【レビュー】Xperia XZと使う『MDR-1000X』の話
今、当店で最もホットな製品がこちら。L’Arc~en~CielとJUJUのプロモーションが始まってから一気にオーダーが増えたワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン「MDR-1000X」です。
先週発売になったスマートフォン「Xperia XZ」と一緒に通勤時に使ってみたのですが、新しい発見がたくさんあります。スマートフォンと使うMDR-1000Xの試用レポートをお届けします。
こんにちは、店員佐藤です。
ドコモで契約してきた「Xperia XZ」ですが「3,000円の割引があるので是非、セットで契約してください。1ヶ月以内にサービスを外してもらえば全部無料です。」というたくさんのサービスをつけてもらっています。11月中に契約を外せば良いのですが、せっかく無料で使えるんだから、ということで「dTV」などを通勤時に楽しんでいます。
三谷幸喜監督のドラマで「大空港2013」など、を見つけて昨日今日の通勤で観させてもらってきました。映画1本で通信量は1.2GBにもなることを知りました。前のSo-net PLAY SIMであれば卒倒してしまいそうな通信量ですが今回は20GBの契約をしてるので全然余裕です。
映画を楽しむのに「MDR-1000X」を使うのですが、まさにこれを装着すると山手線の中が図書館になります。ボリュームを下げて音を鳴らせるので耳が楽というか、これだったら周りにも音漏れはしてないはず。今までで最高のノイズキャンセリング効果をもたらしてくれているのと、音質的にも最上級のノイズキャンセリングヘッドホンだと思います。
ちなみに「MDR-1000X」でのワイヤレス接続ですがLDACで接続する場合は本体側を「音質優先」モードにしておく必要があります。デフォルトで「音質優先」設定になっているので、普通は問題ないのですが、なにかの拍子に「接続優先」モードに入ってしまうとSBCでしか接続ができなくなります。
設定方法と確認方法ですが、MDR-1000Xの電源が切れている状態で「NC」ボタンを先に押しておき、その後、電源ボタンを同時押し2秒すると音質設定が切り替わります。切り替わった後に電源ランプが3回点滅したら「音質優先」で、1回点滅だったら「接続優先」になるそうです。
LDACの音質優先、接続優先は接続機器の設定によるので、詳しくはウォークマンやスマートフォンの設定をご確認ください。
ついでなので、MDR-1000Xの音質の話をもうちょっと。
MDR-1000Xはワイヤレスノイズキャンセリングでの利用でバッテリー持続が約20時間となっています。充電は満タンまで約4時間。電池が空の状態から1時間の充電で約6時間の使用が可能となっていて、最悪、バッテリー切れの場合も付属の有線ケーブルを使えば、普通のヘッドホンとして利用もできる、となっています。
有線接続も試して音を聞き比べてみたのですが。。。なるほど、有線接続で電源がない状態というのは、あくまでも緊急時用なんですね。電源オフでの有線利用だと音のメリハリがなくなり、パワフル感もなく、なんでこのヘッドホンを買ったんだっけ?状態になります。
有線接続時に電源を入れると有線接続のノイズキャンセリングヘッドホンとなり、これが本来の音質なんですね。電源を入れてノイズキャンセリング機能をオフにすることもできて、そうしても音質は電源オン時はほぼ同じです。歯切れの良いハイレゾ音質が楽しめます。
飛行機の中などでBluetooth通信を制限される場合はこのスタイルで楽しむことになります。ノイズキャンセリング機能を使いながらハイレゾの音が得られます。
さて、振動板はMDR-1Aと同じ液晶ポリマーフィルムをマグネシウムコートした同じものを使っています。なので音質はMDR-1A系のクリアでパワフルな音が楽しめると思っていたのですが、ふむふむ、こうして聞き比べをしてみると若干性格の違う音質になっているんですね。
低域というか重低音がしっかりとなりきってくれる「MDR-1A」に対して「MDR-1000X」は低域よりも高域の歯切れの良さが目立つ音。液晶ポリマーフィルムによるヘッドホンっぽくないスピーカーに近い音で両モデルとも鳴ってくれるんですが、軸足が違っている印象です。
