの「テレビ」ボタンを押したところ。ここで放送中の番組一覧が表示されるのですが、そこから一段下に下がって「テレビ操作」に入ります。
そこから一番右まで移動して「小画面表示」をすると、やっと機能が使えるようになります。
今まで一等地だったところにあった機能が、もっとも深い階層のところへ行ってしまいました。
これでホーム画面に行ってもテレビ放送をみたまま操作ができるのですが、さて、この機能を4Kブラビアで使っている方はいらっしゃるでしょうか? 今回、2018年モデルと2019年モデルの差異を調べていて初めて知った機能でした。
テレビを観ているときにホーム画面に入って操作をしたいことって特にないので、これは階層の深いところにあっても良かった様な。。。
さて、Android TVならではということで、アプリのインストールなども見てみます。新型ブラビアを購入したらまず最初にGoogle アカウントを設定しておき、Google Playアプリを起動して「マイアプリ」をチェックします。
あらかじめインストールされているアプリの最新版のチェックをここでしてくれるので、まずは最初にココでアップデートをしてしまうのがオススメです。
その後、目的のアプリを入れてブラビアを使いやすくしてきます。目的のアプリというか今はもうインターネットテレビ全盛期です。ビデオ・オン・デマンドサービスも山ほどあるのでどれを見れば良いのか、選択基準をどうすれば良いのかわからないほどです。
ここでは主なサービスの月額料金を調べてみました。作品の数が多いかどうかは観たい作品があるかどうかにもなるので一概にはなんとも言えません。お客様に話を聞くと「U-NEXT」「NETFLIX」「hulu」などの評判が良いようです。またamazonのプライムサービスの一つとして提供されている「primeビデオ」も利用者は多く、私も店員よねっちも視聴しています。
使ってみるとわかるのですがスマートフォンと連携できるかどうかもキモで、最初はスマートフォンにダウンロードして視聴して、面白かったら自宅で続きをブラビアで観る、という流れが快感だったりします。
ソニーでは「U-NEXT」「hulu」「TSUTAYA TV」のキャンペーンを行っているので、これをまずはお試しで視聴してみると良いと思います。他のサービスも大体1ヶ月くらいの無料視聴期間を用意してくれているので、その間に「自分が見たい番組がどれくらいあるか」をチェックすると良いと思います。
海外ドラマに強いところ、映画ソフトが多いところ、国内ドラマが充実しているところ、などそれぞれ個性があります。どれが一番、というのはないかと思います。せっかくの4Kブラビアなので、4K HDRの番組をたくさん観たい!ということであればNetflixが一番ですかね。今は「カオルさんとリラックマ」というTVCMで放送しているCGアニメが4K HDRで観られます。
以前であれば、新しい放送サービスを利用したい、と、思ったらCSアンテナを立ててスカパー!と契約したりしなければいけなかったのですが、今はアプリのダウンロードだけで、新しい放送サービスが利用できます。
インターネットのおかげで本当に手軽にこうした映像サービスが利用できます。
ちなみに、当店では4K放送をすべてデモできるように左旋対応のBS/CSアンテナを立てて、スカパー!さんへ、店頭デモ視聴用サービスの申し込みをしたのですが、今年度から新規申し込みをやめているそうです。詳しい事情はわかりませんがスカパー!もサービスを閉鎖する方向へ動き出したのかもしれません。まだ4K放送が始まったばかりなんですが、時代はビデオ・オン・デマンドサービスへ軸足が動き始めたのかも。とか、思ってしまいました。
ビデオ・オン・デマンドサービスのアプリ以外に、PlayStationでのテレビ視聴でおなじみの「torne」がAndroid TV向けに用意されているのを発見。
すごいすごい、これをインストールすればブラビアがPlayStationみたいに使えそうです。インストールしてみましょう。
主だったビデオ・オン・デマンドサービスのアプリをインストールした後ではあるんですが、それでもまだ5つくらいしかアプリをインストールしていません。なのに、もう容量が不足? なにそれ!というところですが、これは当店だけの特別な事情になります。
これは店頭展示用のブラビアになるため、本体内メモリーにデモ視聴用の映像ファイルがいくつも入れてあり、これだけで4GBくらいのメモリーを消費してしまっているんです。
通常の店頭で販売されているBRAVIAにはこうしたデモ映像は入っていませんのでご安心ください。
本体内に8GBほどのメモリーを搭載しているのですが、それがいっぱいになったらアプリを削除しなくてはいけないかというとそうでもないんです。
