超広角ズームレンズ『SEL1224G』先行予約販売開始!7月7日発売!
5月19日にプレスリリースのあった超広角ズームレンズ「SEL1224G」がソニーストアにて先行予約販売開始になりました。
7月7日発売で販売価格は199,630円(税別)と、なっています。αレンズ、夏の陣がいよいよ始まりました!
こんにちは、店員佐藤です。
5月19日にプレスリリースのあった大口径広角ズームレンズ「SEL1635GM」と超広角ズームレンズ「SEL1224G」のうち、「SEL1224G」が受注開始になりました。
フルサイズEマウントで最も広角撮影ができるようになる「SEL1224G」ですが、こちらは小型軽量設計のコンパクトなレンズになっているのも特徴です。
『SEL1224G』の主な特長
●非球面レンズ4枚を含む新規光学設計により、超広角ながら絞り開放から高い解像性能を実現
●ED(特殊低分散)ガラス3枚、スーパーEDガラス1枚を最適に配置し、色収差を良好に補正し画面周辺までクリアに描写
●ナノARコーティングの採用で、フレアやゴーストを大幅に抑制し、クリアでヌケのよい描写を実現
●新規光学設計による鏡筒長の小型化と前玉の小径化で質量約565gを達成。コンパクトなEマウントボディにマッチした優れた携行性を実現
●高速、高精度で静音性に優れたダイレクトドライブSSM(DDSSM)を採用。静止画、動画ともに快適なAFが可能
●カスタマイズ可能なフォーカスホールドボタンや、応答性のよいフォーカスリングなど、高い操作性を実現
●防塵・防滴に配慮した設計
ソニー”α”には比較できるレンズが他にないのですがレンズメーカーのシグマさんから同様のレンズ「12-24mm F4 DG HSM」が発売されています。マウントアダプターを利用することでソニーEマウントボディでも利用ができますのでそれとスペックを比較して見ると下記の様になります。
SONY SEL1224G |
SIGMA 12-24mm F4 DG HSM |
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レンズ構成
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13群17枚 |
11群16枚
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レンズマウント
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ソニーEマウント |
シグマ/キヤノン/
ニコンマウント (マウントコンバーターにより キヤノンマウントをソニーE マウントに対応可能)
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焦点距離 | 12-24mm | 12-24mm |
開放絞りF値 | F4 | F4 |
最小絞りF値 | F22 | F22 |
絞り羽根 | 7枚(円形絞り) | 9枚(円形絞り) |
最短撮影距離 | 0.28m | 0.24m |
最大撮影倍率 | 0.14倍 | 0.204倍 |
外形寸法 | 87×117.4mm | 102×131.5mm |
質量 | 565g | 1150g |
希望小売価格 | 220,000円 |
220,000円
(別途 要マウントコンバーター) |
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メーカー希望小売価格が同じ額なのがニクいところなのですが、質量がソニーSEL1224Gの方が大幅に軽量化されており半分くらいになっているところがもっとも大きな違いになると思います。
プロカメラマンでしたらいざしらず、我々アマチュアカメラマンにとっては「旅行のついで」の撮影が多いため、こうしたレンズの軽量小型化は非常に大きな恩恵になります。まさか12-24mmの超広角ズームレンズだけをもって旅行に行くことはないでしょうし、このレンズは多くの場合「予備レンズ」として持ち歩くシーンがほとんどだと思います。
ソニー「SEL1224G」MTF曲線(ソニーUSAサイトより抜粋)
また、MTF曲線というレンズの解像度、コントラストを数値化したグラフを見てもソニーのSEL1224Gはかなり好成績に見えます。
SIGMA「12-24mm F4 DG HSM」MTF曲線(SIGMA公式ホームページより抜粋)
レンズ周辺のコントラストなどはソニー製「SEL1224G」の方が優れているように見えます。
ソニーレンズには従来から「SEL1635Z」などがありますので16mmがあるから12mmはいいや、という思いもあるかもしれませんが、広角側の4mmはかなり差が大きいんです。12mmのレンズが手元にないので、APS-Cレンズの「SEL1018」をフルサイズモードのままで使って撮ってきて比較したのがこちらの写真です。
“α7 II”+SEL1018 F6.3 1/100 ISO100 焦点距離16mm +1.0EV
“α7 II”+SEL1018 F6.3 1/100 ISO100 焦点距離12mm +1.0EV
これが12mm相当の画角と16mmの画角、かなりの違いになります。これが単焦点レンズの50mmとかであれば、撮影者が寄ったり引いたりして画角を調整できますが、これは熱気球から撮影をしています。広角レンズで広く撮ろうとした場合、引いてもどうにもならないケースが多く、こういう写真を撮るならレンズを手に入れるしかないんです。
“α7R2″+SEL1635Z F8.0 1/125 ISO100 焦点距離16mm
こちらは「SEL1635Z」で撮影してきた有楽町の国際フォーラムの写真です。
「SEL1224G」の作例として掲載されているところと同じカットを狙って撮ってきました。画角がやや狭くなっているのですが、画面の端のシャープさが「SEL1224G」すごいんです。
画面の隅の部分もこのシャープさ。流れた感じがありません。
こちらはSEL1635Zで撮ってきたものです。撮影した時の光量などの条件が違いますが「SEL1224G」の描写にはかなり期待ができそうです。
こういう撮影状況があるなら、このレンズは即ゲットです!