MDR-1Aと、MDR-1000Xでは付属する有線ケーブルも種類が違っています。MDR-1Aではヘッドホン側の端子に4極端子を使っておりケーブル内もグランドを分けたものを使って左右の音の分離感を良くしています。別売りのケーブルを用意すればバランス接続も可能。
MDR-1000Xは従来のステレオミニプラグでグランド分離などはしていません。ハイレゾオーディオのためのより高音質を狙ったモデルということであれば「MDR-1A」。それに近い音を楽しめるワイヤレス接続もできるノイズキャンセリングヘッドホンが「MDR-1000X」というわけです。
ま、そんなわけでウォークマンでハイレゾをしっかり楽しむなら有線接続+ノイズキャンセリング。ライトにハイレゾを楽しむならXperia XZでワイヤレス接続+ノイズキャンセリングという感じで使うのがオススメ。
一度ワイヤレス接続に慣れてしまうと後には戻れないんですけどね。
さて、Xperia XZと接続して使うにあたり、ヘルプガイドを見ていたら「音声アシスト」機能が利用できることが判明。試してみました。
「設定」>「アプリ」>「アプリの設定」>「標準のアプリ」>「アシストと音声入力」>「アシストアプリ」を開き、そこで「Google アプリ」が指定されていれば準備OK。
ちなみに私のXperia XZではデフォルトで「Googleアプリ」になっていました。最初から使える様になっていたようです。
「音声アシスト」というのは何かというと、いわゆる「OK Google」っていうあれです。
使い方はこうです。右側のハウジングを手で覆うと「クイックアテンションモード」に入り、音楽がミュートされて外部の音が聞こえるようになりますが、手で覆わずに指でハウジングを抑えると音声入力モードに入ります。
ここで「OK Google」というと、音声認識のメニューが出てくるし「ソニーショールームへの行き方を教えて」と言えばルート案内が始まるし「可愛いパンダの画像を見せて」と、言えばパンダの赤ちゃんの画像がドバドバ表示されます。
音声だけで全ての事ができるわけではなく、単に音声入力をするだけのものになりますが、ノイズキャンセリング用のマイクを使ってこんなこともできるわけですね。
電車の中でこれをやる勇気はありませんが、道端でナビをしてもらいたいときには良いかも。
音声通話にももちろん、これらの機能は利用ができます。
さて、さらに「マルチポイント接続」というのもできます。
「マルチポイント接続」というのは、音楽はウォークマンから。そして音声通話はスマートフォンから、という同時接続をする機能。
ウォークマンとはA2DP接続をしておき、スマートフォンとはHFP、またはHSP接続をする、と、ヘルプガイドには書いてあるんですが、なんのことだかよく分かりません。具体的にはスマートフォン側の設定操作をするだけで済みます。
スマートフォンの「設定」>「Bluetooth」>「MDR-1000X」の設定を開き「メディアの音声」に入っているチェックを外すだけです。
あとはウォークマン、スマートフォンの順にMDR-1000Xとワイヤレス接続をすると3台が同時に接続します。
音楽はウォークマンから聞こえてきて、スマートフォンからは着信時にアラームがなり、通話すると音楽は自動でミュートされます。
ヘルプガイドを読めば、これらの方法はiPhone接続でも可能で設定方法も掲載されています。なるほど、こういう使い方を知っていると、さらにMDR-1000Xを使いこなしている感じになります。
当店店頭でグレーベージュモデルの展示をしております。これらの操作は実際にお手持ちのスマートフォンでお試しいただけます。通信品質などお試しに鳴ってみたいという方は是非、当店店頭までどうぞ。
そうそう、カラー選択ですが当店のオーダーでは約40%がブラック、約60%がグレーベージュという比率でオーダーされています。どちらが上とかではないので、カラーは好みでの選択になりますが、参考までにどうぞ♪
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