【レビュー】Vlog向け超広角APS-Cレンズ『SELP1020G』『SEL15F14G』『SEL11F18』開梱レポート 自撮り画角比較表付き♪
本日6月24日発売のAPS-C専用広角レンズ3本『SELP1020G』『SEL15F14G』『SEL11F18』の開梱レポートをお届けしたいと思います。本日より、当店店頭にて展示を開始します。
こんにちは、店員佐藤です。
ソニー“α”レンズの発売ラッシュです。「SELP1635G」「SEL2470GM2」に続き、今度はAPS-Cレンズが3本まとめて発売になりました。まだ「SELP1635G」も「SEL2470GM2」も撮影ロケに行けてないのに、ここでまたまた3本の宿題がやってきました。
どんな写りを楽しめるのか1本ずつ、腕もないのでじっくりと時間をかけて試したいんですが、ワイヤレススピーカーやVAIO、シューティンググリップ、そのほかがドンドン発売されるので、そうも言ってられません。
とりあえずの開梱レポートです。
さて、3本同時に発表&発売になったAPS-Cの広角レンズですが、当店でのオーダーをみると一番人気は「SELP1020G」でした。他のレンズの2倍くらいの人気集中レンズ。
実機を見てみるとこれは本当に小さくコンパクトです。
写真左は従来のAPS-Cの超広角レンズ「SEL1018」で、写真右が新発売の「SELP1020G」です。パワーズームが搭載されているのにもかかわらず、こんなに小さくなってしまいました。(SEL1018には手ぶれ補正機能が内蔵されているという話もありますが)
SEL1018は私のお気に入りレンズの1本で、展示会などの取材の際はSEL24105G+“α7”に加えて、必ず持っていくレンズの1本でした。
ブース全体の撮影や、狭いスペースでの撮影の際に24mmでは撮りきれないシーンで、APS-C専用のためクロップはされてしまいますが、35mm判換算で15mm相当の超スーパーワイド画角の撮影を可能にしてくれます。
記録撮影のためであれば、あえてフルサイズである必要もないので、重宝してきました。
それが、これからは「SELP1020G」でさらに小さくなってしまうんです。解像度も上がるし、これは本当にありがたいレンズの登場。
ちなみにSEL1018はワイド端で使うと、レンズ筒が伸びる仕様になっています。SELP1020Gはインナーズームになっているため、テレ端でもワイド端でもレンズの全長は伸び縮みしません。
ジンバルに載せての動画撮影でも威力を発揮しそうです。
こちらは単焦点レンズのSEL11F18ですが、いわゆるデメキンで、レンズの前玉が大きくせり出す半円形のレンズになっています。ですが、ここにフィルターを装着することが可能。ほとんどの超広角レンズがこうしたデメキンになってフィルターを使えない仕様になっているのに、3本とも、プロテクターやフィルターの装着ができます。
軽量レンズということもあって、長く使うことができるレンズになりそうです。
さて、これら3本のレンズがそろったら、試してみたいことがありました。
APS-Cセンサー搭載のVlogcam「ZV-E10」にシューティンググリップ「VGT-VPT2BT」を装着して、それぞれのレンズで自撮りをしてみました。
ウチのお店の前で手をいっぱいに伸ばして撮影してみます。まずは「SELP1020G」です。ワイド端なので画角は35mm判換算で15mm相当になります。絞りはF4 ですね。
2枚目はSEL11F18です。SELP1020Gよりも若干画角が狭くはなりますが、よく見ると背景がだいぶボケています。開放F値 1.8だと広角でもこんなにボケてくれます。
シネマチック自撮りができそうですね。
3枚目はSEL15F14Gです。開放F値 1.4の威力で、かなりボケが大きくなります。画角は22.5mm相当になり、割と狭くなりますね。でも、写真であれば自撮りOKな感じでしょう。
で、これらは静止画の3:2画角になります。動画撮影の場合は16:9での撮影になるため、見た目の画角イメージがさらに狭くなったように感じます。
さらに、ZV-E10はボディ内手ぶれ補正機能の搭載もないため、手ぶれ補正アクティブを使うと電子手ぶれ補正だけでブレを吸収するため、わりと大きめにクロップして余白を作ります。
ということで、それぞれのレンズを手ぶれ補正オフ、手ぶれ補正アクティブで動画撮影し、そこから静止画を切り出したモノが下記になります。
手ぶれ補正オフ | 手ぶれ補正アクティブ | |
SELP1020G | ||
テレ端ズーム | ||
SEL11F18 | ||
SEL15F14G |
こうして見てみるとSELP1020GとSEL11F18Gは手ぶれ補正アクティブでクロップされる分まで計算に入れて設計されているんじゃないか?と言えるくらい、広めの画が撮れていますね。
広ければ広いほど良い、という方にはクロップ率が低いフルサイズセンサーの“α7 IV”などをオススメすることになるんですが、ZV-E10での自撮り撮影、全然OKじゃないですかね!?