なお、「SEL1224G」は明日、6月24日土曜日からソニーストアで展示開始予定となっています。ソニーショールーム/ソニーストア銀座の他、全国5店舗での先行展示がスタートします。
当店でも今回新発売になっている3本のレンズのうち、もっともお問い合わせが多かったのが「SEL1224G」でした。今までの”α”レンズにはない画角なのでお持ちのラインナップに新たに加えたいレンズというのは多くの方の狙いだと思います。
生産数もこのレンズは多いと予想されますが、早めのオーダーをどうぞ。7月7日発売なので今年の夏の夜空を今までよりも広く撮影ができますね!
なお、ご購入の前にはソニーストアにて4月から始まった新サービス「αあんしんプログラム」のご利用もお勧めいたします。
レンズ長期保証のご優待があり6月からは「5年ワイド保証」の半額特典も加わり、よりオトクに利用をすることができる様になりました。
SEL1224Gはそう頻繁にモデルチェンジする様なレンズではありませんし、従来にはない画角の写真が撮影できます。ながくお使いになる方も多いと思いますので5年ワイドでの購入がお勧めです。
是非、こちらのご利用もご検討ください。
そして本日は金曜日です。6月の金曜日と土曜日にドコモのキャンペーンで、dケータイ払いプラスを利用すると5%のポイントバックが受けられるキャンペーンデーになっていますが、こちらのソニーストアでの利用が期間限定で緩和されたのはご存じでしょうか?
ソニーストアでのdケータイ払いプラスの支払いは従来、支払い合計額が10万円までという制限があったのですが、それが現在は20万円までと引き上げられています。7月31日までの期間限定でお支払金額の上限が20万円になっています。
「SEL1224G」の場合、AV商品10%オフクーポンを利用すれば税込みで20万円を切る価格で購入が可能です。この週末に購入される方はdケータイ払いプラスがオトクです!
さぁ、今までにない世界の撮影をこのレンズで! 購入はソニーストアで!
デジタル一眼カメラα [Eマウント]用レンズ SEL1224G |
ソニーストア価格: 199,630 円+税 |
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発売日 | 2017年7月7日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
長期保証 サービス |
5年ワイド:20,000円 3年ワイド/5年ベーシック:10,000円 未定 3年ベーシック:無償 |
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ソニーストア 購入特典 |
送料無料 ソニー提携カード決済で3%オフ) 残価設定クレジット 分割払手数料0%キャンペーン(~7/31) 24回分割払手数料0%キャンペーン(~7/31) |
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店頭購入 特典 |
10%オフクーポン(併用不可)プレゼント中 店3周年記念品プレゼント中 |
☆デジタル一眼カメラα[Eマウント]用レンズ『SEL1224G』商品情報ページはこちらから
★ ソニー α Universe「FE 12-24mm F4 G Debut」
☆ソニーUSA「SEL1224G」製品情報ページはこちらから
☆ソニーグローバル Photo Gallery「SEL1224G」作例はこちらから
☆当店blog 17.6.20「『SEL1224G』他新レンズが初公開『PHOTO NEXT』イベントレポート」
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☆当店blog 17.5.19「3分でわかる『SEL1635GM』『SEL1224G』日本国内向けプレスリリース」