いよいよ明日は金環日食
いよいよ、明日は金環日食です。撮影準備をされた皆さん、心の準備と機材の準備はいかがでしょうか?
気になる天気なんですが、明日はどうやら関東地方は曇りの予報。それでも月食や星の観察と違って太陽なので、多少の雲であれば透けて見えることが期待できます。
これは16日に実験した雲が出ているときに撮影した動画なんですが、うまくすればこれくらいは見えるんです。
二転三転した天気予報ですが、雨の予報よりはこれでも良いじゃないですか。しっかりと準備をして撮影をしてみましょうよ。
とりあえず、私の準備ですがカメラの方はすでに太陽撮影用のフィルターを装着して望遠レンズにつけかえて対象撮影の準備は万全。
また肉眼でも観たいので太陽観測用グラスも用意しました。
太陽観測用グラスも使うときは1~2分でやめるようにして3分以上は観ないようにしましょう、と、テレビでやっているので、私もそれに従います。もっとも金環日食の瞬間はカメラで撮影したいのであまり太陽を見続けることはできないと思うんですが。
それと、こういう撮影のときにいつも忘れてしまうのがリモコン。今回はしっかりと2台分用意しました。もしもリモコンを持っていない方は2秒タイマーを使って撮影することにしましょう。
あと、準備できることと言えば、カメラの時計合わせでしょうか。2台のカメラを使うから、というのもありますができればこういう撮影の時はしっかりと正確な時間での記録をしたいですからね。
電波時計を使って2台のカメラの時計を合わせました。
そうそう、撮影には時計も忘れずに持って行かないといけません。
東京では6時19分から日食が始まり9時02分までの約3時間弱が日食タイム。金環日食になるのは7時34分で前後約5分間が金環日食になる時間だそうです。
約30度の高さになったときに金環日食になるそうで、手を思い切り伸ばして握り拳を作り、そのこぶし1個分が10度の角度になります。なので地平線からこぶし3個分の高さが30度。そこの視界が開けているところを探して撮影したり観察したりするのがポイントです。
私は近所の公園で撮影して、撮り終わってから出勤予定。10分ごとに変わっていく太陽の姿を撮影するのと、NEXで金環日食の様子をすべて動画で撮影するのが目標です。なるべく雲が薄くなることを願って明日に備えたいと思います。
では、明日はがんばりましょう!!
最後に、何度も繰り返していますが太陽撮影用のフィルターがないとカメラが壊れる恐れがあります。また太陽観測用めがね無しに、裸眼や普通のサングラスで太陽を直視すると、たとえ曇り空でも目に障害が残る可能性があります。
道具がない方は太陽撮影、太陽の直視は絶対におやめください。
安全第一でお楽しみください。
【当店の金環日食関連blogエントリー】
☆当店blog 12.5.16「NEX-5NとND400フィルターで太陽撮影に挑戦」
☆当店blog 12.5.15「Eマウント望遠ズームレンズ『SEL55210』がソニーストアに入荷」
☆当店blog 12.5.14「α57を手持ちで使って太陽撮影」
☆当店blog 12.5.13「α57で太陽撮影実験」
☆当店blog 12.5.12「天気予報が晴れになりました」
☆当店blog 12.5.11「金環日食の天気予報」
☆当店blog 12.5.10「金環日食撮影の準備中です」
☆当店blog 12.5.2「太陽撮影用フィルターが品切れ!?」
☆当店blog 12.3.8「太陽撮影用フィルターで長時間露光撮影遊び」
☆当店blog 12.2.17「太陽撮影の実験」
☆当店blog 12.2.15「金環日食を撮るぞ! 太陽撮影用フィルターの話」