『VAIO meeting 2015』イベントレポート
昨日お邪魔させていただいてきましたVAIO(株)初のファンミーティング「VAIO meeting 2015」のイベントの様子をレポートします。
発表になった時点から当店でもskype、twitter、facebook、mailなどでお客様とやりとりしていたんですが、その疑問のすべての答えがここにある、という様なイベントでした。
取材で体験してきたことをすべてここでお伝えしたいと思います。
さて、今回のファンイベントですが、VAIO(株)の公式ホームページ上で募集を行っており抽選に当選された方だけが参加出来るイベントとなっています。あいにく私は落選してしまっていてファンとしての参加はできませんでしたが、ソニーショップとして取材に来ませんか?というお誘いをいただいて、それでお邪魔させていただいてきました。
そんなわけで取材パスで入っているためお土産などがなかったんです。(^_-) 当選されて入場された方々には安曇野のミネラルウォーターだったり、ワッペンシールだったりいろいろなものがプレゼントされていたようで。あとで写真だけ見せていただきました。こんなものが袋の中に入っていたそうです。
ちなみに応募数の発表はないんですが競争率は十数倍にものぼったとのこと。15人くらいに1人とかの当選確率では、確かに外れる方ばかりですよね。
会場には200~300人くらいの方が入っていると思うんですが、中には顔見知りのVAIOユーザーさんもいらしていて、2013年2月にあった「VAIOの里」ツアーに参加されていた方も発見。VAIO Duo 11でのVAIOの里ツアーのミニ同窓会ができてしまったりしました。
当選された方たちにお話を聞いたところ、応募の際にあったコメント欄に結構文章を書いていたみたいです。「たいした事書いてないですよ」と、言いながら5行くらいは書いているという話をされていたので、そうか、応募の際のコメント欄に熱い思いを書き込んだかどうかが当落の鍵だったのかもしれないなぁ、なんて思いました。
ご参加されている方の手元をみると、数多くのVAIOがヒザの上に載っており画面にはニコ生、twitterのタイムラインなどが表示されています。
うーん、まさにVAIOファンのイベントという感じ。
イベントの司会は商品プロデューサーの伊藤氏が務めていました。伊藤氏はソニーストア大阪で開催された「VAIO プロトタイプ タブレットPC トークショーレポート」ではご自身でモデルの案内をされていましたが今回は司会進行に徹してらっしゃいました。
執行役員の花里氏が最初のトークをすることになっていたんですが、その花里氏の呼びかけで関取社長と赤羽副社長が登壇。
すごく晴れ晴れとした笑顔でお話をされていました。おそらく1年前に始まったVAIO(株)の設立開始から遠い道のりをようやくここまで来た、という実感があるんでしょうね。
執行役員の花里氏からご挨拶が始まると、まさかの「VAIO Zいかがです? あれ?どこかで見たような。。。とか思いました?」という言ってはいけないんじゃないかというようなトークからスタート。
見かけはVAIO Fit Aに見えても中身は99%新しいPCになっているという自信を感じさせる語り。そうは言ってももうちょっと冒険したデザインでも良かったんじゃないか。。。と、この時点では私を含めて多くの方が思っていたのではないでしょうか?
これがイベントの終了時には完全に考え方が変わってしまうんですからすごいんです。
花里氏のご挨拶を引き継いで商品設計担当の黒崎氏が登場。
ここでも誰もが思っていて口にも出している「あの謎」を解いてくれます。
「あの謎」というのはなんで今回は「VAIO Z」だったのか。「VAIO P」を待ち望む声も多かったはずなのに。ということなんですが、秘密は昨年、夏にあったVAIOのアンケートにありました。
☆当店blog 14.7.31「VAIO(株)のメールアンケート」
VAIO(株)のメール登録をしたユーザーさんにアンケートのお願いがあり、そこで新しいVAIOについてのアンケートがあったのを覚えてらっしゃるでしょうか?
