サイバーショット『DSC-RX10M4』でバードウォッチング
冬本番の2月になりましたが、冬は野鳥観察の最盛期でもあります。落葉して葉っぱが少なうなっているのと冬鳥が日本にやってきていて、今が一番野鳥が楽しめるシーズン。
「日本野鳥の会」で「初心者向けのバードウォッチング」を開催しており、それに参加してきました。双眼鏡などは持っていないのですが、600mmまでの超望遠撮影ができるサイバーショット『DSC-RX10M4』を持ってお邪魔してきました。
こんにちは、店員佐藤です。
「日本野鳥の会」というとNHK紅白歌合戦の票数数えで活躍しているイメージをお持ちの方も多いと思いますが、本来は日本での野鳥の保護活動を行っている団体で全国各地に支部があり野鳥観察イベントを通して、野鳥の知識をもってもらおう、という活動をされています。
昨年末に東京港野鳥公園のイベントがあり、遊びに行ってきたのですが、その時に、初めて「日本野鳥の会」の方とコンタクトをする機会があり、メールマガジン登録をするとシールがもらえる、ということで登録をしてきました。
メールマガジンが届くと、1~3月に開催されている初心者向けの野鳥観察会の案内があり、自宅のすぐ近くの河川敷で開催される、参加資格や申し込みは必要なく、当日参加でOKという手軽さもあり、朝9時に駅集合で参加してきました。
ご年配の方から、子供連れの若い家族連れ、野鳥ガール?など老若男女20名が集まっていて、皆さん、参加費の200円を支払っての参加です。(200円はイベント中の保険料みたいです)
9時集合だったのですが、事前の説明が40分。ニコンさんの双眼鏡の貸し出しサービスもあり、双眼鏡の使い方、団体行動での注意などを受けてから出発。
出発時間に頭上の樹木に早速野鳥が集まってきて、そこから解説がスタート。
こちらは「カワラヒワ」です。こんな市街地で見られるのはちょっと珍しいですよ。普通は人間を警戒して寄ってこないんですが、こちらの木によっぽどおいしい実がついているみたいで、人間に対する恐怖よりも食欲が勝って寄ってきているのかも。
シジュウカラです。
身の回りにいる鳥というとスズメと鳩とカラスしか思いつかない方がほとんどだと思うのですが、スズメだと思っている鳥が実はシジュウカラだったりすることが多いです。シジュウカラは白い上着に黒いネクタイをしているような野鳥。
これは通勤途中でも新橋にある当店の店先でもよく見かけます。
駅を出発してすぐ近くの河川敷へ到着。
今回は初心者向けの探鳥会ということで、見つけにくい野鳥、説明が難しそうな野鳥はスルーして、見学しやすい鳥だけを説明していきます、とのこと。
初心者向けではない通常のバードウォッチングだと、ここで30種類の野鳥を見つけることができるそうですが、この日、私が見つけられたのは19種類ほどでした。野鳥の会の方は全部で26種類見つけていたそうですが、ついていけなかった。
河川にいる鳥というとカモが思いつきます。ヒドリガモ、カルガモ、コガモの3種類をここで見つけて、それぞれのカモの特徴などを詳しく説明してくれます。
ほんと、関心してしまうんですが、こうして野鳥を見つけるとみんな貸し出してもらった双眼鏡を使って野鳥探しに没頭するのですが、その間中、ずーっと途切れることのないマシンガントークで野鳥の案内をずーっと続けてくれているんです。
ものすごい知識量に感服しました。
ヒドリガモも、コガモも冬の渡り鳥で見られるのは今だけ。カルガモだけは日本にずっといる鳥で夏でも見られるそうです。諸説あるそうですが、食べてみてもそれほどおいしくなかったので軽く扱われてカルガモだったり、夏に留まっているカモなのでカルガモと呼ばれるようになったとか、そういう話を織り交ぜて、一生懸命、鳥の姿と名前を関連付けて覚えられるようにしてくれます。
こちらは鉄道の陸橋部分ですが、ここの下に鳥の巣が見えるのがわかるでしょうか?