ブラビアには3つのUSB端子が用意されています。一つはHDD録画用のUSB端子なので、それ以外に2つのUSB端子が用意されています。片方のUSB端子に16GBのUSBメモリーなどを挿すとそれを端末ストレージとして利用することができるようになります。
スマートフォンで言うところのmicroSDカードスロットみたいな使い方ができるんです。
Android TVのアプリはそれほど容量の大きなものはありません。8GBとか16GBのUSBメモリーがあったら、それを端末ストレージにして使ってしまう方法があります。
フォーマットした後にデータを本体メモリーからUSBメモリーに移すと作業は終了です。
本体プレインストールアプリのアップデートと、primeビデオ、TVer、DAZNくらいしか入れていなかったのですが、それでもUSBメモリーにアプリが3.6GBも移動したことになっています。
これで本体メモリーがだいぶ空いたはずなので、ようやく「torne」をインストールできます。問題なくインストールができました。
ブラビアのリモコンだけで操作ができるし、見た目はPlayStationそのままです。
ブラビアの機能で録画番組のチェックをすることができるし、ブラビアのアプリであればnasne、外付けHDD、ブルーレイディスクレコーダーを横断的に全部まとめてリストアップしてくれます。
それに対してtorneで観られるのは、nasneの番組だけ。しかも番組再生のためには500円の課金があるので、あまりオススメはしませんが、nasneを複数台使っているなどたくさんの録画機があるなら、このアプリをnasne管理専用に使うと良いかも。
こういうのが使えるとますます大きなタブレットみたいに見えます。
そして、当店では大変お世話になっているアプリ「ビデオ」と「アルバム」が統合されてひとつのアプリになりました。それが「メディアプレーヤー」です。
もともと「アルバム」でも動画を観ることができてはいたので「ビデオ」がなくなって「アルバム」ひとつになった感じでしょうか。
ちなみに何ができるかというと、USB端子にさしたUSBメモリーに入っている動画ファイル、静止画ファイルをブラビアで表示することができます。
デジタル一眼“α”やハンディカムで撮影したXAVC S 4K動画もそのまま再生することができます。USBメモリーだけではなく、ネットワークレコーダー「nasne」に保存した動画、写真ファイルも閲覧可能です。
128GBのUSBメモリーをひとつ用意しておき、そこにFASTCUTなどで編集しておいた旅行の写真と動画をまとめた4K動画を入れておき、お客様がいらしたときに観てもらったりすることができます。
言葉でいうと難しそうに見えますが、これ、本当に楽しいブラビアの使い方だと思うんですよねー。旅行の写真100枚を観るのは大変ですが、こうして動画にまとめてしまえば3~4分で見終わりますからね。しかも100枚ツッコむこととかできるし。
2019年モデルのブラビアA9Gではよりスムーズに再生ができるようです。
さて、ここではドロップした機能も見つけたのでご案内です。先代のA9Fのときからなくなっているのですが入力切替の中に「スクリーンミラーリング」という項目がなくなりました。
これはmiracastというWi-Fiアソシエイツが策定した規格で、2012年頃のVAIO、ブラビアから搭載されているキャスト機能。VAIOのディスプレイをそのままワイヤレスでブラビアに映し出すことができる機能なんですが、これがA9Fや2019年モデルの4Kブラビアからはなくなっています。
これでキャスト機能が使えなくなったわけではなく、GoogleのChromecastがメインになった、ということのようです。
Android スマートフォンからはキャストマークをタップすることで、スマホのスクリーンミラーリング表示ができたり、YouTubeなどの一部アプリのキャスト機能を使えば、ブラビアのアプリを使って再生をすることができます。
スマートフォンから画面ミラーリングをするよりも、ブラビアのアプリを使った方が解像度が上がるなどのメリットもあり、スマートフォンとの連携はバッチリ。
で、Windows PCの場合も実はChromecast機能が昨年秋頃のアップデートで実装されています。動画ファイルや音楽ファイルの上で右クリックしてメニューを出すと「デバイスキャスト」という項目が見つかるかと思います。
これを使うとPCのファイルを転送してのキャストが可能。写真ファイルなどをブラビアに全画面表示することができます。ホームネットワークで同じネットワークでつながってさえいれば、簡単にPCのファイルをブラビアに映し出すことができるんです。
昔、ソニーから「ブラビアスライドショー」というオリジナルソフトウェアが配布されていたことがありましたが、それと同じ事が10年ほど経って、やっとWindowsの標準機能になったみたいです。