私もこの時にPシリーズに丸をつけて回答した覚えがあるんですが、それがすべてだったんです。
アンケートの結果がこちら。新しいVAIOで、後継モデルの発売を期待している機種は圧倒的に「VAIO Z」だったんですね。もう他のモデルをはるかに超える支持率。
えー!「VAIO P」って言っている人多いじゃん!というところですが、こういうのは主観的にどうしてもなってしまうというか、VAIO Pを望んでいる人の声が大きいだけ、という可能性もあります。
こうして統計でVAIO Zがこんなにも期待されていると、やっぱりVAIO再起動の第一弾はVAIO Zになりますよ。
いきなり、一番大きな疑問に答えていただいた気がします。納得の商品説明のあとは、いきなりですがVAIO Z徹底分解ということで新発売のVAIOをいきなり分解するんだそうです。
長野・安曇野にある「VAIOの里」イベントに参加させていただき、そのときにVAIO Duo 11をドライバー1本で分解していく様を見たことはあるんですが、それをこの大人数の前でやって、どういうことになるんでしょう。
長野で解体ショーを見たときは技術者の方の腕の良さに魅せられるばかりだったんですが、ここではそういう技術的な腕の見せ所ではなく、分解しながらVAIO Zの各パーツのメリットというか改良点を説明していく、というイベントになっていました。
分解は機構設計リーダーの原田氏が担当し、その解説をプロダクトマネージャー笠井氏(写真左)、そしてインプレスPC Watch等でご活躍されている笠原一輝氏(写真右)が聞き役を担当。
後で別の方にうかがったんですが、ソニースタイルで最初に行っていた「VAIOの里」ツアーの第一回目ですが、そのときに長野側でおもてなしの企画を中心になって組み立ててくださったのが笠井さんだったというお話も耳にしています。単なる技術者ではなく、こうしてユーザーさんを大事にする気持ちのある方なんだなぁ、というのが今回の解体ショーでもヒシヒシと伝わってきました。
ライターの笠原氏が切り出して、プレスリリースの際にも明かさなかった話がいきなり登場。通常は表に出てこない、モデルの開発コードですが、今回のVAIO Zにもコードネームがあって、それは「神龍(しぇんろん)」だったことが明かされます。
ドラゴンボールに登場する、7つのドラゴンボールを集めると登場する神龍。
7つの特異な性能を実現してVAIOの3つの夢をかなえてくれたそうです。ユーザーの夢をかなえてくれること。ユーザーに感動を届けてくれること。そしてVAIO(株)に大ヒットモデルを創出する夢をかなえてくれるモデルが「VAIO Z」。
ここぞとばかりにみんなでスマートフォンで撮影。あ、そうか。先週はCP+に参加していて、あそこではこういうシーンだとデジタル一眼”α”がズラッと頭上に持ち上がるんですが、ここではXperiaをはじめとするスマートフォンが多いんですね。
そして、ここからはVAIO Zの解体ショーがはじまります。底面のカーボン製ボトムカバーを取り外すとそこには大きなバッテリーが出現。
ここで原田氏の手が止まり、笠井氏の解説が始まります。
まずは、このバッテリーに注目。VAIO(株)のVAIOに限らず、これはソニー製VAIOでもそうだったんですが、VAIOではバッテリーも自社工場内で製造できるところにメリットがあるんだそうです。
バッテリーをパーツとして他社で購入した場合、他の工場で製作されてそれをバッテリーパッケージとして途中の輸送などに耐えられるようなパッケージングにする必要があります。
VAIOの場合は自社の生産ラインで作ったバッテリーをそのまま輸送工程など無しに、自社内の別の生産ラインにあるVAIO本体の組み立てに入れてしまえるんです。バッテリー自体の強度をPCの中にあるパーツとして設計ができるため樹脂ケースなど無駄なものを外して作ることができるとのこと。
省スペースにできるということはその空いたスペースで小型軽量化したり、容量をアップしたり、または付加機能を搭載したりすることができるようになります。今回は容量アップに、このスペースを利用しており、同程度の容積の他社製バッテリーパックより容量を50%も増やすことに成功。
なるほど、こういう技術があったからソニー製VAIOも小型軽量なのにスタミナ性能が満点なモデルを出し続けることができたんですね。
パーツを続々とはずしていきます。USB3.0の端子の中にある青いパーツのことも言っていました。デザインを優先させて、ここは既製品パーツを使うのではなく、VAIOのためのオリジナルを作ろうということでパーツをVAIO Zのためにわざわざ設計をしたんだとか。
こちらはボディサイドにあるSDカードスロット。ここにもこだわりがあって、SDカードをどれくらい飛び出させておけば取り出しやすくなるだろう。押し込むときにどれくらいの深さまで押せるようにすれば使いやすいだろう、というのを入念にチェックしてパーツ選定をしているとのこと。