イワツバメの巣だそうです。今はいないのですが春になるとやってくるそうです。これは、いまは鳥がいないのでカウントはせずに進んでいきます。
スタッフの方を含めると25人くらいの団体になるのですが、河川敷にあがった瞬間にサギやカワウが一斉に飛び立っていってしまい、しばらくしてから戻ってきたのがこちらのコサギです。
川の対岸でかなり距離があるのですが、人間の団体というのはそれくらい脅威になるらしく、この日は野鳥の近くに寄ることはできないことを知らされます。
また少人数でバードウォッチングしているときも、野鳥を見つけたら近づいていくのではなく、見つけたその場で双眼鏡を使って観察するのがコツ。近づくよりも逆に遠ざかっていくようにした方が野鳥にとっては安心するそうで、観察するときはそういうことに注意してください、とのことでした。
そんなわけで、今回の写真はどれもすべて小さくて遠い写真ばかりです。
サイバーショット「dsc-RX10M4」の強烈な600mmズームの威力をお見せしたいところですが、そういう写真はありません。一番近く寄ったものは最初の「カワラヒワ」になります。
こちらも冬鳥の「ツグミ」です。かなり遠くにいるものを撮影しています。
お借りした双眼鏡には「8×30」という表記があり、これは8倍の拡大率でレンズは30mm口径のものという説明でした。その双眼鏡を使って野鳥を観察して、撮影ができそうなものだけサイバーショットで撮影しています。
双眼鏡をのぞいてから、サイバーショット「DSC-RX10M4」に乗り換えてみると、600mmのテレ端(望遠ズームいっぱい)の画角が双眼鏡の「8×30」の画角とほぼ同じくらいになります。
見た目のサイズ、そのままで記録に残せます。
サイバーショット「DSC-RX10M4」には超解像ズームで2倍、デジタルズームを併用するとさらに2倍で合計4倍のデジタル処理ができます。これを利用すると焦点距離2880mm相当まで大きくすることもできるのですが、今回はRAWでの撮影に使っていたのでデジタルズームはなしです。
こうして距離があるときはJPEG撮影にして、もっと大きく映した方がよかったかも。
「モズ」です。最初はもっと近くで発見したのですが、団体さんを見て逃げて行ってしまいました。
一人でくれば逃げられる可能性も少なく撮影ができそうですが、野鳥の会の方がいないとこんなにたくさんの種類の野鳥は見つけられません。彼らの知識、すごいです。
「イカルチドリ」です。水たまりのところに2羽いるのがわかるでしょうか?
「セキレイ」です。これも都内でもよく見かけます。道路をチョロチョロチョロっと歩いて渡っている姿とか見ることがあります。
川辺には「セグロセキレイ」というもっと黒っぽいセキレイもいて、それは日本だけにしかいない固有種なんだそうです。海外からくるバードウォッチャーは、そうした野鳥を探しているそうです。
とても見つけにくいところを歩いているのですが、彼らは彼らで外敵から教われないように自分が見つけにくいところを好んで移動するので見つけにくいのは当然とのこと。
カモの軍団ですが、左上の2羽だけカモではない鳥がいます。「オオバン」というクイナの仲間が紛れていて、水中なのでわかりませんが足の形が違うんだそうです。それと目が赤く、頭に白いラインが入っているのが特徴とのこと。
この中からよく見つけられますね。
「カワウ」です。非常によく似た鳥で「ウミウ」もいるのですが埼玉県で見られるのは99%「カワウ」だそうで、見つけたらカワウだと思って間違いないとのこと。
体が「構造色」で発色しているとのこと。「構造色」という言葉を聞くのは初めてでした。色素の反射による色ではなく、干渉、散乱などの光学現象を起こした発色だそうで、CDやシャボン玉に起こる現象。カワウも一見、黒い鳥なのですが角度によって青い色が反射しているように見えます。カモの頭にもこうした発色は見られます。
そして今日はここでタイムアップ。
この日はたくさんの野鳥が見つけられたおかげで予定の行程の半分くらいのところで時間がきてしまい、途中で解散することになりました。
最後は「トリアワセ」と呼ぶイベントがあります。その日、見かけた野鳥をチェックリストで記していて、全員でこの日に見かけた鳥の名前を合わせていきます。
探鳥会の列が一時、かなり長くなっていた時があり、列の最後のほうではカワセミなども見られたそうです。そうした野鳥をリストアップしていくと自分で見つけられた野鳥は19種類、探鳥会では26種類見つけられた、ということになりました。
最後に野鳥の会への入会の案内もあったのですが、登録するとボランティアでなにかやらなくてはいけない、とかではなく、会費は野鳥の保護に使われるそうです。会誌が届くのと、こうした探鳥会の参加費が安くなる特典があります。
