サイバーショット『DSC-TX300V』のカスタマイズについて
昨日はSony Tabletのアップデートを皆さんされていますよね。高速に動くのが気持ちいいし、なによりも機能が大幅に増えて、まるで新機種を買い直した様な錯覚を覚えていると思います。
で、私も今日はSony Tablet Pを通勤途中にいじり倒して、今日はその記事を書きまくるぞ!と、思っていたんですが。。。なんと、今日、自宅にSony Tablet Pをおいてきてしまいました。出勤途中の電車の中でそれに気がついたんですが、そうすると通勤中になにも遊ぶモノがなくてヒマになってしまうんです。
で、そのヒマな通勤時間にサイバーショット「DSC-TX300V」をいじくり回していたんですが、こういう時間って必要なんですね。今まで気がつかなかったいろいろな機能を発見。特にオートモードで撮影することの多い私ですが、そのセッティングについて、すごいことに気がついてしまいました。
ということで、この春のサイバーショットモデルで一番人気の大ヒットだった史上最強サイバーショット「DSC-TX300V」の3回目の追加レポートです。
さて、サイバーショット「DSC-TX300V」の撮影モードですが、普段は何をお使いでしょう? 昔はプログラムオートを利用してホワイトバランスを自分で設定して、あとは露出をいじって、簡易デジタル一眼チックに使っていたこともあったんですが、今は私もほとんど98%は「おまかせオート撮影」をしています。
年々賢くなるソニーのサイバーショットですが、オートモードにさえしておけば、まず失敗撮影になることはありません。ホワイトバランスも大きく外すことは無いですし、極端な被写体をのぞけば露出もずれることはありません。
もう進化のしようが無いんじゃないか?とさえ思えるんですが、それでもやはり「極端な被写体」はあるので、そういうときはプログラムオートに切り替えて露出補正をしていました。ですが、今朝、それをしなくてよい技を発見。
オートモードの時にこうして表示されているカメラのキラキラアイコン。「マイフォトスタイル」というボタンです。
これはデジタル一眼カメラ「NEX-C3」から搭載されている機能なんですが、それのサイバーショット版です。
このモードに入るとご覧の通り画面の下に「露出補正」「ホワイトバランス」「彩度」「ピクチャーエフェクト」の機能が並び、NEX-C3のダイヤル操作のごとく、画面の右にあるレバー表示で調整をすることができるんです。
わかります? これだとプログラムオートに切り替えてメニューボタンから露出補正を呼び出して数値を変更するよりも速く操作ができるんです。今まで全然利用をしていなかったんですが、こんなところに、こんな便利な機能があったとは!!
一人で電車の中で興奮していました。
それとメニューボタンを押して表示されるこの撮影メニューの画面ですが、右上にギアのマークがあります。左上に設定ボタンはあるのに、これはなにかというと。。。
実はこれがカスタマイズボタンになっていて、撮影時に表示される左列のアイコンを自分で好みのものに入れ替えることができる、という機能。
左列がオートモードの際のボタンの並びになりますが、ここに右にある他の機能アイコンをドラッグ&ドロップで持っていくことで機能を入れ替えることができます。
私はオートモードの時にはあまり機能をたくさん使いません。ですが、ヘルプ機能は一番使うことがないと思える機能なので、ここにGPSログの記録ボタンを設置。
こうすることでオートモードの画面からメニューに入らなくてもGPSログ記録の開始と停止をすることができるようになるわけです。
各撮影モードごとにこのボタンの入れ替えをできるので、プログラムオートの画面では露出補正のボタンとホワイトバランスのボタンを設置。これでこちらの画面でもメニューを開く必要なく、これらの操作を直接できるようにすることができます。
なんて便利なカスタマイズ機能なんでしょう。
普段、オートモードで十分ではあるんですが、たまに利用する必要がある機能を入れ替えることができると、これで本当にメニューボタンをおすことがなくなるかも。
さらに再生モードの時にも今までになかった(と、思われる私の気づかなかった)機能を発見。たとえば、この銀座線の新型10000系車両の写真を撮ったとします。走り始めてから1ヶ月ちょっと経ちますが、私が偶然乗れたのはこれで2回目。まだ1編成しか走っていないそうですが、毎日乗っても、これに出会える可能性は2週間に1回程度みたいです。
で、この写真をWi-Fiでスマートフォンに飛ばしてTwitterで「銀座線10000系なう!」というのをやりたいんですが、いつもであればスマートフォンなりタブレットに飛ばしてから、スマホ上でリサイズしたり場合によってはトリミングをします。
が、それが実はサイバーショットでできるんです。
静止画再生時にメニューボタンを押すとご覧のメニューが開きます。ここに「加工」というアイコンがありますね。
コレを使うと画像サイズをいじることなどができるんです。
画像加工の種類は上記の3種類。ここではトリミングを選びます。
画面の右の方に歩行者さんが写ってしまっていたので、それを切りたかったんです。ちょっとだけズームして余白を作って、構図を電車主体に直します。
さらに保存するサイズを指定することが可能。どうせスマートフォンに飛ばしたところでリサイズするはずだったので、ここで5Mサイズに縮小。
さらに重ねてピクチャーエフェクトをかけることもできるということなので、それも試してみます。利用できるエフェクトは水彩画調とイラスト調。
逆にいうと、このエフェクト2種はあとからかけることができるので、撮影時にはこの2つを利用することが多い人はあとから使うようにした方が良いかも。(そうするとオリジナルの画像と、ピクチャーエフェクトの画像と2枚を残すことができるように出来ます。)
ここでは水彩画エフェクトをかけてみます。
ということで、サイバーショットだけで加工&エフェクトをかけた写真がこちら。
これは良くできていますね。ここまでサイバーショットで加工してからスマートフォン、ソニータブレットにデータを移せばすぐに利用ができるし、移動する際の暇な時間にサイバーショットだけで写真遊びができます。
けがの功名というか、Sony Tablet Pを忘れてきてしまったおかげで、いろんなことに気づくことができる朝の通勤でした。
やっぱりサイバーショット「DSC-TX300V」ですが史上最強モデルです。
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