なにげないカードスロットですが、VAIO Zのために使いやすさを全方位チェックしているわけです。
バッテリーの小型化によって作られたパームレスト裏の空いたスペース。パーツの小型化によって創造されたスペースは3つの考え方をすることができるそうです。一つはその分ボディを小型化してしまうこと。一つはデザインを自由にしてしまうこと。一つは付加機能をそこに搭載すること。
今回はここに大型のスピーカーを入れるのと強度を上げる付加機能のために使っているそうです。この斜めになっている部分は強度を上げるための梁になっていて、さらにスピーカーボックスがその隙間を埋めています。
スピーカーの大型化は、実体験から来ている様で、通常プレゼンの際に音を出すときは別途USBの外付けスピーカーなどを用意してプレゼンに望むんだけど、本来はそんなことせずにPCの内蔵スピーカーだけで鳴らせればいいわけです。
「100人規模の会議室で聞きやすさを実験」とありますが、これは長野・安曇野のVAIO本社にある一番大きな会議室なんだそうです。その会議室で聞きやすさを実現できるためにチューニング。
フラットな特性になるように内蔵スピーカーを設計したそうです。
小さなパーツが次々に外されていきます。これは無線LANのアンテナです。PCでは普通は使うことがないLDC方式のアンテナを採用しており、これを2つ内蔵。アンテナモジュールを従来よりも小さくすることで配置の自由度が高まり、より高感度な特性を追求しています。
追求と言っても言葉だけではなく、VAIO本社にはアンテナメーカーばりの実験室があるそうで、そこで徹底してアンテナ特性をチューニングしているそうです。
無線LANの規格上のスペック的なスピードではなく、実際の使用環境で測定したテストでは実測でこれだけの差が出るのが今回のVAIO Zなんです。
ちなみにライターの笠原氏のつっこみによりA社というのはMac Book Pro、B社というのはSurface Pro 3なんだそうです。Mac Book Proでは3×3のアンテナを搭載しており、VAIO Zはそれよりもアンテナの少ない2×2にも関わらず、これだけの差が出るそうです。
なんか、だんだんモンスターな感じがしてきましたね。
分解は進んでタッチパッドまできました。
タッチパッドもVAIO Zのこだわりのひとつ。たわみのない素材を探した結果、1mm厚の石(雲母片岩)になったとのこと。
設計段階では試行錯誤をしているんですが、厚さ0.7mmと1mmではクリック感に違いがあり1mm厚を採用。その岩の板を持ってきて最前列のお客様に触ってもらって、その違いを理解していただいたりしています。
この大きなイベントホールの裏には、実機の体験コーナーもあり、そこに各パーツの説明用の素材展示もありました。ショーが終わるとこちらで誰でもその硬さの違いを体感可能。
私も触らせていただきましたが、うん、カチッとくるのは1mm厚の方です。
これの表面に絶縁体を挟んでコーティングをしてタッチパッドとして使っているとのこと。そのコーティングの色を変えると。。。
BEAMS仕様のタッチパッドにもなるわけです。
そうか。。。分解できて、タッチパッドのコーティングを自分で変更できればオリジナルカラーのVAIO Zに改造することとかできるのかなぁ。(メーカーの保証範囲外になります。)
分解はしていませんが、静音キーボードも採用しており、2KHz以上の帯域の耳障りな音を低減。あの会場では音の違いは体感できないと思いますが、これも効果がありそう。
静音キーボードは沖電気工業さん。ボトムカバーのUDカーボンは東レさん、CMOSセンサーはソニー製、強化ガラスは旭硝子、LED&集光バックライトはなんとパナソニック液晶ディスプレイ製と、まるでオールジャパン的なマシンに仕上がっているという話も。
ソニー時代には出せない話ですよね、バックライトがパナソニック製とか。
その液晶ディスプレイも分解。
ここではLEDバックライトの仕組みについて詳しく説明をしてくださいました。通常のLEDバックライトは青い発光体に黄色のフィルターをかぶせる形で白を発光させているんだそうです。
今度の新型VAIO ZではLEDの青い発光体に赤と緑のフィルターをかぶせる形で白く発光させており、元々の色の成分に赤が加わったそうです。これにより赤と緑の色の発色がより豊かになったとか。
こちらは液晶ディスプレイの比較。写真左がソニーVAIO Fit 13Aで、写真右がVAIO Zです。肌色がほんのりピンク色に見えると思いますが、これは実際に見た目にかなり近い感じで表示されていると思います。
緑と赤の色再現がより豊かになっているとのことですが、カメラ越しでもその違いがわかりますね。
そうそう、これ並んでいるのはVAIO Fit 13AとVAIO Zじゃないですか。同じ13.3型のはずなですが、VAIO Zの方が明らかに一回り小さいんです。12型と13.3型みたいな感じに見えませんか?