野鳥の名前を覚えていくのが、バードウォッチングの最初の難関になります。以前は撮ってきた写真をもとに図鑑で名前をひたすら調べるしかなかったのですが、こうした探鳥会でボランティアの方に名前を覚えさせてもらうのは非常に楽。
花の写真と一緒で野鳥もただ撮影するだけではなく、こうして珍しい野鳥がどれなのか知ったうえで撮影しないと撮りどころがわからないですからね。
デジタル一眼カメラ“α”で同様の写真を撮ろうとすると“α9”+SEL100400GMという75万円コースのお買物をしないといけなくなりますが、サイバーショット「DSC-RX10M4」なら低予算で、しかも本体サイズもサイバーショットということでかなりコンパクトになります。
また、デジタル一眼カメラみたいな大きなシャッター音はしません。レンズシャッターという非常に小さな音でシャッターが切れるため、電子音でシャッターを出しているのですが、その電子音はオフにすることができます。ほぼ無音で撮影できるので、こうした野生動物の撮影には強い味方になると思います。
■DSC-RX10M4のソニーストアでのお得な購入方法
My Sony ID ご登録でカメラ・レンズが10%OFF
さてサイバーショット「DSC-RX10M4」ですが、いきなりそのままゲスト購入するのはもったいありません。メーカー直販のソニーストアではMy Sony IDを新規登録すると、自動的に登録したIDにプレゼントする特典を用意しています。ソニーストアを利用するのが初めての方でも先に会員登録するだけで1割引き、「DSC-RX10M4」なら2万円弱もオトクになります。
My Sony IDを取得すると、それ以降は年2回ソニーストアの割引率クーポンがプレゼントされます。購入後もオトクですのでぜひMy Sony IDをご登録下さい。
メーカー直販ならではの『ワイド保証』
ソニーストアではメーカー直販ならではの強力な保証サービスを用意しています。
通常のメーカー保証1年が3年に延長される「3年ベーシック保証」というものを無償で提供しています。さらに有料でソニーストアの保証をアップグレードすることが可能。
「ワイド保証」という、落下、水没による破損の際も無料で修理をしてくれる強力な長期保証を用意しています。
大事にしているカメラを落下させることなんてないし、ワイド保証なんて利用するかな?という方もいらっしゃるかもしれませんが、この保証に入っていると雨に濡らしても足を滑らせてカメラを破壊しても無料で修理してもらえます。天気があまりよくなく、カメラを持って行くと壊してしまう恐れがある、という時も、勇気を持ってカメラを持って行ける状況にしてくれます。
盗難はカバーしてくれませんが、動産保険に近い保険になります。量販店の修理サービスにありがちな上限金額や経年による減額などもありません。3年間は無料で修理が受けられます。(※修理不能で交換対応になると保険は終了します)
持ち歩くことが多い、デジタルカメラなら是非、加入したいところです。モデルによっては3年ワイド保証が無料でついてくる場合もあります。これは要チェックです。
「DSC-RX10M4」はバードウォッチングに一番おすすめのサイバーショットです。実機の操作感などをお試しになってみたい、という方はぜひ、当店店頭で実機を用意していますのでお試しになってみてください。
当店店頭からオーダーいただければ、スプリングフェアでさらに特典付きでご購入いただけます。
デジタルスチルカメラ DSC-RX10M4 |
ソニーストア価格: 189,880 円+税 |
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発売日 | 2017年10月6日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
延長保証 | 5年ワイド:19,000円 3年ワイド/5年ベーシック:10,000円 3年ベーシック:無償 |
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ 24回分割払手数料0%キャンペーン 残価設定クレジット 分割払手数料0%キャンペーン |
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当店店頭 購入特典 |
10%オフクーポン(併用不可)プレゼント中 長期保証半額クーポンプレゼント(~3/31) 液晶保護ガラスプレゼント 開店5周年記念ソニーロゴ入り手帳プレゼント |
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