想像力をひろげる写真
いろいろ感化されやすい私ですが、今回は1週間前に買ったこの本に感化されています。丹野清志氏の「自分流写真の方法」です。通勤途中に今週はこればっかり読んでいました。
で、ようやく週末になったので実践ができるようになったので、今日はNEX-7とSEL50F18を持って写真散歩してきました。
写真撮影についてのいろいろなヒントが詰まっている、かなりお気に入り度の高い、この本なんですが、ピンときてしまったのがここのページ。「あれ、これなんだ?」と人に思わせることができれば成功。「良い作品というのは、見る人が写真から何かを感じ取ろうと気持ちが動くかどうかです。」「個性が感じられない写真は誰もおもしろがっちゃくれません」というところにはラインマーカーまで引いているんですが、説明写真ではない作品への第一歩がこういうことなのかな?と。
「お、おもしろいとこを見つけたね」
「こういうのって、ふつう撮らないよ」
「でも、なんとなく気になるなぁ」
なんて、写真が撮れたら相手の心をつかめた、ってことなわけです。
このページもおもしろいことを言い切っていて、ボケ味は写真の見せ所。「ボケ味が素晴らしければ、文句なしに良い写真の評価が得られます。」と。そのためにいろいろなレンズをみんな使っているんだよと。
「コンデジでボケ具合を調節するのは無理なので、ボケ味を求めるなら一眼カメラ。写真を本格的にやるなら一眼レフ必携と言われるのは、傑作を作るキーポイントがボケ味だからなんです。」とも言っているすぐ次には筆者さんは広角レンズでスナップを撮るのが好きなのであまりボケ味には興味はないとのこと。(スナップ撮影ではパンフォーカスと言ってピントが全体に合っているような撮り方をするため。)
ということで、今日はボケ味にこだわったレンズということで今年大ヒットした「SEL50F18」を持って近所を出かけてきました。
お!と、思わせるにはあまり説明をしてはいけないらしいんですけど、私の場合は腕も未熟なので、多少言い訳させてください。
1枚目は、午前中にマンションの草刈り大会があったので、それで1コマ。途中で雨が降ってきてしまって消化不良でした。
出かけてすぐのところでポールに靴下が。なんで、落とし物だと思いますが、なんで靴下がこんなところに落ちているんでしょう?
背景にボケを使えると、こうして主人公が誰なのか、何を撮りたかったのかがはっきりわからせることができるのが、一眼カメラのメリットです。そういう撮り方をするのにはSEL50F18ってラクです。
ちょっと離れた畑にて。フタ代わりにこたつが使われているんですが、なんのフタなんでしょう?
陸橋にあった落書き。途中まで書いて、穴を見つけてしまい、その穴をなんとかうまく絵に利用しようとして失敗したのかな?
一応、今回はこのひまわりを撮るのが目的で散歩してきました。ジョギングしているときに見つけたひまわり畑です。
撮影するときの苦労話を延々とするのは嫌われるそうですので、そういう説明はしません。水たまりがあってひまわりに近寄るのが一苦労だったなんて話はどうでもいいわけです。
どうも私はひまわりは正面ではなく、こうして裏が気になってしまいます。女性のうなじに品を感じるのと同じ感覚かも!?
なぜか近寄っても逃げない鳩。後ろが気になるみたいですが、なにがあるんでしょう?
こうして鉄橋を見つけると、どうしても電車がやってくるのを待ってからでないとシャッターが切れません。
ボケ味のチェックにこうして木漏れ日を点光源で撮影する、というのがありますが、これをですね、虫食いがいっぱいある木でやってみるとどうなるのか気になりませんか?
ということで、そういう木を見つけて実験。盛大に点光源が見えました。
ひまわりがみんな電車を見ています。。。単にひまわり畑の北側から写真を撮っただけなんですけどね。
たくさんの花粉を足にくっつけているのに、まだがんばって花粉を集めているハチです。きっと帰ったらいっぱいボーナスがもらえそうです。
こちらは花の上で寝ているだけみたい。ふわふわして気持ちよさそうです。
お!と、私が一番思ったのがこちらのシーン。牛角半額!? 明日まで!?
帰ってきたら、またマンションで忘れ物を発見。
さて、特に意味もない写真をたくさん撮ってきましたが、お?と、思っていただけた写真は1枚でもあったでしょうか? もっと、精進して珍しい写真を撮ってこられるようにがんばります。
帰りがけに買ってきたガリガリ君。買うときは「ガリガリ君 57円!」って書いてあってお買い得に思えて買ってきたんですがレシートを見たらソーダ味だけが57円であとは63円だったみたいなんです。
でも別の札に「アイス63円 3本で180円!」と、なっていて偶然にも1本+3本で買っていたのでそれぞれ3円ずつ値引きしてくれていました。
結果的に63円よりは3円得しているんですが、57円で買ったつもりの私としては3円高かったと。うーん、損したのか得したのかわからない買い物でした。
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☆当店blog 12.3.10「『SEL50F18』開発者トークショーレポート」
☆当店blog 12.3.9「Eマウント単焦点レンズ『SEL50F18』の開梱レポート」
☆当店blog 12.3.5「『SEL50F18』が歴代ナンバーワンEマウントレンズに」
☆当店blog 12.3.2「単焦点レンズ『SEL50F18』の先行予約販売が開始になりました」
☆当店blog 12.3.1「単焦点レンズ『SEL50F18』を見てきました」
☆当店blog 12.2.27「Eマウント単焦点レンズ『SEL50F18』の情報収集中」
K
2012年7月21日 @ PM 8:04
おじゃまします
みんなでのんびり電車が来るのを眺めるひまわりたち。
良いですねぇ^^♪。
店員佐藤
2012年7月22日 @ AM 10:46
♪Kさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
こういう背景をぼかした撮影を最初に体験したのが
α100+SAL50F14でした。あのときの楽しい気持ちが
ちょっとよみがえってきて、いろんなものを手当たり
次第に撮っているんですが、なかなか「おもしろい写真」が
撮れません。センスのなさはもともとわかっているんですが
難しいですね。そういうのがまた楽しかったりもするん
ですが。
電車を見るひまわりはちょうど良い色の電車がくるまで
3本ほど待っていました。(^^)/