さらに分解はすすみ、これはSSDです。PCIeインターフェイスを採用した第2世代High Speed SSDを搭載しているとのこと。
VAIO Zにはスタンバイから0.3秒で復帰する「Instant Go」と搭載。ソニー時代に「VAIO Duo 13」で世界初搭載をしていたのですが、その当時にはPCIeインターフェイスを利用したHigh Speed SSDをInstant Goで使うことができず断念した経緯があったそうです。
VAIO Zの開発にあたり「Instant Go」とHigh Speed SSDの両立を狙うと共にせっかくなんだからさらに高速化した第2世代のものを利用して通常のSATA型SSDの3倍以上のパフォーマンスを実現。
VAIO Pro 13で第一世代High Speed SSDを搭載していたのですが、そこからさらに1.5倍のパフォーマンスを実現しています。
歴代VAIO Zとの比較もありますが、そうでした先代VAIO ZではQuad SSDとかやっていたんでしたね。それらも大幅に凌駕する次元の違う速さを実現。
やっぱりVAIO Zはモンスターモバイルだったんです。
VAIO Z解体ショーもいよいよ佳境に入ります。これは極薄高効率ヒートパイプ。(株)フジクラ製のものでこの中を水が循環して熱を逃がすんですが、ここだけは内部構造などは秘密なんだそうです。
効率的に水を循環させるその仕組みが企業秘密なんだとか。
スケルトンモデルで見るとこんな形になっています。プロセッサーの熱を両方の二つのクーラーで冷やしているのがわかります。
HDDに使われる流体動圧軸受けファンは日本電産製。
通常であれば共通部品を増やしてコストダウンをはかるところですが、左右のファンの羽の枚数は違っており同じ周波数で鳴らないように工夫して静音性をあげるなどの工夫をしているそうです。
熱対策にはかなり力を入れているモデルなんですが、それによりTDP28Wの第5世代Core プロセッサーの搭載、そして35wでのオーバークロック動作を可能にしています。
プロセッサー、グラフィック性能の違いは上記の通り。うーん、そうか。自宅のVAIO Fit 15Aはこのグラフの一番下のものになっちゃうんですよね。プロセッサー性能とか1.5倍くらいになるのか。
解体ショー最後はマザーボードを取り外して終了です。これがVAIO Zのマザーボード、と、言っても単体でみてもサイズ感がわかりませんね。
VAIO Fit 13Aと比較するとこういう大きさの差になります。猛烈な小型サイズになってしまいました。
Fit 13AはメモリーカードスロットやUSB端子までボードについていて、VAIO Zは別のボードに移しているのでそういう違いはあるものの、それでもICの密集度がかなり違っています。
こちらはVAIO Fit 13Aのマザーボードになります。表面には白いマーキングなどが見えますが、これはなんのためかというと故障修理の際にわかりやすくするためのマーク。これを見ながら修理の際にはチェック、メンテナンスをするそうです。
方はVAIO Zの場合はそういうマークを省略するどころか載っているパーツが小さいこと。0.3mm×0.6mmなどのパーツもあり、かなりのパーツの高密度化がされています。で、単にこうして高密度化すればいいというものでもなく、不具合が出た際はこのパーツを修理できる技術も用意しなければならず、VAIO(株)にはこれを修理できる人間が1~2人いるんだそうです。
彼らの手があるからこその高密度パーツの実装になります。
これらの技術をすべて含んだ総称が「Z ENGINE」。ソニーのブラビアエンジンなどのパーツ名称ではなく、技術全てを総括して呼ぶ新しい名前になります。
すごいですね。VAIOを分解しながら全ての機能、「VAIO Z」と名付けられたその理由を全て聞かせていただいた感じになっています。
VAIO Fit 13Aは確か海外の工場で生産されたモデルでしたが、外観デザインは似ていても中身を本気でVAIO(株)が作り直すと「VAIO Z」になってしまうわけです。
ここから第2部は週刊アスキーさんの企画で次期モデルの企画会議を行うとのこと。
週刊アスキーも1997年11月に創刊されたそうで初代VAIO505ノートと発売が一緒だったんだそうです。
ここからしばらくは過去のソニーVAIOの思い出話が続くようなので、ここで席を立って、隣の部屋の様子を覗きに行ってみます。
こちらがタッチ&トライの体験スペース。まだ週刊アスキーさんがトークショーをしているので空いています。この間にグルッと一気に見学。
あ、これがBEAMSとのコラボモデルです。
オレンジのタッチパッドが鮮やかです。
