『動画でセミナー&イベント』に風景スナップ講座が登場
ソニーストアの「動画でセミナー&イベント」に新作ムービーが掲載されていました。
このシーズンにありがたい「風景スナップ ~新緑を撮る~」です。ちょうどこの時期にぴったりのテーマになっています。
7分ほどのムービーなのですぐに見終わるんですが内容を簡単に説明すると、冒頭は望遠レンズなどで背景をぼかして撮影する技を紹介。その後、フィッシュアイコンバーターなどを使って構図を作るコツなどを説明して、後半は滝の撮影を題材にしてシャッタースピードをコントロールするときのコツを紹介してくれています。
講師はおなじみの大西さん。手に持っているカメラはα57でしょうか? ライブビュー撮影のコツを説明しているシーンです。
こういう森を見上げたシーンとかよくありますが、ファインダーをのぞいて撮影するとそれだけで自分の身長分を損していると。
自分がしゃがんでデジタル一眼“α”のライブビュー撮影をすればそれで1.5mの高さを稼ぐことができるので、より風景を生かした撮影ができるんだそうです。
大西マジックというか、こういう話を聞くとすぐにそれを真似しに行きたくなります。こうして座学で話を聞くのは簡単なんですが、自分でそれを実際に試すまでは自分の技にはなりませんからね。
後半は新緑シーズンに映える滝の撮影テクニック。シャッタースピードを落として滝の流れを表現するということをするんですが、皆さんも頭の中ではどういうことをするのかわかりますよね。でも、これ、実際に撮影してみると思わぬ失敗をすることがあります。
それがシャッタースピードの設定ミス。
シャッタースピード優先モードだと自由にシャッター速度を調整できるモノの、光量が足りなかったり、またはオーバーしてしまっていて、合わせて調整してくれるはずの絞りが最大値、最小値を超えてしまい、明るすぎたり暗すぎたりする写真を撮ってしまうことがあります。
それを防ぐために、わざとシャッタースピード優先ではなく、絞り優先にして絞りを操作してシャッター速度をコントロールする、という技。
これなら絞りを一番絞ったときに表示されるシャッタースピードがそのときの限界ということがわかり、失敗することがなくなります。そうそう、私も失敗を重ねて同じ様なことをするんですが、それをそれをこうして明文化してくれると、改めて自分の技にすることができます。
私の場合は逆で絞り優先にしていて開放絞りにして撮影するんですが、明るいところでそれをやるとシャッタースピードが1/4000でも追いつかなくて、露出オーバーにして撮ってしまうことがあるんです。この場合も逆の応用になりますがシャッタースピード優先にして最高速度のシャッタースピードで撮影することで失敗をなくすんですが、いやぁ、ためになります。
そんなわけで滝の撮影をするときには光量を調整できるNDフィルターを忘れずに持っていきましょう、という結論になります。月曜日に撮影した金環日食のために揃えた方もいらっしゃるかもしれませんが、それがまた新緑の森の撮影で利用できますね。
こちらのNDフィルターについてはEマウントレンズで使える49mm径のフィルターも在庫がまだあるようです。
α cafeの6月のマンスリーフォトコンのテーマ「水」にも利用ができますし、今週末、予定が無い方はこちらの動画ムービーを見て、新緑の森へ遠足しに行ってみては!
★ソニーストア NDフィルター「VF-NDAM」のご案内はこちらから
★ソニースタイル フィッシュアイコンバーター「VCL-ECF1」のご案内はこちらから
☆当店blog 10.9.15「フィッシュアイコンバーターって接写ができるんですか?」
☆当店blog 10.7.7「フィッシュアイコンバーター『VCL-ECF1』店員の声」
☆当店blog 10.6.3「デジタル一眼『NEX-5』本体&アクセサリーの大開梱レポート」
※フィッシュアイコンバーターの開梱レポートはこちらでまとめて紹介しています。
☆ソニーストア 動画セミナー「デジタル一眼カメラ“α”体験会「風景スナップ~新緑を撮る~」