スクリーンミラーリングみたいにPCのデスクトップをそのまま映すことはできないのかというと、実はそれもできます。ブラウザのGoogle Chromeにその機能が搭載されています。
ブラウザのChromeを開いて右上にある設定メニューを開きます。ここに「キャスト」という機能があるので選択してソースとして「デスクトップをキャスト」にして、テレビに送ってあげると、これでWindows PCのデスクトップがそのままミラーリングで表示されます。
パワーポイントなどにも使えます。そういう際はChromeを開きっぱなしにしておく必要があるのでタスクバーに最小化しておくと良いと思います。Chromeを閉じるとデスクトップキャストも終わってしまうので注意です。
当店のアンドロイドTV機能搭載ブラビア体験会でもこちらを利用してVAIOからプレゼン資料を投映しています。
そして、蛇足ながら当店の体験会ではこんなものもご案内しています。ラトックシステムの家電コントローラーと、ネットワークカメラです。
スマートホームというとウン百万もかかって構築する大変なお家に思えるかもしれませんが、無線LANルーターがあれば、こんな1万円もかからないくらいの出費でそれっぽいことが出来る様になります。
ラトックシステム家電コントローラーは赤外線リモコンになっていて、登録されている家電のコントロールを外出先からスマートフォンで操作することができる機器になります。温度、湿度、照度計機能も搭載していて、外出先から自宅の気温などをチェックすることが可能。
主なエアコンのコントロールができるので、夏などであれば自宅近くなってから気温を確認して30度を超えているようであれば、先にエアコンをつけておく、ということがスマートフォンの操作でできます。
ネットワークカメラもスマートフォンからアクセスして操作する機器で、360度回転し上下にスマートフォンの操作で向きを変えて部屋の様子をみることができるカメラです。真っ暗闇でも赤外線ライトを搭載しているのでモノクロになりますが明るく観ることができます。
この二つをタブレットと組み合わせて使うと、ネットワークカメラで部屋の中を見ながら、家電リモコンでテレビをつけたり、エアコンをつけたりする様子がリモートで観られるんです。
「あ、そういえばテレビって消してきたっけ?」というのを旅行先の北海道で思い出して確認して、テレビがついていたらリモートで消す、ということができます。
ブラビアとはあまり関係ないのですが、これを私の自宅のブラビアとエアコンのシロクマ君の操作をすると、妙に受けたりします。こうやってスマート家電というか自宅のネットワーク化って進んで行くのかなー、という気がします。
ということで、開梱レポートをお届けしつつ、当店店頭でご案内している「アンドロイドTV機能搭載ブラビア体験会」の様子をちょっとだけご案内してみました。
他にもブラビアの音声操作などもできるのですが、実際には声で操作することってあまりないんですよね。ただ、あると便利で手が塞がっているときに「ねぇグーグル、テレビを消して」というとシステム全体の電源を落とすことができたり、たまに使える技というのがいくつかあります。
こういう使いこなしテクをいくつか知っておくと、ブラビアを使いこなしてる感が出てきて、自分でちょっと嬉しくなったりします。
そして最後はA9Gならではのセンタースピーカーモードの5.1.2chドルビーアトモス体験会で映画館と同じ様に画面から台詞が聞こえてくる映画体験をしてフィニッシュです。
当店では5.1.2chのスピーカーシステムで鳴らしていますが、リアスピーカー無しだとどんな感じ? イネーブルドスピーカーの有無でどれくらい音場が変わるの?もお試しいただけます。
「ブラビアでリフォーム!」ならぬ、リビングシアターを構築するなら、A9Gを抜きには語れませんね。
※2021年4月にてセット展示を終了しました。現在は試聴することはできません。ご了承ください。
さて、ソニーストアでも発売日を迎えてキャンペーンが本気モードに入りました。発売前は分割払い手数料の金利をとっていましたが、先週から0%クレジットに変更されています。2019年モデルは24回までの分割払い手数料が0%です。
さらに昨年からはブラビアにも「残価設定クレジット」が利用できるようになりました。残価設定クレジットというのは2年後に下取りをすることを前提にした支払い方法で、残価額は分割クレジットに含まれません。そのため、月々の支払いが単なる24回払いよりもかなり楽になります。
例として「KJ-65A9G」のお支払例が掲載されていますが、月額16,600円で65型の有機ELパネルを搭載した最高画質のテレビが自宅にやってくるってスゴくないですか!?