ヒンジ部分にはBEAMSのオレンジのロゴがありました。
PS4の本体もいろいろなゲームのコラボモデルが続々と登場していますが、VAIOもあちこちのアパレルメーカーさんとコラボ出来たら面白いでしょうね。
フリップヒンジの強度デモです。フリップのロックをはずしたモデルの下に鉄アレイをぶら下げて、万力でつるしています。
なんてかわいそうな。。。という図ですが、この姿で16時間頑張っているそうです。これだけ負荷をかけてもヒンジ部分は切れません、というデモ。
ヒンジは確か金属パーツは使っていなくて樹脂だけでつながっているんですが強度をちゃんと計算しているので切れたりはしません、というアピール。
カーボンボトムと通常の樹脂製ボトムの比較展示もあり、ここで軽さと強度を体験。VAIOといえばカーボンですね。
こちらはアルミの天板の強度をアピールするためのコーナー。こちらもたった1mmの違いで強度が大幅に変わるんですが、なかなかPCをひねったりすることはできないですからね。
VAIO Zの強化ガラスにキズをつけてもいい、というデモもあったんですが硬度9Hはすごいですね。力を込めてひっかいても本当にまったくキズがつきません。こんなに力を込めてVAIOの液晶画面をひっかくなんて、とても自分のVAIOではできません。良い経験をさせていただきました。
というか、これだけ表面が堅いんだったら液晶保護シートとかまず必要はないですね。
以前もこうしてVAIOのパームレストを持って「きしむ」「きしまない」ということをやっていましたが、このVAIO Zはもう別次元の硬さ。こんな持ち方をしてもたわまないボディになっています。
各コーナーでこうしてVAIO Zをいろんな角度で触らせてもらっていると抽選会開始のお知らせが入ります。
週刊アスキーさんの超会議は終わっていて、いきなり抽選会になっています。
最初は会場限定ポスターのプレゼントなどから始まり、赤羽副社長が抽選を行っています。
今回の1等賞品はこちら。「VAIO meeting 2015」のデザイン刻印入り、フルスイング「VAIO Z」です。しかもとっぱらいで今日、手渡し。
日本で一番最初に「VAIO Z」ユーザーになれる特典だらけのプレゼント。
これがデザイン刻印で今日の日付も入っています。
私は抽選券をもっていませんので、絶対に当たらない抽選会。こんなにドキドキしない抽選会は初めてなんですが、周りの参加者さんの皆さんの願いはヒシヒシと伝わってきます。
こちらが当選された方。赤羽副社長が手にしているのが世界に1台のVAIO meeting 2015 editonのVAIO Zです。ご当選、おめでとうございます。これで夢をかなえてください、と手渡しされていました。
以上で2時間のファンイベントは終了。
残り20分ほどですが、タッチ&トライイベントもお楽しみください、ということで今度はこちらに人がぎっしり。
VAIO Zはたくさんの台数が用意されているのですが、Z Canvasは3台しか用意がなく、こちらは超争奪戦だった模様。
赤羽副社長もイチ説明員になってユーザーさんとお話をされていますが、その目は可愛い自分の子供たちを披露しているような様子。
花里執行役員もフレンドリーにユーザーさんの話をニコニコ聞かれています。写真には残っていないのですが関取社長もユーザーさんと最後までコミュニケーションを取られていたしまさにVAIO全社一丸になってこの日を迎えた感じ。
この熱意、ユーザーさんにはビンビン伝わっていると思います。ニコニコ動画での中継もあって多くの方がイベントをご覧になっていたと思いますが、この熱い雰囲気は伝わっていますかね?
花里執行役員が最初の「どこかでこのモデル見た気がします?」と、始めたときとは、モデルの印象はすっかり変わっているはず。
こんな想いに参加された皆さんは全員なってしまったのでは?
「VAIO Z」は今日から銀座ソニービルショールームで展示がスタートしている他、当店ソニーショップでも明日、18日(水)より店頭展示を始めます。
早期購入特典としてデジタイザースタイラスペン入る本革ペンケースがプレゼントされるほか、当店店頭からオーダーをいただくとワイド保証半額クーポン、VAIO本体5%オフクーポン(My Sony Club会員様のクーポンと同じモノです。重ねて使えません)、同時購入アクセサリー2000円クーポンなどをプレゼントできます。
是非、当店店頭でVAIO meeting 2015の興奮を共有してください。
★ソニーストア VAIO(株)製「VAIO Z」のご案内はこちらから
☆当店blog 15.2.16「VAIO(株)製PC『VAIO Z』&『VAIO Z Canvas』が発表」