VAIO裸眼3Dパネル『VGP-FL3D15A』開梱レポート

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VAIO SEシリーズの開梱に続いてはVAIO初の裸眼3Dパネル「VGP-FL3D15A」の開梱&セッティングレポートです。

 

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対応モデルは13.3型のVAIO SA、SBシリーズと、15.5型のVAIO SEシリーズ、そして15.5型のVAIO Cシリーズだけなので、利用できる方は非常に少ないんですが、それでもパネルをはめるだけでメガネをかける必要もなく、裸眼で3D映像が楽しめるというVAIO3Dパネルが登場。

12,800円で早速購入してみたんですが、開梱してみるとなにやらずいぶん豪華なものが入っています。

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こちらが同梱品のすべて。パネル本体の他に取説、ソフトウェアCD-ROM、そして3Dパネルの収納ケースが付属していました。

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これがその収納ケース。二つに広げて、ちゃんとパネルを固定する枠もあって、そこにはめてからたたむという仕組みになっています。

3DパネルはVAIOに利用するたびに装着してつかうんですが、そのまま液晶パネルを閉めることができなくなっていて、保管場所をどうにかしなくてはいけないと思ってはいたんですが、こんなに立派な収納ケースがあったんですね。

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サイズは本体よりも一回り小さいくらいです。厚さはほとんどないので、これをこのまま本棚に立てておくとうまく収納ができます。

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さて、3Dパネルでできるのは3Dブルーレイディスクソフトの再生と3D写真の再生とのことでしたが、それ以外に3Dゲームもできるんだそうです。Direct Xに対応したゲームを3Dで楽しめるとのこと。

VAIO Fシリーズ3Dの場合はNVIDIAグラフィックボード対応のソフトをなんでもかんでも3Dにしてくれていましたが、Radeonグラフィックでも同様にこういうことができるとは。

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あとは取説で目新しいのはこちら。最適な視聴距離は60~80cmの距離なんだそうです。ショールームで見たときはもっと離れないといけない感じだったんですが、どうやらソフトウェアがやや調整されたようで、ショールームで見たモノとはちょっと違っているみたいなんです。

より良くなっています。

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ということで、まずはVAIO SEシリーズで3Dパネルを使うことができるようにするために付属のソフトウェアCD-ROMをインストールします。

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セットアップファイルがインストールを終えると、そのまま3Dの調整に入ります。

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VAIO 3DパネルはWEBカメラを使って顔認識して、それで目の位置を感知。その目の位置に合わせて3D映像を出力するそうで、これによりすごくタイトな裸眼3Dのストライクゾーンを広くしてくれるんだそうです。

そのために顔認識をして、それで目の位置に合わせて3D映像を修正する、ということをします。ここまではソニーショールームで試用機を見たときに確認してきたんですが。。。

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そのパネル調整をするための調整画像が試用機とは違っていました。オレンジと緑の棒だけで調整をしていたものが、こういう円グラフみたいな図形でスタート。

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顔認識するので、目を手で隠さないようにウインクしながら調整を行います。

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両目の調整をするかと思いきや、調整するのは主に左目だけで、右目との視差はあらかじめプリセットされた数値を使うみたいです。3つの調整画面を経て、最後に実際に3Dで見られるかのテストを行います。

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調整を行うと、この画面が見事に3Dになるから不思議。普通にスクリーンキャプチャーするとブレブレの映像なんですが3Dパネルを通すとひとつひとつの風船がプカプカと空に浮かんで見えます。

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さて、そんなわけで、早速3D映像を実際に楽しもう!ということでIMAX3Dシアターのブルーレイディスクを再生してみます。

ところが、これが再生できません。なんだろう、ソフトウェアが対応していないのか? と、ドライブを調べて見たところ。。。

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ああ。。。やっちゃいました。。。ソニーストアさんからお借りしている店頭展示用のVAIO SEシリーズなんですが、搭載ドライブはDVDマルチドライブだったんです。これでは3Dブルーレイディスクソフトの再生はできません。(T_T) 失敗した-。

あ、でも、あれですよ。

当初、ブルーレイディスクドライブ搭載VAIOのみが対象、となっていましたが、DVDマルチドライブ搭載のVAIOでも裸眼3Dパネルは使えることがこれで実証できてしまいました。

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ということで、残念ながら3Dブルーレイディスクソフトの再生は試せませんでしたが、3Dフォトビューワーを使って、サイバーショット、デジタル一眼“α”で撮影した3D写真の立体再生は可能。

それと、もうひとつ気になる3Dゲームの件なんですが、これは「TriDef 3D Ignition」というソフトで実現をするようです。

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起動してみるとその中に対応するゲームソフトを登録して「TriDef 3D Ignition」を通してゲームを起動すると3D表示でPCゲームが楽しめるということになっているみたいです。ゲームプロファイルもずらっと入っているんですが、どうやらこれは全部英語
タイトルのものばかりみたいです。

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そのリストの中にたまたま見つけた「Ship Simulator」というタイトルがあり、これもたまたまなんですが何気なくググってみたらデモバージョンのソフトが見つかったので試してみたんですが、残念ながらデモバージョンでは動作はしてくれませんでした。オートでの取り込みモードでも見つけてくれなかったし、そもそも、この「Ship Simulator」自体が英語のソフトで何をどうすれば良いのかもわからないし。。。

むむむ、3Dゲーム機能はちょっと敷居が高いみたいです。

 

ということで、当店では3D写真の表示しかできない残念な結果になっています。こんなことならVAIO SAシリーズ用の3Dパネルにしておけば良かった。。。(^^;) ま、それでもこれで3D写真を裸眼で楽しめるようになったし、素敵な立体デモ写真を撮ってくることに、この秋は精を出したいと思います。

ブルーレイディスクドライブ非搭載モデルでも3Dパネルを使うことはできるけど、やっぱり今のところは3Dソフトが一番多いのがブルーレイディスクなので、それが再生できないととたんに使い道が少なくなることも実感しました。

対応モデルをお持ちの方で搭載ドライブがブルーレイディスクになっている方は是非ご検討になってみてください。視差バリアを利用しているわりには高画質に映像が楽しめます。

 

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★ソニーストア 3Dパネル「VGP-FL3D13A」のご案内はこちらから

※VAIO SA/SBシリーズ(BDドライブ必須)専用グラスレス3Dパネル

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★ソニーストア 3Dパネル「VGP-FL3D15A」のご案内はこちらから
※VAIO SEシリーズ(BDドライブ必須)専用グラスレス3Dパネル

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★ソニーストア 3Dパネル「VGP-FL3D15B」のご案内はこちらから

※VAIO Cシリーズ(15.5型 BDドライブ必須)専用グラスレス3Dパネル

 

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