SELP1020Gでテレ側にしてしまうと、オジさんの顔が画面いっぱいになってしまいますが、SEL15F14Gくらいまでが自撮り限界って感じですかね。
大きなボケを作れるので三脚固定などで撮影される方だとSEL15F14Gの選択も良いかと思います。
それと、今回の3本のレンズは接写性能が高い、というのも特徴です。テーブルの上で試してみました。今回はすべてAFでの撮影ですが、MFでフォーカス最短にして合わせるともっと寄れます。
あくまで参考程度に。
↑こちらは標準ズームレンズ「SELP1650」での撮影です。スポットAFでaiboの顔に合わせてシャッターを切りました。
↑こちらはSELP1020Gです。ワイド端での最短撮影距離です。このレンズでもかなり近いところまで寄れるようになりました。
ジュエリーとか特殊な撮影でなければ、一般的なグルメ撮影程度なら、これ以上の接写性能は必要なし、というレベルだと思います。
↑3本のレンズの中でもっとも接写に強いSEL11F18です。もう、これはマクロレンズでは!?というレベルです。
ドバッとボケるところもなくじわっとボケが広がっている感じもあり、なんかこのレンズのおかげで新しいジャンルの写真が増えそう。
ふと思ったんですが、ヤドカリとか、海辺で小さな生き物を撮影したりすると面白い映像が撮れるかも。
↑SEL15F14Gです。11mm F1.8ほどの接写にはなりませんが、大きなボケを演出することができます。このレンズも楽しい使い方が出来そうな気がします。
ということで、3本の超広角レンズのファーストインプレッションでした。
3本とも買う、というのはVlogユーザーさんになるかと思いますが、普通にZV-E10を購入して、標準ズームレンズだけで使ってみて、あまり面白い写真、動画が撮れないなー、というときにこれら3本のうちの1本を手に入れると、これだけで普通には撮れない映像が撮影できるようになるはずです。
最初に追加する交換レンズに、この3本のレンズはいま、一押しです。
APS-C超広角パワーズームGレンズ SELP1020G |
ソニーストア価格: 99,000円 税込 |
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発売日 | 2022年6月24日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
長期保証 サービス |
5年ワイド:9,900円(税込) 3年ワイド/5年ベーシック:5,500円(税込 3年ベーシック:無償 |
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ |
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テックスタッフ 店頭入特典 |
当店店頭にて実機展示中 テックスタッフ店頭ご利用特典のご案内 |
APS-C単焦点レンズ SEL15F14G |
ソニーストア価格: 99,000円 税込 |
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発売日 | 2022年6月24日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
長期保証 サービス |
5年ワイド:9,900円(税込) 3年ワイド/5年ベーシック:5,500円(税込 3年ベーシック:無償 |
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ |
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テックスタッフ 店頭入特典 |
当店店頭にて実機展示中 テックスタッフ店頭ご利用特典のご案内 |
APS-C単焦点レンズ SEL11F18 |
ソニーストア価格: 69,300円 税込 |
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発売日 | 2022年6月24日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
長期保証 サービス |
5年ワイド:7,700円(税込) 3年ワイド/5年ベーシック:4,400円(税込) 3年ベーシック:無償 |
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ |
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テックスタッフ 店頭入特典 |
当店店頭にて実機展示中 テックスタッフ店頭ご利用特典のご案内 |
レンズ交換式デジタルカメラ VLOGCAM ZV-E10/ZV-E10L |
ソニーストア価格: 88,000 円税込~ |
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発売日 | 2021年9月17日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
延長保証 | 5年ワイド:8,800円(税込) 3年ワイド/5年ベーシック:4,400円(税込) 3年ベーシック:無償 |
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ |
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テックスタッフ 店頭ご利用特典 |
実機展示しています ☆テックスタッフ店頭ご利用特典 |
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