【レビュー】PS Vitaと使う『MDR-1000X』試用レポート
この秋の大ヒット製品「MDR-1000X」ですが、最近PlayStation Vitaと一緒に使っています。ウォークマン、スマートフォンとの接続についてはご案内をしたことがありますが、今回はPlayStation Vitaとの連携についてレポートしたいと思います。
こんにちは、店員佐藤です。
12月はNHK大河ドラマ「真田丸」にはまっています。最初はスマートフォンのXperia XZでネットワークレコーダ-「nasne」に録画したビデオファイルを転送して見ていたのですが、そういえば、PS Vitaも今年買っていたんでした。
限定モデルのドラゴンクエストビルダーズコラボモデルで、ドラゴンクエストで遊んだきり、使っていないんです。第4章が難しくて行き詰まっていて、春頃からそのままになっているのですが、こちらもなんとか年内に片付けたいぞ。
ということで、nasneからPlayStation Vitaに番組転送をして楽しんでいます。PlayStation Vitaでnasneの番組再生を楽しむためにはアプリ「torne」を利用します。番組転送も簡単です。
「MDR-1000X」はBluetooth搭載のワイヤレスヘッドホン。ノイズキャンセリング機能を搭載しており、さらには「LDAC」というスマートフォン、ウォークマンにも搭載されている高音質伝送規格にも対応しています。
PlayStation VitaはあいにくLDAC対応ではないのでSBCコーデックでの転送になってしまうんですが、MDR-1000Xには高音質回路「DSEE HX」も搭載されています。「DSEE HX」は圧縮音源をハイレゾ相当の音質にアップスケーリングして鳴らしてくれる機能。
ハイレゾから圧縮音源に変換したときの音の変化を分析してデータベース化。その逆のアルゴリズムで圧縮音源をハイレゾ音源に変換する技術です。CD音源や圧縮音源でカットされてしまう小さな音を復元することもしてくれていて、消え入りそうな小さな音に響きを感じされたりします。ピアノの音などの変化がわかりやすいんですが、このDSEE HXはドラマとかゲーム音楽でも効果があるんですね。
ドラマ「真田丸」では、バックグランドに野鳥の声やセミの声などがよく使われているんですが、これがやたらリアルに感じられるのと、台詞に室内の響きなどが加わった感じがします。
ゲーム音楽もややエコーがかった感じがしてドラクエビルダーズがより荘厳な雰囲気でプレイできます。うん、これはありですね。
PlayStation VitaとMDR-1000Xの接続ですが、PS VitaにNFCが搭載されていないためタッチするだけではペアリング、接続はできません。
最初のペアリングではMDR-1000Xの電源ボタンを電源が切れているところから6秒ほど長押ししてペアリングモードに入れます。続いてPlayStation Vitaの設定アイコンから「周辺機器」>「Bluetooth機器」のメニューにはいり「Bluetoothの機能」にチェックボックスを入れます。すると機器設定の欄に「MDR-1000X」が登場するので、それを選べばペアリングできます。
一度ペアリングして、他の機器と接続をしなければお互いに電源を入れると自動で接続してくるようになります。
再び接続したいときは「MDR-1000X」の電源ボタンを2秒ほど押して電源を入れて、その後、PlayStation Vitaの電源を入れれば10秒ほどで自動接続をします。
電車の中でのノイズキャンセリング効果は抜群で、山手線が図書館並の静けさで乗車できます。最近は慣れてきたので大丈夫になりましたが、使い始めの頃は降りる駅に気がつかずにそのまま乗り過ごしてしまうことが何回かありましたが、今は周りの雰囲気でなんとなく分かるようになってきました。
キャビネットの内側と外側にあるデュアルマイクでソニーヘッドホン史上、最強のノイズキャンセリング効果をもたらせいてくれるのはダテではありません。
バッテリーも20時間のスタミナ性能があるということで1週間に一度充電すれば問題ないし、電源が入っている時に電源ボタンをちょん、と短く押すとバッテリーの充電状態をアナウンスしてくれるので、ここで「Hi」とアナウンスしているうちは安心して使えます。
さて、昨日は自宅でも使ってみたのですが「アンビエントモード」がこういう環境だとすごく便利なことに気がつきました。
「MDR-1000X」にはノイズキャンセリングモードに加え、アンビエントモード(ボイス)、アンビエントモード(ノーマル)という新しいモードが追加されています。
アンビエントモード(ボイス)ではノイズキャンセリング機能を利用しつつ、人の声の帯域だけヘッドホンのマイクから取り込んだ音をヘッドホンの音声として流してくれます。
電車の中で使うと、車内アナウンスの声だけが外から入ってきて、ガタンゴトンという電車の音は消音されます。
これを自宅で使うと家族の声だけ届くんです。部屋でヘッドホンをしてゲームをしていると語りかけられても答えができなくなってしまうのですが、これなら自分への語りかけに対応ができます。
そして自宅に誰もいないときに「アンビエントモード(ノーマル)」を使っておくと、ピンポンのチャイムとか来客があったときに、それに気づくことができます。宅急便の到着を待っているときなどに便利。
家に誰もいないならノイズキャンセリングをする必要はないのですが、ヘッドホンの音質、良いですからね。これでゲーム音声を楽しみたい、というならこういう使い方ありですね。
ということで、PlayStation Vitaと使ったときの「MDR-1000X」の話でした。
ソニーストアでは今からのオーダーだと12月下旬以降のお届けという表示になっており、おそらく年内発送は難しい状況になっていると思います。来年から使い始めてみようかな!という、のんびりとしたノリで是非、ご利用ください。
ワイヤレスノイズキャンセリング ステレオヘッドセット MDR-1000X |
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ストア価格:39,880 円+税 | |
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発売日:2016年10月29日 | |
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