気に入ったら136,000円で買い取ることもできるし、2年後にさらに大型パネルに乗り換えることを検討することもできます。テレビは一度買ってしまうと壊れるまで使うケースが多く、なかなか乗り換えができませんが、これはひとつの方法かもしれません。
そして、こちらも普通のお店からはクレームレベルのキャンペーンになりそうですが、壁掛け設置が現在、半額になるキャンペーンを行っています。
従来であれば壁掛け設置をしたい、となり、壁に強度がなければ一度壁を壊して補強工事をして、という流れがあるので工務店にお願いして見積もりを出してもらって、工事にも数日かかって、となるところですが、ソニーストアの壁掛け設置は「ジャストップ工法」という壁を壊さずに補強する技術を使っています。
設置には2時間程度の時間があれば大丈夫で壁紙をちょっとめくって、そこから補強材を入れてしまうため価格も非常に安く設定されています。見積もりの必要もなく、最初から価格が設定されているところも安心なんですが、さらにそれが半額になります。
壁掛け設置が無茶苦茶簡単にできます。ブラビア購入と一緒に申し込むだけです。
メーカー直販ならではの延長保証サービスも利用できるし、ソニーストアでブラビアを購入するメリットって結構多いんです。価格だけを比較するともっと安いお店はありますが、これらの保証や設置サービスまで含めて考えるとソニーストアもかなりおトクになっています。
ブラビアのご購入は是非、ソニーストアでご検討ください。当店店頭でもご案内をしていますので新橋までお越しの際は、是非、当店にお立ち寄りいただき、センタースピーカーモードで稼働中のKJ-65A9Gをご体感ください♪
4K有機ELテレビ A9Gシリーズ 55v型・65v型・77型 |
ソニーストア価格: 349,880円+税 |
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発売日 | 2019年6月8日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
長期保証 サービス |
5年ワイド:35,000円~ 3年ワイド/5年ベーシック:18,000円~ 3年ベーシック:無償 |
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ テレビ基本設置サービス 無料提供 期間限定:24回払いまで分割払手数料【0%】 壁掛け設置パック50%OFFキャンペーン ソニーストア 下取サービス「下取宣言」 残価設定クレジット「残価額アップキャンペーン」 残価設定クレジット対象モデル |
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テックスタッフ 店頭購入特典 |
10%オフクーポン(併用不可)プレゼント中 テックスタッフ店頭ご利用特典のご案内 |
4K液晶テレビ X9500Gシリーズ 49v型・55v型・65v型 75V型・85V型 |
ソニーストア価格: 179,880円+税~ |
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発売日 | 2019年6月8日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
延長保証 | 5年ワイド:18,000円~ 3年ワイド/5年ベーシック:9,000円~ 3年ベーシック:無償 |
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ テレビ基本設置サービス 無料提供 長期保証<5年ベーシック>無料キャンペーン! 壁掛け設置パック50%OFFキャンペーン ソニーストア 下取サービス「下取宣言」 残価設定クレジット「残価額アップキャンペーン」 残価設定クレジット対象モデル(65型以上) |
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テックスタッフ
店頭購入特典 |
10%オフクーポン(併用不可)プレゼント中 テックスタッフ店頭ご利用特典のご案内 |
当店店舗「ソニーショップ テックスタッフ」の住所はこちら |
東京都港区新橋5-12-6 ヴェルディ新橋1F 電話番号:03-6809-1868 営業時間:11~20時 定休日:毎週日・月曜および祝祭日 |
最大11万円キャッシュバック! 対象4Kブラビアとホームシアター製品&BDレコーダーがお得な『冬のおうち映画館キャンペーン』開始!
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